+++アンティークスイッチ+++


検索で訪れてくれるなかで、イチバン多い検索ワードは『アンティークスイッチ』です。
リフォームや新築でアンティークスイッチを取り付けたい!と思っている方はたくさんいらっしゃるんだな〜とつくづく感じました。

確かにあのデザイン、パチ!パチ!と上げ下げするスイッチは調光式や蛍スイッチ、センサーなど現代の便利さは無いけど、
なんて言うか、温かみすら感じられる存在かなって思います。
興味の無い人にとっては、スイッチに温かみ?バカげてる、って思いますよね〜(笑)。

・・・・で、私もアンティークスイッチは設計時から必死に集めまくってました。インテリア→PartsT参照
でも実際取り付けとなると、工務店側は難色を示し(ってか電気屋さんが難色を示した)、
結局引き渡し時にはふつーの松下電器の21世紀式?のスイッチでしたよ。
まぁ理由は納得行くものだったので、あとで替えちゃえ!って思ってました。

アンティークスイッチは古いので何かあった時の補償が出来ないからだと思います。
また、よく使われる3路スイッチは、アンティークスイッチだと使えない場合もあるので注意が必要です。
また現在はPSEマークが付いていないアンティークスイッチは電気製品としての販売は出来ません。
あくまでディスプレイとしての商品ですのであしからず。
私はこの法律の施行以前に購入した物を使ってます。

この法律も、古い電化製品を扱うお店とかは大反対だったらしいですね。
今は古いもう手に入らないものはOKになったのかな?
解釈の違いかもしれませんが、いちおう逃げ道?はありそうですが→アンティーク照明器具等

またご自身で施工される場合、第二種電気工事士の資格が必要です。
素人が施工して漏電による火災が発生したらそれこそ大変。きちんと有資格の方に施工してもらいましょう。
我が家は父が第一種電気工事士の資格を持ってますので電気関係は全てお願いしています。

こちらのページを見て、付ける気満々になることは構いませんが、
それに伴うトラブル・事故(主に漏電)等は私は責任をもてませんので全て自己責任でお願いします。
もちろん、作業前には必ずブレーカーを落としてから作業しましょうね。
アンティークは火災やトラブルがあった時のために敬遠したいけど、雰囲気だけでも〜という方は、
現代物のアンティーク風スイッチも販売されておりますので、そちらをおススメします。








今現在、我が家には8個のアンティークスイッチが付いていますが、全て後付です。
私は特に気にせず、好みと値段で購入していましたが、実はアンティークスイッチにも3路で使えるものもあるんです。

左:3路スイッチとして使える 右:3路では使えない


左には下に金具が伸びてますよね?でも右には無いんです。
一般に良く出てるのは右のほう。こちらも単体としては使えます。ブラケット1個だけとかね。
あと家作りの最中で電気屋さんに理解もあって(笑)、取り付けてくれるのであれば、問題ないんだけど、
ウチのように後付けだと、本来単体で行けるはずが、3路のスイッチじゃないとダメだったって事もあります。
(父いわく、配線コードの節約じゃない?って言ってましたけど・・・・)

それはスイッチボックスを開けてみないと分からない(笑)。
よそ様が施工した配線は、たとえ有資格者でも理解できない場合もあり、取り付けられるとは限りません。←父・談

金具があれば1路のスイッチも3路に変更できますが、その金具を見つけるのが一苦労。
秋葉原に行けばありそうだけど、その為だけに秋葉原には行けない(^_^;)。ない可能性も有るわけだし。

壁に取り付ける際にも注意が必要です。
スイッチボックスをそのまま使うか、外すか。台座を付けるか壁に直付けか?

スイッチボックス利用の台座付き こちらもスイッチボックス利用。台座ナシ。


こちらのスイッチは両方とも同じ場所のスイッチです。最初は台座付きで取り付けました。
でもなんとな〜く見てくれが悪いので、台座ナシに変更しました。ただ、収まりは台座アリの方が良いです(^_^;)。
台座ナシの場合、塗り壁なら仕上がりは良いけど、壁紙の場合全く同じ壁紙を柄合わせで貼るのは難しいです。
なので壁紙の場合は台座を付けた方が良いです。

これから更に進化します。我が家で同じ付け方をしているスイッチがありません(笑)。
↓こちらは玄関ホールのスイッチたち。ここは4ヶ所のスイッチが集合していました。




ちょうどここの裏側のトイレの手洗器を移動させる為に壁を開けた時、スイッチボックスが見えたのでじゃあ替えちゃえ!って事で
ここの集合スイッチもアンティーク仕様に替えました。壁塗り前ですが、壁も塗って仕上げてあります。
ここはスイッチボックスも取っ払ってます。スイッチボックスがあると手洗い用の水栓に干渉しちゃうんですね〜。

電気と水・・・・危ない(笑)。ちゃんと対策はとってあります。

ただ・・・・ここも最近、更に変更しました(笑)。
今度は台座付きに変更。裏側の手洗水栓の対策の為、念には念を入れて。



台座の板は、家にあったSPF材。ルーターで縁を削ってオイルステインを塗りました。
真鍮のビスはそのうちくすんで来るでしょう。

上の画像から更に更に変更しました(笑)。横一列から二列に変更です。
理由は同じ。裏側のトイレの手洗水栓の対策です。
どーーーーしても気になって、トイレ側の壁を閉じたら変更が効かなくなるし〜
でも〜〜・・・・と悶々としていたので悩むんだったら変えちゃえ!
ってことでこうなりました。

これで夜眠れる(笑)。
水栓からはかなり離れたので大丈夫でしょう。

ただ、場所を覚えるのに一苦労(^_^;)。



この玄関のスイッチは、全て3路で使えるスイッチでした。単体のみのスイッチもあるので、
もったいない気もしましたが、色・形を4個共合わせる為にこのようになりました。




すっごく気に入ってたアンティークスイッチですが、諸事情により現行のスイッチに原状回復しました。

その時の記事はこちらから→原状回復


2010,9追記




左上は私のパソコンスペースのスイッチ。
元々ここに付いてたアンティークスイッチが
3路に使えると分かって、
このくるくる回すスイッチに交換しました。
参考のために(何の(笑)?)ここは台座付きのままで通します。

右上は照明のなかった場所に新規に取り付けたので、
壁から配線を出してスイッチを新たに付けました。
コレが一番取り付けが簡単かも。

左は玄関の3路のうちの一つ。
壁付けですが、スイッチボックスに蓋をするように台座があります。


まとめると取り付けの苦労が思い出されます(笑)。
今後、第二種電気工事士の資格を取ろうかな〜って言ったら、『止めとけ』と父と旦那に止められました(^_^;)。
資格なんて取ったら、とんでもないことまでする可能性有りって思ってるらしい・・・・。
面白そうなんだけどな〜。


私の野望は今後も続く・・・・・(笑)。




アンティークスイッチはとても古いモノで、現行のスイッチより安全製は格段に下です。
時には漏電による火災の発生も懸念されます。
取り付けの際は細心の注意を払い、資格のある方に作業をお願いしてください。

また取り付けの判断は全て
自己責任です。
こちらでは一切責任は持てませんのでご了承下さい。








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