ガレージ大作戦A

材料も揃った2012年11月、いよいよ組み上げ開始。
私の仕事の休みを利用して、平日2日、時間があれば日曜日を利用してこのひと月足らずで組み上げる予定。


前回、『速すぎて』 NGだったウインチの代わりに新しいウインチを持ってきた。
一般家庭にウインチなんてそうそうあるもんじゃないのに、何個持ってんだ?>父。

『速さ』 はちょうど良いようで、このウインチを使うことに決定。クレーンの向きはこっち側。
まずは擁壁の上に立つ短い柱を自力で建てて行きます。
親子喧嘩しながら二人で持ち上げて印の上にぴったり置いて、アンカーボルト用の穴を開けます。

同じようにもう1本柱を建てて、アンカーボルトで仮留め。
そしてクレーンで横のH鋼を吊り上げます。

手伝いながらの撮影は困難を極める^^;
とにかく鋼材が重いので、気を緩めると大事故に繋がりかねない。
こんな工事現場な状態なのに、2人ともヘルメット非着用。安全管理がなってない(笑)。

鋼材を載せて、接続の穴(8個)を合わせて1ヶ所をボルトで仮留め。
ラチェットレンチ(右下の工具)の後ろ側(四角い部分)を穴に差し込んで、
縦と横の鋼材の穴を合わせていく。これがかなり重労働。

平均的に8個の穴を合わせて行かないと、
1つ合わせただけだと他の穴がズレまくってボルトが入らない。

ここでも 『仮留め』 か 『本締め』 で父と喧嘩しながらの作業。
父は自分が分かってるから、説明ナシにただやる事を言ってくる。
私は言われた通りに作業するも、あーじぁね〜こーじゃねぇ〜と
1つ1つの作業に文句を言ってくる。

仕舞には『この作業はこう言ったら、
こっちから先にやるって決まってるんだ!』 と言い出す始末。
おいおい!わたしゃこの道のプロじゃないんだよ!
作業の順番なんか知らないっつーの!
やれって言われたからやってるんでしょーがっ(怒)!!

と、傍から見ればびっくりするくらいの喧嘩作業(笑)。

鋼材を載せたらターンバックルと平板の鋼材を繋いだ筋交いを着けていきます。これも仮留め!!
とにかく有り合わせの材料で作ってるから色はバラバラ^^;

今度はこのクレーンの向きを反対側にして、隣家側の鋼材を組んで行きます。
お隣の建物と接してるからちょいと緊張。
まずは柱建て。足元をボルトで仮留め。
あとで垂直を取って、本締めします。

ココからの作業は緊張と重さと、喧嘩の連続だったので、
画像はありませぬ。

この柱は青いねぇ〜。
これは閉鎖した繭工場で使ってた、
上から機械を吊り上げていたレールなんだって。
ウチのガレージは色々な歴史のあるパーツのね。

その後、隣家側に2本の柱を建て、奥から順に組み上げていきます。
↑筋交いやらなんやらで、角は大変なことになってます(笑)何本、ボルトを入れたか分かりません!!
全て仮留めなのは、全部組み上げたのちに垂直を取って、それからバランスよく締めていくから。
1ヶ所ずつ締めていくと、どちらかに傾いちゃうらしい。

ウチ側に傾くのは良いけど(良くないけど)、とにかくお隣には迷惑掛からない施工にしてよ〜と念押し。

鋼材を乗せるたびにクレーンの後ろの箱から20Kgの砂袋を数袋下ろし、
2人で息を合わせてクレーンをずりずり動かし、そしてまた砂袋を箱に入れる・・・・
この作業を何度したことか!とにかく疲れたっ!!!

ココまで組んでこの日の作業は終了↑
自立できる状態じゃないと危なっかしくて作業を終われない。
筋交いのおかげで、かなりしっかりしてます。

そして翌日、しっかり筋肉痛・・・・。


父の仕事が忙しく、出張続きだったため、前回より10日ほど間が開いてしまいました。
この日からは急ピッチで進みます。

3本目の柱を建てます。慣れたもので、クレーンの向きかえも手際が良いです。


柱を建てて、横のH鋼も組み上げます。
クレーンで持ち上げながら、前回組んだ位置と接続して仮留め。
手前には最後に丸い柱を建てる為に仮柱を設置中。一応、垂直も取ってます。



仮柱をジャッキと万力で固定して、今度は隣家側。
ココも同じく3本目の柱を建て、横柱を接続して
こちらは4本目の柱も建てる。

日が暮れるのが早くなった11月下旬。
とにかく来れる日にどれだけ作業を進められるかがポイント。
父は早く終わらせたいらしい(笑)。

要所要所の写真も撮れず、ドンドン進みます。
手前の2本の横柱を組み上げてこの日の作業は終了〜。




冬の夕暮れは早い!片付けてからの写真撮影はフラッシュなしではギリギリの光量。

はぁ〜この日はいくつのナットを締めたか…。ガッツリ組まれてて頑丈そうです。
ただ1ヶ所だけジャッキでの仮柱ですが…。
ここは寸足らずの丸柱なので、基礎を高くしてかさ上げします。それは後日。




右下の丸印に基礎を作ります。
斜めだし、柱を上に取り付けた状態での基礎作りなんで、上手くいくでしょうか?
基礎作り開始まで、ここに車をぶつけないようにしなきゃ^^;





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