■ その1. ばれんの取り扱いについての話

使いになる際は滑りを良くするために、ばれんの包み皮に少量の椿油などをつけてお使いください。しかしくれぐれも油を付け過ぎないようにして下さい。油をつけすぎると、ばれん内部を油で侵しばれん芯を軟化させばれん自体の効きが悪くなります。くれぐれも椿油はちょっとだけですよ・・・。もしばれんの滑りがどうしても悪い時は摺り専用当て紙をお使い下さい。
れんは頻繁に黒い当て皮部分を少しずつ回しながらお使いください。つまり包み皮とばれん芯の位置を常にずらすということです。これにより同じ場所にだけ穴があくのを防ぎます。あて皮を回す方法は自由です。とにかく回転させて使ってください。包み皮のもちがちがいます。

み皮が裂けたり、穴があいたりしたばれんは、ばれん条の原因にもなります。早めに包み直しをしてください。

英のばれんは全て手編みの芯のため、ばれんの使用始めのときは、使い方によってはばれん条が出やすい場合があります。使い込んでいくうちに次第に出なくなりますが、最初のうちはできるだけばれん条が出ても差し支えないものへ、十分慣らし摺りをしてから、徐々に大切な摺りへ使用するようにしてください。
れんを握る時は先ず小指でばれんの握り部分をひっかけてから、握り全体を握ります。常にばれんを水平に持ち、ばれんの中心に力が加わる気持ちで摺ります。くれぐれもばれんの端でこすらないようにしてください。ばれんのせっかくの効果がなくなってしまいますから。

り作業を続けているばれんは和紙の湿り気を吸い、包み皮の表面が波打ったりしてきます。それが紙をひっぱり、見当づれの原因ともなります。そのような時は包み皮を上にしてしばらく休ませ、包み皮を乾燥させてください。また習慣として使わない時はなるべく包み皮を上にして置くようにして下さい。


                                トップページへ戻る