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2005年 第52週分(12月26日〜1月1日)
(第52週コメント)
最終週になってインフルエンザがまん延してきたようです。まだ数字的には問題ありませんが、冬休みの間にどの様な広がりを見せるかが問題です。

(第51週コメント)
動向調査にもインフルエンザが出始めました。A型インフルエンザが検出されています。ノロウイルスによると思われる感染性胃腸炎もまだ猛威を奮っていますが、恐らく年内に流行は終焉になると勝手に思っています。やはり問題はインフルエンザでしょうか?

(第50週コメント)
いわゆる吐き下しの感染性胃腸炎が急激に増えています。診察した感想では、例年ほど嘔吐が激しくないようで1〜2回のみで終了し発熱も一過性で翌日はケロッとしていることも多いようです。また、溶連菌感染症も多くなってきたようです。話題のインフルエンザは数字に出ていませんが、平塚市の北部から徐々に出現しているとの報告を受けていますのでご注意下さい!

(49週コメント)
殆ど先週と同様で、感染性胃腸炎がじわりじわり程度でおたふく風邪がまだ多いようです。また、水痘もやや増えてきたかもしれません。インフルエンザの報告はありませんが東京に隣接地域から徐々に増えているとの委員会でのコメントがありました。

(第48週コメント)
どうやら感染性胃腸炎が増えてきたようです。まだ、例年ほどの流行ではありませんが要注意です。
吐き下しが中心で回復も早いはずですが、吐物の清掃時にはマスクをして感染に用心して下さい!
マイコプラズマ感染症も数字が出ています。実際には風邪症候群に紛れていますので、経過の長い湿性咳嗽や発熱が続く時には薬の変更や検査が必要になることもありますね。

(第47週コメント)
まだおたふく風邪が残っていますが、徐々に水痘が増えてくることが懸念されます。インフルエンザは県レベルでの報告が出はじめていますが市内で正式に発生の知らせは受けていません。数字には出ていませんがマイコプラズマ感染症やRSウイルス感染症も検査で確認されているようです。

(第46週コメント)
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が保育園を中心に流行しています。また、徐々に感染性胃腸炎が増えてきている気がします。RSウイルス感染症も出ているようですが一般開業医が保険で検査できないため数字が増えていないかもしれません。

(第45週コメント)
まだ冬型の感染症動向になっていませんが、おそらく吐き下しのノロウイルスが近々出現してくるのではと思っています。手足口病もそろそろ終焉でしょうか?

第44週コメント)
依然として平塚市では保育園を中心に手足口病が一番多いという状況です。夏風邪も一年中出回ることは今までもわかっていましたが、これほどしつこい感染症とは思っていませんでした。

(第43週コメント)
やはり強いて言えるのはまだ手足口病が平塚市では残っているようです。完全に季節外れですが、今までも単発での出現はありましたがまとまって多いのは珍しいですね。また、数字には出ていませんがそろそろ吐き下しのノロウイルス?らしきウイルス性胃腸炎も出はじめたようです。

(第42週コメント)
先週と同様で手足口病が保育園で残っているようです。例年11月頃から増えてくるノロウイルス等による吐き下しの感染性胃腸炎はまだ少ないようです。しかし、この先増加が予想されますので吐物の清掃時には手袋やマスクを着用して2次感染を防ぐようにして下さい。

(第41週コメント)
先週同様に手足口病が多いですが、久しぶりにおたふく風邪が複数になっています。晩秋に向かうとノロウイルスらしき吐き下しの感染症や溶連菌感染症が増えてくるのですがまだ目立っていません。

