私のエギングスタイルA (2001年11月)

今年(2001年)から今話題のPEラインによるシャクリを真剣にやってみました。

以前に書いたコラムでは、自分のエギングスタイルはナイロンに向いていてPEには向かないと書いていたのですが、どうもこれを訂正しなければならない状況になって来ています(笑)

どうも今まではPEをナイロンの延長として考えており、ロッドもナイロンで使用していたモノ、PEラインも1.5号程度を使用していたことから、どうもシャクリがしっくりとこなかったんです。
しかし、ロッドを選び、PEも極細で、かつ張りのあるモノを選べば、これが非常に使いやすく、疲労も少なく、アタリも明確で、飛距離も稼げ、いいこと尽くめと言うことが判ってきました。

 まずは私のタックルを紹介します。
   ロッド   ダイコーソルカ 餌木スペシャルBISH2−862
   リール   SHIMANO バイオマスター5000XT
   ライン   ユニチカ エギングスーパーPE 0.8号
   リーダー  銀鱗5号
   スイベル  スナップのみ使用
   餌木    例により 安物を使用(これで釣れるので、、)

ロッドは、PEをビシビシとシャクれるモノを選ぶ必要があります。文章で書くと難しいのですが、アクションがファーストかスローとかと言う問題ではなく、PEをシャクった時にティップがスムーズに曲がってくれて、さらにシャクリを止めたときはロッドのティップ部の収まりがいいロッドで、かつ、そこそこのバットパワーがあるモノと言う感じでしょうか、、。(ようは伸びのないPEラインをスムーズにシャクれるということです)。私の使った中ではBISHI2はイイ線いっていると思います。またフェイテスLSPもBISHI2とは違ったスローな味付けで、これまたお気に入りです。使ったことはないのですが、がまかつの餌木ロッドやゼナックなんかも良さそうですね。(ただ良いロッドは高いっす!)

次にラインですがエギング用と呼ばれるモノを数種類使ってみました。その中では、やはりユニチカのラインが一番良いようです。このラインは普通のPEのようにヘナヘナしてなく、張りがあるというか、そういう感じで、とても使いやすいです。また耐久性もそこそこあり、毛羽立ちも他のモノに比べ少ないように感じました。

リーダーは少し太いと思われるでしょうが、これでも十分に烏賊は乗ってきますし、餌木への絡みや根ガカリを考えると今のところこれでいいと思っています。細くして餌木の回収率が悪くなると、私のようなサラリーマンアングラーは直接懐に響いてきますから(笑)

スナップは必ず使用しています。なぜなら、最近の餌木はアイの部分が紐ではなく金属スイベルになっているために、直接ラインを結ぶとラインに傷が付やすいんですね。具体的には、一度餌木をお風呂なんかで沈めたことがある人は判ると思うのですが、餌木はフリーでフォールさせるとアイの部分が真っ先に沈み、海底にアイがカツンと当たるんです。此処にラインを直接結んでいると、どうしても傷が付きやすくなります。これを防止するためです。

シャクリ方ですが、基本的にボトムを意識したシャクリ方をやっています。キャスト後の最初のシャクリはアピールを大きくするために餌木がかなり跳ね上がるシャクリをしていますが、その後はボトムから50pくらいピョンピョン跳ねる様なイメージでシャクっています。フォールはフリーとカーブを半々です。ロッドの操作は、肘を曲げて、シャープに軽くシャクルだけです。ナイロンの時は肩まで使ったシャクリだったのですが、PEではこのシャクリで十分に餌木が動きますし、烏賊へのアピールも十分です。それと何故かこのシャクリだと比較的サイズが揃うようです。

以上が、PEラインを使った最近の私のスタイルですが、まだまだ研究する余地が沢山あると思いますし、もっともっと進化していくと思います。また時期が来たら スタイル3 と言うことで書いてみたいと思っています。