テニスについて思うこと
10月6日/2016 神奈川県医師テニス連盟 50周年記念誌寄稿文より転載しておきます。自分の文章だから許可もないでしょう。
親父とテニスと私
中村千里
原稿依頼のFAXが送られてしまいました。神奈川県医師テニス連盟50周年記念誌発刊されるとのことなのでお断りする理由が見つかりません。本当に50周年おめでとうございます。そもそも我が親父の中村進が深く関わっていた手前、その周辺の事を書き記さないわけにはいかないと思って昔を偲びながら書いていこうと思います。
さて、自分の頭に残る光景で一番古いものは、普段テレビをあまり見ない親父がテレビにかじりつきインドと日本のデ杯を見ていた光景でしょうか?恐らく私が小学生頃だったと思います。インドのクリシュナン選手とかフィリピンのアンポン選手という言葉だけが頭に焼き付いています。当時のテレビでスポーツ中継は野球と相撲とプロレスがほとんどでテニスを放送していたのはニュースなのかライブ映像なのか定かではありません。しかし、この光景を見ていても自分がやりたいと思ったことはなく親父に勧められた記憶も全くありません。体育の成績だけは突出して良かった自分なので小学生時代は少年野球と体操クラブ、中学生時代は陸上競技に趣味で卓球、高校時代のクラブは軟式野球と運動クラブを渡り歩いてきたのにテニスとは全く無縁でした。そうは言っても、グリーンクラブなるテニスクラブに友人と入会させられていたようですがボールを打った記憶も残っておらずもちろん試合など皆無でボール拾いに連れられただけかもしれません。当時の古いメンバーさんから親父が亡くなったあとで聞くと、自分を跡継ぎの医者にさせるべくテニスにのめり込ませないようにして勉学に励まさせたようで、その代わり弟には中学時代からテニスを勧めていたとのこと。まんまとレールに乗せられたようです。体育の成績が抜群でも医学部へは入れませんから仕方ありません。辛い浪人生活(私大医学部には合格していたのですが、、、、)を乗り越え国立医学部に合格後は実家を離れはじけてしまいましたね!
すぐに全学のテニス部へ入部して最初の試練が待っていました。キャプテンから経験者はこちらへ集まれとの言葉について行ってしまったのです。宮城、加茂、石黒、ローズウォール等名前も知ってルールもわかりボールにも触わっているので自分も経験者のつもりでいたのが誤り。すぐに初心者クラスへ変更されてしまいましたよ。当時の医学進学課程での勉強はドイツ語とか化学、物理、美術等医学と無関係の授業が多くその全てをテニスに向けられたのが幸いしました。それこそ日の出から日没までコートにいた記憶があります。ここまでのめり込めたのはやはり親父の血を受け継いでいたのかと今では思いますし勉学に支障があるとの勘が正しかったと思います。練習に明け暮れた間に同期の高校時代からの経験者を追い抜き東京都のナンバー○○も追い抜き初心者が1年半で関東学生ダブルス新進戦でドロー頁トップのベスト16?までの成果が出ました。もちろん医学部のテニスにもお声がかかりすぐに試合に出してもらえました。全学と医学部と掛け持ちで双方の全体合宿、レギュラー合宿、リーグ戦、個人戦、公立校の関東甲信越大会、医学部の東医体と本当にテニス漬けになっていたようです。
そうは言っても医学専門課程に移ってからは落第は出来ないのでメリハリをつけての生活を送らざるを得ません。関東学生予選会(単)に勝ってインカレ予選出場資格を得たのに学業優先で棄権せざるを得なかったのは今でも悔やまれます。医学部の4年間に東医体優勝2回、3位1回の成績でした。この学生時代に医師テニスの大会のお世話を我が大学で行ったことがあり、その際親父が地元で医師会主体の医師テニスの活動をしていると知った記憶があります。テニス部OBの団体と医師会主体の団体がその後も現在まで続いているのはやはりテニスの持つ魅力にあるのではないかと思っています。それは、人と人との繋がりにテニスが大いに役立っているからでしょう。神奈川県から離れたまま平塚には年に1−2回しか戻らないので医師テニスには全く無関心。
無事に卒業し国家試験に合格して10年間はラケットを1回も握ったことがありません。これが今も不思議でなりません。よく我慢できたものだと言うより完全に忘れてしまったようです。大学を離れ地方の病院勤務仲間からテニスをやりたいとの一声があってムラムラしてきました。病院にテニス部をつくり市のテニス協会に入会して完全に復活ですが、この時のラケットがいわゆるデカラケに変わっておりウッドラケットも面影無く時代が変わったと思い知らされました。プロケネックスを買ったかな?第二のテニス人生の始まりですが、周囲に経験者もいないので休日のトーナメントに出るのが練習という具合になってしまいました。でもこの時のテニスが輪を広げたりOB会に参加したりと楽しかったかも知れません。この頃医師テニスに親父に誘われた記憶があります。そして、確か全日本だと思うのですが、新潟の大会で初めて親父とラリーを行ったと思います。本当に実際に打ち合った記憶がほとんど無いのはどうしてなのか全くわかりません。もちろん打っている姿は鮮明に覚えており、フォアはコチョとこねるがバックハンドは綺麗に面に当たるフラットでサーブは今の自分に似て尻だして入れる軟式打法だと。
平塚に戻ってからは第三のテニス人生になるでしょうか?テニスクラブに会員登録を続けてもらったお陰でコーチと頻回に練習できる環境になったのです。親父に感謝です。それこそ医師テニスにも何回も参加させてもらうようになりましたし、ベテランの大会にも出場し始めたのです。全日本ベテランテニス出場時にも急遽診療を代わってくれて助かりました。今の自分でもテニスのためなら何でも犠牲に出来る位優先順位1位ですからこれも血を受け継いだかも知れません。反対に親父の方は足が不自由になったこともあってテニスの普及や運営に心血を注いでいるようでボールを打つ姿は壁に向かって打つだけでした。テニス会場に行くと協会関係者と試合を眺めている姿がいつもありました。
神奈川県医師テニスの大会には結局もう何回も参加させてもらうようになってしまいましたが、ほとんど同じメンバーに時折フレッシュな参加者が現れているのが現状ではないでしょうか?年齢無制限の一般の部とは言っても実情はほぼ皆さんがベテランの部に属するようです。65歳を過ぎた自分がいまだに優勝争いをしているのは本当は可笑しいのでしょう!医師テニスだからやむを得ないかも知れませんが少々寂しくもあり、反対に30歳以上も若い人とテニスが出来る楽しみでもあります。今はもう親父の姿はありません。どの様に感じていることでしょうか?
現在の自分は代診もいないので休日だけの試合のみに参加していますが、テニスクラブには弟を始めいつもダブルスを組んでもらっている草山先生や田中先生がクラブの主力メンバーとして在籍しいつも練習の相手をしてもらっています。非常に嬉しいことでお互いに切磋琢磨することでまだテニスの上達課程にいると信じています。誰もが思うことでしょうが今の技術に昔の体力反発力があれば鬼に金棒でしょう。無念!自分はまだまだ足が動くのでテニスを支えるよりも打つ方しか興味はありません。その点が親父との違いでしょう!親父が設立した平塚市テニス協会であっても都市対抗全国大会への出場選考で自分が非条理な扱いを受けたこともあって現行の協会へ協力することはあり得ませんが、テニスを通じて知り合いになった多くの方は自分の一生の財産なので大事にしていかねばと心しています。親父の影響を受けたお一人である平塚市医師会長の武川先生は多忙を理由に自分に連盟の理事を引き継ぐように仰せられました。こればかりはやむを得ません。自分はその医師会の副会長職を仰せつかっているので会長補佐が使命ですから、、、、医師テニスの運営方面は弟に任せる姿勢に変わりはありませんが、今後足が動かなくなった時を考えて多少なりともお手伝いが出来ると嬉しいです。及能先生は実技も運営にも長けておられ安心してお任せなので、先生に迷惑をかけないように記念誌の依頼にも素直に書き記しました。でも長々と駄文を書いたのでやはりご迷惑をかけてしまったかな?
