トルファン・ウルムチ

2000年4月

中国で列車は欠かせない乗り物    中国では火車という一昼夜かけての移動を日本程に大変とは思っていない   我々も敦煌⇒吐魯番間を夜行列車に乗る事にした

最上級の個室(軟臥) 敦煌⇒トルファン間  約10時間30分   日本円で @2,860

4人1室、他人と同室になる事もある ベットは清潔にしてあり、トイレも綺麗だった 治安は他車両とは施錠でガードしてあり、部屋にも内鍵がかかる  この列車には恐らく日本人は我々二人だけだろう  車内でパスポートの検査もあった車掌との会話は全て筆談 

トルファン  緑州賓館ホテル

メメキさんガイドさん運転手さんと

一緒に食事をし一度に打解ける

レストランのウエイトレス

欧州風の顔立ちをしている

ウイグル人

翌朝には奥さんを連れて挨拶に来てくれた

私達が友達になった初めてのウイグル人

八年後に再会し大歓迎を受ける事になる

ホテルのコンシェルジェ メメキさん

メメキさんの机にちゃっかり座って

メメキさんは家内の亡兄に生写しだった

メメキさんは日本語が非常に上手だった

トルファン塔

孫悟空の火焔山 火が燃えている様に見える 地表温度は 80度に達すると云う

高昌故城 遺跡

高昌故城 遺跡

玄奘三蔵はインドに行く途中、高昌国に立ち寄り手厚い持て成しを受け、帰路に再び寄った時には廃墟になっていた

高昌故城

日干し煉瓦と火焼き煉瓦を積上げて作っている

民族によって呼び名が違う

蘇公塔 ・ 額敏塔

スーコンター

イスラム教のモスク

アミンター ・ トルファン塔

1779年に建立 高さ44m

底部直径 17m

15種類のウイグル模様で飾る

街の道路 広くて余裕がある

カレーズ

ウルムチ

パオ中国語、 ゲルモンゴル語

遊牧民のテントを見せて貰う  奥さんと子供は馬で買物に行っており、ご主人だけがいた 中は意外と綺麗で明るかった  羊の皮・木材・ラクダの骨を使っている 冬は暖かく、夏は下を捲り上げると涼しいという 半分は床があり半分は土間だった  ガイドの奥さんが少数民族で色々な言葉を話せて助かった

天山・天池

例によって子供を集める  お菓子を持って行って『皆で分けなさい』とリーダー格の大きい子に渡したら喧嘩になってしまった 反省! 反省!   一人一人に渡さなければいけない

ウイグルの子供達

天池の氷も融け始め、春の到来を告げている

お坊さん 湖の向うに寺があり、冬は氷の上を歩いて行くから近くて楽だが、夏になると、山道は谷あり崖ありで寺に行くのが苦行だそうだ  イジワルで夏は舟だともっと楽では?とは云えなかった“帰れ”と言われそうで!

シシカバブー

シシカバブの屋台が道の両側に何十件と連なって、何処も煙をモウモウと上げている  各店々で味が微妙に違ったり、香料が違ったりで、客は自分の好みの店に行く  『綺麗な店なんて、そんなの無い』と云われた  ホテルの綺麗なシシカバブは味がイマイチ  ガイドに頼み屋台に連れて行って貰った 確かに美味しい 私は2回・家内は3回も食べに行った 新鮮な羊肉には臭みは全くなく、肉は柔らかい  屋台では、シシカバブ・手づかみゴハン・ラーメンの3品だけ  机の上にトイレットペーパーが置いてあり、千切って机を自分で拭く 拭いた紙は机の下に捨てるから、下はゴミだらけ  外国人はそれを見ただけで恐らく店に入りたがらないだろう  初めての日本人には無理と思った  我々は早い時間に行ったので、未だゴミは比較的に少なかった        店のウイグル人は大声で、親しく日本語?で⇒ ノポンジ、アルゴト=日本人、有難う

夏の避暑地 標高 1910m ウルムチが30度を越えても、天地では朝夕セータが必要  

さばいて切て串にさす

日本円換算一本七円

この食べっぷり

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ホテルで食べたシシカバブー 自分で焼きながら食べるが味はイマイチ 路上屋台のシシカバブーはホテルのよりはるかに美味

ウルムチ市街 ホテルの部屋からの眺め何処の海からも最も遠い大都市 人口120

ウルムチのマーケット

行商の野菜売りのおばさん 写真撮ろうと云ったら逃げてしまった

ウルムチ の 町をあちこち

肉やの前で ほこりなんか平気

名前を絵で書く一枚書いてもらった

絶品

美味

ホテル Holiday Inn URUMQI

シシカバブは元来、遊牧民の焚き火料理 簡単に出来て料理器具が要らない

焼けば衛生的と思って食べたのが、やみつきになってしまった 歯が悪い家内にも食べられる

1 オーストラリア 10 パ リ 19 中国西域 2
2 北 京 11 敦 煌 ・ 西 安 20 中国西域 3
3 ロ ン ド ン 12 トルファン・ウルムチ 21
4 ロ ー マ 13 イ ギ リ ス 南 部 22
5 ポ ン ペ イ 14 ウ イ ー ン 23
6 カ ナ ダ 15 プラハ・ブラチスラバ 24
7 タ イ 16 ブ タ ペ ス ト 25
8 ド イ ツ 17 アンコールワット 26
9 ス イ ス 18 中国西域 1 27
カレーズはペルシャ語で地下水の意味
天山山脈の伏流水を横井戸で引いているトルファンは大小一六00個のカレーズがあり総延長は五000キロにも達する二000年前にはその存在の記録があり目には見えない大遺跡で、今尚人々の命をつないでいる