クルマについての昔の書き込み
2001年〜2002年に市場に有ったクルマのデザインについての勝手な意見です。
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自分のクルマ 5.ノアのその後:2002年10月14日 乗り始めてから半年が立とうとしている。販売好調なようで、道を走っている数もすごく増えた。こんなに増えるんだったらステップワゴンのほうが良かったかな。フロントのデザインなど、シャリオグランディスが少し混じっていて、もともとすごく好きなカタチという訳ではなかったが、見慣れてきた。ケロヨンのような顔をしたヴォクシーよりはまともかな。ヴォクシーは2年くらいしか持たないデザインだけど、ノアは4年くら持つだろう。 エンジンの調子は相変わらず良好だ。家の近所はきびしい登り坂が多いが、低速からトルクがあり、登り坂になってもアクセルを軽く踏むだけで大きなノイズ無しに上っていく。しかし、登り坂の十字路などで徐行した後、アクセルを強い目に踏んでスタートすると、トルコンが急に食いつくようで急発進気味になりびっくりすることがあった。以来、その登り十字路では、気を付けてアクセルを踏むことにしている。 燃費は高速で11km/l走り、家の近所を走っても前の古セレナより1〜2k/l程度良い。 直噴エンジンは効率が良いのだろう。 内装は価格相応で高級でないが、運転席回りのポケットの数や位置など、実用的で良い。センターメーターの使い心地は良好。ステアリングホイールに時々隠れるメーターより、はるかに良い。ハザードランプスイッチの位置は、中央部のエアコン操作パネルの近くにあるが、もう少し操作しやすいステアリング回りにあって欲しい。今の位置では、ハザードで挨拶することは出来ない。まあ、安全上そんなことをしない方が良いかも知れないが・・・。 運転席、助手席のシートの座り心地は平均点。 2列目のシートは、背もたれの高さなどは十分だが、体が落ち着かず座り心地は高級でない。 値段も高くないグレードだからこんなモンだろうか。 今のところ故障は全くない。パワーウインドウを操作したときの音の一定感、運転席のドアを閉めたときの音の良さなど、さすがトヨタの車である。 4.新しいマイカー・ノア:2002年5月6日 ノアが4月の末に納車され、10日間ほど乗った。フロントデザインは、スマートなすっきりした顔とは言えない。従来型のノアのイメージを残しながらも、アクのある力強いデザインだ。従来型のノアは外観的には目立ちにくい大人しい印象が有るが、今度はエスティマのように自己主張した感じだ。ただしヴォクシーほどではなく、私のようなおじさん層にも受け入れやすいカタチだと思う。 リアスタイルはフロントよりもずっとスマートで良い形と思う。トヨタの地球マークも大きく目立ってカッコいい。しかしヴォクシーとの区別は難しく、テールランプのカバーが無色クリヤーか、色フィルターが付いているかの違いだけだ。私は無色クリアカバーのテールランプは、見やすさの点から嫌いなので、ノアの方がいいと思う。 運転したときの感触であるが、エンジンはなかなか低速トルクがあり、振動も少なくなめらかなである。東名高速の沼津から御殿場の間の長い登りでも、アクセルを少し踏むだけで、苦しがらずに上っていくので、余りストレスを感じなかった。 アクセルペダルはきわめて軽く、足の裏に存在していることを意識しないくらいだ。前のセレナは明らかにペダルを足で押しているといった感触があったが、ノアは足首の角度を曲げるだけで車をコントロールしている感じだ。フリクションも少なくスムーズであるが、でこぼこ道を走ったときなど、足首が振動で振れるとそれにつれてペダルがON/OFFされてしまうような感じもある。慣れもあるだろうが、もう少し踏みごたえが有る方が好みだ。また、ブレーキペダルも非常に軽く、ストロークが深い感じがする。