12月17日 休日診療所勤務

保健センターは朝から検診車が駐車場を占めて大混雑の人出。しかし、主に高齢者の検診者がだけと思っていたのが大間違いでした。ここ数ヶ月記録的に少ない受診者でしたが、小児科は30名程だったのが2倍強の患者さんに急増し72名(昼間)で、A型インフルエンザが12名(夜間;1)、B型インフルエンザが7名(夜間;4)に加えておう吐と下痢のウイルス性胃腸炎も増えています。勿論、まだ高熱で検査しても陰性が半数を占めているのでインフルエンザの大流行にはなっていませんが、診療が一番難しい状態になっています。つまり、もっと流行時期であれば検査すればほぼ陽性が続くのですが、今はどう考えてもインフルエンザでないのに検査を求められて除外診断のための検査例も多いからです。一番手間がかかりますが仕方ないでしょうか?きっと溶連菌感染症も多いと思うのですが、、、ちなみに、内科は昼A;8、B;4、夜間A;1,B;1
いずれにしても急激に感染症が増えているようです。明日から学級閉鎖が数カ所出ると思います。


12月10日 ノーベル賞とHPV(子宮頸がん)ワクチン

丁度、ノーベル賞の話題が出ている折でもありHPVワクチンに関する情報を提示しておきます。このワクチンの扱いは積極的勧奨の差し控えという事実上の中断が日本では続いています。この扱いが何とも曖昧で、副作用ばかりの報道によって子宮頸がんが年間10,000人発生し3,000名近くが亡くなっている現状には知らんふりの態度が続いています。この度、報道されない現状を簡単に投稿用にまとめましたのでご覧下さい。 

 以前に、マスコミの報道は心しておかないと怖い旨の随想を書いたところですが、そこで思い出すのは、HPVワクチンの副作用で足が痙攣を起こしているとする動画が何回もニュースで流されたことです。あの報道後はほとんど全ての保護者の方が話されるのは、「あのワクチンでの痙攣は怖いですね」の一点であって、その他のいろいろな訳のわからない症状も副作用だと訴えていることは全く知らないようでした。副作用と認定されたわけでもないのに怖いイメージを定着させたあの動画1本の影響力はものすごいものですが、意図された報道でないことを願うばかりであります。
 その反面、WHOから接種再開の勧告を幾度も受けていることに関しての報道はどうなっているのでしょうか?さらに、平成29年度のラスカー賞受賞者はこのワクチン開発に関わったダグラス・ルイ博士とジョン・シラー博士に与えられたという報道を知っている人はいるでしょうか?ラスカー賞受賞者の多くは後にノーベル医学生理学賞も受賞しています。参考までにHPV発見者のツア・ハウゼン博士は2008年にノーベル賞をすでに受賞しています。もし仮にこのワクチン開発者までもノーベル賞を受賞した時はどのように報道するのでしょうか?更に、ジョン・マドックス賞の授賞式が平成29年11月30日にロンドンで行われ、医師でジャーナリストの村中璃子さんが日本人として初受賞されました。この賞はあの科学誌「ネイチャー」が主催するもので、公益に資する科学的理解を広めることに貢献した人に与えられる賞です。村中さんは「科学的根拠を持ってHPVワクチンの安全性を訴え続け、反ワクチンキャンペーンに対峙した日本人医師」として紹介されていますが、この受賞を報道したのは○経新聞と北○道新聞だけだったとはなにか釈然としません。逆に、この不自然さが海外では話題にもなっているようですが皆さんは如何お考えでしょうか?


12月5日 いよいよ流行開始!

本日還元された感染症動向調査では複数の医療機関からインフルエンザの報告があり、定点当り2を超えましたので流行に突入と言えます。しかし、まだまだパンデミック状態ではないので感染経路が追える状態かと思います。成人や中高生で通常高熱が出にくい年齢層であれば疑っても良いかと思います。ワクチンを接種しても罹患する可能性がありますので、基本的な感染防御対策は怠らないで下さい。


12月1日 インフルエンザ流行?

今日、全国的にインフルエンザの流行に入りましたとの報道があったので注意!感染症動向調査で1週間に1医療機関に1名以上受診するとこの報道がなされます。神奈川県でも相模川より東側は数字上流行に入ったようですが、平塚保健福祉事務所の数字は0.3ですからまだです。まあ時間の問題とは思いますが報道に惑わされないで下さい。学級閉鎖の続く状態はこの数字は10倍はありますからね!


11月24日 休日夜間診療所勤務

23日の祝日夜間に出動してきました。ここ2-3ヶ月非常に少ない患者さんでしたが、この日は記録を破るほどの最低数の患者さん。小児科は昼も21人で夜間も10人で内科も非常に少なくてあっけにとられてしまいました。二次病院への紹介もなく、蕁麻疹や突発性発疹、関節痛は整形外科的疾患で、インフルエンザもなく特別な感染症は流行していないようです。
さて、「ワクチン副作用の恐怖」著者:近藤誠 が出版されており怒っています!一般の人が読むと引き込まれてしまう言い回しなので注意して欲しいと願っています。著者は元々放射線専門で、癌の治療はしなくて結構、自然に任せれば良いと考えのようで、ワクチンもメリットにはあまり触れずに接種後の有害事象ばかり強調しているようです。ワクチン接種は極端に言えばほぼ全員が接種するので、何か起これば全ての責任をワクチンにすることも可能ですが、逆に言えばご飯をほとんどの人は食べるので、何か起これば全ての責任をご飯にして良いでしょうか?もっと言えば、空気を吸って生きている人間に何か起こればその責任を空気にすることが出来るでしょうか?ちょっと極論で言いすぎかもしれませんが、不幸にして亡くなった人に再現性を求めることは出来ないのです。
100%安全で確実なワクチンはないことは明らかですが、古代と違って明らかに有益なツールであると思っています。確かにワクチンの種類によって温度差があることには納得できますけれど、、、、、


11月15日 更新渋滞?