2月7日/2012年
ここの欄はすでに空き家も同然で本来の役目を果たしたようです。テニスに関する感想は掲示板でその都度話しているので、ここは休養宣言しておきます。
その代わり、勝手な個人の感想意見を書くブログのアカウントを取ってあったのを思い出したので、密かにここをリンク先にして様子拝見とします。
入り口
11月6日/2006年 選手権を考える
【選手権】を広辞苑で調べると、競技などの最高位者を決める試合で、優勝した選手または団体に与えられる資格とあります。
現状の平塚テニス選手権は年齢別種目への参加者数が極端に少なく、チャレンジャークラスへの参加者が非常に多いと言うことです。チャレンジャークラスと言うのは以前の予選に相当する種目ですが、クレーコート時代には順延が多くつまり予選がなかなか終了せずに本戦への影響が大きかったために同時進行で行われるように設けた種目であります。これもオムニコートでの試合が増えると日程の順延はほとんど無くなり初期のメリットは無くなりました。反対に年齢別に出てくる選手は元来一般でもシードの付いていた人が多いので多くの人はチャレンジャークラスへ参加し多ければ8試合でも行おうという魂胆で上位者へご褒美もあります!ベスト4になれば翌年は出られませんがそこまでになるに5〜6試合も出来るのです。でも最高位者を決める大会で無関係な試合をそこまでたくさん行う必要があるでしょうか?市民大会とか親睦大会なら問題はありませんが、、、、、反対に年齢別種目は参加者数も少なく顔ぶれも同じで新鮮味もありません。チャレンジャークラスに出ている35歳以上の人は一般を含む年齢別の予選に参加するような形にならないかと思っています。予選ですから2〜3試合で予選シード選手と戦う順番になれば良いのかな?一般種目もトーナメントクラスだけの状況になると数も増えて実力不相応の選手が次第に多くなってきたようにも思えます。こちらもきちんと本戦ドローを32位に絞り込んで予選をシード設ける形にしてチャレンジャーも統合すると好ましいと思っています。
確かに多くの人に参加してもらいたい気持ちもありますが、駐車場も少なくコートも数も日程も縮小化されている現状では絞り込んででも理にかなった運営にして欲しいものだと感じざるを得ません。大磯のコートも使えるように、四之宮の県のコート?も使えるように、、あとは使用料を支払ってでも開催日を増やせるように出来ないかと言うことです。テニス協会の会員の多くは平塚市民です!市民が参加する大会へ土曜日曜の使用制限が果たして妥当なのか再検討してもらう必要があると思っています。
7月3日/2005年 大磯テニスアカデミー発足記念パーティー
このコラムは年に1回記載があるかどうかで、具体的に何について書いて良いのかわかりません。どうやら記念式典がらみの感想などが多いので久しぶりの記述になります。
今回は大磯プリンスホテルテニスコートを借用しているフェニックススポーツさんが新たにジュニア育成のアカデミーを立ち上げて初代校長に竹村りょうこプロが就任しました。ここのコートでは大磯プリンスホテル運営スクールでは岡部君が担当していますが、フェニックスさんも同じようにスクールや試合運営をここで行っています。同じくOHTC(大磯平塚テニスクラブ)はこのスクール卒業生が集まって出来たクラブと聞いていますが、そこの出身の竹村りょうこプロもこのコートで育ってきました。従って現在も各種イベントはここを使うことが多いのです。その様な関係でもありジュニア育成にも関心があったのでスクールの校長にもなったようですが名目だけでなく実際に体を動かして働いてくれるようですから嬉しい限りです。相模川以西にもジュニアのスクールはありますがお互いにテニスのすそ野を広げる共通の目的を持って共存共栄を図っていきたいものです。さて、フェニックスの代表取締役は斉藤賢司さんで小生とも試合仲間で昔からの知人です。
そこの発足記念パーティーは約80名が集まったようです。主催者側代表の斉藤さんの挨拶に引き続き県テニス協会長岩淵さんの挨拶、プリンスホテル総支配人の古谷さんの挨拶に引き続きりょうこをサポートする会発起人の石川旺先生の予定だったようです。ところが会場に着くなり石川先生が北海道から戻れないので代わりに挨拶を突然頼まれてしまいました。従って来賓挨拶3番手で不肖私がご挨拶を申し上げました。突然の指名でひらめいたスピーチ内容の1/3も話せませんがぶっつけ本番中に余計なジュニアの話などしてしまって、、、、、今回の来賓はテニス協会、メーカー、各クラブ・スクール、報道、学校関係で東海大部長の弟が出席、湘南工科大の山本顧問、OHTC&サポートする会にプリンス関係に生徒・友人として加藤全孝君が出席でした。実際は写真でも撮っておこうという気持ちだけで出席だったのにスピーチまであったとは参った参ったです。今回お知り合いになったのは長野宏美さんで毎日新聞の記者です。小生が千葉にいた時に平木理化ちゃん達と同年代で4大大会を回り志津テニスクラブ隆盛の基礎になった人でもありますから、テニスに詳しい人ならば名前はご存じかと。テニスジャーナルにラケットをペンに持ちかえてと言う題?で連載されているのでご存じでしょうか?会場では岩淵会長、通泰会長、皆川さん、豊、りょうこ母娘、赤井さん兄弟、土田さん、大村さん、長野さん達と一緒だったかな?写真係?で自分の写真を撮ってくれる気の利いた人がまわりにいないのがいつも悩みですが、久しぶりにりょうこちゃんとツーショット撮ってもらいました。りょうこHPには載せられないのでこちらに掲載させてもらいますが下のコラムにも同じツーショットがありましたねーー。
1月24日/2004 まあお祝いになりますね!
竹村りょうこプロが全豪オープン大会でダブルスに出場しました。プロになった時にまずチャンスは全豪オープンと話をしていたのを思い出します。今回の出場に関しては偶然と言うのか、ラッキーが重なりました。そもそも年頭の予定にはオーストラリア遠征は無かったからです。亜細亜大学の堀内監督から刺激を受けに出かけてはどうかと勧められてもいったんは断ったようですが、2日前?でもチケットが入手出来たので遠征になったようです。その様なわけで、刺激を受けるための遠征予定でしたが、現地で岡本聖子選手がタスマニア国際で浅越選手と組んで優勝を飾っておりアピール度も高くワイルドカードでダブルス本戦出場に決定。連絡も18日でした。しかも、相手が今シーズンでダブルスも引退を表明しているナブラチロワとレイモンドのベテランの第2シード。現地でのナブラチロワ選手は話題の中心らしくショーコート3番は入場できない人で長蛇の列だったそうです。試合内容は60,61と40分あまりの短い時間でしたが、全日本選手権決勝以上の出来映えは良かったとのことです。生で観戦できなかったのが残念でしたが、今後もメジャー大会へのチャンスもある事を祈りたいと思っています。
11月29日 平塚市テニス協会40周年 講演会 記念式典 祝賀会
平塚市テニス協会が誕生して40年と言うことは、小生が中学生だったようです。生みの親が父の進ですから小生に関係がなくもないってところですが、親父はそのことで便宜を図ることもなかったしテニスを今のようにやるとは思っていなかったでしょう。その頃小生は陸上部で3種競技を行っており、高校では短期野球部に入ったりと弟と異なってテニスとは薄い関係でした。グリーンクラブと言うテニスクラブに参加していたのかもわかりませんが、試合に出るわけでもなく遊んでやっていたかもしれません。大学で硬式テニス部に入部した時は未経験者のクラスに入れられた程ですから、、、、それでもグリーンクラブのメンバーが現在までの平塚市のテニスを支えてきたことに間違いないようで、現協会長の藤平氏も同じ出身です。
さて、昔話の続きは次回にして今回の40周年記念行事です。 概要
午後からの行事なので半年前から休診の案内をしていましたが、その分午前中に集中してしまい1時半もとっくに過ぎて終了。急いで着替えてパンをかじり会場のプレジールへ。今回の役目は写真撮影ですが結果的にはデジカメで失敗もたくさんありました。さて会場では設営も終了しておりビデオ設定を行って、講師の福井烈氏と控え室であれこれ談笑していました。明日の福岡チャリティーテニスで一緒になるようですが、あの衆議院選挙で山崎拓自民党幹事長を破った古賀潤一郎氏も柳川高校同期でナンバー2で出ていたそうです。兄の雄治氏のことも伺いましたが現在では兄の方がアグレッシブなテニスをしているとのこと。ベテラン全日本選手権では5連覇?位しているかも、、、(←調べて下さい)福井氏はTVと同じく実にさっぱりとして分かりやすい解説の講演をしていただきました。
続いて式典会場へ。ここでは来賓挨拶と紹介で福井氏が中座されて福岡へ。感謝状贈呈、功労者表彰、優秀選手表彰とあり閉会に。親父も特別功労者表彰を頂戴致しましたし、小生も優秀選手表彰をしていただきました。この10年間に全日本選手権に出場が目安らしいですが、10名が該当しました。
最後に祝賀会です。5階高砂の間に戻って飲食兼歓談です。
11月16日(2003年)
このコーナーには何も進展がありませんが、平塚市テニス協会のロゴを決めるのにご協力を。
候補を随時追加しますので色や配置その他のご意見を頂きたいですね!
2003年6月9日
昨日で全仏オープンが終了しました。非常に嬉しいことに、杉山愛ちゃんがダブルス優勝(ペア:クライシュテルス)で自身の4大大会優勝回数を3回に伸ばしました。日本選手の優勝は全てダブルスと混合ですが、愛ちゃんが3回というのは特筆されます。ランクも最高位12位で伊達選手の4位に続き、沢松選手の14位を抜きました。セレナと戦ったシングルスでも愛ちゃんはあと一歩まで追いつめて、存在感を示してくれました。母がコーチになって成績が上がるというのが非常に不思議な出来事だと思っています。何故でしょう?男子優勝はフェレロでテニスの王子様の優勝も待ち望んだ人は多かったでしょう。サッカーのベッカム様と同様の国際スターになれる要素があるのにスペイン語だからテニスの世界だけに留まっている気がします。最後に準優勝だったオランダのフェルケレックはコリア戦とは別人の戦いでした。やはり下位ランクの選手だと納得できましたが、それまでの戦いは「ウソでしょう。こんな選手がトップ10に入っていないなんて、、、」でしたね!
