Vol.1
自分らしさを表現したい!
東條公美さん
とうじょう・ともみ
モデル・タレント
89年7月生まれ・平塚市


 『Popteen』。女子高生を中心に絶大な人気を誇る雑誌。ファッションやメイクの情報はもちろん、ポップガールと呼ばれるモデルは女の子の憧れの的だ。
「名前が呼ばれた瞬間、びっくりしました」。全国から約7000人が応募した『2007Popteenモデルオーディション』。ファイナリスト11人に残り、グランプリに次ぐ審査員特別賞を受賞。現在、ポップガールの一員として華やかに誌面を飾っている。

 もともとは歌とダンスがメイン。「母が舞台に立っていた人で、父も音楽好き」。いつしかその道に興味を持っていた。小学校3年でジャズダンスを習い始め、5年生から『湘南アクターズスクール』(市内代官町)に入り本格的に歌とダンスのレッスンを受けた。「アクターズで様々な経験をさせてもらい、アーティストとしてもっと大きくなりたいと思うようになったんです」。
 一昨年、高校2年で音楽業界大手の『avex(エイベックス)』のオーディションを受け、ヴォーカルとダンスの特待生に選ばれた。応募約5000人の頂点だった。合格後、次の連絡が待ちきれずにアポなしで本社を訪ねた。「どうなっているのでしょうか?と、それからどんどん話が進みました」。
 昨年は、アメフト世界一を決める国際大会IFAFワールドカップ’07のオフィシャルユニット『Ma‐Kiss(マーキス)』で活躍。avexが厳選した8人組のダンス&ヴォーカルユニットで、CDデビューもした。「明日までに振りを覚えて東京ドームで踊るとか、とにかく時間がなくて。学校を途中で抜けて現場に行ったり、帰りはいつも終電。でも楽しいから苦とも思わなかったですね」。
 同時期に『Popteen』のオーディションを受けた。「ダンスで筋肉がついているしモデル体形でもないし。でも、挑戦することが好きだから経験として受けてみようと」。今はモデルの仕事に張りを感じる。「スチール撮影でも自分らしさが主張できるように、メイクさんと意見をぶつけあいます」。月毎にどんどんいい顔になっているねと言われるようになった。読者からファンレターが来るのも嬉しい。
 歌とダンスはライブを中心に活動中。ダンスはフリースタイル、歌はいろいろな曲を幅広く歌っているが小柳ゆきやB,sをカバーすることも多い。「歌もダンスも、もっと自分らしいものにしていきたい」。現在はフリーだが、芸能活動に本腰を入れるために今年は所属事務所を決めるつもり。「例えば化粧品のCMに出て、それに自分の歌がタイアップされるようになれたら。得意の韓国語も活かしたいし、演技にも挑戦したいし」。膨らむ夢。望んで手に入る世界ではないが、切り開くパワーを全身からキラキラ発している。

 ソウル生まれの平塚育ち。市内の県立高校に通う3年生で卒業も間近。「寂しいです。いい友達ばかりでホントに楽しかったから…」。好きな言葉は、「ありがとう。ひとことで気持ちが変わる大切な言葉だと思います」。