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2004年 第53週分(12月27日〜1月2日)
(第53週コメント)
この間は冬期休暇で満足な結果は反映されていませんので参考まで!

(52週コメント)
先週と似た状況ですが、感染性胃腸炎が猛威を奮っているのと季節外れのアデノウイルス感染症が目立ちます。水痘は休暇にはいると一旦は少なくなるかもしれません。

(51週コメント)
感染性胃腸炎もこの週でピークに達した感じがします。水痘がかなり多いのもある程度予想されました。今回咽頭結膜熱(プール熱)が平塚では過去最高の7名報告されています。現実に当院でも検査でアデノウイルス陽性例が確実にあり高熱が持続する風邪としてお母さん方にも知れ渡ってきました。反対にインフルエンザの検査をいくら行ってもまだ陽性者は出ていません。

(50週コメント)
感染性胃腸炎は数字以上に多いと思いますし、ある小学校では10人以上の欠席者が出ていると聞いています。水痘も複数の地域から発生しています。しかし、インフルエンザはまだ本格的流行になっていません。横浜港北区の幼稚園のインフルエンザは東京からの持ち込み発生のようで広がっていないとのことでした。平塚地域ではまだのようです。
(49週コメント)
まだインフルエンザの報告はありませんが、そろそろ平塚市も危なくなってきたかもしれません。数字以上に感染性胃腸炎は増えている気がします。一般的な風邪と言われるものにも非常にバリエーションが増えている印象です。
(48週コメント)
咽頭結膜炎は当院でもアデノ陽性の典型例がありましたから季節外れの報告が多いのかもしれません。高熱が長引くので心配になりますが、検査ではっきりしていれば我慢比べかもしれません。水痘や感染性胃腸炎は確実に増えていますね!県レベルではインフルエンザとRSウイルス感染症が徐々に増えてきたようです。
(47週コメント)
先週と同じような傾向ですが、水痘の爆発力はやや衰えたかもしれません。数字以上に感染性胃腸炎が増えている印象があります。RSウイルスは検査が進まないのでしょうか?
(46週コメント)
いよいよ動いてきた感じもします。水痘はある保育園で大流行らしいのでその影響もあるようです。RSウイルス陽性例も確実にあるようですし、当院例は入院になりました。溶連菌も予想通りに出ていますが爆発的な流行はありません。突然の高熱例にインフルエンザの検査を数例に行っていますがインフルエンザはまだ検出されていません。
(45週コメント)
先週と同様で今後は溶連菌と感染性胃腸炎に注意でしょう!RSウイルス感染が初めて報告されました。確かに喘鳴を伴う感染症が目立ちはじめましたがRSウイルスの検査を行ったものかどうかはわかりません。
(44週コメント)
溶連菌感染症の報告が出始めました。例年のパターンでも徐々に増えてくる可能性があります。また、ノロウイルスを主体とする感染性胃腸炎も徐々に増えてくる可能性があります。
しかし、ここ数日は普通感冒、咽頭炎等が中学生や小学校高学年児童に目立っています。インフルエンザの季節以外に生徒児童が風邪を引くのは多いことではないので注意しましょう!
(43週コメント)
まだまだ少ないようですが、普通感冒は随分と増えています。
(42週コメント)
今もって少ない状況です。咽頭結膜熱は兄弟例の当院症例ですが他には見当たらないの流行は無いようです。例年は溶連菌感染症が増える気がしますし、マイコプラズマ感染症も出そうなのですが、、、
(41週コメント)
相変わらず少ない状況に変わりありません。突発疹も増加は無かったようです。しかし、通常の普通感冒は増えていますのでご注意下さい!
(40週コメント)
突発性発疹がこのところ目につきます。元来流行の変動が少ない疾患と言われていますがこの先も少し注目です。

