
レースレポートその15:ホウザンストーン(高崎)
(2002年8月3日(土):高崎5R(JRA認定 2歳新馬))(8枠9番)…1着!
今回は、高崎で産駒2頭が出走、しかもこのホウザンストーンはデビュー戦ということもあって、「これは見に行かねば!」と思いながら、高崎競馬場へ乗り込みました。
管理人は高崎は初体験。というわけで、事前に入念に下調べし、当日も朝早くの電車で気合い入れて行ったんですけれど…あんなに遠いところだとは思いませんでした。管理人の家から普通列車で片道約4時間の行程(笑)。しかもこの日は結構暑かったこともあって、なかなか大変でした。
高崎駅に到着して、まずは競馬新聞を購入。それを見ると、なんとホウザンストーンには本命印がついているじゃないですか!馬柱を見ると、能力試験の結果が載っていて(地方競馬専門の競馬新聞には、このように能力試験の結果が載っている新聞も結構あります)、それを見ると、7月24日の能力試験では49秒7(ダート800)という抜群のタイムを叩き出していることが判明。49秒台の馬はもう1頭いましたが、それは不良馬場でのもの。ホウザンストーンのタイムは良馬場でのもの。さらに、コメントを見ると、木村師の話として「気性に課題があるので、初馬場が気がかり。状態はいいですよ。」そして、記者のコメントも「能試(能力試験の略)1着入線。走破タイムも良馬場で49秒台をマークは傑出。ホウザンストーンの内容はV候補筆頭。」「まだ気性面で子供でも、馬体が仕上がっているホウザンストーンが有力。」などなど、気性面を除いては(笑)気持ちいいコメントが並び、「これは…」と期待がふくらむのでした。
駅からの無料送迎バスで競馬場へ。すると、住宅地の方へ入ったかと思ったら、あっという間に競馬場に着いちゃいました。よくよく見ると、どうやら高崎の駅から歩いても10分ぐらいしかかからないとのこと。しかしさすがにこの暑さ、ちょっと歩く気にはなれませんでしたが…(苦笑)。それにしても、前回レポートした浦和と同じぐらい、住宅街の中の競馬場という雰囲気でした。
さて、初見参の高崎競馬場。まずは場内を観察したのですが、ここもそんなに広いという感じはしません。しかし、馬が非常に近くで見れるのがいい感じでした。これはパドックでも、本馬場でも同じ。特に本馬場とスタンドとの近さは、管理人が今まで行った競馬場の中ではここが一番近かったんではないでしょうか?さらにパドックには木が植わっていて、出馬表は手書き。パドック用の観覧席も、なんと木製。いろんな意味で味のある競馬場です(笑)。その後管理人はインフォメーションセンターに向かい、場内での写真撮影について尋ねました。するとそこのお姉さんがどこかに電話をかけて聞いてくれ、「2つとなりの警備室で聞いてください。」とのこと。で、警備室へお邪魔して、事の趣旨を話したところ、「馬に迷惑をかけなければ、特に問題ないですよ。」とのお返事を頂きました。よかった、とりあえずフリーで写真が撮れそうです。(そもそも何でこんな事聞いたかっていうと、前回の浦和・それに以前レポートした船橋では、ともに事前許可(当日でOKですが)が必要だったためです)
その後は馬券購入。高崎では馬単とか3連複、3連単、ワイドなどの馬券がないため、必然的に単勝・複勝・馬連を買うようになります(枠連はあります)。まずは、ホウザンストーンの馬券から。単勝を500円、複勝を1000円、そして相手関係がよくわからなかったので、とりあえずホウザンストーンから印のついている馬へ5点馬連で100円ずつ流し、計2000円の購入となりました(ところが、この後に待ち受けていた悲劇が…それは後ほど)。
