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| < クリスタルライン > |
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2003/11 |
塩山 - 焼山峠 - 黒平 - 木賊峠 - 塩川ダム - 茅が岳広域農道 - 甲府 |
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紅葉狩り。都合があったり、天気が悪かったり。麓ででも間に合えば。
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< クリスタルライン >
秋の天気は予報が難しい。先週、文化の日を含む3連休は前日の午後までの予報では晴れ。自転車を輪行袋に入れて出掛けるばかりにしていたら、夜になって前線が活発化してきたということで予報が雨に変わる。今週末は幸いにも前線の谷間で晴れ。願ってもない。 始発電車に乗って東海道線、相模線、横浜線、中央線と乗り継ぎ、8時過ぎに塩山着。中高年のハイカーに交じって改札を出る。駅前で自転車を組んでいると、地元の人が話しかけてくる。そこへ別の奥さんも加わって、小さな駅は人と人の距離が近い。 走り始めると農家は柿干しに忙しい。百目柿という大きな柿。あちらこちら、どこでも鈴なり、商店の店先にも山積みにされている。自転車でなければ買って帰るのだが。子供の頃、母がこの柿を渋抜きのため、米びつに入れてくれたことを思い出す。
野菜や果物、リンゴの販売所を横目に見ながら道は焼山林道に入る。カラマツ林が始まる。道の両側はカラマツの枯れ葉が厚く積もってふわふわだ。風が吹くとハラハラ舞い落ちて顔にも当たる。まるで雪のように降る。その微かな音に耳を澄ます。あたりは松の香りに満ちている。 塩山の標高が約400m。焼山峠、乙女高原が約1600m。標高が上がるに従って勾配も増す。車が少ないので道幅いっぱい使って登ってゆく。息は上がりっぱなし。ほとんど歩くような速度で焼山峠に着く。
乙女高原から黒平まで一気に500mを下る。積もった落ち葉や道路を横切る排水溝の蓋に注意して慎重に走る。
下りは天国。登りの地獄から下りの天国へ。このコントラスト、解放感がたまらない。直線でブレーキを開放しカーブで急減速する。カーブごとに変化する景色を瞬間に目の端で味わう。 8時半近くに塩山を出て、焼山峠が10時半。下って又500m登って、木賊峠が12時45分。これで今日の登りも終り。あとは増富から通仙峡、塩川ダムへ下るだけとなる。
美しい石組みの渓谷に沿って下る。しかし紅葉は終わっている。増富を過ぎ「日影入り口」まで下ると、ここから先は歩行者と自転車以外は通行禁止。ここからダムサイトのトンネルまでは紅葉の別天地だった。道いっぱいに落ち葉が厚く積もって、落ち葉の絨毯。あちこちで堆肥にするために落ち葉を集める人が作業している。約2kmの区間、ここは紅葉の盛りだった。
茅ケ岳広域農道で甲府まで。今日の行程は終り。時間と元気があれば身延を下って富士までもと考えたが、日も短くなってしまって5時半には暗くなってしまう。
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電車は混んでいて、おまけに乗り換えの度に自転車を担いで跨線橋を上がり下りしなければならない。焼山峠、木賊峠から始まって甲府駅、高尾駅、八王子、橋本、茅ケ崎と、今日は実によく上がり下がりした一日だった。
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