| SPEAKING 1/3 |
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スピーキングには、英語の発音をするという口の運動つまり体育系の訓練と、話す
内容を組むという知的な2つの要素が必要です。
@「話す内容(単語・文章)」・知的
A「口を動かして発音する」・体育会系
もっとも重要なのは発音です。Nativeにとって分かりやすい発音が
できる必要があります。カタカナ式発音は誤解のもとです。口の運動ができていれば
あなたの語彙がたとえ 500単語しか知らなくても、片言でコミュニケーション可能です。あなたの
発音がしっかりしていることが最低限必要です
英語の個々の発音は別の章「発音教則本」を見てください。
ここでは「話す内容(単語・文章)」に注目します。 重要なのは発音の所で、日本語の発音(子音・母音)と英語の40の発音(子音・母音)の発音方法が すべて異なっているように、日本語の単語と英語の単語のイメージがことごとく異なることを認識して 英語を話すことです。
英語と日本語の単語は絶対に1対1で対応しません。単語どおしの翻訳は出来ないのです。

私の友人のイギリス人
来日(1998)して1年目にすでに、とぎれなく日本語で30分でも1時間でも日本人と 会話を続けることが出来るようになりました。まだ日本語は500語から1000語程度しか知ら ないはずです。 語彙が少ないために「そうですか」という日本語を連発します。
相槌をうつときの「そうですか」のイントネーションと「そうですか?」の 後半をあげる疑問形をうまく使い分けて、「そうですか」だけでほとんど 会話を成り立たせてしまうすごい能力の持ち主です。彼の「そうですか」 はこの1年間で少なくとも10000回 以上繰り返して発音しているはずです。彼は発音から日本語を学んだ典型です。
来日して2年経った彼は積極的に日本語を使ってコミュニケーションしています。 新幹線の切符も、窓口の人と交渉して、バラバラになっていたグループの席を1箇所にまとめて もらいました。日本語で交渉できています。
漢字はほとんど知りません。日本語の超基本単語のイメージをしっかり つかんでいるから会話ができるのです。
4年目に入った彼は、日本語の肯定文を疑問文にするコツをつかんだ ようです。以下のように上手に使っています。(XXは相手の言ったことです。相手の言った ことを繰り返して、質問にしたり、賛成したりできます。
「XXXでしょうか?」「XXでしょう?」
「XXかな?」
「XXって!」(相手の言ったことを繰り返して伝えるとき。
「彼はぜひ来ますって(さ)。」
「必ず」という意味で「ぜひ」を覚えました。
「私はぜひ行きたい。」とAさんが言ったことをBさんに伝えるときに「Aさんはぜひ来ますって。」
というような言い方をします。
この「ぜひ」の使い方は変なのですが、英語の場合「ぜひ」に相当するdefinitelyなどは主語が 変わろうと、動詞が変わっても使えます。英語の方が単純です。
「XXよ」、「もっとありますよ。」(「条件はこれで全部です。」などに 対する反応として。) 彼の「XXよ」はいやみっぽくきこえます。
面白いのは、「私間違いしました。」いつもこう言います。
これは I made a mistake. という言い方です。
(makeの基本動詞の使い方のパターンが身についているので、「私間違えました。」という文型は
なじまないのでしょう。)
日本人の発想では、「私間違えました。」は I did a mistake.になってしまいます。
あなたの語彙が2000語あれば十分な英会話が可能です。
「音の聞き分け先行型」
の学習方法を取り入れて会話でよく使う文のパターン(英単語のイメージを
しっかりつかんで使いこなせばいいのです。
単語、文章に関してはほとんどの日本人が必要十分な知識を持っています。語彙がたとえ
500単語しかなくても発音がしっかりしていればカタコトの単語をつなげて
コミュニケーションすることが出来るはずです。
2000語知っていれば、英会話でかなりの内容が伝えられます。話しをとぎれなく
続けることができるようになります。 20,000語が必要と言っておいて、2,000語で
十分と聞くと矛盾があるようですね。実際の日常会話を 話す限りにおいては2,000語で十分です。
以下を読んでいただければ、2,000語に納得して
いただけると思います。
| 英語を話すということはどういうことか |
日本人の英語が上達しないのには訳があります。
何ですか?
英語を話すときに以下のようによけいなステップが入っているからです。このステップをショート
カットできれば ネイテイブのようにしゃべれるようになります。
そんなうまい話があるの?