11月に入りようやく雨は少なくなりましたが、一挙に冬の寒さが近づいてきたようです。少々更新が滞っていましたのでまとめてこの間の出来事を記録しておきます。まず、インフルエンザワクチンの検定が遅れ出荷が遅くなり10月中旬は品薄の状態でした。この調査を保険医協会などが行いその結果を11月になってニュースになるので必要以上に不足の空気が広がった気もします。現在はほぼ例年に近くなっているので慌てることはないのですが、そうはと言っても11月中旬ですから2回接種の年齢の人は接種時期になったでしょう。恒例の休日診療所での混雑状況を数字で見ていますが、まだまだ空いている日が続いているようで市民病院のベッドも余裕があるようです。
さて、医師会行事としては4日に防災訓練が大洋中学校で行われ、月曜日から災害対策委員会、小児科部会幹事会、救急医療委員会、腎臓疾患判定委員会と連日のように会議がありました。この間に会務処理、3歳児健診も入り込み結構忙しい1週間でしたが、ようやく一息。しかし、宿題がたくさんあるので診療以外の時間が相変わらずです。
神奈川県立こども医療センターで牛乳アレルギーの子どもに「食物アレルギーに対する急速特異的経口耐性誘導」と銘打った経口での減感作療法?を行っていたところ呼吸停止をおこしたとの報道がありました。食物アレルギー治療の研究では日本でも最先端の施設で起こった事例にはいろいろ考えさせられます。自分も似たような場所に居てアレルギーの怖さも経験していただけに一介の開業レベルで扱う気持ちにはなれませんでしたから、、、


10月31日 雨の10月でした

秋の季節を味わうことも無く月末を迎えてしまいました。連続雨の日16日?の記録も出来たように秋晴れの記憶がほとんどありません。週末の台風が連続して平塚にも多大な影響を及ぼしテニスも忘れてしまうほどでした。一昨日の保健センターも台風最接近の中出かけてきましたが予想通りに患者さんは少なかったです。強いて言えば年長者の腹痛が目立ったでしょうか?この保健センターは遊水池にもなっているので大雨が降ると駐車場の中心部は水たまりとなってしまいます。プール状態で車は停められなくなりますのでご注意願いたいと思います。


10月19日 市への要望書

本当に毎日冷たい雨で最高気温も11℃程度の12月の気候になっています。今年の8月も雨ばっかりでしたが、10月も上旬だけが夏で以後は冬に突入した記憶にも無い異常な年になっています。 衆議院選挙も雨の中ではご苦労様としか言えません。
さて、医師会から平塚市への予算要望を出していますが過去に受け入れてもらった記憶がほとんど無いほど形骸化しています。小児科関係では定期接種になっていない予防接種への公費負担をそれこそ何回も何回も(大蔵市長時代から)要望し続けてきましたが、国が決めたとおりの実施になっており独自に補助が出たことはありませんねぇ。これも財政不安定が原因のようで、、、、落合市長さんにもいろいろな会合の場で小児科の現状をいろいろ説明してきてご理解いただいているのですが、問題はやはり財政問題になってしまいます。今年の要望は小児医療費助成制度の拡充ですが、その中で所得制限の撤廃要求を入れてあります。内科領域では内視鏡検査導入と大腸がんの施設検診導入要望です。きっと子どもへの関心の深い市長さんですから何とか前向きの回答が得られるのではないかと期待しております。



市役所の後は、午後休診日なので保育園の健康診断に冷たい雨の中を。
夜間は、湘南小児科連合懇話会で藤沢に行きました。来年の講演会は秦野・伊勢原が担当で、東京医科歯科大学教授の森尾先生が講演してくれます。この懇話会でも各地でどのような問題が出ているのか話し合っており、歴史ある会合ですが正直その存在意義が曖昧になっている感が否めません。今回は小児科学会が認定する専門医への単位修得に対する講演会のあり方を皆さんに伺い大変参考になりました。


10月17日 雨続きで

急に季節が冬に突入したようで寒く毎日冷たい雨が降り続いています。昨日からインフルエンザの予防接種を開始しましたが、この寒さとマッチしているようで不思議です。しかし、このウイルスは以前にも書き記したように熱帯地域でも一年中流行はあるし、沖縄でもほぼ一年中インフルエンザが出ているのはあまり知られていないようです。そうはいっても平塚周辺では冬が中心ですが9月頃からぽつりぽつりとインフルエンザ発生の報告があります。今のところA型の方が多いようですがB型もあるようです。
一昨日の保健センター受診者は本年最低?とも言える少なさで、小児科は昼間22名の夜間12名と先週の半分になっています。この季節が関係しているのかどうかは不明。


10月11日 連休の休日夜間急患診療所

連休なので混雑を予想していましたが、日中は40名ほどで夜間も20名ほどなので通常の休日のすいている状況と同じでした。これは世のため嬉しいことですし、強いて言えば平塚市以外の住所の人の受診が目立ったでしょうか?疾患としてはまだ手足口病が残っていましたが成人例は歩行も痛みで困難のようでした。二次病院へ送付したのは急性虫垂炎疑いの児童と生後2ヶ月の新生児の発熱(感冒?)で小児科にとって暇な季節のようです。
さて、この1週間は6日に休診連絡協議会がありました。この会は保健センターに関連する、医師会、歯科医師会、薬剤師会、健康課の4つの部署から代表者が集まって懇談する会です。それぞれ顔ぶれも微妙に変わるので定期的に開催される必要もありかもしれませんが、、、、発達障害の講演会や疑義照会の内容検討等確認事項も多かったです。
 また、一般にはまだ知らない人が多いのかもしれないので書き記しておきます。それは、市民病院や共済病院へ直接初診で受診すると費用負担が高くなると言うことです。保健センターは建物も一般開業施設よりは大きく公共的なイメージがあるかと思いますが、出動しているのは医師会員です。医師会員というのは主に開業している医師の集まりですが、平塚の場合は病院の部長クラス以上も入会しているでしょうか?開業医師も開業前は病院の勤務医がほとんどで中には教授職だったひともいます。その保健センターで診療時に、「何々に注意して経過を見て下さい。もし何かあればかかりつけとかどこそこで診てもらって下さい」と言われることが多々あるかと思います。そこで、何かあれば保健センター以上の建物?ならば市民病院クラスと考えてしまうのでしょうか、直接受診してしまうケースがあり請求額を見て驚いて保健センターに苦情を訴えてくるようです。「何で紹介状を書いてくれなかったのか」とのクレームが最近多く、直接のやりとりは不明ですが先ほど書いたように経過を追って何かあればかかりつけ医を受診して市民病院なり共済病院なり済生会病院へ紹介状を書いてもらえば良いのです。保健センター受診時に二次病院が必要であればその場で紹介状を渡しているはずだと私は理解しています。


