板橋しゅうほう氏の紹介
本名 板橋秀法(いたはしひでのり)
1954年4月7日生まれ
血液型 O型
京都市立芸術大学卒業
76年、雑誌「OUT」に「ペイルココーン」でデヴュー。
81年「ラッキールートへランナウェイ」で手塚賞準入選。
だそうです。これくらいしか判りません。(こんなんでいいのか?)
しゅうほう作品の魅力
・・・を、何とか説明したいのですが、自分には難しいです。
こんなモノ読むよりも、作品を読んでいただきたいです。
と言いつつも・・・
まず第一に、作品中に描き出されるその世界です。
たとえば「凱羅」の舞台になった「文化首都・京都」、人とその欲望が蠢く地上とその地
下の凍りついた情報通信回線。街を徘徊する機動僧兵、鬼、超常能力者、自衛隊。
近未来を描きながら、平安時代の雰囲気を醸し出します。
これらの要素のミスマッチが何とも言えません。
極め付きは、「世界」を描くことがそのまま作品になったかのごとき「セブンブリッジ」
。主人公が旅する七つの世界それぞれに、そこに生きる人々が魅力的に描かれます。
第二に、しゅうほう作品世界にちりばめられる小道具?の数々。
「DAVID」の主役と言っても過言ではないであろう「アルハザード奇脳本」。
その存在の不気味さは、一連のしゅうほう作品の中でもトップクラスです。
人間の脳に直接コンピュータでアクセスするというアイデアは、「DAVID」でまず使
用され、「スリック★スター」で、「サイクス」として作品を通して重要な位置を占める
ことになります。
「セブンブリッジ」には悪の手下「ブックマン」や「ハットマン」から、巨大魚「アグア
グ」、生命の木「クルスマサラ」まで、アイデア満載です。
タイトルにもなっている七人の小人「セブンブリッジ」も、作品世界を構成する小道具の
一つと言えるかもしれません。
第三に、作品中で活躍するキャラクターたち。
「ヒーローたる者、自分の足で走るべし」の言葉通り、しゅうほう作品の主人公たちはよ
く走ります。「アイシティ」の「K」はその最たるものでしょう。
主役も脇役も、力一杯のアクションで魅せてくれます。
そして主人公に敵対する悪役達。良い悪役がいなければ主人公も光りません。
なんと言ってもセブンブリッジの「核王」は外せないでしょう。悪役らしい大きさ、強さ
、不気味さ、性格の悪さ、全てきちんと備えています。
草鎌個人的に好きなのは、「パパキング・ママジェット」の悪の親玉「ラスタカン」。
悪役らしい非道さを持ちながら、ラストでちょっと哀れなところがなんとも言えません。
しゅうほう作品は、魅力あるキャラクターと様々なアイデアを駆使して魅せる、抜群のエ
ンターテイメントです。ぜひ一度、手にとってみてください。