40週 41週 42週 43週 44週 45週 46週 47週 48週 49週 50週 51週 52週 53週
疾患名 上段:平塚保健所 〜3/10 〜10 〜17 〜24 〜31 1〜7 〜14 〜21 〜28 〜5 〜12 〜19 〜26 〜1/2
下段:神奈川県域含川崎横浜
インフルエンザ
2 1 1 1 3 2 16 32 43 30 77 131 50
咽頭結膜炎 1 2 4 1 7 5
23 23 18 19 20 24 32 36 56 68 56 66 65 40
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 4 6 7 1 5 1 1 2 4 1
79 81 80 134 124 145 191 211 153 205 220 290 273 96
感染性胃腸炎 2 1 1 5 5 9 10 13 21 25 55 74 73 17
444 450 476 499 551 549 660 825 1029 1619 2718 3879 3957 1642
水痘 1 1 1 3 2 3 31 10 18 10 20 24 11 18
57 46 81 136 120 186 211 241 263 339 389 402 490 227
手足口病 1 2 1 3 1 1 1 1
116 135 164 153 172 152 106 134 116 97 82 83 93 28
伝染性紅斑 2 1 1 3 2 4 2 4 2
21 17 12 24 22 15 30 34 22 45 48 46 59 11
突発性発疹 11 5 3 6 9 2 7 4 5 2 5 5
176 162 155 143 152 157 148 160 168 155 176 173 127 59
百日咳
2 2 2 2 2 1 2
風疹
1 2 1 2 2 2 2 2 1 3
ヘルパンギーナ
49 42 42 23 13 18 16 19 30 23 8 12 5 1
麻疹
1 2 1 1 1 1
流行性耳下腺炎 1 4 2 2 1 3 3 5 3 2 2 2
159 126 145 186 188 151 280 194 188 230 231 235 233 102
急性出血性結膜炎
1 1 2 1 6 2
流行性角結膜炎 2 2 1 1 2 2 1 2 1
22 23 35 32 27 21 23 21 28 40 37 30 37 7
RSウイルス感染症 1 2
7 11 23 21 24 23 43 35 35 52 45 24 12
細菌性髄膜炎
1 2 1
無菌性髄膜炎
1 1 1 1 1
マイコプラズマ肺炎
1
クラミジア肺炎(オウム病は除く)
成人麻疹
月報 10月分 11月分 12月分
性器クラミジア感染症 1 6 1
130 134 114
性器ヘルペスウイルス感染症 2 2 1
23 24 31
尖形コンジローム 3
25 22 14
淋菌感染症 6 6 3
69 59 37
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
25 27 23
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
32 28 42
薬剤耐性緑膿菌感染症



(39週コメント)
どうしてなんだーーーと言えるほど少ない状態が続いています。
(38週コメント)
まだまだ全般に少ないですが、先週同様に突発性発疹が目立ちます!元来流行しないと考えられているのですが様子を見ていきましょう。報告定点の医療機関以外の先生から麻疹があったとのことです。
(37週コメント)
何故か突発性発疹が多いですが、他に目立つものはありません。
(36週コメント)
淋しくなるほど感染症の少ない毎日です。
(35週コメント)
相変わらず感染症の少ない毎日が続いています。
(34週コメント)
先週よりも疾患の種類は増えましたが、流行とは呼べないと思います。多少気になるのが平塚で風疹の報告が出たことですが複数の医療機関から報告されないとまだわかりません。
(33週コメント)
全く先週と同様で、お盆休みの医療機関も多かったのではないでしょうか>
(32週コメント)
更に少なくなって、完全に夏休み状態です。ウイルスが少ないのか受診する患者さんが少ないのか?
(31週コメント)
先週と殆ど同じ状況です。いわゆる夏風邪まで少なくなってきたようです。
(30週コメント)
先週と比べて全体的に報告数が減少しているようです。夏休みに入り子ども同士の接触機会が減少しているためでしょうか?
(29週コメント)
今週はペルパンギーナが数字上も急増しています。また咽頭結膜熱は横ばい状態ですが、全県的には下降線なのでしょうか?この時期になっても手足口病が少ないのは不思議にも思えますが、近年の流行で免疫が出来ているのでしょうか?
(28週コメント)
ほとんど先週と同じ状況のようです。ただ臨床に携わっているといわゆる夏風邪らしき症状(突然の高熱、頭痛、吐き気を主体)の感染症が急激に増加していますが、その後の口腔には口内炎が出てこないのでヘルパンギーナと呼べないでいます。このパターンが29週に入っても一番多いように思えます。
(27週コメント)
先週以上にヘルパンギーナが増えています。逆に他の疾患は頭打ち状態で先週と同様です。ただ、成人の麻疹の報告があったのは気がかりです。