ネイテイブと同じ脳の使い方で話せば良いのです。
な、なにー。そんなこと言われてもわからないよー。
順番に説明させてください。
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日本人が英語を話す場合よけいなプロセスが入っている |
このプロセスは必要無ありません。それどころか英語を話すことの障害になっているのです。
日本人が日本語を話すとき
@内容をイメージする
→Aイメージを日本語で組む
→B口を動かす
![]()
欧米人が英語を話すときも同じです。
@内容をイメージ
→Aイメージを英語で組む
→B口を動かす
![]()
ところが日本人が英語を話すときにはよけいなプロセスが入ります。
@内容をイメージ
→Aイメージを日本語で組む
→B日本語を英語に組替える。
→C口を動かす
この「→B日本語を英語に組替える。」ことに多大な労力が必要です。
従来の英会話の教材はこの「→B日本語を英語に組替える。」ところの訓練に多くの時間を割いています、
いわゆる英作文です。中学・高校で英作文をやらされた結果、英語を話すねたを日本語で考えて英作文で
英文を作り出すという変な習慣が身についていますね。
日本人が英語を話すときも欧米人と同じプロセスをとることが結局は近道なのですが。
「@内容をイメージ→Aイメージを英語で組む→B口を動かす」を実行します。
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「→Aイメージを日本語で組む→B日本語を英語に組替える。」 プロセスをカットすれば良いのです。 |
そんなこと、できないよ。
どうすれば出来るようになるか考えてみましょう。
あなたの意識/取り組み方を変えてみれば出来るようになります。
以下を読んで納得できたら、さっそく実行してください。
キーは「@内容をイメージ→Aイメージを英語で組む」ところにあります。これができればいいのです。
以下の3つの項目で順番に説明します。
1)動詞123個で十分。(英単語をたくさん知らなくても会話が出来ます。)
2)英語で考える。(「→B日本語を英語に組替える。」プロセスをスキップします。)
3)英単語のイメージ。特に動詞のイメージをつかむ必要がある。
「動詞123個」の章では、
123個の基本動詞と
その動詞が作る700の文型を紹介します。英語の基本動詞一つに+いくつかの前置詞を組み合わせて
数十の日本語動詞を 作れるようになります。
「動詞123個」にある700の文型を暗記してもいいのですが、実際の会話では700の文型ではなく、
動詞123個のイメージをもとに話しています。
123個の中でも重要なのはmake, take, have, get, giveなどの更に超基本となる動詞の使いこなしです。
本当は英語動詞一つはネイティブの頭の中ではたった一つのイメージだけで対応して
いるはずです。最近ますますそう考えるようになりました。
超基本動詞に関しては、SPACEALCに
「基本動詞をマスターしよう」というコーナーに投稿しましたので、まずこれを読んでください。
パソコンに簡単な英会話の作文をやらせようとしたことがあります(英作文Software開発)。
動詞は123個だけを使ってほとんどの日常会話ができるようです。
パソコンに123個の動詞と2000単語の全部の組み合わせのソフトを
作りこむことは大変ですが、人間はいとも簡単にさまざまな表現をする
ことが可能です。詳しくは「超基本動詞」のところを見てください
「何が言いたいの?」
英語を話すためのポイントは基本動詞を使った熟語の表現を習得することです。 このことをイメージしていただくために「超基本動詞」の章に123の基本単語と その文形パターンを約700示しました。
この文法ルールのS(主語)とかO(目的語)のところに色々な組み合わせの単語を 入れれば無限の表現が可能です。これらの基本動詞はもう 知っていますよね。これだけで、あなたは途切れなく英会話が可能です。 発音さえちゃんと伝わればですが。ちょうど私の友人のイギリス人が日本語で会話ができるようにね。 皆さんは英単語を書けるので彼よりも話すことに関しては基礎ができています。
英語で考える訓練「話す、書く」ことがなかなか上達しない原因は、日本語の動詞を英語の動詞に置き かえる英作文から抜け出せないからです。日本語の動詞を英語の動詞に置きかえる作業 からはやく脱皮する必要があります。
いったん日本語で考えてから英語に置きかえる作業を続けている限り英語を楽しめる段階に進め ません。あなたの語彙が2000語になる前に英語で考える脳を作っておいて ください。
「英語で考えるなんてとてもとても。そうとう英語を勉強しないと 出来ないんでしょー?」
それほど難しいことではありません。段階を追って誰でも英語で考え始めることが出来 ます。しかも中学校で習った語彙で十分です。
「早く教えてよー。どうすればいいの?」
あなたの頭がイメージを浮かべる作業をするときに日本語を使わなければ いいのです。
「な、なにー?」
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グラフィックなイメージ
たとえばあなたが
「青空の高いところを飛んでいる銀色の小さな飛行機を見ていた。」
とします。この光景はグラフィカルです。絵に書けますよね。あとであなたがこの光景を想い浮かべた とします。このイメージはグラフィカルなので言葉はまだ必要ありません。あなたがこの光景を 日本人の友人に会話で伝えようとします。すると言葉が必要になります。
「青空の高いところを飛んでいる銀色の小さな飛行機」を相手がイメージできるように日本語の 単語を日本語のルールに従った語順で並べます。そうすると相手も似たような光景を思い浮かべる ことが出来て会話が伝わります。
こんどはアメリカ人に同じ光景を伝えるときのことを考えてください。日本語で考えては ダメですよ。あなたが頭に浮かべたグラフィカルなイメージを表す英単語を英語のルールに従った 語順で並べると相手に伝わります。
そんなこと出来ないよ。
私達日本人は学校の英作文の影響で、わざわざこの頭のイメージを日本語にしてから英語に 訳してアメリカ人に伝えます。会話のときも書くときもそうです。
日本語の語順と英語の語順が同じで、日本語の熟語と、英語の熟語の構造が同じならば 日本語を仲介して英語を話すという手順も効率の悪さに目をつぶればある程度可能でしょう。
現実には、日本語の語順と英語の語順は逆だったりかなり違っています。単語も日本語と 英語は1対1には対応しません。まったく別物です。
どうすればいいの?