これでゆっくりと眠れます。ハイ!
12月21日 神奈川県テニス協会 創立50周年 記念式典
神奈川県テニス協会が創立50年と言うことで、記念式典が横浜グランドインターコンチネンタルホテルで行われました。今までにこの様な式典を行ったことがないようでしたし、わざわざ招待状が届いたこともあり、折角なので出かけてきました。親父の運転手役を誰かが命じたのかもしれません。当日は生憎の雨だったので、思惑は大成功でしょう。さて、式典は山田悠一さんの司会進行で始まり、会長の岩淵元さんの挨拶、来賓の渡邊康二さん、碓井進氏 櫻井國臣氏の挨拶、乾杯に引き続いて感謝状がスポンサー、市町村協会、テニスクラブ、事務局に贈られて歓談。こうなるわけですが、今回は頼まれたわけではありませんが写真をたくさん撮らせてもらいました。県内のテニス関係者の多くが集まっていますので、さすがに知らない方も大勢でしたが、逆に知り合いも多いものだとも気付きました。
今回のご挨拶でもあったのですが、神奈川県はテニス強国であると誰もが認めています。渡邊康二さんも神奈川県、東京都、福岡県、兵庫県がテニスの名門のようなことを述べていたし、記念誌に書いてあるように全日本女子優勝はここ20年の間に11回は神奈川県で、選手も井上悦子、岡川、雉子牟田姉妹、神尾、杉山、吉田、藤原、竹村とファイナルまで進出しています。朝日レディースでも東京都と並ぶ最多優勝だし、ベテランテニスでも小生の年齢近くでは全日本ランク10位の半分が神奈川と言うことはよくありました。ここあそこと談笑している間に食事の方は行列が出来てしまい、お腹の空いたこと。カレーを一挙に食べて他のものにはあまり手をつけられなかったのが心残り。そうこうしている間に田村さんの謝辞がありお開きに。この模様は写真でどうぞ こちらから
9月5日
- 仕事を終えて午後昭和の森に関東学生リーグを見学してきました。女子のシングルスの一部しか観られませんでしたが、上位エントリー選手同士の試合だった割にヒカルものを感じた選手はあまりいませんでした。ジュニア時代の延長でやっているか、団体戦用につなぎに走るかで、大学生らしくまとめる方法ができあがっていないようでした。殆どの大学関係者に知人や肉親がいるのでへばりついての応援なんぞしませんが、昔ながらに声を合わせての応援合戦はいかにもリーグ戦でしたね!男子の方も合間に見たのですが、国内レベルだと通用するけれど海外相手では全くダメなテニスなのに自己陶酔している気がしました。女子の場合、海外相手の選手は大学に来ないのでまだ良いのですが、男子の場合は殆ど大学経由だから複雑です。スターが出るとそのスポーツは盛り上がる→素質のある人の発掘→底辺を広げる必要 と言われて親と子のテニスや母親を引き込んで子供にテニスをさせようと考えた昔の政策は当たりはしましたが親以上にはなかなか、、、かえって親の方が夢中になってベテランの盛んなこと、、、遺伝の縛りを考えるとトップアスリート(日本では野球と今後のサッカー)の2世をテニスに引き込むのがレベルアップに一番だとかあれこれ考えてしまいましたよ!
7月31日
- 自分のテニスもさることながら、テニスをする人(試合を好む人に運動を楽しむ人)に観戦を楽しむ人と裏方で支える人等テニスを介していろいろな交わりがあります。これらを全部一括してテニスと関わっている人は少ないかもしれませんね!
- と言うわけではありませんが、今回初めてりょうこ選手のレッスンビデオ作製に関わりました。まあ、撮影から編集タイトル装丁と全部一人でやったのですが、結構いろいろ勉強になって面白かったです。ビデオ編集もニューマシーンに交換したお陰で出来たようなものです。切り張りの動画を保存したりしていると、完成までに20GBもメモリーが必要だったので。古いパソコンでは難しかったかもしれません。ミニDVとDVDディスクに出力して元が出来ました。一般にはVHSで見るのが手頃なのでVHSにも出力して終了です。これを販売価格いくらで、、、、なんて考えていませんが、一部を除き初版にしては満足できる結果になりました。せっかくですから、完成品の外観だけでもご覧下さい。
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- 後日りょうこ選手のHPに冒頭のビデオを掲載しましたので、リンクさせておきます。 こちら
5月26日
- 最近ここのコーナーには何も書いていないので、たまには書き込みましょうか?テニスが強い人とはどういう人のことなのでしょうか?良く聞く負けた言い訳に「あんなへなへなボールにタイミングが全く合わないよーーー」、「へなちょこストロークなのにサーブだけにやられたよーー」等々です。テニスがポイントを取るゲームである限り、ポイントを如何に積み上げるのが上手かによって実力が決まる気がします。要は自分の好きなようにテニスをさせてもらえなかった時には相手が強かったのでしょう!決してサーブやストロークのスピード競争をしているわけでは無いからです。また逆にコントロールだけでも相手が追いつける緩さではどうにもなりません。スピード、コントロール、要所での対応、体力、精神力、等全てが上回っている人が強い人だと思います。自分の年齢になると動体視力や反応力は必然的に下降線をたどっているのは生物である限り仕方のないことです。このようなコントロールできないもの以外のトレーニングは30歳以降は必要でしょうね!
2月24日
- 今日は中村杯の見学を少ししてきました。年齢別45歳以上の会場にも出かけたのですが、棄権者が多くて残念な結果になりました。これは、最初の案内での日程が3月だったためもあると思います。同時に参加者数によっては日程を変更する場合がありますと記載してもあります。今回からは35歳以上の新種目が行われるため、申し込みが終わった段階でないと日程調整が最終的に出来ないことと、テニス協会で使えるコート数に限度がある事が原因でしょう。神奈川選手権のように最初の案内から日程は2月10日から4月14日とだけ記載しておけば良かったのでしょうか?この様にすればエントリー終了後にコート数に合わせて日程が組めます。どちらが親切でしょうか?関東オープン等あらかじめ人数制限があれば良いのですが、毎トーベテランでも申し込んでから初日が決まります。東京オープンでも申し込んでから初日が決まります。でも月曜に開始か火曜日開始か程度ですが、、、今回のように新種目が増えた場合にはあらかじめ大きくアナウンスしておかないと(要綱を見ていないで不平を言う人が非常に多いので)いけませんね。運営サイドを経験して苦労を知っている人は理解しやすいと思いますが、選手として参加することしか経験のない場合には一方通行的な発言が他の世界と同じように出てきます。この場を借りて状況説明をしておきました。また、この結果を踏まえて次回からはより一層運営サイドも改善しなくてはいけないでしょう。
1月30日
- サーバーが移転するまで更新できないのですが、新居を覗いたら何も変わっていないのもしゃくなので書いておきましょう。昨年も全豪の感想を書いていたのですが、今年もこの時期は全豪になってしまいますね。今年放送を見た中での印象ですが、男子は上記シード選手が上位シード選手が早いラウンドで姿を消してしまったことでしょうか。ヒューイットは水痘の後で体調が良くなかったらしいですが、クエルテンやカフェルニコフも意外でした。アガシも棄権しサンプラスもドローがサフィンと当たってはもうだめでした。1Rからファイナルになったりするのは基本的に誰が優勝してもおかしくなかったのですね。結果的にヨハンソンになろうとは思ってもみませんでした。ツアーの戦い結果をみても大きな差は無いようですが、日本選手もこのわずかな隙間から入り込んでまぐれと言われようと上位に進出してほしかったです。
- 反対に女子の方はダベンポートやセレーナが出場しなくても実力者がきちんと勝ち上がっていました。セレスは少々スリムになって期待しましたが、ビーナスに勝ったけれどもレベルが上がっての勝ちではないのでまだ期待はずれとしましょう。クリスターズはダブルスを棄権した割にストロークは重くて深く間違いなく将来のチャンピオンでしょう。圧巻はカプリアティ対ヒンギスです。セカンドも0−4になったときはヒンギスの優勝と思いましたが、続く2ゲームの内容が今もって理解できません。非常にイージーなミスの連発で気が緩んだとしか思えなかったからです。それでもまあ勝つと思っていたのに。体力勝負になったタイブレークはポイント間は真夏の毎トーを思わせる歩くのもイヤと言う表情でしたが、ゲームが始まると良く走り振り抜いて平常と同じように緊迫した試合でした。このあたりが今年のベストマッチだと思います。結果的にタイブレークが優勝決定試合でした。これを取った方が優勝とわかっていたのでヒンギスも出し切ったのでしょう!ファイナルは別の大会の別人をみているようですぐに結果はわかりました。こんな試合はもうイヤだと自分でも思うのが真夏の毎トーです。真冬に真夏を思い出させてくれた全豪でした。
- 全く以上は感想にもなっていない駄文でしたね!お許しを!