10月3日 最近の話題等
休日診療所の混雑具合から察すると、非常に少ない受診者数が続いています。しかし、この反対に医師会のお仕事が連日のようにありました。県医師会の専門部会で横浜に21日出向き、先週は広報委員会、学校保健委員会、県役員披露会、理事会、休診運営委員会と会議の連続です。市民病院が満床になる事態が発生したことから、近隣の都市の状況を調べても非常に厳しい小児科への扱いです。西部医療圏の病床を討議していますが、国や県が熱心なのは高齢者対策や在宅医療に関するものばかりで小児病棟の危機を無視しているかのように思えます。幸いなことに?少子化であるしたくましい生命力の子どもが多いので何とか乗り切っているのですが、、、、、


9月19日 休日夜間急患診療所勤務

連休の17日夜間に出動してきました。台風が接近しているためか昼間は喘息発作が多かったようですが46名(紹介2名)、夜間はいつも通りで研修の先生には溶連菌感染症、RSウイルス感染症、手足口病等の感染症と生後2ヶ月の発熱児を市民病院へ紹介しました21名(1名)。18日は昼間62名(2名)、夜間28名(2名)と天候の回復で受診者も増えたようです。しかし、二次病院の市民病院が満床となってやり繰りが大変となっています。伊勢原共同病院へお願いした事例も出てきて危惧していたことが現実になってきました。平塚市民は小児科20床で果たして足りるのでしょうか?共済病院が昔のように小児科病棟を開設してくれるのが望ましいのですが、、、、院長さんに現状をお知らせしないと、、、、


8月30日 HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種の積極的勧奨の早期再開を強く求める声明 日本産婦人科学会

28日に表記声明が出されていました。HPVワクチンを巡ってはマスコミにいろいろ取り上げられてご存じかと思いますが、第三者的な自分が見ても公平に扱われているとは考えにくいのでリンクさせることにしました。よく読んでもらえれば理解可能かと思いますが、WHOから接種勧告を受けているにもかかわらずニュースになることはありません。副作用や被害者と言うようなネタばかりなので、あながちトランプ大統領のフェイクニュースも嘘ではないかもしれないと思わされてしまいますよ!接種医にとって嫌われる注射を打つわけで何のメリットもありませんから、、、それよりも失わなくてすむ命を守ろうとする使命感でしょうか?このような専門家の声明がマスコミに取り上げられたのでしょうか?私の目や耳に入ってきませんでしたので上記からリンクを張りました。


8月27日 休日診療所

ようやく夏らしい季節になりました。そのためでもないでしょうが、昨日と本日連続で休日夜間診療所に勤務してきましたが患者さんの数はずいぶんと少なくなっているようです。内容は相変わらず手足口病を代表とする夏かぜとRSウイルスによる呼吸器感染症になるでしょう。なかでも生後1ヶ月のRS感染症はさすがに状態が悪いので二次病院の市民病院へお願いしました。総じて1歳半前後のRS児も多いのですが比較的状態も良いので自宅で頑張ってもらうようにお願いしました。胃腸炎とか喘息発作とか蕁麻疹等は毎度みられる疾患でも特別多いことはないようです。


8月22日 夏休み?

この間は珍しく公的な会議もなく夏休み状態。当院も午前の診療中心になったのでご迷惑をおかけしているかと思いますがご容赦下さい。夏場の小児科は一番感染症の少ない季節と言われていますが、今年はまだまだRSウイルス感染症が多い異常な年になっています。夏かぜの手足口病は完全に峠を越えたようですが無くなったわけではないのでまだご注意下さい。本日の医師会会務も2週間分の決済が有り書類上の夏休みはなかったようです。ご近所の診療機関へのクレームを医師会へ送って何とかして欲しいと訴えられても実名がわからず対応に苦慮することがままあります。しかし、本日条例で決まっていると知った事例は駐車場でアイドリングストップしないとご近所に迷惑のかかるケースがあることです。この暑さですからやむを得ない場合もあろうかと思いますが、常識的な各人の判断にゆだねたいと思っています。当然小さな駐車場でご近所に排気ガスをばらまいて何時間も待機って言うのはよろしくないですね。


8月8日 夏の小児感染症は

最新の感染症情報でもおわかりのようにRSウイルス感染症が増えてきました。元来、新生児に感染すると細気管支炎を引き起こしゼーゼー、ヒューヒューと呼吸困難になる怖い感染症のイメージでしたが、簡易検査が出来るようになって予想以上に蔓延していることがわかってきました。年長になればなるほどいわゆる風邪症状で終わってしまうことも多く2歳頃までに多くの子供が感染しているのではないかと思われています。夏の季節に咳き込みが強いとか鼻水がだらだらと出て発熱も長引く傾向であればRSウイルス感染症が疑われます。特効薬はないので対症療法になってしまうのが悲しいといえば悲しいものです。同じように手足口病はコクサッキーA6による感染症が中心のようで、突然の高熱で始まり少し時間をおいて口内炎が出現して痛がるようになり、良ーく調べると細かな発疹が体に出ていることもありますが翌日や解熱後に膝、肘、手背、足背に水疱を伴う盛り上がった発疹が出てくるパターンが多いように思えます。初期には夏かぜの診断でも、次第にヘルパンギーナとなり最終的に手足口病となることもありえますが、いずれも同じウイルスなので診断名にこだわることもないでしょう。これも特効薬はないのは同じですから対症療法になり解熱剤やかゆみが強ければかゆみ止めの外用使用ていどでしょうか?いずれも高熱が多いので水分補給が重要。このA6による手足口病では治ったと思われても1ヶ月以内に手や足の爪がはがれ落ちることが報告されており当院でも同じ経験がありますので驚かないで下さい。時間がたてば元の爪が生えますから!
さて、この1週間の公務は3日に東海大学医学部連絡協議会・東海大学病院診療協議会に参加してきました。内容はいろいろな統計的なデータを教えてもらい近隣の医師会との連携を深めようとする会議です。国の方針もありますが地域の医療関係者で連携を密にするためいろいろな会合があるのでたまりません。一まとめて開催されればありがたいのですが難しいのでしょうか?