27週 28週 29週 30週 31週 32週 33週 34週 35週 36週 37週 38週 39週
疾患名 上段:平塚保健所 28〜7/4 〜11 〜18 〜25 〜8/1 〜8 〜15 〜22 〜29 〜9/5 〜12 〜19 〜26
下段:神奈川県域含川崎横浜
インフルエンザ
1 3 2 2 1 1
咽頭結膜炎 3 3 3 1 2 1 2 4 1 1
322 292 280 234 169 113 54 47 32 35 36 17 20
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 2 5 2 2 1 1 1 1 2
285 214 205 150 78 67 37 52 66 97 76 88 74
感染性胃腸炎 3 4 3 1 3 8 5 6 2 2 1 3
609 594 528 383 409 366 292 271 385 457 426 439 405
水痘 8 10 5 6 7 3 1 1 1 5
266 214 200 140 130 110 47 45 68 52 71 54 66
手足口病 4 4 1 2 2 2 1 1 3
142 273 335 285 299 248 157 115 90 112 104 148 118
伝染性紅斑 3 4 1 3 1 1 1
177 196 130 94 107 71 23 37 38 52 37 38 18
突発性発疹 2 5 8 5 3 2 3 5 3 5 12 8 4
202 192 217 173 193 203 116 125 177 190 198 194 177
百日咳
3 1 4 1 2 4 2 1 1
風疹 1
9 9 9 2 1 1 1 1 3 8
ヘルパンギーナ 47 36 65 39 22 6 4 7 3 1 1
697 1016 1385 1009 707 449 192 128 131 86 80 98 51
麻疹
5 2 2 3 1 1
流行性耳下腺炎 6 4 10 2 4 1 4 2 1 1 2 3
232 203 260 208 219 164 106 126 148 113 152 128 106
急性出血性結膜炎
3 2 2 1 1 1 1 1 1
流行性角結膜炎 1 1 2 3 1 1 3
64 54 48 44 48 36 23 29 50 23 27 28 15
RSウイルス感染症
3 8 7 2 2 6 5 1 1 8 3 2
細菌性髄膜炎
1
無菌性髄膜炎
1 2 1
マイコプラズマ肺炎
1
クラミジア肺炎(オウム病は除く)
成人麻疹 1
1 1
月報 7月分 8月分 9月分
性器クラミジア感染症 5 4 1
160 123 102
性器ヘルペスウイルス感染症 1 1
34 17 25
尖形コンジローム 3 1 1
25 13 19
淋菌感染症 7 7 5
76 60 65
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
25 22 40
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
29 18 17
薬剤耐性緑膿菌感染症




(26週コメント)
そろそろ夏風邪モードに突入でしょうか?ヘルパンギーナが保育園や幼稚園でまとめて発生しだしたようです。咽頭結膜熱は兄弟例を含めて不思議と当院からだけの報告です。
(25週コメント)
先週に比べてヘルパンギーナと溶連菌感染症がやや増加しているようです。咽頭結膜熱の報告は平塚からは出ませんでしたが、突然の高熱が続き数人がまとめて休んでいるとの話も聞きます。風疹はお目にかかりません。
アデノウイルスによる滲出性扁桃炎も当院では散見されます。
(24週コメント)
今週の特徴は水痘が少なくなったことでしょうか?夏には毎年減少するのですが少し早い気がしますのでまだ注意でしょう。反対にヘルパンギーナが多少増えていますがまだ誤差範囲なので注目です。話題になった咽頭結膜熱は相変わらず横ばい状態で、平塚では当院だけからの報告です。風しんや麻疹は出ていません。
(23週コメント)
この週も水痘が多いこと以外に著名な変化はありません。咽頭結膜熱に関しては情報サイトに迅速検査を掲載しておきましたが、滲出性扁桃炎でアデノウイルスはあってもいわゆるプール熱はありませんでした。ある保育園で風疹が出たとの母親の話があったのですが数字には出ていません。
(22週コメント)
この所先週と同じと言うコメントが多くなっていますが、今週も数字上は全く同じですから仕方ありません。夏風邪もまだ急激に増えてこないようです。
(21週コメント)
全般的に先週と同じですが、水痘が相変わらず複数の保育園などで流行しているようです。また、夏風邪であるヘルパンギーナの報告が出始めました。毎年のことですがこれから急激に増加する可能性があります。突然の高熱には注意でしょう!
(20週コメント)
不思議と今週も先週と同じ数字が出ています。19週コメントを参考にして下さい。尚、風疹の報告はありませんでした。
19週コメント)
この週も連休がはさまっていますから、実質的にもっと数は多いかも知れません。
保健福祉事務所からの報告が18週分とほとんど一緒になってしまいました。しかも、内容は先週とほとんど同じですから。咽頭結膜熱はアデノウイルスを検査するともっと多く検出できる医療機関があるのではないかと思っています。当院での検査結果がこの所反映されているだけですから。5月も中旬を過ぎると夏風邪ウイルスが出始めそうな予感がしています。今年の手足口病やヘルパンギーナはどうなることでしょうか?そして、風疹の報告が1例ですが初めて出ました。今後の動向に注意しましょう!
(18週コメント)
今週も先週と同じで目立った流行は無いようです。心配された風疹も平塚市内からの報告はありません。連休中の報告になるので実数の把握が来週を含めて難しいかもしれません。
(17週コメント)
数字上からは先週と同じ状況でしょうか?風疹で騒がれても報告はありません。いわゆる溶連菌感染症が多少多いかもしれません。
(16週コメント)
先週と同じ傾向であり、水痘以外に目立った感染症はないようです。高熱で眼球充血のあった児に検査を行ったところアデノウイルス陽性でした。咽頭結膜熱の診断が出ても特効薬はないので安心料になるのでしょうか?
(15週コメント)
傾向は先週と同じです。風疹が大流行の兆しとの報道を受けて慌てている人がいますが、風疹よりも数の多い疾患はたくさんあります。報道に左右されない冷静な判断で予防接種などを行ってもらいたいものです。
(14週コメント)
相変わらず水痘が一番多いようです。溶連菌感染はまだ残っていますが頭打ちになったかもしれません。

