As one pleases
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思い出すのは
昨日よりも何年か前
「あの頃」なんて呼べる日々
明日と同じくらい
もしくはそれ以上に大切な日々
大切な友人   大切な場所


何もない一日の終わりに
何気なく暗いベランダに出る
星の見えない都会の空 下に光る街の明かり
毎日一つずつ街の光は変わっていく
気付かない所で 星は生まれ滅びる
「さみしい」  そんな風に思う


「あの頃に戻りたい」何度このことを思っただろう
時間の流れを恨み 逆らいたいと何度も何度も思った
戻りたい 帰りたい
幾度となく 繰り返される言葉の中に
今の生活の中に 孤独が住んでいるのに気付く
会いたい 話したい
何度も思うのに 電話に手が伸びないのは
変わってしまった友人達を知るのがこわいから


一人だけ「あの頃」に置いていかれた
友人はそれぞれの道を歩み出した
それなのに 一人だけ帰りたいと願い さみしく思う


どうして そんなに遠くにいるの
あの頃は あんなに近くにいたのに
どうすることもできない 行き場の無いこの思い
時が癒してくれるものなのだろうか


友人も自分も 共にさみしく思い道を進んでいく
小さな別れは 大きな出会いをくれるだろう
まだ気付いていない人へ この言葉を贈ろう

一人だけがさみしいんじゃない
共にさみしく思っている だから一緒だ
未来は別々でも
「あの頃」一緒にいたのは本当のことだから
歩んでいこう