7月26日 小児科部会総会と講演会

総会では平塚市の小児科部会の会長を退くことになりました。もう10年以上も勤めてきましたが後任がなかなか決まらず困っていましたがようやく手を挙げてもらいました。医師会の副会長職を勤めていると嫌でも小児に関係する事柄は今後も関わらざるを得ないのですがひとまず区切りがついたので、県小児科医会の幹事会へ出向くことだけでも無くなり助かります。
講演会では市民病院から新生児水痘の珍しい症例報告と特別講演では東京医科歯科大学教授の森先生から予防接種について全般的な解説を行っていただきました。森先生は以前にも平塚に来てもらったこともあり非常に打ち解けて話し合える楽しい時を過ごすことができました。本音でいろいろな話が出来るのは勉強にもなります。医師会報へ掲載するため懇親会への出席者だけで集合写真を撮りました。
昨日に続き夕刻の診療が休診となりましたことは申し訳なく思いますが、会長として最後の総会だったのでご容赦願いたいと思います


7月25日 国政報告会

本日は医師連盟の評議会が横浜であり、ついでとは言えないかもしれませんが医系議員の国政報告会へお呼びがかかりました。夕刻の休診でご迷惑をおかけしたかもしれませんがご容赦下さい。小児科医の参議院議員1年生の自見はなこ氏の報告では、予防接種ワクチンに記載してある有効期限等の記載がまちまちだったのを統一してもらった旨の話もありそれなりに頑張っている話を聞けました。正直言って医療の本筋から話をできるのは医系議員しかいないので財政の面だけから医療政策を進められても困りますから貴重です。同じく羽生田たかし氏からも小児に関係する成育基本法の進捗状況やらこども保険に関する話も聞くことができました。国が進めている「かかりつけ医」を決めさせる動きに対しても、病気によってかかりつけ医が異なっても良いのではないかとか、医師に残業時間を決められては仕事にならない(手術途中で帰宅にもなってしまう、時間外に患者さんから呼ばれても応じない等不都合)ので例外規定を作っているとかを聞くことが出来ました。普段は政治と医療の結びつきがわからないことが多いのでたまにはこのような話も勉強になります。


7月17日 休日急患診療所勤務

この連休のためでもないようで、2日間の患者数は最近の1.5倍ほどに増えました。昼間は約70名ほどで多くは2歳以下の乳幼児の発熱。それも手足口病が大多数で、まだ初期の段階でも夏かぜらしい症状が多かったです。
どうも、今年の手足口病は高熱を伴って発症し、発疹は体幹部や手背・足背、顔面にも多く出現し、古典的な足底部や手掌の水疱を伴うものは少ない気がしています。体幹部の発疹はこんもりと盛り上がった丘疹に水疱や周囲に紅暈を伴っています。口内炎は意外に少なく経口摂取が困難事例は少ないようで助かります。コクサキッキーウイルスが中心と思いますがハッキリした型は不明です。近年多いのがA6型なので、教科書的なA16と異なる気がしていますが治療方法がない点は同じなので気にしなくても結構。いずれハッキリとするでしょう。夏はこのようなエンテロウイルスの仲間が暴れるので(エンテロ=消化管)呼吸器症状は少ないようです。


7月15日

昨夜は移動理事会が行われました。名前のように場所を変えての理事会ですが、実際には暑気払いの意味合いもあり市長さんを交えての腹蔵なき懇談でもあります。形式的に話すだけでなく正直腹を割っての話し合いは非常に有意義です。新任の役員にとってもお互いに顔のわかる関係となって市民のためになる活動につながっていくものと思います。例年は写真撮影は行いませんでしたが、会報も新しくして透明化を目指している手前記念写真も撮ることにしました。国政の方では録音がリークして騒ぎになっているようですが、今回の会合での録音はなかったし問題発言もなかったので良しとしましょう。


7月10日 夜間診療所

湘南平塚七夕祭りの最終日に夜間診療所に勤務してきました。混雑状況は最近の休日夜間診療所とほぼ同じかやや多めでも20数名です。今日の患者さんの特徴は2歳以下の乳児が多くほとんどが発熱を主訴としており、よく見ると皮膚に細かな発疹もあり(一部汗疹様)夏風邪ウイルス感染症を疑わせます。実際に手足口病が3−4名、ヘルパンギーナが2−3名で溶連菌感染症は1名と減少している印象です。感染症動向調査の結果を参考にしたいです。
さて、7月に入り非常に暑い毎日が続いています。湘南平塚七夕祭りも快晴に恵まれて人出も多かったことでしょう。この1週間での特別な会議はありませんでしたが、医師会報の編集や市民病院の金井院長から救急時の連絡方法などに関して説明に来られました。


6月30日 ようやく

昨日は児童虐待防止等ネットワーク代表者会議に出席し各方面からの話を聞くことが出来ました。平塚では毎年のように忌まわしい事件が報道されており虐待の目立たない街にしたいものです。その足で臨時会務で医師会に直行し各委員会のメンバー選考を行い、夜には心臓疾患判定会議に出席しました。学校保健の健診で聴診器を当てることに拒否反応をする生徒や親御さんがいるようで時代の変遷が窺われてしまいます。診察の意味は心臓に雑音があるのか皮膚は清潔であるのか骨が曲がっていないのか等の視診もあるので着衣の上からでは見逃しの危険もあります。もし見逃せばそれはそれで非難されるだろうし困った風潮です。
そして、本日新役員になって初めての理事会が行われました。新役員も多いので医師会の解説になったかもしれませんが今後皆さんに活躍して頂きましょう。とにかく6月はめちゃ忙しかったです。


6月27日 新役員へ

25日の夜間診療所では溶連菌感染症3名、水痘2名、手足口病等々の感染症でしたが総数は20名以下で特別忙しいことはありません。昨夜は武川医師会長の下での最後の定時総会があり決算報告と事業報告が行われました。任期がこの総会までなので本当の切り替え時ですが実感はありません。しかし、本日の久保田新会長の下での新執行部による会務は顔ぶれも変わったことが実感されました。しかし、会務に関しては粛々と行うことが出来ており新しくなった会報の2号もなかなかの出来映えなので満足です。臨時理事会までに新理事の職務や会員の委員会所属先を決めなくてはいけないのでもうしばらく忙しいことでしょう。


