TOPICS
   ● FULL HOLLOW BODY ● TRI SOUND SW
   ● TBX TONE CONTROL  ● END ROX
 CAVE DRAGON       岩窟竜


  CAVE DRAGON、岩窟竜。ホロウボディを表しての命名ナリ。
  洞窟っていうか、ほら穴のドラゴンちゃんってカンジですかね。
  そんならボディのホールから覗いたトコに竜がいてこその名前
  やんけ〜!とツッこむ御仁も多数おられるかとは思いますが、
  まあコマイことは言いっコなしってことで。

  で、見ての通り竜の胴体に沿ってと、吐いた炎、ついでにピック
  ガード(以下PG)の巴紋もホールになってマス。但し巴紋の方は
  余りバカスカ穴開いててもナンだしPGのイチバン上にクリアの
  塩ビ板一枚載せて現状塞いどりやす(画像じゃ解かり難いかな)。
  演奏中、穴に指入っちゃっても困るし〜。音響面がどうこうでなく、
  「ど〜よこのホロウ・ボディ具合っ!」ってのを見せびらかす為に
  アチコチ開けてしまったのよねん・・・。


  ついでに記せば、その竜の胴体に施したサウンドホールをより
  解かり易く見せようと思い、ホールの両端部分に余計な細工して
  描いたのはミスった。特にこうやって退いて見た画像だと、ソコ
  かなり目立って、しかも浮いたカンジに映ります。素直に単純に
  黒塗りしとけばよかったゼ。それが唯一悔やまれるトコで、木を
  見て森を見ずとはこのコトよっ。

  さてそのボディは二千円で買ったバナナヘッド付ST型のモノで、
  御覧のように合板です。ネックは昔イシバシ町田店サンで大量
  特売してた、未塗装ネック1500円ナリ(爆安ですな。はじめは
  1980円だったんだけど、売れ切れない為値下がった。自作
  ギターマニアにゃタイム・マシーンが欲しくなる話でしょっ!)。

  木工加工としては、まずはほぼフルホロウにくり抜いたボディ。
  センターブロック残しとか一部くり抜きとかは昨今流行っててよく
  見掛けるけど、コイツはトレモロ周りのみを残しホーンの先まで
  執拗に。タイ焼きならアンコ隅々まで行き渡り、優良店になるで
  しょう。ってツマンない話よか、音は強度は大丈夫なのか?

  またヘッド裏、ネックポケット、トレモロの台座回り、オマケに
  トレモロSpハンガーのスクリュー受け、弦振動のキモになり
  そうなトコすべてにウェンジの板カマせてありやす。まあトーン
  プレートってトコね。ヘッドは厚み持たせる意味もあり、これに
  より普及品のぺグ付けてもポスト低くなるので、弦のテンション
  稼げると(シュパーゼルみたく)。加えてトレモロ・ブロックには
  例によってボール盤でガリガリENDROX加工してあるので、
  コレでシュパちゃん買う必要ナシっす。

  トレモロの台座へのウェンジ板ハメは、合板に2点スタッドでは
  ちょい心許無く、運動会の棒倒しの如く傾かれても困るんで、
  強度を持たせる意味もあり、ハンガー受けも同理由。またネック
  ポケットはネックと高さ幅とも合わなかったのでそれを補正する
  為と、接合面積を増やしてよりよいボディとネックとの共振が
  得られればなァ、みたいな狙いドコ。よってウェンジをブロック
  状に組んだワケ。トドメに変則的な6点ジョイントにしちゃい
  ました(詳細次項)。




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