悪く言うとスポンジを踏んでいるような感触だ。しかし、踏んだ深さに応じてリニアに制動力が出る感じもするのでコントロールしにくいということはない。前車セレナの場合、もう少しペダルの動きは渋いが、ストロークが短く、踏んだ力に応じた制動力があった。 乗り心地と車内騒音については、前車セレナとは雲泥の差で本当に良い。東名高速の御殿場−大井松田間のコーナーでも、セレナ以上に安定していて、怖くない。 という訳で、今は95%以上の満足度である。私の場合、他の車に乗った経験が少ないし、ステップワゴンや現行セレナとの比較で言っているのではないので、これを読まれた方には余り参考にはならないと思うが・・・。 3.さよならセレナ:2002年4月21日 バネットセレナには、11年間で9.5万キロ乗った。もうじきに手放す事になる。最近はいい加減に取り扱ってきたのに、やはり少し寂しい。幾つかの想い出が浮かんでくる。 買ってから1週間目の休日、御殿場へドライブした帰りの東名高速で、前の砂利トラックが落とした小石があたって、フロントボンネットの真ん真ん中にへこみができてしまった。これは今思い出しても悔しい。その後の11年間では、こんな目立った落石には会っていないけど、こんなもんだろうね人生って。 楽しい想い出は、フェリーで新潟から小樽までフェリーで行って、9日間の北海道キャンプ旅行をしたこと。旭川から札幌に戻る途中の高速道路で、疲れて寝むり込んだ子供がおねしょをして、シートがびしょびしょになってしまい、サービスエリアで思い切り子供を叱り飛ばしたっけ。そう言えば、この頃(新車から4年間)までは、後席は土禁にしていた。それほど大事にしていたんだけど。帰りは白石駅から今は無きカートレインに乗せたけど、キャンプ用品をいっぱい積んだセレナはめっぽう重くて、貨車に積む時、フォークリフトのお尻がふわふわ浮きそうになっていたね。 セレナはワンボックスに共通する特長でもあるが、非常に運転しやすいと思う。ドアミラーがたっぷりした大きさなので、視界が広く、大きく見えて安心なこと。アイポイントが高いので、対向車や、交差点で止まった後続車のヘッドライトなどをまぶしく感じにくいこと。鼻が短いので、見通しの悪い角を曲がるとき、安全が確認しやすいこと。渋滞の時、前が見通せるので、イライラしにくいこと。・・・ ハンドリングはなかなか良かったと思う。カーブが多い東名の大井松田−御殿場間で、そこそこ飛ばしても(といっても100〜130km/h程度だが)、不安無く走ってくれた。セレナとエスティマが出るまでのワンボックスは、軽自動車並みのショートホイールベースで、フロントオーバーハングが大きな車が普通だったので、当時としては革命的だったと思う。 しかし、少しうるさい車だったということは言える。ロードノイズはしっかり車内に入り込んでくる。エンジンノイズも大きめだった。エンジン音の大きさは新車の頃からのことで、途中でうるさくなった訳ではない。 エンジンの調子自体は良く、年に1回の定期点検でオイル交換してもらっているだけだったが、最近回りが軽くなってきたような気がする。 リアサスペンションがばたばたして乗り心地は誉められたものではないが、ふわふわしていなかったので運転者にはそれほど不快ではなかった。 ビッグエスティマが欲しかったけど高嶺の花で、その代わりとして買ったセレナではあるが、デザイン的にはちょっととぼけた顔がすごく気に入っていた。フルモデルチェンジまでの期間も長く、今でもあまり古さを感じさせないデザインだと思う。エスティマ、エミーナの初期型の方がむしろ古めかしく見えるのはひいき目か。 11年目だから、廃棄物にされてしまうのだろうか。中古車としては二足三文ではあるが、ゴミにならないで、東南アジアかロシアで走り続けてほしい。本当に有り難う。 2.ノア:2002年3月21日 車を買ってしまった。ノアである。ノアって名前はあまり好きじゃない。ノアの箱舟っていうのが有ったっけ。