2010/4/9
ここでは語彙を増やすための方法を考えます。英語に少しでも関連のある職業の方、
英語に強い関心を
持っている方はせっかくの人生です、
20,000語の習得をライフワークにしましょう。
幸い、これから中学1年生になる方々には、大学卒業の頃の22歳までに20,000語の語彙を獲得しましょう。
そのためには、どのような戦略で、どうすればよいのかを考えるのが、この章です。
「な、なにー、そんなに沢山? うーん、だめだこりゃ。はいさよならー」
ちょっとまってください。
なぜ20,000語なのか
20,000単語を知っていれば、「語彙の不足にわずらわされずに英語を活用できる」
パワーを手にいれられるのですぞー。
20,000単語を知っていれば、もはや読む、書く、聞く、話す活動で語彙に煩わされなくなります。英語があなたの思考の知恵の
中に組み込まれて、英語を手段として意識しないで英語が伝えてくる感動を、純粋に感じることが出来るようになるからです。
英語を学習している人は、いつまでたっても英語を読むとき、英語を聞くときに身構えていて、一生懸命読もう、一生懸命
聞こうとして強いストレスを受けています。日本人のほとんどの人にとって、この状態が一生続きます。
買い物の例が受けたので、再び書きます。
語彙が5,000語で英語の学習や英語で活動することは、\5,000を持って買い物に行くことにたとえられます。
ショッピングに行くとほしいものがたくさん並んでいます。何軒もお店を見て回ると、自分にとってほしいものが
どれだか分かってきます。
「やっぱりこれがほしい!」
多くの場合には、「\20,000持ってくればよかった!」と後悔する場面があるのでは・・・
(クレジットカードを持っているから大丈夫!)
クレジットカードの場合でも、銀行の口座の残金が\5,000だったと想像してください。
クレジットカードで\20,000の買い物をしたら、早急に銀行口座の残高をそれ以上にしますよね。
英語の語彙も、早いうちに銀行口座に20,000語を貯めておけば、いつでも好きなものを買うことが
出来るようになります。語彙の場合は、お金と違って、いくら使っても減ることは有りません。
使えば使うほど増えていきます。
せっかくの人生です、効率よく語彙をためて、この悟りにも似た、日本語と同じよう に自由に使える英語の世界を手に入れましょうよ。
「20000語なんて英語のプロの世界の話で、私にはむりだよー。」
「中学生の時に教えてもらいたかった!」
そう言う人が大人に多いのですが、まだまだあきらめる必要はありません。
団塊の世代で60歳を超えた方々にも夢をかなえてほしいと思います。
語源
あなたは大学受験勉強ですでに5,000単語を勉強したでしょう。
この5,000語を土台にして「語源」の心得を加えればさらに10000語を類推できる潜在的な語彙力を身につけることは楽勝です。
「語源ですかー?」
外国人が日本語で少しでも内容のあるものを読み書きする段階になると、漢字についての知識が必要になります。
漢字が重要になります。
日本人は漢字の意味を漢字を構成するへん・つくり・かんむりの知識を使って漢字を 理解しています。
英単語ではこの「へん・つくり・かんむり」に相当するものが「語源」です。
数字で示します。「漢和辞典」の裏表紙を見てください。約300のへん・つくり・かんむり(部首)を索引として
約10,000個の漢字を検索できます。英語の場合でも約500個の基本となる語源から10,000単語を導き出すことが出来ると考えています。
「うん、500個ならなんとかできるかも。」
語源の心得は、それを得るタイミングが肝心です。
語彙が3,000語を越えた頃からはじめるとその後の語彙の学習が楽になります。
単語を語源の知識を使って漢字のへん・つくりのようにとらえる習慣をつけます。
それぞれ意味の成り立ちを考え、それらをたばにして頭の中に整理できるようにします。
ガムシャラに力まかせに単語を覚える学習方法から脱皮できます。
スマートに英語を楽しみながら20000語の語彙に到達することができます。昔の文豪は森鴎外も、夏目漱石も
外国語学習のために語源の学習が大切だと言っていましたよね・・・。
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「語源てどこにあるの、何を見ればいいの?
英英辞典(少し大きな)にはたいてい語源の説明があります。慣れてくると語源のところ
を見るだけで
その単語の意味がわかるようになります。
(COBUILDは画期的な英英辞典ですが、残念ながら語源の記述がありません)
もっと慣れてくると単語の構成を見ることによりその単語の意味が類推できるようにな
ります。
そこに到達することが目標です。
こうなると、辞書をひかなくても、読書するだけで自然に語彙が増え、英米人と同じように英語を
使いこなすために必要なレベルの語彙を得たことになります。
語源でいっきに10,000単語を覚えるためのパーフェクトな参考書がなかなか無いので、自作しました。
2000年から、SPACEALCに『語源辞典』として提供してあります。
http://home.alc.co.jp/db/owa/etm_sch
語源に関しては、別の章でもう少し詳しく解説します。
私のサイトにも昔書いた
「語源辞書」
がありますので、語源の威力を体験してください。
ラテン語を語源とする53の単語と派生した約2700の単語を掲載してあります。
(改訂がまだなので、旧いです)

「よし語源について挑戦してみよう。」
参考書の例としては、例えば講談社英和中辞典
EJ 1995年11月第1刷の
Page2445から2454におよそ460の覚えるべき
語源と各語源に対応した英単語のリストがあります。ここには約3000の英単語があります。
このあたりから整理をはじめたらいかがでしょうか?