私のエギングスタイル

エギングってシャクリ方ひとつとっても皆さんいろんなスタイルがありホントおもしろい釣り方ですよね。

私も今までいろんなやり方を試してきて、自分にあった釣り方というものをようやく確立してきたところです。最初はずる引きから始まり、ナイロンによるシャクリ、PEによるシャクリなどやってみた結果、現在の私のスタイルということで紹介しようと思います。ただし冒頭にも書きましたがエギングは各人いろんなやり方がありますので、あくまで私のスタイルということで、これからエギングをはじめようとする人に少しでも参考になればと思い書いてみました。

☆私のよく行くフィールド
手軽さから漁港が多いです。ボトムはガチガチの根ではなく、根と砂地が混じっていて、海藻が生えて居るようなところを主に攻めています。ただ最近は混雑してロッドを出せないことが多いのでそろそろ磯にも進出するかもしれません。

☆釣法
基本的にシャクリがメインです。
私のシャクリの原点は西湘の港に来ていた白髪のおじさん餌木氏から教えてもらったやり方です。そのおじさんは東京の青梅から毎週のように来ていて、いつのまにか自然と話をするようになり、エギングで悩んでいた私に温かい手を伸ばしてくれたのでした。(教えてもらってからの釣果は凄いものがありました)
そのおじさんの釣法ポイントは簡単に言うと次の4点でした。@ラインはナイロンAシャクリは9時から12時の位置くらいまでとにかくビシッとBシャクる前は絶対に糸を張らない、ちょうど10時半くらいの位置に来て糸が張るような感じCシャクった瞬間に烏賊が乗ってなければ瞬間にロッドを戻す。
私の方法もほぼこれと同じですが、強いて言うなら両手を使い(おじさんはなんと片手シャクリ)、フリーフォールとカーブフォール半々(おじさんはフリーフォールのみ)でシャクっています。
ただこの方法にも欠点があります。それは 烏賊を釣る というプロセスをあまり楽しめないことです。シャクった時にガツンと烏賊が針ガカリするので、ズル引きのように、アッ、ここは根だぞ とか烏賊が触手を伸ばして餌木をひっぱったぞ とかのワクワクするような感触が乏しいんですね。といっても大変美味しい烏賊なので私も釣果優先でシャクリを多用してしまうのが現実です。

☆ロッド
最近流行の専用ロッドや高価なモノは使っていません。財布と相談してSICガイドが装着されているロッドの中で安価なモノを選んで使用しています。具体的にはRYOBIエンターティナーシリーズのライトモデルなんかをよく使います。その他、私の使用したモノの中では天龍のFatesLSPなんかも良いロッドだと思いました。また安くて良さそうなモノでSICガイド装着でない場合はSICに交換して使用することもあります。
比較的安いロッドを使う理由は、シャクリを沢山やってると次第にロッドがペロンペロンになってしまいロッドの消耗が激しいからです。よくいう ヌケる っていうヤツですが、ロッドが腰抜けになってティップのぶれが大きくなり餌木が飛ばなくなります。私のシャクリが激しい(と友達は言っています)のも原因だと思いますが(^^;)。

☆ライン
上記の私のシャクリ方では、どうもPEとの相性が悪いようです。それは、いきなりガツンと餌木の重さが伝わるのに違和感を覚えるのと、糸の伸びが無いことから餌木の移動距離が大きくなってしまうことが原因だと感じます。とはいえ、ズル引きや距離を稼ぎたいとき、餌木に積極的にアクションをつけたいときなど、PEのメリットは沢山あると感じますので、使い分けることが重要だと思います。
ナイロンラインの銘柄は基本的にバリバススーパーソフトの12LBを使用しています。10LBだと、伸びが多きすぎるのか餌木の感触を掴みづらいです。また根ガカリ餌木の回収を考えると12LBが妥当ではないでしょうか。
銘柄にはあまりこだわっていません、量販店で安いモノを見つけたときに買っています。

☆餌木
安物で十分だと感じます。私のメイン餌木はYO-ZURIの500円くらいで売っていたモノです。これで十分釣れます(キッパリ)。高価な餌木は確かに綺麗ですが、私みたいな少ない小遣いで釣りをしている人には、無くしたときのショックがとっても大きいですから(^^;)
しかしいくら低価格の餌木といっても買ってきたままの状態ではまず使いません。風呂で沈めてみてバランスをチェックしたり、鉛を削って沈降速度を変えたりしています。速度はYO-ZURIの餌木ゆっくりくんをマスターとしてそれより若干速くしたり遅くしたりして、いろんな状況に対応できるよう揃えています。

☆たも網
特に春はデカイのが来るので必ず用意するようにしています。あとで悔やむのがイヤですから。


だいたい以上が私のスタイルです。少しは参考になるといいんですけど。