6月24日 あれこれ

この1週間は出かけることが多く、また臨時休診もあってご迷惑をおかけしました。
22日(木)は湘南小児科連合懇話会総会が藤沢で開催され、メインの講演は千葉大学耳鼻科教授岡本美孝先生による鼻アレルギーのお話しでした。この分野では日本の第一人者と言っても過言ではないでしょう。興味があったのは舌下免疫療法がどの程度有効であるかを知りたかったことです。先生は小児科と一緒に研究調査も行っているので昨年の下条教授の個人的なお話しと同じで希望がある人には行ってみる価値のある治療となるでしょう。やって良かったと思う患者さんは約90%もあるとのことでした。ただハウスダストでの舌下免疫は今後の調査にもよるでしょうが、なかなか病気自体が単一因子で成り立っているとは思えないので難しそうと私には思えます。


23日は神奈川県医師信用組合の総代会で横浜へ。これは本業ではありませんが県内の主だった先生方が集まるし平塚から欠席が多いと申し訳ないしお食事が美味しいこともあってお許し願いたいです。
そして本日は済生会湘南平塚病院の落成式へ参加してきました。小児科がないので直接の関係はないかもしれませんが、医師会としては大変お世話になる病院の一つでもあり参加しないわけにはいきません。型通りと言っては申し訳ないですが落合市長挨拶、武川医師会長挨拶、木川社会福祉協議会会長挨拶と来賓の挨拶が続き、施設内内覧して懇親会では病院協会から丹羽共済病院長の祝辞等々がありました。平塚地区の医療関係者の雑談の場にもなりますか?
しかし、済生会病院も実に綺麗な病院へと生まれ変わり整形外科と内科、回復期リハビリ病棟がメインの病院と考えて良いかと思います。旧病院には湘南苑が残るとのこと。
木川社協会長(前副市長)とは高校の同級生なので記念写真に森正明県議も乱入?写真には写っていませんがふれあい平塚の菅井院長とは大学の同級生なので世間は狭いですね。このような場所でいろいろ顔つなぎを行っているのです。


6月18日 更新遅滞

更新が滞っていました。感染症情報は異常なまでの溶連菌感染症が多くなっています。他の都市の先生にも聞いてみると、典型的な溶連菌感染症ではなくのどが痛いだけのことが結構多いとのことなので私と同じ感想です。正直全員に検査をするのは大変なので抗生剤を処方するケースが増えています。逆に言えば、近年抗生剤のマイナスイメージから処方をためらう先生方が増えているのも溶連菌を増やしている一因のではないかと考えたくもなります。
休日夜間急患診療所の状況も非常に平穏で小児科の患者さんの数も少なく大きなトラブルもなく推移しています。
さて、医師会活動ででは平塚市医師会長の武川体制も16日の理事会が最後となりました。本当に長くのお勤め御苦労様でした。8日には平塚市学校保健も武川会長の元で最後の総会が行われました。慣例として医師会が会長と副会長で歯科医師会と薬剤師会が副会長、学校長会が副会長理事には保健担当の教員や養護教員が係わり教育委員会主体の会です。そこでこの度の任期満了により久保田医師会新会長が引き継ぎ私めが副会長に順送りとなりました。与えられた職務を忠実に実行し会長の補佐役に徹したいと思います。
そして昨日は神奈川県医師会の総会が開かれまだ1期しか行っていない古谷会長が選挙で負けて菊岡新会長体制になることが決しました。このような選挙での争いは好きではありませんが仕方がありません。代議員188名中(平塚は6名)185名も参加したのは驚きですが、私も休診にして参加せざるを得ずご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。これも平塚市から県の理事へ推薦している優秀な人材を落選させてしまうわけにもいかずやむを得ないでしょう。とにかく新体制になったので県民の健康を守る立場として精一杯活動して頂きたいと思いますし、郡市医師会からも協力して市民の健康を守っていきたいと考えます。


5月28日 この1週間

5月は保育園の健康診断が断続的に続いていますが、その他の会議も意外に開催されて忙しいのに自院での診療は忙しくないのは皮肉です。さて、腎臓疾患判定会議も終了し先週は相模医師連合会の代議員会と総会も行われました。今年も県医師会長選挙がらみの話もありましたがあまり好きな話題ではないので触れません。27日の土曜日は平塚市医師会で拡大班会議=総懇親会が初めて行われました。医師会活動に参加してくれる会員が非常に少ない中で如何に活動内容を知ってもらいお互いに顔の見える関係になってもらうかを意図したものです。執行部の長期戦略が功を奏したのか予想以上の参加者で3病院からの参加者も含めて100名弱にもなりました。風通しの良い情報を共有できる医師会になってくれると嬉しい限りです。
さて、本日は休日夜間急患診療所に勤務してきました。患者さんは少なくてもまだ内科や小児科で1〜2名のB型インフルエンザが残っていました。小児科で多い感染症はやはり溶連菌感染症で発熱と咽頭痛の子どもは怪しいですね。水痘、おたふく風邪、蕁麻疹、喘息発作、急性胃腸炎と様々ですが40名前後の数なので研修医の先生に説明しながらでも時間に余裕はありました。


5月17日 毎日新聞より

報道でご存じと思いますが、東京でMR,水痘、おたふくの各ワクチンを1本の注射筒に混ぜて接種していたと報じられました。記事にもあったようにこのような行為は安全性や有効性が確認されていないので認められていません。しかし、ほぼ5年間で358人に接種したにもかかわらず健康被害の報告はないとのことです。そこで思うのは接種した有効性があったのかどうかを是非検証して頂きたいと願っていますがどうなのでしょうか?このような接種方法を認可以前に治験で確かめているとは思えないからです。もしも、安全性も有効性も個別で接種した時と同様であれば痛い思いを何回もしないで済みますから赤ちゃんにとっても朗報になります。358人だけのデーターでは難しいかもしれませんが、かつて抗ガン剤の用量を間違えて大量に投与した結果かえって有効性が高いのが判明し以後の投与量が変わったと言う話を聞いたことがあります。妊婦さんへの投薬は治験データーが無いので薬を我慢していることが多くあり、授乳中の母親も同様に我慢していることが多いようです。確かに妊婦さんを集めて新しい薬の安全性を確かめることなんて出来ないですからやむを得ないかもしれないです。成育医療センターではHPで情報発信してくれています。こちら


その後、この混注で抗体価が上がったのか否かの報道が出て再接種の患者さんが予想以上に多いことがわかりました。従って現在の日本で行われている予防接種は同時接種は可能でも1本の注射器に混ぜて行うことはダメです!!


5月10日 溶連菌感染症増加中?