昼食後、4Rの出走馬がパドックを後にするのを見計らって、こちらはパドック最前列にへばりつきます。そして出てきた5Rの出馬表。ホウザンストーンは8枠9番。馬体重は451キロ。重からず、軽からず(それでも牡馬の割にはちょっと小柄かな)というところでした。このレース、出走馬の馬体重にえらく幅があり、最軽量の馬は392キロ。その他にも400キロ代前半の馬がごろごろ並ぶ中で、1頭だけ異彩を放っていたのがタマルヴィクトリーと言う馬。なんと531キロ。ホウザンストーンはメンバー9頭中、タマルヴィクトリーの次に馬体があったのに、それでも80キロの差…管理人ほぼ一人分の差です(爆)。
さて、5Rの出走各馬が出てきました。ホウザンストーンは最後に入場。見てみると、真っ赤なメンコ…と思いきや、メンコではなくかなり深めのブリンカーをつけての登場となりました。これもコメントで「気性が…」と言われていた事への対応だったんでしょうか?さらに、パドックでは終始落ち着かない感じ。馬を引いている人(厩務員さんかな?)に終始もたれかかるような感じで、なんか甘えているようでした。時にはちょっと馬っ気も出すところを見せていたので、「やっぱりデビュー戦ってこんな感じなんだな…」と一人で納得してました(苦笑)。そんなパドックの中で、管理人が見ても目を見張る馬体だったのが、先程紹介したタマルヴィクトリー。1頭だけ雰囲気が違うという感じで、終始パドックの外側寄りを力強く歩いているのを見て、「こりゃこの馬に勝たれちゃうんじゃないか…」と一抹の不安がよぎったのもまた事実です。
係員の合図のもと、各馬がその場に止まり、各ジョッキーが出てきました。ホウザンストーンの鞍上は茂呂菊次郎騎手。2001年の高崎リーディングでは4位、信頼の置けるベテランジョッキーです。ところが、茂呂騎手が騎乗した後もホウザンストーンはなかなかうるさいところを見せてくれていました(苦笑)。それは本馬場に入っても同じ。ホウザンストーンがうるさくしているのを、茂呂騎手が必死になだめている、という感じでした。返し馬も最初の方は軽いキャンターぐらい。馬場を1周してきてから、ようやくまともな返し馬ができた感じでした。
さていよいよレース開始。高崎の900mは、2コーナー出口、向正面からのスタートになります。管理人はゴール板のかなり手前で陣取っていたので、カメラの望遠をフルに使ってスタートの様子を見ていました。大外だったのでゲート入りは最後。これがホウザンストーンには良かったんでしょうか、いざゲートが開くと、ポーンと好スタートを見せて、そのまま後続を2馬身位引き離しての逃げに入ります。管理人もカメラのファインダー越しに「行け、行け!」と必死に声援を送っていました。そして最後の直線。高崎は、コース1周が1200mなのに、直線が300mと割と長めの競馬場。最後の直線に入って、さすがに脚色が衰えてきたようですが、それでもホウザンストーンは懸命の粘り。最後は2着馬とほぼ同時ぐらいでのゴールとなりました(というのも、管理人陣取っていた位置が悪かったため、ゴール体勢が「どっちだ?」と思わせるぐらいの感じだったんです)。場内実況では、リプレイを見ながらだと思うんですが、「ややホウザンストーン有利でしょうか」という実況が入ったので、「勝ったかな?」という感じに変わり、着順掲示板の1着の所に、馬番「9」が点滅し始めると、「いったな!」という確信に変わりました。結局、走破タイム57秒7。懸命に逃げ粘って2着馬をクビ差退け、ホウザンストーンがデビュー戦を勝利で飾ってくれました!
管理人、これまで十数回ネーハイシーザー産駒のレースを生で見てきましたが、目の前で産駒が勝ってくれたのはこれが初めて。何とも言えない感激に浸りました。「応援している馬が勝つって、こんなにいいものなんだなあ…」と改めて思わせてくれた次第です。ところが、最後にちょっとした悲劇が待っていました。先程購入した馬券、単勝・複勝は勿論的中していたのですが、馬連の馬券をよく見ると…「6R」?そうです。管理人痛恨のマークミス。レース番号さえ間違えていなければ、馬連は的中していました。しかも配当は3000円台。逃がした魚は大きかった…(当然次の6Rははずれました(爆))。