神奈川県大磯町のNPO ソーシャルファーム大磯

収穫の秋

ソーシャルファームと称される障碍者の仕事を通じたリハビリテーションは1970年ごろイタリアの精神病院から始まりました。
入院治療が必要でなくなった者が周囲の偏見から雇用を得られず、病院職員と一緒に仕事をする会社を作ったのが始まりとされています。
その有効性、意義が理解されオランダ、ドイツそして各国へと拡がって行きました。
イタリアでは犯罪者の司法精神病院を除いて一般の精神病院は1998年に全廃され、他の国も病床数は1床/1,000人程度まで減少しました。
日本はこの30年間病床数は3床/1,000人と多いまま横ばいであり、しかも退院者の平均在院日数は約300日と突出して多く2番目はイギリスの60日、3番目はオランダ・ドイツの23日、アメリカ等多くの国は15日以内となっています。
このように日本の現状をみるとソーシャルファームの展開の遅れが指摘されます。
実際その数は少なく稀です。
人権上の観点からも隔離政策からの脱皮が、掛け声だけでなくその実施が強く望まれています。