As one pleases
Top



クリスマスの過ぎた
冬の街が好き
人は少し急ぎ足で
街は少し慌しく
過ぎていく1年を
また過去のものへしようとする


ただ忙しそうに見える人たち
だけど ひとりひとりに
家があって
家族があって
人生がある


いったい
あの人はどんな人なのだろう?
どんな気持ちで今生きているんだろう?


冬の街の空は
何故か広く感じられて
空がとても澄んで
はるか遠くあるように思えて
たった独り
ぽつりと残された私のよう


どうして空が広いんだろう?


小さな疑問の答えを持っていたのは
街のパン屋のおじさんで

「葉っぱが落ちたね。
 ほら少し明るくなった。」



変わっていく季節のなかで

変わっていく小さなことが

変えていく私の気持ちを



さぁ
私もうちに帰ろう