1月14日 掲示板の貼り付け
- 何やら最近掲示板への来客者がすくないみたいですが、今日の成人の日は
午前中は大磯Pへりょうこ選手のレッスンの様子を見学に行って食事をして
湘南平TCでボールを打ってきました。レッスンにはブリジストン所属だった
プロの小泉幸枝さんも一緒でした。ベテラン全日本の40歳以上では破竹の
4〜5連覇中で優勝までほとんどゲームを落とさない鬼のような?人で、
名古屋の東山では共通の知人を介して食事をしたこともあったようですが、、、
今日の話題の1つに、4大大会の話しがあって、小泉さんは全て本戦を経験済み
で、ウィンブルドンダブルスでは衛視が1名ついてくれたが、相手の有名選手組
には2名ついていたし、ベッカーには十数人が輪をつくって囲い入れて移動させていた
とか、、、佐賀の芝生はベテランでも35歳から始めるのと60歳から始めるのでは
芝の傷みが違うので高年齢者の試合を日程に先に変更したとか、、、、
さすがにりょうこ選手よりも4大大会の話題は多かったです。現在全豪の最中ですが
イザワで勝った森上亜希子ちゃんが予選の決勝まで行っているのですから、ポイントさえ
あげたら十分に4大大会のチャンスも来るものと思っています。
秘密兵器をプレゼントすることにしたので、もっと活躍してくれることを期待しましょう。
なにしろ身近に見ていてもまだ上達(改善改良)をしているのがわかりますし、指摘ポイント
が1〜2ヶ月ですぐに治るんだから羨ましい限りです。若さがまだ十分にある証拠でしょう。
なにやらRESのつきそうもない話をかいてしまったなぁ、、、、
他のページに貼りつけておこうっと
1月8日
- 悲しい話し。今日非公式に聞いた話ですが、私のテニスのライバルの一人である嘉山衛氏が亡くなられたとのことです。胃がんで療養中だったようですが、まったくウソのようです。本当??昨年の神奈川選手権のQFで戦ったのが最後でしょうか?お互いに対戦したことの方が多かったですが、都市対抗戦では一緒にペアを組んでもらい肉離れの自分をカバーして勝利したことが思い出されます。合掌
1月1日
- 年が明けてしまいました。昨年末は11月の全日本選手権でりょうこ選手が決勝に進出しテレビ放映されましたし、引き続いてのイザワクリスマスではダブルスで優勝、シングルスでもベスト4と大活躍をしてくれました。ここ数年応援してきた甲斐があったと思うし、晩成型であるという見方が間違っていなかったと思いました。海外遠征中は毎日メールで状況を聞き、国内大会でも同様にメールで毎日励ましていた気がします。選手は何かのきっかけで突然に強くなったようになる時期があるようです。昨年末がりょうこ選手にとってその時期だったのかもしれません。しかし、突然の開花に見えても実際は違うようです。日頃の地道な努力でこつこつと上昇していった結果が突然にでただけです。同じ様なことは他の事にも当てはまる気がしてなりません。地道な努力は身につきますが、ギャンブル的にスポットライトを浴びても中身がないとしぼんでしまいます。凡人は地道にやって一流になれるが、ギャンブルしようと考えるのは凡人になりたい人の考えることでしょう。天才だけは別でしょうか?
11月7日
- 今年の全日本選手権テニス大会が開催中です。今までの結果も踏まえての感想をあれこれ書く時間があったので書きましょう!今年の特徴の1つは全日本選手権にトップ選手が顔を揃えたことでしょうか?これは、男子に顕著ですが鈴木貴男、本村剛一、石井弥起、寺地貴弘、岩淵聡と出そろいました。若手の近藤大生に高校生の添田豪が全体での目玉になるのでしょう。女子では杉山、浅越、(吉田)、小畑、宮城、久松、森上と多くが抜けましたが、若手の藤原里華、カムバックの佐伯美穂が注目されそうです。
- そこで、始まってからの展開ですが、男子に関しては添田豪選手(荏原SSC、藤沢翔陵2年生)が2Rで早稲田の大学トップクラスの宮尾祥慈選手に勝ってしまいました。男子では近藤選手の次の時代を引き継ぐと言われているだけあって、ベスト8にまでいくと並ぶ成績になります。期待するしかないですね!
- 女子については、常々言っているように高校生が強いはずですが、今回は上位に進出は出来ていません。多少小粒になったかもしれませんが、1年生でインターハイを取った川床萌選手が実業団の強豪の内田素江さんに勝っていますし、大学チャンピオンの伊東千佐世選手にあと一歩まで追いつめています。伊藤和沙選手は佐伯選手からゲームを奪い健闘し藤代春香選手は石田恵子選手にファイナル、中村晴香vs松井小麦でラッキーな面もあって、高岸知代ともども2Rまで行きました。でも今年の選手は全日本ベスト16が限界でしょうか?中村藍子選手や田中姿帆選手はドロー運がなかったのでしょう。でも、ここにあげた選手はみんな高校生です。
- 個人的には竹村りょうこ選手が現在ベスト8で昨年と同じですが、明日対戦予定だった佐伯選手が肉離れで棄権したために上位進出のチャンスが巡ってきました。千載一遇のチャンスを生かすには、あとあと石田恵子選手とベテラン平木理化選手に勝たないと決勝に進めません。勝ちたい気持ちがどれだけ残っているのか?
- この結果は御存知のように竹村りょうこ選手が決勝に進出してNHKで放映されましたね!やったーーーー
11月2日
- 今日も全日本選手権の予選が有明で行われています。各都道府県優勝者で行われるA予選枠6名の内で女子では高校生が5名を占めてしまいました。さすがにJOPで戦われるB予選はまだ結果が出ていませんが、高校生は少ないようです。今回の全日本では思いがけずに愛娘がウエィティングに入り、結果的にはあと一人の不参加者が出たら出場可能でした。親の因果が子に・・・と言うわけでもないでしょうが、まさしく今年自分で味わった全日本ベテラン補欠1番と同じ状況になってしまいましたよ!どこかで線引きをしないといけないのだから、どこの試合でも同じ状況に向き合っている人がいると言うことですね。例えば、ウィンブルドンでも世界各国から補欠1番はイギリスに飛んで待機しているのでしょうか?まあ、自分よりもランクが低くても強い人は沢山いるし、逆に弱くてもあちこちとポイントを稼いでランクが高い人もいます。どこのクラスでも同じ状況です。愛娘にはまだまだ経験も浅いし、将来はもっと上で出場を果たしてくれるでしょうが、自分は精一杯なのでどうなることやら。
10月15日
- 昨日快晴の秋晴れの中で平塚選手権が行われました。年齢別シングルスの最終日であり、混合ダブルスのトーナメントクラスの初日でもあります。御存知のかたの多いので一言書いておきましょう!そう、今回は棄権してしまいました。娘と組んでのエントリーですが、他のイベントで何回か組んだことがあるので問題は無いのですが、さすがに今回の棄権の理由をあかしてはくれません。先週タフマッチが続いており疲れ切って15時間も寝ていたのは確かですが。。。 物事を考える時には相手の身になって考えるようにしていますが、そうなると分かるような気がします。注目を浴びてしまうし、ある程度の戦績が知れてきたので馬鹿なことは出来ない。いい加減にやると後で文句を言われる。でもダブルスでの本当の実力はまだ自信がない。勝っても負けても面白くない。そんなところでしょうか?でも後で考えてみると、自分の方がもっとプレッシャーになっていた可能性があります。平塚の混合では加藤さんと組んで今までほとんどベスト4以上にはなっていたので、若手現役と組んだら最低でも今まで以上になって当たり前になってしまいます。まあ、年々年を取って衰えてはいると思いますがね。この様なわけで出る気になったらコチコチにならず楽しんで終われば上出来と考えていましたが、実際にはどうなっていたことか?弟親子の場合はまだプレッシャーがない分出やすかったかも知れませんね。コートの友にも選手はベストを尽くしなさいと書いてあると思います。このベストを尽くすというのはどこまでの試合で通用するのでしょうか?誰かーーー
9月16日 今日はトヨタプリンセスカップで竹村りょうこ選手対フサイ(フランス)の試合を中村千里が感じたことを書いてみます。
- 結果は6−3,6−1でフサイ選手の勝利でした。しかし、4−3までは一進一退でジュースの繰り返しが毎ゲームつづき、隣の佐伯v森上が1セット終了しても3−2位でした。それほど良いショットとあーーーっの繰り返し。フサイは4大大会で幾度となく放映されているので知っている人は知っているでしょう。後で調べますがWTAランクも20位位だったのではないでしょうか?りょうこ選手もまだまだ上達していてバックハンドが以前はループボールで逃げになるか、短くなるかだったのが安心できるストロークに変身していました。フォアハンドは一発で幾度となくエースを取って世界レベルにあることは間違いなし。ただ、走ったときの手首から先を使うショットが多くコントロールに問題があります。二人を見比べると、プロのスピードの上での話しですがフサイはタメが十分に出来ているので安定感があり、いざというときのライジングショットでコース展開が早く追いきれない状況が見受けられました。また、後半の展開ではサーブのコースとスピンの跳ねる高さが全く異なり攻撃できませんでした。りょうこ選手も不安定なフォームから結構良いサーブが入るのですがポイント奪取につながるサーブは少ないです。だれでも難しいのですがここ一本欲しいと思ったときに打つショットがミスをしないのが非常に重要である事を再認識しました。今後もりょうこ選手は上達する見込みがある。サーブが反り返らなくなったので、下半身のバネをためて打つサーブを修得し、今より一歩打点への到着を早くしてためて打ち込む技術を修得しすれば階段を1つ上がれそうです。ネットプレーはダブルスで鍛えられていて安心感があります。付け加えると、よっしゃーーーとか気合いが入る表情が自然に出てくるようになれば、見ている人も惹きつけられるのではないでしょうか?