(第40週コメント)
この時期としてはまだ手足口病が多いようです。他の感染症で目立ったものはありません。

第40週 41週 42週 43週 44週 45週 46週 47週 48週 49週 50週 51週 52週
疾患名 上段:平塚保健所 〜9/10 〜16 〜23 〜30 〜6 〜13 〜20 〜27 〜12/4 〜11 〜18 〜25 〜1/1
下段:神奈川県域含川崎横浜
インフルエンザ 2 10
4 2 4 1 11 17 52 52 135 258 524 598
咽頭結膜炎 1 2 1
22 8 28 34 27 47 42 51 79 76 83 70 45
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1 2 3 4 1 2 8 5
124 85 138 154 180 207 288 315 383 405 405 500 232
感染性胃腸炎 3 7 12 7 9 6 11 9 21 21 52 86 59
476 486 543 558 603 765 997 1278 2210 3181 4173 4225 2370
水痘 3 3 1 2 2 4 9 5 12 8 15 5
52 84 88 130 169 212 230 272 370 371 507 369 306
手足口病 11 11 10 9 11 6 2 1 6 4 2 4
72 71 80 73 76 56 44 34 21 28 20 18 4
伝染性紅斑 2 2 4 1 2 2
27 24 40 38 37 42 41 42 54 48 81 62 51
突発性発疹 4 1 3 9 4 4 4 4 4 1 4
174 153 150 135 136 122 158 127 154 172 161 114 80
百日咳
1 1 1 1 1 1 1
風疹
2 2 2 1 2
ヘルパンギーナ 1 1 2 1 1 4 1 2 1
22 21 20 29 14 18 11 10 10 11 6 6
麻疹
1 1 3
流行性耳下腺炎 4 3 1 1 3 12 7 8 16 4 5 6
174 217 205 194 240 240 239 246 337 297 300 318 205
急性出血性結膜炎
1 1 1 1
流行性角結膜炎 3 1 3 1 1 3 1 1 1 4
79 63 42 40 39 53 41 40 57 60 47 38 16
RSウイルス感染症
25 19 16 13 26 36 30 39 47 51 70 74 43
細菌性髄膜炎
無菌性髄膜炎
1 1
マイコプラズマ肺炎
3 1 1 5 5 3 2 1
クラミジア肺炎(オウム病は除く)
1 1
成人麻疹
月報 10月分 11月分 12月分
性器クラミジア感染症 2 6 2
129 122 102
性器ヘルペスウイルス感染症 4 8 2
55 52 43
尖形コンジローム 1 1
31 31 21
淋菌感染症 7 4 6
52 53 38
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
36 30 38
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
12 11 8
薬剤耐性緑膿菌感染症
1 4

(第39週コメント)
多少遅れて手足口病が多い気がします。ある保育園で流行している影響でしょうか?

(第38週コメント)
まだ先週までと同様に目立って流行しているものはありません。

(第37週コメント)
相変わらず総花的に種類は多いですが流行は無いようです。しかし、一般的な風邪症候群は増加傾向にあると思います。

(第36週コメント)
先週同様に種類は多くても数は少ない状況のようです。平塚市での麻疹の報告は2年ほど数字として出ていません。

(第35週コメント)
感染症の種類は多いようでも数字は少ない状況が続いています。ある保育園での麻疹疑いは血液検査で陰性と判明したとのことです。予防接種がらみの状況で確定された主治医の先生に深謝!!

(第34週コメント)
全般的に感染症の報告は少ないようです。夏風邪もじり貧で減少傾向に。麻しんの報告は県下で無し!

(第33週コメント)
ほとんど先週と同じ状況です。予防接種改訂の関係で麻しんの流行には注意を払っていきましょう!

(第32週コメント)
大体同じような状況です。疾患の種類は多いですが、数はそれほどでもありません。

(第31週コメント)
全般的に報告数は少なくなっています。感染症の少ない季節になったようです!

(第30週コメント)
予想通りに感染症の報告が少なくなってきました!

(第29週コメント)
ようやくヘルパンギーナは峠を越したようです。夏休みに入ると今後は感染症の報告は少なくなってくるものと思われます。

(第28週コメント)
まだまだヘルパンギーナは増加中です。手足口病はやや頭打ちになったかもしれません。水痘は明らかに少なくなりました。名前の付かない高熱で発病する夏風邪らしき感染症は多いです。

(第27週コメント)
先週同様にヘルパンギーナと手足口病が増加中です。プール熱はそれほどの増加は無いようです!
また、突然の高熱で発症して頭痛と吐き気を伴ういわゆる夏風邪らしき人が増えている気がします。

