第7期竹林整備 2015.11.16〜11.17

 郷里からつでの「からつ塾」終了後、夜は故郷の旧友たちと飲み歩き、楽しい時間を過ごしました。やや二日酔いの中、翌日は佐賀の両親の墓参り後、星野村を訪れました。今年の竹林整備は講習会もあり、2日間だけの竹林整備となりました。1日目は星野村のお世話になった方々への挨拶後、その日の作業ははかどりました。しかし残念ながら二日目は朝から強い雨となり、雨で雨具を着ての作業となりました。

 わずか2年間にもかかわらず、整備中のカシロダケ竹林はかなり荒れていました。今年は強い台風のため、かなり倒れてたり、裂けたりした竹が多く見られました。2013年秋と2014年1月に森林組合で作業してもらった箇所は、驚くほど多数の新竹が発生しておりました。手入れをした竹林というのはこんなに違うものかとつくづく感じた次第です。今年2015年は表年にあたり、竹皮も大量に収穫されましたが、来年は裏年となり、収穫は見込めないと思います。

 たった一人の人力作業の仕事量はわずかですが、竹林に入り、竹と接し、竹林の空気を吸うことで、竹との一体感を感じます。世の中のあらゆる製品が分業で行われている時代に、ばれん作りの材料の原点から道具の完成までに、全て一人で関われる幸せを感じる時です。

 竹林整備はとても体力が必要です。私もだいぶいい歳になりました。往復2500qの長距離ドライブはやめ、飛行機とレンタカー、宿泊も猪のうろつく竹林でのテント生活はやめ、ビジネスホテル宿泊と安易な方法が心地よくなりました。はたしていくつまで続けられるかわかりませんが・・・。




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