横浜教区神奈川第6地区 =新しい共同体を目指して=
第6地区とは
茅ヶ崎・平塚・大磯・二宮・国府津・秦野・小田原(箱根を含む)・真鶴の8教会と
地区内の7修道会によって構成された共同体です。
5つの部会があり、各教会から選出された第6地区の委員は、各部会で活動しています。
第6地区の歩み
第6地区福音宣教委員会の発足
横浜教区は1988年の教区設立50周年を機に、教区を新しい福音宣教共同体にするための刷新運動を始めました。
横浜教区の4県(神奈川・静岡・長野・山梨)を16の地区に分け、各地区に福音宣教委員会を設け、信徒・修道者・司祭が一致し、小教区を超えて共同で宣教司牧をしようとするものでした。
神奈川県は7つの地区に分かれました。その中で、茅ヶ崎・平塚・大磯・二宮・国府津・秦野・小田原・真鶴・箱根の9教会が横浜教区神奈川第6地区と呼ばれる共同体となり、「社会と共に歩む」を使命として活動を始めました。
この運動を始めるにあたって、1985年12月1日、「横浜教区設立50周年実行委員会」が発足、各地区で刷新運動を展開するための準備を始めました。3年間に渡る準備活動を踏まえて、1988年4月10日この刷新運動を将来に向けてより豊かなものとするため、濱尾司教に3項目(1.社会とともに歩むために、2.信仰に生きるために、3.共同体のあり方を刷新するために)に分けて、横浜教区民一同としての具体的な提案をしました。
司教はこの提案に応えて教区大会が開催された4月24日、横浜教区の福音宣教の基本方針及び3つの優先的な取り組みを示され実行委員会を引き継ぐ組織として、「地区福音宣教委員会」と「教区宣教司牧評議会」を設置しました。
5月22日に50周年記念誌と、小冊子『新しい共同体をめざして』を発行して1987年3月8日に始まった教区設立記念
期間は終了しました。
第6地区共同宣教司牧委員会と部会の発足
時代の変遷と共に、2003年ごろから従来の活動を見直す機運が起こりました。
第6地区としての見直しは、2004年から2005年にかけて集中的に行われました。教区単位で進められた見直し作業と並行して、 優先課題の見直しや委員会組織のあり方など、幅広い分野について活発な話し合いが行われた結果、これまでの4分科会を発展的に解消して、教会委員長・典礼・宣教・福祉の4部会を軸として活動を始めることになり、それに基づいた新しい運営規約が2006年2月12日に行われた第6地区福音宣教委員会第85回全体会で承認されました。
その後、2007年4月8日に出された司教教書『共同宣教司牧に向けた新たな宣教司牧評議会と地区宣教司牧委員会』に基づいて規約の手直しと委員会組織の名称の変更を行い、2008年2月17日に行われた第93回全体会を最後に「横浜教区神奈川第6地区福音宣教委員会」は「横浜教区第6地区共同宣教司牧委員会」として2008年4月1日から再出発をすることになりました。共同宣教司牧委員会の第1回の全体会は2008年5月11日、平塚教会で開催されました。
第6地区は、8小教区(箱根を含む9教会)と地区内7修道院により構成され、運営会・典礼部会・宣教部会・福祉部会の部会ごとの活動に加えて、年3回の全体会開催しながら活動を進めています。