重々しすぎていけない。この車に乗って、試練の旅立ちをせねばならないのか?(ついでにオデッセイというのもいただけない。放浪・冒険の旅というような意味らしい。) 何で急に買ってしまったのか?急いで買うつもりはなかった。6月までのんびり選ぶつもりだった。でも試乗してしまったのである。セレナからの11年余の車の進歩は大きかった。滑らかな乗り心地、アクセルペダル、ブレーキペダル、ステアリングの操作感、スムーズなエンジン。今の車はエアバッグなどの安全装備も付くし、買ってもいいかなと思ってしまった。 外観は取り立てて好きという程ではない。兄弟車のVOXYのほうが癖はあるが存在感が有る。まあ、嫌味がなく飽きが来なさそうというのがノアの良いところだろう。ついでに、外観に限っていえば、自分自身はステップワゴンのほうが気に入っている。あの大きな箱を、変なデザインをせずすっきり見せている。しかし、車を見に行ってかみさんが徹底的にステップワゴンを拒否した。顔つきが安っぽくて嫌だというのである。そんなことは無いのに・・・。バモスそっくりだけど・・・。かみさんの方が私より車に乗る距離も長いし、彼女がイヤな車を買うわけにはいかない。(近所の人がいっぱい乗っているというのもイヤな理由なのでは、と思う。) しかし、ノアのカタログを見て悩んでしまった。内装色と外装色の組み合わせの種類が少なく、本当に選択範囲が狭いからである。先ず、内装色がグレーとアイボリーの2種類しかない。グレーといってもかなり黒に近い。VOXYに至っては、グレーしかない。家族の楽しい雰囲気を演出するべきファミリーカーに、黒に近いグレーしか選択肢がないというのは変じゃないだろうか?汚れが目立たない利点は有るだろうが、黒い内装に囲まれていると気分が沈んでしまう。もう一つ我が家の事情としては、茶色毛の犬が乗ることがあるため、黒い内装は抜け毛が目立ってしまう問題もある。 アイボリーの内装色を選ぶと、外装色は3種類しか選べない。白系統が2種類、薄いピンクのグレーメタリック系統が1種類である。実質的には2種類しかない。ま、私の場合は薄いピンクのメタリックが気に入っていたから大きな問題は無い。しかし、悩むことができず寂しい選択である。みんなもっと自由に選びたいと思っているんじゃないのかな?納車までの時間がかかっても良いから、もっといろんな色を選べるようにしてほしい。 もう一つ、ノアオプション選択で困ったことは、ディスチャージヘッドランプが、X(Gセレクションを含む)という安い私のグレードでは選べないことである。安全装備の一種なのだから、どのグレードでも選べるようにしてほしい。年をとると暗いところを見る力はどんどん低下するものなのである。変なところで貧乏人を差別しないでほしい。 当ホームページは車の外観を云々するのが趣旨なのだが、実際に車を自分で買うとなると、予算、家族の好み、メーカーの定めた差別化(選択の制約)などいろいろな問題が有るのである。(いいわけですね、これは) 納車まで1ヶ月程かかるようだが、来たら気がついた点をまたコメントしてみたい。 なお、決めるまでに検討リストに載せて、ディーラーに覗きに行って、カタログもらった車は次の通り。数を見るだけは見てるね。試乗はほとんどしていないけど・・・。 ■プリウス 見かけは小さいのに中は広い。良くできていて感心した。かみさんに値段の割にサイズが小さいと非難され沈没。高い理由を説明したが、全く受け付けられず。 ■ステップワゴン 前出のとおり。外観では最も激しい非難を浴び、沈没。もう一つ、2列目以降の窓が大きく開かない事がマイナス。乗り物酔いの時、窓を大きく開けたい子供の気持ちが分からないのかな? ■オデッセイ 試乗を申し入れたのに車なし。セールスマン忙しそうで、相手にしてもらえず。見積もり任せて作らせたら、オプション満載、諸費用満載。必ずしも感じは悪くないセールスだったが、相手を見て見積もってね。