14週 15週 16週 17週 18週 19週 20週 21週 22週 23週 24週 25週 26週
疾患名 上段:平塚保健所 〜4/4 〜11 〜18 〜25 〜2 〜9 〜16 〜23 〜30 〜6 〜13 〜20 〜27
下段:神奈川県域含川崎横浜
インフルエンザ
27 18 17 4 1 4 1 1 1 2
咽頭結膜炎 1 1 1 1 2 1 3
73 66 74 119 60 103 114 167 191 200 276 307
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3 4 3 8 7 5 4 5 6 4 5 9 7
301 245 374 453 172 427 387 438 373 422 379 333
感染性胃腸炎 31 20 15 11 8 9 12 12 12 4 2 4 6
1347 1281 1298 1013 592 791 842 810 766 839 796 692
水痘 31 23 25 17 22 26 25 226 15 23 7 11 7
442 428 401 375 335 477 399 485 421 419 333 340
手足口病 1 1 1 1
3 7 7 8 2 15 30 24 33 53 81 112
伝染性紅斑 3 1 1 4 1 2 2 3 6 7 2
128 118 179 122 107 205 218 268 185 197 215 222
突発性発疹 5 4 3 7 3 4 7 7 1 3 5 2 4
158 157 168 132 100 167 205 186 196 173 208 179
百日咳
1 1 2 2 2 1 1 3 2
風疹 1
11 16 22 17 4 28 16 18 10 7 11 10
ヘルパンギーナ 1 1 1 1 4 5 1 4 8 26
6 2 10 11 8 13 48 45 71 98 226 375
麻疹
2 5 1 1 1 2 1
流行性耳下腺炎 5 4 7 7 1 8 6 3 8 7 4 1
112 125 119 97 101 134 135 129 174 194 197 207
急性出血性結膜炎
1 1 1 1 1 1 3 2
流行性角結膜炎 1 1 1 2 2 1 3 2
48 41 37 31 40 53 24 35 40 51 51 39
RSウイルス感染症
4 9 8 8 1 1 5 6 6 14 7 6
細菌性髄膜炎
1
無菌性髄膜炎
2
マイコプラズマ肺炎
1
クラミジア肺炎(オウム病は除く)
成人麻疹
月報 4月分 5月分
性器クラミジア感染症 3 3
145 120
性器ヘルペスウイルス感染症 1 5
21 19
尖形コンジローム 1
11 14
淋菌感染症 4 5
58 50
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
30 24
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
33 29
薬剤耐性緑膿菌感染症
- 1




