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As one pleases Top |
気付かないうちに忘れてしまったこと 学校の帰り道 友だちはみんな街にくりだすらしいから 私は「帰るね」ってバイバイって手を振った 別れる瞬間が一番嫌いだと私は思ってます さっきまで賑やかだったのに 急に私の周りはザワザワと人の波の音 どこかへ急ぐわけでもなく ただ電車にのるためにホームへ出る いつもと同じ場所に乗るために 歩いた すれ違う中学生くらいの男の子 反対側のホームで私と同じ方向へあるくサラリーマン 一人で誰とも話さずにただ電車をまっている 「ひとり」が「孤独」だとは思っていない 寂しいとも空しいとも思わない 少し冷たい風が頬をなでて 太陽の日差しが影を作り 春のにおいが少し混じった今日に感謝する 一人でいることは決して「孤独」というわけじゃないこと 知ってる 私の後ろに4歳くらいの男の子とその母親が並んだ 「ほらほら、電車だよ」って母親は言う そうだ そういえば 電車を見て喜んでいたことがあった 電車を見るために走ったこともあった 近くの線路に電車がくると じーっと見つめていた いつから 私は電車に興味を示さなくなったんだろう そんなことを考えていて 電車に興味を持っていたことさえ 電車をみて喜んでいたことさえも 忘れていたことがショックだった 今は電車は日常だけれども 小さいころは電車は特別だった 忘れていたんだね 悔しかった 自分が好きだったものを忘れていて 気付かせてくれた 男の子に 私も小さい頃は一緒だったんだよって・・・ 言ってあげたいな あげたいけど 今の私は ごめんね 溢れ出してくる言葉の源は私の中からでもなく 私の記憶からでもなく 心からでもなくて そこにあるものからでてくる 草とか 木とか 風とか 空とか 飛行機とか 川に反射した光とか 梅の花とか そこにそれがないだけで 今の私はいないから 今の私がいないのならば 言葉は出て来ない だから 私の全ては自然からくるもの 水色な綺麗な空の下に 綺麗に並んだ家たち 江戸時代はどんな街と空だったんだろう なんて私くらいしか考えていないかも でも 悔しかった とにかく 悲しかった 人は人間がなによりも頭がいいと思っている なによりも強いと思っている そこらへんに生えている草 花 を踏んだり折ったり 蟻をつぶしたり 動物を檻の中にいれたり 何ヶ月も土の中で待って やっと芽を出した草 人から見れば雑草かもしれないけれど 小さな命は光合成をして酸素をくれて たくさんのことと 支えあっているのに それなのに 人はそんなことに気付かない give & take 与え、与えられます もらったら かえします 私の全ての源は自然 でも 私も人間だから気付かなさ過ぎることが多いんだと思う もっと知りたい もっと感じたい もっと思いたい 私が地球でどんな風に頑張ってるのか 笑顔で答えられるくらい 自分で自分に優しくなれるくらい それくらいの人になりたい |