第27週 第28週 第29週 第30週 第31週 第32週 第33週 第34週 35週 36週 37週 38週 39週
疾患名 上段:平塚保健所 〜10 〜17 〜24 〜31 〜7 〜14 〜21 〜28 〜4/9 〜11 〜18 〜25 〜2/10
下段:神奈川県域含川崎横浜
インフルエンザ
3 1 1 1 3 4
咽頭結膜炎 2 3 2 1 2
125 149 112 99 114 43 40 50 70 41 51 26 24
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 8 6 3 5 4 4 4 3 1 2 2
251 212 174 137 100 45 45 54 59 90 91 78 80
感染性胃腸炎 3 1 3 1 2 2 3 5 3 4 3
685 642 541 471 443 228 295 391 405 354 469 384 496
水痘 4 3 6 1 1 2 1 2 1
356 251 262 197 147 78 107 104 67 67 57 53 65
手足口病 17 16 5 5 6 6 3 5 4 4 6 7 14
624 731 633 424 346 164 103 143 134 115 167 110 115
伝染性紅斑 2 5 1 1 2 2 4 2 1 1
187 236 517 134 107 53 55 70 48 42 41 24 26
突発性発疹 5 4 2 7 1 4 3 9 6 3 5 3 4
173 162 161 179 159 80 100 159 189 186 166 154 153
百日咳 1
4 2 1 1 1
風疹
1 3 1 3 1 3 1 2 2
ヘルパンギーナ 37 65 44 22 8 12 15 6 11 3 8 4 3
1882 1999 1319 889 542 196 195 157 126 85 111 78 60
麻疹
1 5 4 1 2 1 1
流行性耳下腺炎 5 4 2 2 3 1 4 1 2 1 1 1 1
389 367 404 403 295 173 165 210 202 181 178 156 201
急性出血性結膜炎
3 2 1 1 1
流行性角結膜炎 1 1 2 1 2 2 2 1
57 72 52 66 69 23 60 70 69 49 48 35 61
RSウイルス感染症
1 5 4 2 1 3 5 7 6 4 8 24
細菌性髄膜炎
1 1
無菌性髄膜炎
1 1 1
マイコプラズマ肺炎
1
クラミジア肺炎(オウム病は除く)
成人麻疹
月報 7月分 8月分 9月分
性器クラミジア感染症 11 8 9
132 137
性器ヘルペスウイルス感染症 3 6 2
45 43
尖形コンジローム 1 1
26 19
淋菌感染症 3 5 5
56 47
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
31 33
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
20 10
薬剤耐性緑膿菌感染症
1






(第26週コメント)
溶連菌はようやく減少してきたようです。しかし、ヘルパンギーナと手足口病は依然増加を窺っている状態でしょう。水痘は相変わらず必ずどこかで小流行があるようですが真夏は少なくなると思います。
(第25週コメント)
傾向は先週と同じで、溶連菌とヘルパンギーナが主体でしょうか?手足口病も徐々に増加しています。先週の横浜川崎に麻疹の報告が10例となっているのが気がかりです!
(24週コメント)
ほぼ先週と同様ですが、ヘルパンギーナが増えてきたようです。これで、夏風邪と溶連菌と水痘の三つ巴の争うに、、、ではありませんが夏風邪が増える気がします。
(23週コメント)
今週は21週以上に溶連菌感染症の報告が多かったです。我が診療所ではそれほど見当たりませんので多少焦っていますが、、、
(22週コメント)
数は多くなくとも感染症の種類が増えている気がします。夏風邪も混ざり始めましたが水痘や溶連菌の増加はありませんでした。
(第21週コメント)
今週は溶連菌と水痘の増加がめざましいです!水痘はまだまだ多い時もありましたが、溶連菌感染症は過去でも最大級ではないでしょうか?
(第20週コメント)
先週と同じく溶連菌は続いていますが、インフルエンザの報告はありませんでした。吐き気と下痢の患者さんが増えているのかと思いましたが、特にその傾向は認められません。でも、集団発生があったことからウイルス性胃腸炎は一応注目していきましょう!
(第19週コメント)
今週はインフルエンザの報告がありました。残党は残っているのでしょうか?注目するのは咽頭結膜熱と連鎖球菌咽頭炎です。これから夏に向けて増加する可能性がありますので動向に注意でしょう!
(第18週コメント)
この週も連休で報告数が少ないと思いますが、水痘が目立っています。来週にかけて増加していないことを祈りましょう!
(第17週コメント)
この週は多少ゴールデンウィークの影響もあるかもしれませんが、全般に報告数が少なくなっています。
(第16週コメント)
溶連菌感染症がやや目立ちますが流行状態ではないと思います。水痘はコンスタントにどこかで罹患者がみられます。インフルエンザもゼロにはなりません。新学期が始まり疲れも出はじめて普通感冒や下痢嘔吐が数字以上に外来でお目にかかります!
(第15週コメント)
全般的に少数の感染症になっているようです。当院にインフルエンザの検査を求めて来院する人がいらっしゃいますが検査キットが既に在庫無しの医療機関が多くなっているためと思われます。当院も数少なくなってしまいました。消化器症状(吐き気と下痢)を伴う疾患はもっと多いと感じていますがウイルスの検査は行っていません。
(第14週コメント)
まだしぶとくインフルエンザが残っていますが、、、他には水痘が徐々に増えているようです。

