
レースレポートその18:ヒマラヤンブルー(JRA栗東)
(2002年10月20日(日):福島11R(カブトヤマ記念(G3)))(4枠6番)…13着
※今回非常に天候が悪く、また福島の特殊なパドック構造と管理人の腕不足(爆)のため
写真が極端に少なく、また非常に見づらくなってしまいました。ご了承下さい。
前日のショックを引きずりつつ、この日も福島競馬場へ向かいました。京都競馬場では菊花賞、そして福島競馬場では父内国産限定のG3・カブトヤマ記念が行われました。ヒマラヤンブルーに実際会うのは実に2年近くぶりになります。前回が、2000年11月の東京スポーツ杯3歳S(G3)だったので、それからどれだけ成長しているかを確かめたくて、また今回のメンバーなら初重賞制覇のチャンスだと思っていたので、その場面に立ち会いたくて、福島競馬場へ乗り込んだわけです。
前日と同じように、福島駅東口からバスに乗車。ただこの日は、前日降りた停留所よりも一つ先の、その名も「競馬場前」という停留所で降りました。前日よりは運賃が20円高いのですが(笑)、こちらの方が競馬場へ向かうルートとしてはわかりやすかったような感じがします。
馬券は前日既に購入済だったので(単勝100円、複勝300円、馬単1着総流し(1,300円)、馬単2着総流し(1,300円)の計3,000円)、この日はじっくり場内を見渡してみました。しかし、相変わらずパドックが狭い!狭いだけなら他の地方の競馬場でも狭いところはいくらでもあるのですが、福島競馬場と他の競馬場の違う点は、他の競馬場が屋外なのに対し、福島競馬場のパドックは無理矢理建物の中に詰め込んだ感じ(もちろん天井は空いていますが)。だから、子供たちがあげる奇声などがパドック内に反響してしまう造りになっていました。
前日発売が終わった時点で、ヒマラヤンブルーは堂々の1番人気。それはいいのですが、ここ数戦「パドックでうるさいところを見せていた」という報告(特に札幌シリーズ(札幌記念・札幌日経オープン)で顕著だったようです)があったので、それがどれほどのものかも確認したく、また数少ない福島の重賞ということもあって、かなり混むことが予想されたので、8R頃にはすでにパドックに張り付いていました。
10R出走馬たちがパドックから消えて、しばらくすると11R・カブトヤマ記念の出走馬名と馬体重が表示されました。気になるヒマラヤンブルーの馬体重は、−10キロで436キロ。正直「まずい!」と思いました。というのも、ここ数戦446キロ前後の馬体重で安定していましたし、函館の2連勝(五稜郭特別→巴賞)もこれぐらいの馬体重であげたものなので、「こりゃ馬体減りすぎじゃないか?」という心配が一気に頭の中を駆けめぐりました。
さらに追い討ちをかけるように、このころから雨が降り出してきたのです。それまでは非常に暗い空ながら、何とか天気はもっていたのですが、よりによってメインのパドック前に雨とは…。慌てて、持ってきたハンドタオルでカメラをカバーしながら、ヒマラヤンブルーの登場を待ちました。
そして、しばらくしてカブトヤマ記念の出走馬が入場してきました。ヒマラヤンブルーは4枠6番。6番目に入場してきた彼の姿を見ると…あちゃ。完全にイレ込んでました。2年前に見た時よりもさらにイレコミが激しくなっていた模様。終始チャカつく様子を見せ、千田騎手が騎乗してようやく少し落ち着いたかな…という感じでした。普通でしたら1番の馬から地下馬道へ消えていくのですが、ヒマラヤンブルーが真っ先に地下馬道へ消えていったため、こっちは速攻でスタンド前に移動しました。
スタンド前に移動してしばらくすると、本馬場入場のファンファーレの前にヒマラヤンブルーは入場してきました。入場した時はまだちょっと落ち着かない面を見せているようでした。しかし、返し馬はなかなか力のあるところを見せてくれ、待避所に入った時にはスッと落ち着いた感じを(ターフビジョン越しに)見せてくれていたので、「これなら何とかなるかな…」と思っていました。
さていよいよ発走。今回の重賞ファンファーレは、一般公募による演奏となり(曲は福島の重賞ファンファーレ)、どこかの大学(学校名失念しました(苦笑))の吹奏楽団が演奏していました。ところがこれがヒマラヤンブルーにとってはかえって逆効果だったよう。福島の芝1800mはスタンド前からの発走になるので、割と近いところでファンファーレを聞いていたヒマラヤンブルーは、これで再びイレ込んでしまったようです。そしてスタート。自分はゴール板前に陣取っていたので、正直スタートの様子がよく分からなかったのですが、ゴール板前を通過する時にヒマラヤンブルーの位置を確認すると、なんと後ろから数えた方が早い位置。さらに馬群の中にすっぽり包まれていて、気分良く走ることが好走の条件となるヒマラヤンブルーにとっては、正直最悪のレース展開でした。このゴール板通過時点で、正直自分はレースを諦めました。レースをTV等で見ていた方に聞くと、やはりヒマラヤンブルーのスタートはあまり良くなかったようです。
結局レースはそのまま後方追走となり、直線でも全くいいところがなく、勝ったウインブレイズ(1着入線はカンファーベストだったのですが、直線で思いっきり内側に斜行し、結局10着に降着となりました)に1秒7の差を付けられての13着という大敗に終わりました。正直「ここなら!」と思っていただけに余計ショックで、一気にブルーな気分に陥りました。
さてヒマラヤンブルーの今後ですが、どうやら12月7日(土)の中京・中日新聞杯(G3・父内国産限定)を目指すらしいと言う情報がある筋から入ってきています。ただ、札幌日経オープンでは距離の壁に完敗し、今回はイレコミと馬体重減、さらにスタートの悪さから走るリズムを完全に崩してしまった様子。これは独り言なんですが、一回放牧に出して立て直しをかけた方がいいのかもしれません。