先週の感染症還元情報が送られてきました。この週はGWで休みが多く実質2.5日での罹患者数の報告になっていますが、異常に多いのが溶連菌感染症です。確かに検査をして判明する溶連菌感染症が以前より多くなっているようではありますが、今回の報告は想定外です。よく考えてみれば、3月一杯まで定点であった小児科医院が廃業され後任の先生が本格的に報告を始めたのが恐らく原因ではないかと推測しております。従って数週間動向を追跡すれば今後の傾向が分かると思います。
さて、今年のGW期間中(29日−5日)の休日夜間急患診療所の受診状況がわかりました。合計人数で一番多かったのは5日>4日>29日>3日>30日、で小児科もほぼ同じ傾向で、昼は90〜61人、夜は34−16人、内科は65−42/38−13人と今回は小児科の方が人数が多かったです。外科は40−18/21−11人と結構多かったようです。7日の日曜日は小児科も54/8名と激減しているので何かが異常に流行状態にあるとは考えにくいです。
総じて言えば小児科に関しては特別混雑する感染症は無かったと言えるでしょう。


4月29日  休日急患診療所は

連休初日の為ではないと思いますが、最近の休日急患診療所の受診者の倍近くの82名ほどが昼間に来られました。大多数は例によって発熱を主訴としたもので、他に胃腸炎が数名で喘息、おたふく、水痘とバラエティに富んではいます。一番の驚きはインフルエンザのA型が松原小学校や花水小学校の児童で検出されたことで、B型もいろいろな地域で出ていてそれぞれ4名程もインフルエンザがありました。実際にインフルエンザの人がいるしニュースで知ったので検査を希望される人もいて予想外に時間がかかってしまいました。当方もいろいろな状況を聞き取り症状と合わせて総合的に検査を決めていますしほぼ的中していますが、単にニュースでインフルエンザが出ていて熱が出たので心配と言われても参ります。また、受付時間終了間際にドドット1時間分の患者さんカルテが重なるのも参った!


4月25日 まだ学級閉鎖

今日の感染症情報でも学級閉鎖情報でもお分かりのように、B型インフルエンザがまだ残っています。崇善小学校がどうも基点になっているようで恐らく全ての学年で感染者がいるように思っています。実際ここ数週間で2年生、5年生と学級閉鎖があったしその兄弟での報告もありますから。ゴールデンウィーク過ぎればさすがに沈静化すると思いますが、それまでは怪しい人には迅速検査もやむを得ないでしょう。


4月24日 臨時総会(役員選挙)

任期末を迎えるに当たり、来期からの医師会役員の陣容が決まりました。現医師会長の武川先生には本当に長期に渡って医師会を牽引されてありがとうございました。後任の新医師会長には第一副会長の久保田亘先生が就任され、小生が第一副会長となり、新たに第二副会長に小島先生、総務理事は高山先生の留任、会計には林理事が横滑りで執行部(会務)メンバーになりました。学校保健の梅沢理事、学術・広報の浜野理事、在宅医療の上野理事は留任。新任は、健保に内門先生、災害・救急に永瀬先生、産業保健に永楽先生、地域保健に小宮山先生、公衆衛生に下島先生と職務分担は後日正式に決まりますが実力者が新規に参加していただき楽しみです。監事3名、議長と副議長に県医師会の代議員、予備代議員、裁定委員とすべて事前の打ち合わせ通りに決まってしまいました。逆を言えば、我こそはと率先して役員になるような奇特な人材は平塚には居られないようで困っております。特定の人に仕事が集中してしまう現状を何とかして全員参加の医師会にしていきたいというのが執行部の方針なのですが、、、、
この新体制で6月の定時総会後から活動開始になります。


4月18日  学級閉鎖

まだB型インフルエンザによる学級閉鎖が報告されています。崇善小学校では2年生に引き続き5年生も学級閉鎖になりましたが、当院での受診状況から判断すれば他の1年生や3年生、江陽中学生にもインフルエンザが出ています。このような集団発生は他の地区には無いようですが、今シーズンの特徴かもしれません。しかし、休日夜間診療所の受診者の数は非常に少なく、休日昼でも40名前後、夜間は20名前後と通常の人数ですし平日夜間の小児の数も少ない状況です。B型インフルエンザは時として高熱が無く比較的元気な時もあるので、普通感冒として周囲に感染させてしまっている可能性が疑われます。このような状況なのでもうしばらく迅速検査の必要もありそうです。


4月11日

新年度に入っても通常の診療や医師会活動に大きな変化はなく、かえって一休みの状況かもしれません。さて、本日感染症情報が戻ってきましたが、春休みを過ぎてもまだB型インフルエンザが残っているのには参りました。しかし、数字上は半減していますし感染元が判明しやすいので怪しい人には問診を十分にとるように心がけています。B型は比較的元気で高熱でない場合も多いので検査をためらいがちですが問診と経過観察が重要なようです。
休日夜間診療所も3月末から非流行時期と同じ混雑程度の日が多くなってきました。
医師会では役員改選の年になるので準備が大変でした。他の選挙と全く逆で、自院の診療だけに専念したい?医師が多く役員を引き受けてくれる人は少ないですし、休日診療所出動医や学校医等喜んで参加してくれる開業の先生はありがたいです。


3月26日 休日夜間急患診療所当番

一日中冬に戻った寒く雨の一日でした。今夜の夜間診療所の状況は、相変わらず発熱が中心で4,5歳以上から中学生まででインフルエンザも残っているため迅速検査を15名程行いました。結果は4名がB型インフルエンザで中学生は全て陰性なので拍子抜け。受診者数は昼間は内科46名、小児科50名と少なく、夜間も小児科は27名と最近の休日の中では少ない方でした。腹痛と喘息、蕁麻疹が感染症以外でしたが経過を見ないと診断できないことは良くあること。一番気になるのが発熱の長い気管支炎児だったかもしれません。春休みに入ったのでこの辺でインフルエンザも終わりになって欲しいものです。


3月21日 

少々情報提供が疎かになってしまいました。申し訳ございません<(_ _)> 感染症情報でインフルエンザは下げ止まり状態でB型インフの出現の影響が出ているようです。従って今シーズン2回目の罹患者が増えてきていますが、A型に比べると比較的元気な事が多いように感じています。休日急患診療所の受診状況も同じ状況で、この連休も昼間は80名前後で夜間は3−40名前後と言ったところでしょう。

