ブルーグラス・バンドテキスト by 西やん

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 私のブルーグラス・バンド経験からビギナー〜中級バンドの参考になりそうなことを書きまとめてみました。
  必ずしも私や私のバンドが書いたとおりのことを実行 しているわけではありませんが、
   こういうふうにできたらいいなという理想像と、実践的なアドバイスを詰めこみました。

* ご購入いただいた方のバンドメンバーにはコピーOKですが、それ以外の方やネット等へのコピー・転載
    はご遠慮ください。

                 − 内容・目次 −
T.バンド全体に関すること:

U.練習の要点
 1曲想の確認 2構成の工夫 3継ぎ目の確認 4音量のバランス
 5バッキング 6テンポ 7リズム 8歌とコーラス 9エンディング
 10本番ステージを意識した練習

V.ステージで
 1本番前に
 2ステージに出たら

W.本番のあとで

X.選曲について
 1歌もの
 2インスト曲

Y.楽器
 1各楽器に共通の事柄
 2練習のしかた
−楽器各論−
 1[ギター]
 2[バンジョー]
 3[マンドリン]
 4[フィドル]
 5[ベース]

Z.アドリブについて


内容の一部をご紹介します:

U−6テンポ
 
全員が同じテンポでハシらずモタらず弾くという当たり前のことが超重要。
 「ブルーグラスはリズムが命」と言われるが正確に言うと「揃ったテンポが生み出す
  2ビートのリズム感」ということ。
 たいがいはハシる。つまりだんだん速くなってしまう。これは人間の本性と言える。
 個人練習にメトロノームやカラオケ伴奏を使うなどの努力と、意識で克服しよう。
 モタるのはむずかしいフレーズ(ソロ)が弾けないから。どんなにいいフレーズでも
 モタっては無意味。やさしいフレーズでもテンポにのっていれば聴く人は心地よい。
 むずかしいフレーズにこだわるのは自分勝手な自己満足。バンド全体を優先させよう。

 各曲のテンポが成りゆき任せになっている場合が多い。
 メトロノーム110を中テンポと考えておよそ決めておくとよい。
  130以上=速い/例.フォギーMtブレイクダウン、ローリンマイ〜
  120=やや速い/例.ナインポンドハンマー
  110=中くらい/例.ブルーリッジキャビンホーム
  100=やや遅い/例.バンクスオブジオハイオ、永遠の絆
  90以下=遅い/例.バックトゥザクロス

 この曲はこのテンポで弾かねばならないということはないが、元になる演奏を尊重して
  テンポを決めることが多い。


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