第14週 15週 16週 17週 18週 19週 20週 21週 22週 23週 24週 25週 26週
疾患名 上段:平塚保健所 〜10/4 〜17 〜24 〜1/5 〜8 〜15 〜22 〜29 〜5 〜12 〜19 〜26 〜3/Z
下段:神奈川県域含川崎横浜
インフルエンザ 78 25 12 3 2
919 424 302 160 43 31 19 4 3 2 2 1 4
咽頭結膜炎 3 1 1 3 2 1
31 23 46 43 32 55 54 67 83 96 90 126 127
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3 4 8 2 4 8 9 19 11 23 22 16 5
182 264 357 315 245 408 461 480 455 427 462 380 283
感染性胃腸炎 3 9 8 4 4 5 11 10 10 18 11 11 2
1041 1048 1062 1005 629 960 1013 1164 1297 1191 1042 930 742
水痘 29 12 13 3 16 14 16 20 12 13 14 8 14
318 314 272 284 307 468 379 533 410 549 531 437 500
手足口病 3 2 4 2 6 7
16 23 29 33 29 29 85 90 101 145 218 346 548
伝染性紅斑 1 2 3 2 2 2 1 1 3
81 59 84 107 69 108 184 176 199 207 200 283 248
突発性発疹 6 4 8 6 2 5 5 3 1 1 8 9 8
175 160 140 152 102 167 154 199 173 202 205 182 190
百日咳
1 2 2 2 2 1 1 1 2 1 1
風疹
4 1 4 1 4 5 3 2 1 2 1 1
ヘルパンギーナ 1 2 2 20 27 25
7 3 8 9 4 17 34 57 94 194 455 735 1374
麻疹
1 1 2 10 2 4
流行性耳下腺炎 3 1 1 1 3 1 5 4 3 2
189 168 175 181 202 233 256 213 301 302 318 370 354
急性出血性結膜炎
1 3 3 5 1
流行性角結膜炎 1 2 3 3 2 2 1
36 37 27 40 44 78 59 79 58 46 66 88 75
RSウイルス感染症
2 4 5 2 5 2 1 4 4 2 3
細菌性髄膜炎
無菌性髄膜炎
1 1 1
マイコプラズマ肺炎
クラミジア肺炎(オウム病は除く)
成人麻疹
月報 4月分 5月分 6月分
性器クラミジア感染症 8 5 8
113 152
性器ヘルペスウイルス感染症 4 1 2
54 49
尖形コンジローム 2 1 2
27 31
淋菌感染症 3 8 3
54 64
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
28 33
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
26 15
薬剤耐性緑膿菌感染症




第13週コメント)
先週同様にインフルエンザは終焉ですが、まだ時々遭遇すると言う感じでしょうか?これ以外に目立った動きは無いように思えます。
(第12週コメント)
数字上も確実にインフルエンザは終焉を迎えたようです。反対に水痘が目立ってきました。
(第11週コメント)
緩やかに減少の一途のインフルエンザですが、まだまだ平年並みにはあるようです。明らかにA型に移行しているようですが、休日診療所もまだまだ混雑しています。
(第10週コメント)
徐々にインフルエンザの減少がみられます。その他に目立った動きはないように思えます。いつまでインフルエンザを心配しないといけないのかわかりません。今月一杯かかってしまいそうな予感もしますが、、、
(第9週コメント)
ようやくインフルエンザの数が減少してきたようですが、まだまだ患者さんはたくさんいます。一旦流行が去った学校や幼稚園でも再び流行しているという話も聞きますので注意ください。B型優位からA型のインフルエンザが3月になって目立っているのは今までの定説とは逆のパターンです。
(第8週コメント)
数字上もやや少なくなってきたのがインフルエンザです。迅速検査での陽性比率も少なくなっているので急激に減少することもあるかもしれません。反対に消化器症状を起こす人が目につくようになってきました。
(第7週コメント)
先週と同様インフルエンザで忙しい毎日でした。週の初めに比べて週末の方がやや少ない印象もあるので、そろそろ頭打ちではないかと思います。
(第6週コメント)
恐らく過去最大級の報告数ではないかと思います。インフルエンザのA型とB型の比率は当院での集計では1:3程度になっています。第7週にかけて峠を越えるのではないかと思っていますが如何でしょうか?他の疾患がかすんでしまうような週間で、休日夜間診療所も記録的な混雑が続いています。
(第5週コメント)
この週もインフルエンザ一筋と言って良いほどです。当院での検査結果は殆どB型になってきました。比率では1:5位かも??また、予防接種後の感染者も多いです。
(第4週コメント)
予想通りにインフルエンザが急増しています。学級閉鎖も続出しているのでしばらく続くと思われます。残念ながら予防接種済みの方でも感染率は高そうな印象はあります。また、タミフルの効果が昨年までより薄いようで、内服途中に心配で再来院される人も見受けます。
(第3週コメント)
インフルエンザの報告が急激に増えています。検査上はA型とB型の混在ですが、ややB型の方が多いようにも思えます。来院する患者さんに所属する小学校や幼稚園に保育園での発生状況を聞いてもぽつりぽつりと出ているようですが、集団での発生はまだ聞いていません。ロタウイルスらしき白色便性下痢症も目立ってきました。
(第2週コメント)
傾向としては先週と同じで、徐々にインフルエンザが増えています。やはり、A型とB型の両方が出ているようです。保育園などで複数の患者さんも出始めました。吐き下しのノロウイルスらしき感染性胃腸炎はずいぶん少なくなり、下痢中心の胃腸炎に多少変化しているようです。水痘は相変わらず多いです。今後の動向に非常に注目する時期になった気がします!
(第1週コメント)
平塚でもインフルエンザの報告が出始めました。休日診療所や開業診療所などからの情報から、今のところA型とB型の両方が検出されているようです。また、アデノウイルス感染症がまだ多い気がします。咽頭炎だけのこともや、滲出性扁桃炎のタイプもありますが典型的な結膜炎を伴った咽頭結膜熱も存在しています。
また、施設内感染で騒がれ始めた感染性胃腸炎はすでに峠を越したようです。

