< はじめに >



自転車銀座

 

 ここ湘南海岸は自転車乗りにとって、恵まれたフィールドロケーションだといえます。真鶴から城ヶ島へ大きく弧を描く海岸線をファーストラン。丹沢から箱根一帯、ヤビツ峠、足柄峠、芦ノ湖などへのパスハンティング。曽我丘陵や大磯丘陵など、里山をめぐるポタリング。

 休日の国道はカラフルなウエアがソロでグループでと、まさに「自転車銀座」。

 




道グルメ

 

  •  まず、車が少ないこと。これは当然。
  •  次に古くから人が歩いて自然にできた道。適度にカーブしているから、進むにつれて景色がつぎつぎに変化する。真直ぐで行き先が見えてしまっていては、走ることなど単なる手段。それも時代遅れの。
  •  アップダウンは必須。上りの我慢と下りの開放感のすばらしい対照。知る人ぞ知る。
  •  碁盤の目の街作りより無秩序な網の目状の街。三叉路で自然に分岐したり、合流できれば自転車は軽く減速するだけ。

    以上がわたしの道グルメ4箇条。





少し言わせて

 

 感想ですが、日頃快適さにとらわれ過ぎているような気がしています。生活は便利でそこそこに幸福。でも何だか毎日がのっぺらぼう。真夏も真冬も向い風も。途中で雨やミゾレにあって下着までビシャビシャ、やっとの思いで帰り着いた時など、童心に戻って興奮している自分がおかしい。

 




元気なベビーブーマー

 

 もう瞬発力は望まない。体力温存のテクニックだけが頼り。年齢とともにスポーツが増々楽しい60代。人はシニアと呼ぶらしい。

 

 

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