さて、この約1ヶ月間もいろいろ講演会や会議が目白押しでしたが診療に差し障りのない範囲で出席せざるを得ません。しかし、17日夜間の開催された「小児科救急の在り方検討会」は突然の通知でもあり休診にせざるを得ずご迷惑をおかけしました。県内の休日急患診療所で小児科に係わる話し合いで神奈川県保健福祉局の呼びかけです。少子化のなかで小児科医も高齢化し、2次病院への負担も大きく疲弊して大変なので何とか上手い方策がないかを話し合おうというものです。横浜市は・・・の問題点、川崎市は・・・・の問題点、等々各地域での問題点は異なっていることも分かりましたし、救急体勢を構築しているメンバーにも地域差があるようです。横須賀市や厚木市、大和市、平塚市等は比較的うまく廻っている印象を受けました。
平塚市は休日急患診療所に開業医が当番で出向いて2次病院は市民病院で引き受ける体勢に現在はなっています。最初から2次病院へ受診しないでくださいとのルールはチラシや育児教室で15年以上前から取り組んできたところで、他の市町と異なるところように感じます。小児科医会では♯8000を広めようと努力しているのに対し、総務庁主導で♯7119を広めようとする県?との温度差も感じます。しかし、相談の前に基礎知識を育児教室で得ていたなら対処も違うはずですから、、、、、と考えてしまいました。平塚市の休日急患診療所も先々まで安定して運営できる保証は全くありません。開業小児科の先生方の支援があってこそです。他の地区では勤務医を動員したり大学研修医を呼んだりいろいろ苦労もあるようです。2次に関しても市民病院の全面バックアップがあればこそですが、過去に輪番を担当して頂いた共済病院や東海大大磯病院の小児科病棟復活がなければ余裕も生まれず市民慶応ルートに頼らざるを得ません。


2月26日 休日急患診療所当番

急遽交代で休日急患診療所に勤務してきました。最近の動向から患者さんの数も安定しており、応援医師の出動を今日から無くすことに決めていたので、出勤時の駐車場の混雑を見て「しまった」と感じてしまいました。しかし、待合室で待っていた人数は意外に少数?どうやら今日はがん検診の日程と重なっていたようで北門には検診車が数台止まっていました。本当に「ほっ!」としましたよ。午前中の患者さんは21名と随分と少なくなっています。午後は受付終了間際にどーーと押し寄せても28名で合計49名でした。結果的に小児科医1名で十分でした。さて、相変わらず発熱の患者さんが多いのですが、今でもインフルエンザが疑われる人や心配な人がいますので迅速検査を14名に行いました。結果はB型9歳男子1名、A型5,7歳女子と11歳男子の合計3名で残り10名は陰性です。内科でもB型は1名で10名前後がA型のインフルエンザだったとのことで、今年のインフルエンザは成人が多いことを裏付けているようです。数の少ない休日診療所の結果がどれほど全体を反映しているのか分かりませんがご参考まで。しかし、今日の診察で一番目だったのは消化器症状を伴ったいわゆる胃腸炎でしょうか?気持ち悪い、おう吐、下痢が予想以上に多く1名は点滴を行いました。しかし軽症者の方が圧倒的だったので助かりました。また喘息発作も数名あったのは季節を考えると誘因が不明です。かかりつけ医と相談してもらいました。


2月21日 この1週間は

インフルエンザの流行状況は一旦下げ止まり状態で、まだ学級閉鎖も出ています。しかし、感染症動向調査でも休日夜間急患診療所の受診者数で見てもほぼ横ばいと思われます。19日の小児科受診者数も80+30名強と連休時の数と同じです。やはりもうしばらく注意が肝要ですね!
16日の木曜日は横浜で神奈川小児科医会幹事会が行われました。ここで今シーズンのインフルエンザワクチンの有効率の中間報告がありましたが昨年並みの40%程度になりそうとのこと。総会の役割分担や横田前会長が引き受けた日本小児科医会総会フォーラムの進捗状況の報告もありましたが、申し訳ないことに私はお手伝いできない土曜日中心の行事です。これからも土曜日にいろいろ行事が集まることが多いので今後の自院の診療体制を考えてしまいます。その18日の土曜日に医師会がお膳立てした市民公開講座が保健センターで行われ80数名の参加があったそうです。夕刻の診療終了後に辻堂で穂積絵莉・加藤未唯選手の祝勝会があったのでこれも遅刻して参加してきました。これはテニスのコーナーで報告してありますので興味のある方はどうぞ!


2月14日 インフルエンザ流行は?

トップでもお示ししたようにインフルエンザの流行は急激に減少してきました。本日の感染症情報をみても一挙に先々週より半分以下までとなり、学級閉鎖もまだありますが休日明けに40クラスほどもあったのが5クラス程度までになっています。この連休であっても休日夜間急患診療所の患者さん数は小児科では昼間は90名前後で夜間は35名前後と落ち着いてきたようです。まあこの季節ですから発熱でもあるとインフルエンザが心配で検査希望?の人は多いのですが、検査で陽性になる確率は減っています。やむを得ないなぁとは思いますが、明らかに元気な発熱児でも今では幼稚園でも保育園でもましてや学校でも医者へ行って検査をしてくるように親御さんに伝えているようです。正直言えば、怪しい人は総合的に判断して検査もしますがその逆もあり得ることを理解しておいて欲しいです。鼻汁でも検査は出来ますが検出率が低いことも多く鼻の奥を綿棒でこすり取る検査は辛いものです。不要な辛い検査をやりたくはないですからねぇ。この流行状況を理解していただければ良いのですが、実際にはテレビニュース等の情報がまさるので地元の流行が無くなっても検査だけを続けざるを得なくなるのが今まででした。当院でも発熱児4−5人に1名がインフル位かもしれないです。
しかし、ゼロになったわけではないのでもうしばらく注意は必要です。
さて、この1週間の公務?は10日に休日診療所に関係している医師会、歯科医師会、薬剤師会、健康課での幹部同士での意見交換を行い、11日の祝日は県医師会69周年の表彰式・森元総理の特別講演に祝賀会と横浜に行ってきました。まあお祝いは御苦労様の意味合いがあるので良いのですが諸々が贅沢に感じてしまいましたね。数十人もの国会議員や県会議員に全国の県医師会長まで集める必要があるのでしょうか。意外と言っては失礼ですが、森さんはマスコミ的には悪役でしょうが齢80であの記憶力に弁舌を1時間超えても衰えないのには感心しきりでした。