- 追加:フサイ選手は最高37位でダブルス6位。トージアとのダブルスは世界のトップレベルでタイトル多数。4大大会への参加回数も延べにしてシングルスで30回でも3Rまでの1973年生まれのフランスフェドカップ代表選手です。
8月31日
- 現在全米オープンが開催中です。以前にも書いたことがあるのですが、テニスと言えばシングルスでしょうか?ダブルスでしょうか?もちろんどちらもテニスの試合形式の1つですが、欧米ではシングルスがテニスの代名詞でダブルスはやはり遊び感覚なのでしょう。賞金も賞金も低いし扱いも低いし、日本の新聞やドロー(平塚テニス協会も)では苗字だけの記載で済まされます。杉山愛選手が昨年全米に優勝して騒がれたとしても、これはシングルスで優勝する日本選手がいないのでと言った方がまだ近いようです。今回ペアのキム・クリスターズが大腿の故障でシングルスに専念するためにあっさりとダブルスを棄権しました。この様なことは今までに他の選手でも何回もありました。みんなシングルスに専念するためです。そもそも遊び感覚が強いので、キムと相談したって棄権を撤回する訳ではないので、愛ちゃんもあっさりと受け止めるしかないでしょう。シングルスの悔しさをダブルスにぶつけたいとコメントしていましたが、プロの世界でのダブルスはその程度の位置づけでしょう。一部例外的にナブラチロバやマッケンローはダブルスも良く出ていました。グラフはほとんど出ませんでした。伊達公子選手も出ませんでした。ダブルスがシングルスの向上に役立つとしてダブルスをやる人はいますが、勝敗にはこだわっていません。この様な世界でダブルススペシャリストと呼ばれる、一昔前のジジ・フェルナンデスや現在のフェレーラ、パエス、等に杉山愛選手になって欲しくないのです。だから、今後はシングルスに専念するためにダブルスやミックスは出ない位の覚悟で練習に励んで欲しいと思いました。確かに愛ちゃんのネットプレーでスマッシュなど世界のトップクラスなのはダブルスの成果ですが、シングルスの勝利にはむすびついていません。こんかいは(も?)辛口になったかもしれません。ダブルスは親睦?なのか、昔知り合いのテニス愛好者のドクターが関東オープンに出場できたと喜んでいました。関東でベスト、、だったよーーと。「良く出られましたね」と聞くと、ペアが超有名人でこの人一人の戦績で関東に入れるのだそうです。ダブルスはこの親睦も大きいのかと今になって思い出しています。本当に愛ちゃんシングルスガンバッテ欲しいし、他の日本選手もダブルスでWTAランク100位以内は沢山いても知っている人は少ないよーーー
8月7日
どこに書こうか迷った末に、ここにたどり着きました。毎度の事ながら、現在平塚ジュニア選手権が行われています。この大会の参加者は平塚から西の方面の高校生が主人公です。それも入門編の大会になっているようです。試合の初心者に試合のやり方を教えてあげるような、、、、
でも常々言っていたように、世界のトップ選手はこの年齢です。底辺を広げるには貴重な大会ですが、何とかこの年齢までにある程度完成された形の選手になってもらいたい。つまり高校生が大量に参加して初級テニスを見せつけられるより、14歳以下、12歳以下、10歳以下、8歳以下ともっと低年齢層が大量に参加して初級テニスを見せてもらう分には嬉しいのです。この年齢層の開拓こそ今後の重要課題と思いました。
もちろん県大会に出場も難しい高校生にとって貴重な大会になっているのは十分に承知はしています。
6月26日
今週はウィンブルドンが始まりました。よーーく考えてみると、このウィンブルドンがテニス界の最高峰と言われています。4大大会の中でも別格と言うイメージがあります。伝統があるからでしょうか?でも芝生の試合なんて世界のテニス人口の何パーセントの人々がやっているのですかねぇ。あまりにイレギュラーが多くサーブで終わってしまう試合展開は観ていても何か変と感じてしまいます。つまり、自分たちとはかけ離れた技量の持ち主が、あまりに簡単にミスを連発します。神奈川オープンの方がイージーミスは少なく見えてしまいます。原因は芝生ですが、実感としてなかなか伝わってきません。80%以上は普通のバウンドをしていないと思って観なくてはいけないのですが、このところを放送でも伝えて欲しいと思いました。また、テニス衰退を心配している自分としては、NHKがBS2とBSハイビジョンで違う試合を長時間放映してくれているのは涙が出るほど嬉しい出来事です。寝不足になるかもしれませんがね。初日の試合でヒンギスが負ける試合を観てしまいました。第1シードが初戦敗退するのは4回目だそうですが、当たりまくる相手に不調の女王ではどうしようもありませんでした。
6月10日
今日は「Ryoko cup in 湘南」と言うイベントに参加してきました。内容はミックスダブルスで親睦と竹村りょうこ選手の応援を主な目的としていると思っています。写真や結果はりょうこ選手のHPに掲載されますのでそちらをご覧下さい。この様な試合にどの様な態度で臨むかはいつも迷ってしまいます。少し若いときには全力でどの様な相手にもぶつかっていくのがスポーツマンらしいと思っていたのですが、最近ではそれなりの相手にはそれなりに合わせる様にしています。強豪になればそれなりに集中していくのですが、これがダブルスではペアにこの思いが伝わらないようで悩みます。今回のように若いジュニア選手と組んだときにはなおさら考えてしまいます。臨機応変にやって欲しいと望むのが無理でした。最初から集中していれば最後まで同じプレーで進行できたのに申し訳なかったと思いました。
6月3日
ただ今全仏オープンが開催中ですが、今年の目玉は何と言っても若武者ロディックでしょうか?この先必ずトップ選手になることは間違いはありませんが、時代をリードする選手に育つかはまだわかりません。ストローカーのドライブ選手は長続きしない印象が強いからです。アガシだけがカリスマ性を持って残っていますが、ベラサテギ、モヤ、リオス、ノーマン、、、、、、とランクが上位になっても短期間でした。ボルグは意外にもサーブやネットが良かったので長かった?かな?いずれにしても今後に期待しましょう。
話しのついでにサントーロ対サフィンの試合にはベテランだったらわかる味わいがありました。あの試合を見たら自分も再び一般で戦ってみたくなりますよ!でも基本的に運動量や機敏さが問題で無理なのは承知なのですが、、、、
5月19日
今日の午後、関東オープンのドローが送られてきました。最近は決勝戦まで強豪と当たらないラッキーな試合が続いていたのですが、残念ながら今回でおしまいのようです。初戦は上原久雄さんでフォアハンドの強力な大物食いさんです。今年の東京オープンであのフランス人のアニールを破って優勝したのかな?(最終日まで残っていたのは確かだから、おそらく優勝した)時々毎日選手権でも優勝争いに加わる強豪ですが、なぜか時々意外なところで負けてしまうので全日本の常連ではありません。たとえ勝っても次も全日本経験者が争って勝ち上がるので、関東オープンですが最初から最後(優勝するまで)全日本経験選手と当たらなくてはならない過酷なドローでした。今年のポイントは期待できませんよ!昨年の全日本でもらった情けのポイントが肩代わりしてくれて、毎トーで16以上になれば今年も全日本予選には出られるかもしれない微妙な戦いになってきました。でも昨年の全日本では自分が出場でき、おかげでポイントも高く、今回の隠れシードの位置にいるのはこの自分ですから弱気にならずに頑張りましょう!!
