< 筑波 その2  旧街道と古い町並み >

2003/5

真壁・下館・桐生



真壁


 当初、筑波からは下館、結城のつもりだった。地図を見ていて、真壁に至る道が旧道のようだったので、大回りになるが真壁をルートに入れることにした。この選択は正しかった。筑波から真壁へは趣のある旧道だった。しかもバイパス化された新しい道が並行しているので、車両が少ない。
  真壁は城下町時代からのさほど広くない区画に江戸から明治、大正時代に作られた見世蔵や土蔵、門など140棟もの建物が残る。各地の美観地域のように観光地化されてないのが何より好ましい。町全体が静かで落ち着いている。

 

下館

 


結城市内 常夜灯に掘られた道案内 「向 水戸海道」とある。



結城市内


 下館、結城もほとんど通過しただけだった。蕪村ゆかりの町なのでゆっくりしたかったが、今回は下野の国庁跡にも寄りたいので先を急ぐ。今度来る時には結城から逆コースで回ることにしよう。

 


 

< 下野国庁跡、国分寺跡、国分尼寺跡 >

 


                国分尼寺跡

 

 国分尼寺跡は基壇や礎石の位置などきれいに整備されている。資料館をはさんで北側の一段小高くなったところが国分寺跡。寺院とされる区画内には民家や畑も含まれていて現在整備が進行中といったところ。この一帯は「しもつけ風土記の丘」と呼ばれ、公園になっている。

 

復元された前殿

 

  国庁跡は国分寺跡から思川を挟んだ西側、狭い農道をくねくね行った先にあった。朱塗りの前殿が復元され、脇澱の位置には藤棚が作られている。正殿は写真の前殿の背後の木立の中、現在は神社が立っている場所らしい。資料館もあるようだが時間的にもう遅い。

 

 小山に着いたとたんポツリポツリ始まった。幸運にも、今にも降りそうな天気が一日もってくれた。多くのものを見た。旧道の風景も堪能した。また考えることも少なくなかった。 見学箇所が分からず行く先々で道を尋ねたが、人情が気持ち良かった。予想をはるかに越えた楽しい一日だった。

 

 帰宅後、月待供養塔について調べたり、筑波山に因む東歌を読み返している。再びこの一帯を走るのもそんなに先のことではなさそうか。

 

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