13週コメント)
先週よりも全般的に数字的には少ないようですが、まだ安心できません。水痘が一番流行中でしょうか!?
12週コメント)
急激に水痘が増えています。複数の保育園で流行していますのでしばらく続くでしょう!溶連菌感染症もやはり増加しています。インフルエンザはしぶとく残っていますがロタウイルスをはじめとする感染性胃腸炎がまだ数字以上に多いようです。
(11週コメント)
今週は溶連菌感染症が増えてきた印象があります。腹痛と嘔吐で始まるケースもあるので要注意でしょう。たまたまかもしれませんがリンゴ病も多い気がします。インフルエンザはB型の流行も今年はないようです。
(10週コメント)
毎週のようにインフルエンザが減少しています。しかし、完全に消滅したわけではありませんのでまだ注意が必要です。気温が高く安定すれば完全消滅でしょう!その他の感染症での動向に大きな変化はありません。
(第9週コメント)
先週よりもインフルエンザが少なくなりました。しかしある小学校ではまだ部分的な流行が残っているようです。他の感染症に関しては先週から大きな変化はありません。
(第8週コメント)
数字上も徐々にインフルエンザの流行が下火になっています。しかし、完全に消えたわけではありませんので怪しいと思った時は検査をするのも良いでしょう。比率としては感染性胃腸炎がまだ多いかもしれません。
(第7週コメント)
あきらかにインフルエンザの数は減少しています。これから全体に感染症が少なくなる方向でしょうか?しかし8週目にもまだインフルエンザの家族集積がみられたので安心は出来ません。数には出ていませんが吐き下しの感染症はもっと多いと思います。
(第6週コメント)
今週はインフルエンザもピークを過ぎたようです。しかし、昨年のようにB型インフルエンザの再流行はわかりません。また、印象としては吐き下しの消化器症状を伴う胃腸炎が再増加している気がします。ロタウイルスかもしれませんが、今後要注意でしょう!
(第5週コメント)
先週と殆ど同じ状況のようです。ほぼピークに達した感もあります。これはA型に限ったことなので、昨年のようにB型が増えてくると話は別です。もちろんインフルエンザのお話しです。
(第4週コメント)
急激にインフルエンザが増加しました。この勢いを昨年と比べるとほぼ同様になるので、第5週あたりがピークになるかもしれません。当院の検査では殆どがA型インフルエンザです。印象としては予防接種していても罹患する割合が例年以上に感じますし、そのためか症状が軽い印象です。
(第3週コメント)
先週とは大きな違いです。インフルエンザが毎日数名検査で確定されています。当院では殆どがA型インフルエンザで予防接種完了者にも感染者が多い印象です。しかし、37℃台でのインフルエンザはみんな予防接種完了者なので軽い印象が強いことは確かです。
(第2週コメント)
いよいよ本格的にインフルエンザが増えてきました。当院での検査ではA型インフルエンザが中心ですが、第3週にはB型も検出されています。いつがピークになるのでしょうか?また、水痘の多さも気になるところです。
(第1週コメント)
この週は実質的に診療日数が1〜2日であったことを考えるとインフルエンザがいよいよ増えた感じもあります。年末からの休暇でどの様に拡散していったのかで今後の流行に影響が出ると思います。それよりも水痘の増加の方が目立っています。

第1週 第2週 3週 4週 5週 6週 7週 8週 9週 10週 11週 12週 13週
疾患名 上段:平塚保健所 〜1/4 〜11 〜18 〜25 〜2/1 〜8 〜15 〜22 〜29 〜7 〜14 〜21 〜28
下段:神奈川県域含横浜川崎
インフルエンザ 4 18 87 244 255 197 75 57 32 9 3 4 1
190 1418 3114 8435 11008 8229 4794 2673 1532 729 460 214 92
咽頭結膜炎
17 54 39 31 25 42 35 49 63 45 70 62 76
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1 3 1 4 1 4 3 6 8 5 10 14 9
28 142 175 259 258 295 264 344 429 429 432 458 361
感染性胃腸炎 27 20 18 24 33 41 20 45 42 34 33 41 33
502 1942 1475 1614 1611 1519 1393 1753 1906 1927 2210 1904 1893
水痘 11 26 21 30 8 12 12 13 14 16 12 38 22
133 699 392 425 306 411 379 458 394 444 411 377 467
手足口病 1 1 1
1 12 1 1 4 7 1 4 3 8 3 2
伝染性紅斑 2 3 7 1 1 1 3 2 3 7 1 1
18 150 133 140 120 102 82 88 88 90 117 80 117
突発性発疹 3 2 3 3 5 3 3 3 4 7 3 2
32 182 150 157 142 132 134 149 170 139 159 122 164
百日咳
2 1 1 1 1 1 1 1 1
風疹 1 1 1
2 3 2 8 5 5 8 8 8 6 9 12
ヘルパンギーナ
2 1 4 2 2 1 1 7 12 6 4
麻疹
1 3 1 1 2 4
流行性耳下腺炎 5 5 1 1 1 1 1 3 5 2 3 2
36 103 77 73 60 51 72 91 84 95 103 110 134
急性出血性結膜炎
4 1 1 1 3 1 1 1
流行性角結膜炎 3 1 1 2 3 2 1 1
5 49 33 36 31 38 37 52 46 53 33 40 36
RSウイルス感染症
4 17 9 3 13 14 13 7 5 5 7 5 11
細菌性髄膜炎
2
無菌性髄膜炎
3
マイコプラズマ肺炎
クラミジア肺炎(オウム病は除く)
成人麻疹 1
1
月報 1月分 2月分 3月分
性器クラミジア感染症 4 2 3
144 143 126
性器ヘルペスウイルス感染症 3 2 3
33 33 35
尖形コンジローム
15 11 14
淋菌感染症 6 5
72 71 47
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
20 16 19
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
17 41 26
薬剤耐性緑膿菌感染症
-