5月19日
女子に関しては、ジュニアの選手が強いと言ってきました。最新のJOP(日本ランキング)で300位までの選手を拾ってみました。実際に知らない選手もいるので、所属から拾い上げた選手もいますので漏れた選手やジュニアの卒業生も混じっているかもしれません。
この様にかなりの選手が入っていますが、逆にジュニアのトップ選手が意外に入っていません。これはJOP対象大会に出場していないだけであって、最近の傾向からすると50位から100位までの選手には十分に勝てるようですが。
また、この子たちがジュニアと呼ぶのは選手活動をしているプロ予備軍と言える人のことで、高校のクラブでテニスをしている人とは区別して一般の人と言っているようです。
89田中 姿帆 91松井 小麦 101中村 藍子
102細川 雅代 104渡辺 涼子 110立木 はる夏 115芳野 紗綾香 118落合 佑花里 119関口 みちの 131金城 未央 134糟屋 友里 135深田 麻奈美 141鈴木 まどか 149上野山 詩織 159西榎田 たま枝 161竹本 みのり 162梅田 さやか 166藤代 春香 168清水 咲子 175山形 生夏 177細江 さちえ 178竹原 心 182明神 珠美 183荒川 望 197井上 万里 205嘉勢 みずき 218中村 志舞 223西尾 麻美 229中山 亜美 240鈴木 詩子 241間中 ひろみ 246愛甲 霞 249大見 由香 250鍋谷 尚映 253藤井 仁美 260辻 麻里子 268外西 美香 269池田 菜穂 290倉島 侑里
3月27日
- 「コートの友」と言うテニスのルールブックが毎年改訂されてこの時期に日本協会から出版されます。テニスの試合に出ようとする人はぜひとも1度は読んでおいて下さい。この本の内容が必ず毎年変更になるのでもう何冊購入したことになるのでしょうか?最近は理事に配られているので助かりますが、精通していないと恥をかくことになります。今年の主な変更点は以前に紹介したショートセットの試合方法が明記されていることや、休憩は1ゲーム終了後にはないといった既に周知されていることが明文化されたことでしょう。このショートセット方式は、都市対抗戦で採用されるようですから興味深いです。
- ところで改めてトーナメントについて見てみると、賞金のつくAグレード大会、賞金のつかないBグレードオープン大会、賞金のつかないCグレードクローズド大会と分けられて、JOP(日本オフィシャルポイント)大会が決まっています。身近なところで神奈川選手権は今年からオープン化(プロの出場を認める)されたのですが、賞金がつかないのでBグレードです。128ドローの一般男子で優勝すると80ポイントもらえるし、2Rで負けたとすると3ポイントが1R勝利のポイントです。同じように、100万円の賞金がついた神奈川オープンですと優勝では270ポイント。本戦ドローは32が多いので予選から上がって本戦に入れば25ポイント。緒戦突破すると32ポイントになるはず。このポイントは神奈川選手権でベスト4〜8のポイントに匹敵します。最初からダイレクトインの場合には予選の勝ち上がりポイントがつかないので少しポイントは減るのですがそれにしても大きいです。確かに県選手権の優勝者が神奈川オープンで活躍はしていませんから、レベルの差は大きいのでしょう。この県選手権に出場するためにさえ市町村の大会で上位に行くことが大体必要です。ですからオープン大会の本戦はハイレベルの戦いのはずですが、JOPポイントの200点がATP(ワールドツアーレベル)の1点相当です。国際大会に出場して1点取れば国内のオープン大会の優勝者レベルのポイントになってしまうのです。今までのCグレード?だった神奈川選手権は優勝でも41ポイントですから何とレベルの低い大会だったのでしょうか!一般のテニス愛好者にとっては決してレベルが低いとはおもいませんけどね!
- そうは言ってもJOPには落とし穴があります。これは過去52週間のポイントを基準大会数で割って順位を決めるのですが、男女とも大体20数大会が基準になっています。ですから、基準大会数を上回らない限りポイントが加算されていくことになり、エントリーして予選の1Rで敗退を続けても徐々に順位は上がります。Aグレードであれば大体最低2ポイントは負けても得られるので、試算によると最低でも男子では17大会連続負け続けても800位前後、女子では22大会負け続けても400位前後に上がれるはずです。実際には公式戦は平日に行われるので、4〜5ヶ月試合ばかりに出場することは不可能ですが、テニス初心者が1年暇があったらこれだけ上がれると言う落とし穴です。ランキングは出場大会数を一緒に見ないと実力の評価にはならないこともありますよ!もっとも参加者が256以上だとこの様に行かないで0ポイントもありますが出場数も0になるのでかなり近い線でではないかと思います。どこか間違っていますかねぇ?
3月25日
- 久しぶりに書きます。
- 試合の欄に書いてしまったのですが、ベテランは集中力が持続できれば何とか試合になるようで、同じように体力(いかに動き回れるか)だけでも試合になるようです。一口に体力と言ってもテニスで必要なのはどの体力なのかが実は良くわかりません。でも他の人にも当てはまるのではないかと思いますが、メンタルの体力が一番必要な気がします。あくまでシングルスの話しですが。これはベテランに限らないと思います。1ポイント集中でも良し、1ゲーム集中でも良し、1セット集中でも良し、1マッチ集中できれば最高!!
- デ杯日本対インドが4月6−9日有明で行われます。もっとテニスが観戦するスポーツでメジャーになれば、例えばこの期間にテニスのイベントは無くして欲しいものですが、実際は都市対抗神奈川県予選が厚木南毛利で行われます。観客動員を呼びかけても、この様な公式戦が重なってはチケットも売り切れないのではと心配です。
- 丸山淳一氏が中村杯を棄権しましたが、コーチをしているジュニアの試合についていくためです。これが仕事ですから仕方がないですね。来年度は出場してくれるのでしょうか??
- 最後にごめんなさい。全く新しいラケット(購入して1週間以内)で試合をしてしまいました。こんな冒険は通常はやらないのですが・・・
2月19日
- 昨日デ杯(日本対タイ)の最終日に鈴木貴男選手が相手のアジアのエーススリチャパン選手に勝って日本の勝利が決まりました。戦前の予想は(個人的には)ダブルスを取るので日本の勝利になると信じていましたが、シングルスで相手のエースに勝ったのは今後の弾みにもなって良かったです。本村選手は日本リーグでの戦いを見ていて心配したとおりで、石井弥起選手の出番を考えていくことも次回は必要ではないでしょうか?
- デ杯の報道はどの程度行われるのか心配でしたが、新聞には大体掲載はされていたようですが東レに比べると扱いが小さいのはワールドグループの戦いではないので仕方がないかもしれません。サンデースポーツ(NHK)では結果だけでも報道されると思って見ていましたが、全く触れられなかったようでした。ラグビーやマラソン等々国内の主要なスポーツがあってのですが、本番前の野球のキャンプ情報に時間を沢山使っているのにデ杯の報道がないとは・・・・デ杯はワールドカップ(サッカーやラグビー)やアメリカズカップ(ヨット)と並ぶ国際的に主要な国別対抗戦です。公共放送を自負するNHKの視聴者に媚びた報道には情けなくなり早速NHKに抗議のメールを送りました。
- そうは思ってもデ杯10,000人計画は3日間で達成(金:2千人強、土:3千人強、日:5千人強)で今までの4倍の人が集まったようですが、巨人軍キャンプ1日の1/5では勝ち目がないかもしれません。
- 次回のインド戦も有明で4月6〜8日に行われます。今度はダブルスは落としてもシングルスで十分に勝てるはずで、ワールドグループとの入れ替え戦にまで進出できれば盛り上がるだろうと期待しています。この期間は全日本都市対抗戦の県予選になっているので、どちらに行くのか・・・・
2月12日
- 今までに書いたように本日で高麗山TCが契約も終了し5面は完全になくなります。改めて写真館をご覧下さい。尚、今後のテニスの本拠地は湘南平TCになります。ベテラン大会の主な会場は有明のクレーと萩山のクレー東山公園のオムニですが湘南平は少々滑りが違うようでじっくりと打ち込む練習には向いていないようなのが気になります。でも他にないのだから仕方がないかな?雑な打ち方にならないように心がけていきたいです。
1月31日
- 日本テニス協会より平成13年度ベテラン行事の案内が郵送されてきました。過去にこのような案内が郵送されてきたことがなかったものですから、今年度から始めたものかもしれませんが、どうも全日本ベテランに出場した選手に送っているようでもあります。なぜならばITF世界ベテラン選手権大会の要項と申込書が同封されていたからです。参加資格が2000年度全日本ベテランの本戦各種目に出場した選手、及びそれに準じた選手となっていたからです。世界選手権の話しは聞いたことがありましたが、参加資格など今まで考えたこともありませんでした。個人戦と団体戦の両方があり、団体戦ではウインドブレーカーで揃えるようですからデ杯などと同じですね!B大会は55歳〜75歳以上でオーストラリアで開催。A大会は男女35歳〜50歳でオーストリーとのこと。場所がアルプスだから観光で行ってみたいですねぇ。でも長期休暇になってしまうので・・・・・・・申し込みの締め切り日まで一応考えましょう・・・・・・
- 国内ベテラン大会を掲載しましたが、詳細は主催者に再確認してください。
-
1 |
