As one pleases
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一昨年までとはまるで違う自分が寒い空の下
体を冷やして自転車をとばしている
優しいだけの人間でいようなんて無理だよ
いつも笑顔で 頷いてあげている そんな自分をすてた
気分はすっきりした そんな自分にも傍にいてくれる人がいる
それだけで幸せだと思う


冷えた体を温めるためにストーブをつける
部屋は少し薄暗くて 太陽は姿をかくしていた
美しいものだけを見せるなんて こわいだけじゃない
人間は誰だって影があるんだよ 勘違いしないで
私が誰にもあこがれていないなんて 自分に満足しているなんて
勝手に「美しい人」のわくにはめないで


窓からは冷気が流れてきて部屋を温めるのを妨げる
遠くに見えるのは 黒い山たちのシルエット
携帯がバイブって 私は目をおとす
携帯なんてなければいいのに まるで...
恋人を友人を家族をつねに携帯しているみたいなんだ
そのくせ連絡がないと まったくもって遠い存在に感じるんだ
携帯に表示される名前よりも 手は届かないけれど
遠くに見える山のほうが近くに感じるよ


目に見えるものが星になって やっと電気をつけた
まぶしかった