< 道志 >
2007/5

宮が瀬ー道志ー神地ー道坂トンネルー都留ー雛鶴トンネルー秋山村ー宮が瀬  70km

 

何気ないところなのに、また出掛けてみたくなる。
道志の谷や雛鶴トンネルの先、秋山村周辺はそんなところだ。

 



 

 車に自転車を積んで途中をパスできれば行動範囲がひろがるし、埃っぽい道もエスケープできる。行楽地を少しはずせば、里山が残り、心安まる良い道が残っている。100km程度ならば実走半日の行程。ゆったりした時間を過ごせる。

 宮が瀬ビジターセンターの先に駐車スペースがあるのでデポ。鳥屋方面に走り始める。鳥屋からは田園風景が広がる。道志の谷に入ると緑が深くなる。5月、鯉のぼりの新緑も晩秋から初冬の季節も良い。先を急ぐ車が多いが流れに乗って走ればあまり気にならない。

 神地から日当たりのよい坂を右手に分かれ、杉の植林の中をダンシングで上る。雑木林の方が明るくて好きだが、よく手入れされた檜や杉の林を見るのも好きだ。新神地トンネルをくぐると都留までの快適な下り。寒い時期は凍えてしまうが。

 

 大月方面の街道は古い建物など、昔の街道の雰囲気が残っている。雛鶴峠へ分岐する角におにぎり屋があって、椅子もあるので腹ごしらえができる。学校や畑の際など食べる場所はどこにでもある。雛鶴峠までは道幅も広く、走る車も少ない。リニアモーターの実験駅を越せば上りもわずか。道志の谷とは趣が違って明るい田園地帯の下り。素朴な味の手作りの餅も売られている。鯉のぼりが農家の庭先で風を待っている。

 

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