第1週 第2週 第3週 第4週 第5週 第6週 第7週 第8週 第9週 10週 11週 12週 13週
疾患名 上段:平塚保健所 1/3〜8 〜16 〜23 〜30 〜6 〜13/2 〜20 〜27 〜6 〜13 〜20 〜27 〜4/3
下段:神奈川県域含川崎横浜
インフルエンザ 2 4 44 151 216 429 576 528 405 335 253 148 103
107 229 1381 4277 9111 15378 17782 16891 12865 9704 6026 3092 1739
咽頭結膜炎 5 1 2 3 1 1
51 32 39 33 59 43 38 38 63 44 30 34 39
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 2 5 2 3 3 4 1 2 2 2
95 128 241 228 244 230 222 267 263 225 238 176 213
感染性胃腸炎 37 28 59 38 25 26 33 21 24 9 7 14 10
1543 2274 2235 2009 1665 1405 1385 1355 1276 1381 1245 1057 944
水痘 27 26 9 9 7 3 6 10 2 13 10 20 15
533 394 348 304 316 308 289 315 240 298 259 297 278
手足口病 1 1 1 1
29 24 31 26 12 30 34 14 20 19 35 34 16
伝染性紅斑 1 2 4 1 2 1 1 1 2 3
36 69 60 68 71 45 51 39 49 61 54 43 52
突発性発疹 5 2 2 5 3 2 3 3 2 4 2 3 2
93 139 167 168 150 128 123 131 104 119 134 114 127
百日咳
1 1 1 1
風疹
1 1 2 1 4 1 3 1 4
ヘルパンギーナ 1 1 1
3 4 2 2 3 3 1 3 1 6 4 3
麻疹
1 1 3 1 1 3
流行性耳下腺炎 1 2 5 3 1 6 3 1 3 1 2
235 228 177 179 163 139 143 171 179 163 196 144 189
急性出血性結膜炎 1
1 2 2 1 1 1 1 1 1
流行性角結膜炎 1 1 3 1 1 1 1 1
28 34 26 19 30 35 37 53 36 36 27 14 42
RSウイルス感染症
8 7 9 1 10 4 1 3 3 2 3 4
細菌性髄膜炎
2 1
無菌性髄膜炎
マイコプラズマ肺炎
クラミジア肺炎(オウム病は除く)
1
成人麻疹
月報 1月 2月 3月分
性器クラミジア感染症 3 2 7
96 145
性器ヘルペスウイルス感染症 1 4 3
24 51
尖形コンジローム 2
14 23
淋菌感染症 12 8 8
62 70
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
22 27
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
33 26
薬剤耐性緑膿菌感染症















































第1週
疾患名 上段:平塚保健所
下段:神奈川県域含川崎横浜
インフルエンザ
咽頭結膜炎
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
感染性胃腸炎
水痘
手足口病
伝染性紅斑
突発性発疹
百日咳
風疹
ヘルパンギーナ
麻疹
流行性耳下腺炎
急性出血性結膜炎
流行性角結膜炎
RSウイルス感染症
細菌性髄膜炎
無菌性髄膜炎
マイコプラズマ肺炎
クラミジア肺炎(オウム病は除く)
成人麻疹
月報
性器クラミジア感染症
性器ヘルペスウイルス感染症
尖形コンジローム
淋菌感染症
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
薬剤耐性緑膿菌感染症