九州毎日オープン |
4/16−22 |
福岡 |
2 |
東海毎日オープン |
4/21−28 |
名古屋・東山公園 |
3 |
大阪毎日オープン |
5/14−21 |
兵庫地区 |
4 |
関東オープン |
6/4−10 |
東京 |
5 |
東海中日オープン |
7/10−15 |
名古屋・東山公園 |
6 |
東北オープン |
7/30−8/5 |
青森 |
7 |
九州オープン |
7/31−8/5 |
福岡 |
8 |
中国オープン |
8/1−5 |
岡山 |
9 |
四国オープン |
8/1−5 |
愛媛 |
10 |
北信越オープン |
8/2−5 |
長野・松本 |
11 |
東京毎日オープン |
8/6−19 |
東京・埼玉各地 |
12 |
北海道オープン |
8/9−14 |
江別 |
13 |
関西オープン |
8/27−9/3 |
兵庫各地 |
14 |
63回全日本選手権 |
10/10−16 |
名古屋・東山公園 |
15 |
25回全日本ローン |
11/12−21 |
佐賀・ウィンブルドン |
16 |
日本体育協会主催第1回スポーツマスターズ大会テニス競技
9/22−25 宮崎・シーガイア
注:国体に代わる大会のようです。都道府県協会推薦者出場 |
17 |
厚生労働省主催ねんりんピック 10/6−8 広島 |
18 |
文部科学省主催スポーツレクリエーション祭
11/10−13 三重 |
1月27日
- 今日全豪オープンテニスの女子の決勝がありました。優勝は復活したカプリアティです。今大会のカプリアティ選手はマッスルレディに変身しており、昔のナブラチロバ選手や最近のモーレズモ選手、セレナ・ウイリアムズ選手と共通する体型でした。よほどのトレーニングを積んだのでしょう。ステロイドを使ったかのような筋肉でした。最近の女子選手の中では大柄でない部類なのに、あの強打には恐れ入りました。一昨年に子供がタンパのホップマンキャンプに行ったときにもヒンギスとずっと一緒に練習していたそうで、練習だけならヒンギスよりもものすごかったと言っていたのを思い出しました。今後のテニスの方向は、より一層高い打点からフラットで打ち込めるかと言うことになりそうです。ドライブを上手に逃げに使い、相手が甘く逃げた弾むボールを上からフラットで決めることが出来れば完璧。昔のフラットと違って、厚い握りのフラットでないと上からは打てないはずです。今後のテニスの方向を追いかけて行きたいと思います。それにしても復活したカプリアティ選手には涙が出そうになりました。おめでとう。ヒンギス選手もいずれエバート選手が変身したように筋肉ウーマンになると思いますが、それまではなかなか勝てなくなるような・・・・
1月19日
- 2月から中村杯が始まります。この大会は平塚市テニス協会主催ですが、上位の大会に通じているわけでもなくローカルな大会ですが、平塚市を中心に県内各地から参加者があります。参加資格は県テニス協会加盟団体の人間です。この大会に今年は一般男子に89年のデ杯選手である丸山淳一さんが参加してくれることになりました。今では杉山愛選手のコーチとしての方が有名かもしれませんが、バックハンドのドライブは芸術品でした。エントリーが済んだので公開しても良いと思いお知らせしますが、3月11日は観客が増えてしまいそうです。子供が誘ったようですが、まさか本当に出場してくれるとは思いませんでした。残念ながら当日は仕事のために行けないので、私は年齢別に参加にしたのですが対戦してみたかった(完璧にやられる姿が目に浮かぶ!)
1月10日
- realのHPでデ杯1万人動員計画を行っています。みんなテニス関係者は頑張っています。テニスをどうやって盛り上げるか?と言うよりプレー人口は多いのに観戦する人口が極端に少ないのでマスコミにも取り上げられることが少なくなり、この結果プレーする環境もなかなか良くならないのが現状かもしれません。有明のデ杯は相手がタイであってもスリチャパン選手と言うアジア地域で世界に通用する数少ない選手がいます。この選手に勝つのは容易ではありませんが、テニス事情を知らない人は負けたら何と思うのでしょうか??また勝ってもタイの選手だからと思わないでしょうか??時間が許せば2月16日〜18日に有明に応援に行きたいものです。
1月7日
- 昨年末で閉鎖の高麗山TCのはずでしたが、最後の段階で本契約が完了できなかったために暫定的にまだコートが使えます。したがって、もともと空いていたコートが今日のような休日でもがらがらでした。コートは選び放題で順番待ちもなく非常に贅沢な使い方でした。残念ながら時間の問題で閉鎖になるとわかっていてももったいないもったいないです。あと数日は使えるのではないでしょうか??
- 今シーズン男子の鈴木貴男選手が世界ランク100位以内の選手に連勝しています。日本選手では松岡修造以来ではないでしょうか?一昨年でしたかコレチャ相手にあと一歩まで善戦できたのですから、本調子であれば活字になる可能性は十分です。期待しましょう。
12月17日
- いよいよ私の所属する高麗山テニスクラブが今月いっぱいで閉鎖になります。消えゆくテニスクラブと題して本日は写真を撮ってきました。改めてファインダーを通してみると、本当に貴重なテニスクラブだと思います。すでに取り外された看板もありますが、雰囲気は伝わってきます。この時代にクレーコートで巨大なコンクリ造りの壁打ちコートはもう見かけない造りです。旧き時代の臭いがします。そう、旧軽コートのハウスを思い出させますよ。なかでプレーしている人も旧き時代??時間がゆっくりとまわる環境で、何時でもすぐにコートを使えて良かったのですが残念です。しかし、打ち合える相手が極端に少なかったし、あまり育ってこなかったのが物足りなかったかな?それでは「消えゆく高麗山テニスクラブ」の写真館の入り口は ここ (関係者のために画質は落としてありませんのでダウンロードして下さい)
12月4日
- 杉山愛選手の全米ダブルス優勝とダブルスランク1位の祝賀会が高輪プリンスで行われたそうです。子供が出席して様子を知らせてくれましたが、めぼしいテニス関係者はすべて揃っていたようです。このような会は直後でないと盛り上がりに欠けるきらいがあるのですが、ツアー選手は国内にいることが少ないので仕方がないです。でもこのようなイベントを有効に生かしてテニスの普及にもぜひ生かして欲しいと思うのですが、一般のマスコミにはどれだけ流れるのでしょうか?様子を見ていきたいと思っています。
11月26日
- 女子の国際大会の甲府オープンが終了し、岡本聖子選手が単複の優勝で終わりました。この試合は以前に話した5ショートセットマッチで行われました。以前に竹村りょうこ選手が話していたように、けっこう時間がかかるようです。甲府オープンでは和田奈々選手と仲島千晶選手の試合が14,54(0)、24,41,54(3)だったのですが、要した時間が4時間17分だったそうです。和田選手は神奈川の小児科の先生のお嬢さんで、仲島選手はりょうこ選手の後輩。子供のスクールの上級者も3名参加しているので注目していた大会でした。この方式は1年間の試みですが、5セットでは定着しないような気がします。タイブレークも多くメンタルにきつそうです(これが観客受け狙いの理由ですが)。全日本の混合ダブルスで行われていた3セットでファイナルはいきなりタイブレークで行う方式は、採用されるかもしれませんが?
11月19日
- 平塚選手権の女子を観戦してきました。一般とは言っても、実際にはベテランテニスになるようですが!?気になったことが一つ。せっかくこのようなベテランの中に混じっているジュニア選手ですが、ダブルスではコミュニケーションが必要と雑誌にもスクールでも教え込まれていて、それはそれで結構ですが、必要以上に1ポイント毎に長々とおしゃべりをしていることです。これは、高校の大会でも大学の大会でも同じ様な傾向がありますし、オープン大会に出場しているレベルでも最近は目に付きます。お互いの波長にあわせてスムースに試合をして欲しいものです。
11月12日
- 全日本選手権が終了しました。今年もNHKで男女の決勝戦が放映されましたが、どうも世界の4大大会を見慣れていると迫力が伝わってきませんでした。実際にそばで見ると日本選手もすごい迫力ですが、テレビでじっくりと見ていると凡ミスばかり目立ってしまいました。やはりエースで決めるパターンが観客受けするスポーツになるのでしょうが、実際に勝っていく人はエースよりも安定した試合運びの人だったようです。ジュニアも一発エース狙いの試合から、組み立てて最後にエースとなる試合を覚えてもらいたいと思うのですが力の無い人のひがみかな?
11月7日
- 現在全日本選手権が開催中です。応援している竹村りょうこ選手はベスト16に進出していますが、これからが正念場です。現場に駆けつけたいのですが、仕事を放り出せずに祈るのみです。しかし、女子選手の顔ぶれを見るとジュニアの選手が波形、新井、飯島、中村と4人もいる上に一昨年までのジュニア選手を含めると半数近くになってしまいます。今さらながら女子選手に関してはジュニアの強さには参ったです。男子も期待の近藤大生選手が大学トップ選手の小野田選手に勝っています。若返りが確実に来ています。自分の年齢が場違いな世界で試合が行われているのです。なぜか感慨無量になってしまいますよ。
11月1日
- しかし、杉山愛選手はすぐにダブルスランキング2位に戻ってしまいましたが、1位になったことは記憶に残して欲しいものです。それにしても、アラールと愛ちゃんのダブルスはヒンギス・クルニコワ組に勝って優勝しました。本当に強いですねぇ!