2月7日 小児科部会講演会

夜間に上記講演会がおこなわれました。市民病院から「アレルギー疾患の症例」小川恵梨先生、「小児アレルギー疾患最近のトピックス」石井憲行先生にご講演をいただきました。アレルギーの話は小生も大学病院時代から松戸の病院でも特殊外来を受け持っていただけに興味はあります。歳をとったから言えることかもしれないのですが、アレルギー疾患への対処法は飛躍的に進歩して重症の喘息発作も少なくなりアトピーへの治療法もある意味で昔に戻ってステロイドを上手く使いましょうになっている気がします。昔はステロイド忌避で使うなの風潮が広まって困ったものでしたが、、、、ガイドラインを作り始めた先輩方の苦労はいかに重症度に合わせて最小の予防治療で済まそうかと悩んでいたと記憶していますが、今では軽症者でもどんどんフル装備の予防策がとられている気がしています。まあ結果オーライであれば良いのでしょうか?その反面根本の病気の原因を探る研究は行ったり来たりで決定打はまだ出てないようです。
いろいろと勉強になりました。
市内の小児科医のほとんどが集まっての情報交換でもインフルエンザがパタッと少なくなったとのことなので間違いないでしょう。


2月7日 インフルエンザ情報

すでにご存じのようにインフルエンザの流行で今シーズンも学級閉鎖が続き休日夜間急患診療所でも混雑が続いてきました。現在までは大部分がA型のインフルエンザで今後はB型が増えてくるかが注目です。先週分の感染症動向調査の結果が本日送付されてきて明らかに以前よりも定点あたり10名程減少となりました。5日の休日診療所の受診者数もピーク時の2/3まで減少しており当院でも検査で陰性者が増えてきています。総合的に判断すれば平塚周辺でのピークは越えたと思われます。しかし消滅したわけではないのでまだまだ用心しないといけないでしょう。例年はこのような時期から花粉症の症状が出てくるので季節が順調に推移していると考えられます。
医師会関連で子どもに関する新たな事項は特にありません。子ども子育て会議では29年度からの保育園・幼稚園の利用定員承認が行われましたが、最近のニーズに沿うように少しは前進しているようです。


1月29日 夜間診療所

今夜は休日夜間診療所に勤務してきました。予想通りにインフルエンザで大混雑で小児科は昼間も150名を超え、夜間でさえ70名程と大にぎわい。ほとんどがA型のインフルエンザで10歳以上がやはり多く、7歳以上の小児も増えているようです。ただ3歳以下は非常に少なく0歳児で陽性者は1名のみ。他の疾患は耳下腺炎と喘息発作と胃腸炎でしょうか?
追記:昼間の内科、小児科とも150名を超え夜間は60名越えの賑わいで約440名。先週も内科小児科で300名程、夜間は120名程の420名ほどなので頭打ちであることを願っています。


1月26日

予想通りのインフルエンザの流行最盛期になっています。21日、22日の休日夜間急患診療所も大混雑になってきて応援医師の出動が必要になっています。大雑把に言えば通常の患者さん数の3倍の混みようと理解してください。従って緊急受診は当然ですが様子を見られる症状であれば回避した方が賢明かも知れません。早期受診が叫ばれていますがあくまでも全身状態次第なのですから。またインフルエンザの型は相変わらずA型中心で稀にB型検出例がある程度なので数回の罹患は今のところ無いようです。
今日は保健福祉事務所の公衆衛生委員会が行われ周産期からの児童虐待防止について話し合われました。虐待に関してはニュースになる事例も多いので様々な施策を国も考えており周産期のみならず妊娠期からの支援策まで幅広くなってきています。「妊娠SOSかながわ」では046−263−2720で対応され、今年の4月より平塚の保健センター内に子育て世代包括支援センター(通称はぐくみ)が開設される予定です。児童虐待を疑って児童相談所への電話は「189」ですから何かの時のために覚えておいて下さい。


1月16日 学級閉鎖

いよいよ予想通りに小学校の学級閉鎖報告が始まりました。今までのところA香港型のインフルエンザが中心で2月一杯は流行が続くと思われます。また、最新感染症情報でも急激に患者数が増加しているのが分かります。例年ピークはこの2〜3倍になるので2月の上旬が一番多くなる予感がします。


1月12日 新年会

今日は恒例の医師会新年会が行われました。例年になく県医師会からの参加者が多く、近隣市町村からもお集まり頂きました。行政からは慣例で市長さんと市議会議長さんだけの簡素な集まりで他の医師会のように国会議員や県議会議員をお呼びしないのが平塚流!?病院の要職にあられる先生方はじめ日頃お世話になった方々との「今年もよろしくお願いします」の会です。医師会関係では在宅医療関係の話が多く出るのですが、今年の市長さんは子育てに重きを置いたお話しもして頂きました。小児科医としてはどうしても子どもに優しい施策を考えてしまうのでありがたいことです。
今までになく冒頭のご挨拶が長くなった医師会長でした。


1月11日

新年も明けて今週から通常の生活に戻った気がします。さて、年末年始の休日夜間急患診療所の混雑状況がまとめられました。総じて言えば一昨年が大混雑(約3500名)だったので比較にならないのですが、昨年度よりも3割り増しの人数で約1700名強/6日間になります。内訳は内科が約1000名とダントツで小児科は半分の500名ほどで外科が200名強と最近の傾向は内科が圧倒的に多い年末年始になっています。インフルエンザも内科が中心なので年明けの学校が始まっていよいよインフルエンザの学級閉鎖も出てくるものと思われます。少子化の影響なのか昔の休日診療所は小児科で賑わっていたのですが良くわかりません。連休であっても人数だけをみれば通常の日曜日と同じ程度が小児科でした。
感染症が中心の小児科なので、ロタウイルスによる重症の胃腸炎が激減し予防接種で防げる感染症も激減しウイルス感染症への対応の方法も周知されてきているのであれば嬉しいことですが如何でしょうか?


2017年(平成29年)1月1日

様、

今年もよろしくお願い致します。
また、皆様にとってよい一年であることをお祈り致しております。

昨年の情報お知らせ等は上段バックナンバー平成28年からご覧ください。