今回は縁がなかった。 ■イプサム オデッセイの方が外観が立派で好き。リアスタイルが嫌い。でもセールスマン好印象。 ■セレナ 3列目のシートをどけるのに、左右に跳ね上げるのは良いが、いちいちヘッドレストをはずす必要が有るようでダメ。今までのセレナでも、これが一番めんどくさくてイヤだった。2台続けてセレナを選ぶほど無趣味ではない。 ■ヴォクシー TVコマーシャルで見たときは、顔のデザインがガッチャマンでイヤだったが、実車を見て好きになった。でも飽きるかも?何で内装が黒だけなの?セールスマン感じよかったのに。 ■ステージア 格好は一番好き。買ってあげて、ゴーンが来て体質改善され、儲かるようになったとはいえ、車が昔より多く売れているわけでない日産を、もうしばらく応援したかった。しかしでかくて運転に気を遣いそう。見積もりとったら、300万円超えて腰が引けた。(貧乏人にはムリ。プレミアムガソリン使うし。) ■ノア 試乗で決定。セールスマンはやる気が有るのか無いのかよく分からないタイプ。うるさくないからまあ良いか。自信を持って売れる車がいっぱい有るトヨタのセールスは幸せである。 ■ランサーセディア カタログだけで検討。デザインは好き。価格も安くて好き。でも今は見送り。 1.バネットセレナ(H3年式) ここまで無責任に好き放題書いているから、自分のクルマのことを書くのは少し怖い。先代の日産(バネットつき)セレナが自分のクルマ。もう、10年近く乗っている。ワイドエスティマがほしかったけど、その大きさと価格の高さで手が出なかったときに、このクルマがすっと出て来たので、発表後1ヶ月くらいで買ってしまった。 かたちは、顔がユーモラスで非常に気に入っている。買ってすぐ山中湖にドライブに行ったとき、渋滞でのろのろの運転をしていたら、対向車線のクルマから笑われた。ただし、初期型はフロント樹脂バンパーのウィンカー周りのかたちが、デコデコ、ゴテゴテしていてクルマのイメージに合わず、かわいくない。このバンパーはマイナーチェンジ後はすっきりかわいく変更された。ただし、マイナーチェンジ後は、フロントグリルの穴のデザインが、マーチ似のながマルから平凡な横サンになってしまって特徴が薄れた。私はセレナの最もすきなかたちはこの写真のように斜め後ろから見たところだ。リアの上端の丸い曲線が好きだ。 私のセレナの乗り心地は余り良くない。どたどた・がたがたしている。特にリアが。でも、軽快な運転感覚が好きだ。ステアリングはクイックではないが、駐車場などでの取り回しは、サイズが小さいので非常によい。ちょっと買い物に出かけるには、気楽に運転できて良い。この軽快さは現行のセレナでも無くしてほしくなかった。現行セレナはステップワゴンに負けないために、大きくなってしまった。旧型セレナは、カー雑誌では狭いと言われてけなされていたけれど、大人2人+子ども2人+犬一匹の普通の家族には、十分すぎるくらい広い。セダンのようにきちんと座らなくてもいいし、荷物もセダンに比べればすごく詰める。カー雑誌では、このほどほどさを忘れてワンボックス同士を比較し、狭いということにしてしまうが、過ぎたるは及ばざるが如しである。たいていの家はこんな大きさで適当じゃないかと思う。 このセレナ、買って間もなくパワーウインドウの動きがひどく遅くなったり、電動コーナーポールが動かなくなったり、エアコンの効きが悪くなったりと、マイナーなトラブルはいくつか有った。しかし、塗装はしっかりしていてつやはあせていないし、大きな故障もなく、なかなか信頼できる車である。日本車の平均レベル?(?_?) 短い人生、一生のうちに所有できる車は多くはない。私の場合も、免許返上までにあと2〜3台しかないだろうから、他の車に乗り換えて楽しむのもひとつの考えだが、有る程度使い込んで、少しぐらい汚れても傷ついても気にならず、タフに走ってくれるジーンズのような今の車も、精神衛生上よろしく、捨てがたい。 |