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再会は仕組まれたものでした そう それは 私よって仕組まれたものでした ある日 あの時 私は受話器を片手に 携帯のナンバーをまわした 何してるの? 第一声はこれだった どんなに長い間話さなかっただろうか どんなに長い間会わなかっただろうか 相手の第一声は 名前だった 甘く切なく 私の下の名前を呼ぶ 私ひとりで それに酔いしれてた 窓から入ってくる日差しは 必要以上に私の目にはいってきて まぶしすぎるくらいだった 空は高く 雲はゆっくりと動いている 私も相手の名前を呼んだ すごく久しぶりにその名を口にした気がして ものすごく 遠い人だったのだと 今 ふと思う 受話器を手にしたとき 手が自然に動いていた 懐かしい ナンバーのはずなのに 相手はだまっていた 私もだまっていた ただ かすかに 息遣いが聞こえた それだけで安心できた そこにいるんだ と 当たり前のことを 実感していた 今からでてこれる? やはり 甘く切ない声で 相手は言った そう それは 私が仕組んだ再会だった うん じゃぁ 駅前に2時半でいい? |