主日・祭日の聖書(2021年)
通常、カトリックの信徒は、週に一度日曜日(主日)に集まってミサに参加します。ミサとは、最後の晩餐にかたどって行われる儀式で、イエスの死と復活を記念して捧げられる祈りです。ひとりひとりの信徒は、このミサに参加することを通して、イエスによって示された神の救いの計画を再確認し、その呼びかけに応えて生き働く決意を新たにして、それぞれの生活の場に戻っていきます。
ミサは「ことばの典礼」と呼ばれる部分と「感謝の典礼」と呼ばれる部分の二つの部分から成り立ちます。前半の「ことばの典礼」では、聖書の中のその日のテーマにふさわしい箇所が朗読され、心を澄ましてそれを聴くことにより、後半の「感謝の典礼」に向けて心の準備をします。
主日と祭日には、通常、旧約書・使徒書・福音書のそれぞれから選ばれた三箇所が朗読されますが、今年度(B年)は特に、マルコによる福音書を中心に読み進めることになっています。
なお、以下のホーム・ページで、その日朗読される聖書についての解説を読むことができます。
◯オリエンス宗教研究所……『聖書と典礼』表紙絵解説
◯女子パウロ会……Laudate教会カレンダー
◯幸田和生元カトリック東京大司教区司教……福音のヒント