10月25日
- ついに杉山愛選手がダブルスランキング世界ナンバー1になりました。本当におめでとう。テニス関係者にとって、日本選手が世界ランク1位になるとは夢のような出来事です。盛田日本テニス協会会長のツルの一声で12月に祝賀会を催すとのことです。この快挙は願わくはシングルスであって欲しかったと思うのは自分だけでしょうか?以前にも書いたとおりにダブルスの評価は結構低いものです。賞金額でもずいぶんと差があります。確かに、ビーナス姉妹やヒンギスとダベンポートが組んで愛ちゃんペアと戦ったらどちらに賭けますか?ママさんテニスではほとんどダブルスばかりで、どこのクラブでも男性もダブルスばかり。コート事情でそうなった特殊環境が日本のテニス環境です。ジュニアを強くして日本テニスの再興をはかるにはコートがやはり足りないのでしょうか?それに反してコートがなくなる話しは悲しい限りです。
10月17日
- 5ショートセット方式の試合、セットブレイクシステムの試合、8ゲームプロセット、ノーアドバンテージ方式等々テニスの試合方法もいろいろ変化してきている。自分の記憶の中で一番の変化はタイブレイク方式の採用と定着ではないかと思っていますが、この先テニスゲームはどうなるのでしょうか?この10月からITFの女子の国際試合では、5ショートセットマッチの採用された試合が行われています。この方式を簡単に説明すると、ゲームカウント2−2から始まる5セットマッチと言えるでしょうか?4−0,4−1,4−2、5−3でセット終了ですが、4−4になったらタイブレークです。これで3セット先に取ったら勝利。最短で40,40、40の12ゲームで決着ですから、3セットマッチとあまり変わらないように思えますが、実際に試合を行った竹村りょうこ選手は非常に長く感じたようです。テニス競技をもっと観客受けするものにしたいがための実験のようですがどうなりますか?ノーアド方式はベテランの公式戦では定着しつつあるようですが、これもどうなりますか?TV中継にあわせるならば、時間制限マッチも出現しそうです。蛇足ながら、クラブ内のテニスは1セット交代が主流のようですが、これとてメンバーによって最初から長い試合か短い試合かはわかってしまうくらいだから時間制限が欲しいよ。
- 15日は平塚選手権のシングルス準決勝と決勝戦が各種目で行われていました。今大会で感じたのは、いずれも同一日に2試合あるためか体力消耗が激しい試合が多かったのか、足に痙攣をおこした選手が多くて、さながら障害者テニスの試合になっていたようでした。痙攣が起こる原因はよくわかっていません(電解質バランス・・脱水・・ストレスうんぬん・・)が、どうも明らかな日射病等を除くと精神的緊張の高まる試合に多いように思われます。初参加、大きな大会、ビックネーム相手、決勝戦、観客が多い、意地でも負けられない相手、団体戦のポイントがかかる時等々見てきています。自分で思っている以上に筋肉に負担をかけているのかもしれません。練習の時以上の負担は筋肉が驚くのでしょうか?極端な運動不足やタフマッチは別として、リラックスして試合が出来たらと防止できるのかなと考えましたが、難しいですね。
10月5日
- 全日本選手権(壮年の部)と昔言っていた最大の大会でシングルスベスト16に入れました。学生時代に関東学生(インカレ予選)までなりましたし、実際にインカレ(全日本学生)の選手にも何回か勝ったことはありましたが、自分が全日本の選手になれるとは思っていませんでした。ダブルスならば組みようでチャンスもあると思っていましたが、世界のテニスと同じでダブルスの評価はどうしても低くなってしまうのでシングルスでなれたのが大きいですよ。これも、ひたすら長くテニスを続けてきたご褒美でしょう。大学卒業後10年近くはテニスもほとんど行っていなかったので、着任した松戸市立病院で素敵な仲間に恵まれてテニスを再開したのが大きな転機だったようです。あらためて当時の仲間や平塚に戻ってきてからの仲間、特に高麗山TCの坂田コーチにはヒッティングパートナーとしてつき合ってもらい感謝の気持ちでいっぱいです。今回は最後に体調不良だった反省もあるので、さらに上を目指したいと言いたいところですがいつになることやら。
- テニスは非常にメンタルな点が多いので(他のスポーツも同じかもしれませんが?)初めての対戦や最初に負けた相手には結構一生懸命試合をするのですが、2回目以降はだいたい流してしまうことが多いのでモチベーションの持ち方が今後の課題になりました。特に狭い平塚では同じ相手と何回もするのは全く気持ちが入りません。かといって不参加ではつまらないし・・・・それでしばらくはテニススタイルの向上のために試合をしましょうと密かに決めました。
9月24日
- テニスの試合会場に向かう途中はシドニーオリンピック女子マラソンの真っ最中。会場で優勝の瞬間を見ることが出来た。高橋尚子選手おめでとう。陸上女子で日本初めての快挙!テニスの世界ではシングルスの優勝が残っている。誰か悲願を私の生きている間に達成してもらいたいものです。今晩巨人が優勝してもニュースバリューが少なくなっちゃうぞ!どうするんだろう(勝手な思いでした)
9月21日
- シドニーオリンピック真っ最中。日本から杉山愛選手と浅越しのぶ選手はともに1Rで負けてしまった。しかし、他の競技は盛り上がっているけれど、何故かテニスは単なるツアートーナメントにしか思えてこない。4年に1回の大会だが、出場選手はプロツアー選手なので仕方がないかもしれない。でもウェアーに国名を書いて出場している選手とそうでない選手がいるのは、この揺れ動く立場を表しているように思えてしまう。
- 本日、全日本ベテラン選手権への出場が決定しました。1ポイント差での出場だったので幸運です。あの時負けていれば今回の出場はなかったのですから、1円に泣く者はじゃないけれど、1ポイントでも大切にしないと思いましたとさ。
9月13日
- 日本テニス協会の会長が先日交代しました。そのためかはわかりませんが、最近の日本テニス協会のホームページの充実ぶりにはおどろいています。いつみても変化の無かったHPが8月頃からどんどん新しくなって、ついにベテランJOPまでも掲載されています。新会長の盛田さんは非常に積極的で中学や高校の大会にも全米にも足を運んで現場を見て回っています。雑誌やTVの取材にも数多く応じていらっしゃるようで、なにかを変えてくれる雰囲気があります。タイミング良く愛ちゃんが優勝したのでなおさらです。期待しましょう!!
9月11日 杉山 愛ちゃん優勝!!
- 日本時間の早朝全米オープンテニスの女子ダブルス決勝が行われて、杉山愛・アラールのペアが優勝しました。愛ちゃんは昨年の混合ダブルスに引き続いての快挙です。本当におめでとう!!沢松和子以来の女子ダブルス優勝で、その後にテニスブームがおこったのですが、今回はどうでしょうか?日本テニス界にとってこれほどのニュースはないのにマスコミにどれほど扱ってもらえるか?オリンピックも始まるので心配です。日本国民はオリンピック好きですから、ここでの活躍を期待してはかわいそうですからね。愛ちゃんのスマイルを茅ヶ崎のPITAでまた間近でみせてもらいましょう。これでランクも1位か2位だからすごいの一言。
9月8日
- 全米オープンでは杉山愛ちゃんがダブルスの決勝に進みました。もう一歩です。愛ちゃんのダブルスの最近の成績は日本人選手としては過去最高であろうと思います。しかし、テニスの世界では扱いが小さいのは残念です。賞金もマスコミの扱いも伊達選手とは比較になりません。ダブルスの順位はすでに伊達選手と肩を並べるほどなんですが、NHKが臨時番組を組むわけでもなく。平木理化選手や宮城ナナ選手もダブルスは得意でした。 テニスはやはりシングルスですかねぇ。個人の名声はシングルスで楽しむためにはダブルスとなってしまったようですね。
9月5日
- ただいま全米オープン真っ盛り。誰が優勝するのかと言う期待と、どのような若手が出てくるのかが楽しみです。
- 男子ではフェレーロとかスイスのフェデレーとか今回は勝ち上がってきていますが?
- 女子はロシアの勢力が強くなってきて、フランスを抜く勢いです。
- テニスクラブの閉鎖の波が全国に波及しているらしいが、我がクラブもこの問題が悩みの種。そう言えば、私の所属クラブがどこにも書いてなかったなぁ。高麗山テニスクラブと言って平塚市にある歴史のあるクラブです。毎トーなどでは埼玉の高麗川と似ているので、よく埼玉ですかときかれます。
- 平塚市出身のプロテニスプレーヤー:竹村りょうこ選手がいます。現在WTAランキング300位後半で4大大会出場に燃えています。もちろん私は応援しています。もうすぐアメリカ一周のツアーに出発しますが、皆様ぜひ応援をお願いします。
- 取り急ぎ今日はここまで。