MYUCASTER
姪っコ様の指令により、色塗り その他施したギターですぅ〜。
  

     ・・・ジツにギャルっぽいエレキに仕上がっちまったけども・・・

   ウチの弟はワシャと違って極めて真っ当に人生を歩んでいるので、そら
   子供くらいいますわなぁ。んでムスメ二人、どちらも十分にナマイキなの
   だが、特に長女のコマッシャクレ具合はなかなかのモンで、このスーパー
   ビルダー(ウソウソw)に対して、「ギター作ってよっ」と軽々しく言うのも
   全く厭わないのだ。で、それを実行させられたってワケ。

   で、そんなことをしょっちゅう言ってたものの、あるときお絵書き大会wで
   ギターの絵描いてソレ気に入ったらしく「これ作って!」ときたのよ。でも
   それならストラト(のコピー)を多少イジって色塗りするだけで事足りる
   んで、そのギターで手打ちにし逃げを打とうと考えたのさ〜。例えば動物
   型ボディのギターとか作らされたらタイヘンじゃ〜ん(って書いてて今
   思い出したけど、その昔掛け時計作るんだっていって、板材を犬やら
   何やらの顔の形に切り出す作業を仰せつかった記憶が…)。

   そして、更に楽に逃げを打てるアイテムが、ちょうど家に転がってたん
   ですな〜。姪っコの描いたストラト型と思しき(てかストラト見て書いた
   んだけど)エレキはブラック・ボディ、それが上手い具合に手持ちに
   あったのよ。
   
   モチ、モノホン及びハイエンドなギターじゃあとてもじゃないけどドナーと
   して捧げられんが、超廉価エレキとしてそこら中で売ってる、メイド・
   イン・チャイナのフォトジェニックがね〜。しかもソレ、身銭切って
   買ったモンじゃなく(買う理由ないし〜w)貰い物、全く懐痛まず進呈
   出来るってワケさ〜。

   諸事情によりソレ含め4本もギター貰っちゃたのだが(ホンにサンキュー
   で〜す)、他の気になったギターはソレなりイジったものの、コレに
   関しては全くノータッチ、だもんでアンプにも繋がずそのときまで
   放ったらかしで、まぁそのうち部品取りにでも使うかな〜くらいの
   認識だったのだけど、あげるとなったら作り悪いギター、余りに音が
   ショボショボなエレキじゃチョイ可愛そうだと思い、各部チェック&
   音出ししてみたの。その時点でようやくw

   したら結構、音は十分マトモで、弾いててもイヤんなんないカンジ
   なんでOK、作りは価格相応ではあるけども別段不具合や気に
   なるトコ散見されないんで(ま、ここら辺のハナシはブログの方に
   製作記含めそ記してありま〜す)、んじゃハイ君、ドナー決定、
   手術台上がって、と相成ったのでした〜。

   で、主たる作業は先にも触れたけど殆どが塗装、その他は
   ジャック・プレートがハート型指定だったのでそれプラバンで
   オコし製作(絵ではダブル・ハートになってたけど省略w、舟形
   プレートに被せる様な形状に整形したんで、少々ブサイクな
   ハート型になったw)。

   その他はピックガード、意外にピンクの塩ビその他の板素材って、
   探したけど全く売ってなかったんで、ソコは塗装に頼ろうと思うも
   上から塗っちゃあ剥がれが気になるじゃん、しかもガードって
   名の付くくらいのパーツだからピッキングその他で傷付き易い
   トコだし、そこで思いついたのが透明の板材(プラバンにしました)
   ピックガードと同形状に切り出し、その裏から塗装ってな、そう、
   セル画の原理(?)ですな。これなら塗装面は傷付かないから
   フツーのピックガード同様ってなアンバイですなっ。

   あとは塗装作業でシメッ、なんだけどナニゲに塗る箇所多く、
   指定のピンク部分はモチロン、ブラックでの塗装も、まずは
   マッチング・ヘッドにしなきゃならないし、加えてPUやポッド・
   ノブも元々はアイボリーだったんでストーンズ宜しく黒く塗り
   潰せってね〜。ノブにはその後、文字部分にピンクでスミ
   入れし(と言っていいのか?)、芸コマ作業カマしてま〜す。

   残りはヘッドにデカール貼り付けクリア塗り(銀文字は金属
   インレタなんでその厚み覆うのソコソコ大変だったけど、
   エレキ・ビワ仕上げついででウレタン吹いたんで、ラッカー
   よかは遥かにラクショーだったの〜)、他の部分はクリアの
   上塗りナシの、手抜きで〜す。でも充分の仕上がりっしょ。

   とまぁそんなカンジで作業終了、無事完成と相成りました〜。
   正月にお年玉代わりとして渡すかの〜。いや、きっとそんな
   免税、上納金未払いは許されないだろう…。



   

    コレが元ネタになったお絵描きナリ〜。コイツの
    お陰で無報酬・ムダな労働をするハメになる…。


   
     コレがドナー(というよかは丸ゴト再生っすな)
     となったフォトジェニック。ブログの方には
     余り考えずクラプトン仕様ぽいね、とか書い
     ちまったが、コッチはローズ指板だったの〜。

   
     ま、周囲含め大昔のエリック様にしか興味
     ナイし、従ってどうでもいいんでブログの
     記載も修正してませ〜んっ。


     結構大きめのキズがボディのエッジってか
     アール部分にあったんで、いちお〜修復。
     なるだけ新品ぽくパリッと仕上げて渡した
     方が、オヂさんの株も上がっぺ!



     ハートマーク型のジャック・プレートお飾りは、舟形ジャックに干渉せず
     ツライチになるよう、ちゃんと段付き加工しておま。ノブには既にピンク
     墨入れ完了ナリ〜。


     
     チョー地味ぃ〜なトコでは、こげな風に各プラ
     パーツを、アイボリーからブラックへとヘンゲ
     させてますぅ〜。  


    本文中にも記しているように、この様にクリアのプラバン、ピックガード
    型に切り抜き、この後裏側より着色するワケですな。セル画塗りぃ〜!


     ヘッドのみデカールを貼った都合上、クリアを
     のせる。テッカテカに仕上がっておまっしゃろ!

    
    シコシコとプラバン切り抜いて裏側塗装したお陰で、全く塗りムラ感
    皆無な、見事な白黒白ピンクの4プライ・ピックガードに仕上がってぺ!


     塗装後ペグその他のパーツ取り付け弦張れば、 
     更にキリッと締まって見えっぺ!


   このシマシマ塗装、その昔ワシャがメインで使ってた機種とかに
   施してた設えなのだけど、サイド・ドットを兼ねたポジションマーク
   として、なかなかに視認性バツグンよ(当たり前か)。それをパクる
   とは…(オマケで12フレにハートのデカール、配いました〜)。

     う〜ん、クラクラするほどギャルっぽさが
     充満してるこのイデタチ、逆にいえばよくも
     こんなオッサンが仕上げたモンよ。ってか、
     その作業のサマはキショかったろうか…?

   明かりの加減が違うと、また違う雰囲気にも見えるね〜。


← オマケ〜

   姪っコのかたっぽだけにギターあげちゃうと、下のコの
   方が「一人だけズル〜イっ!」となるのは火を見るよか
   明らかなので、隣のテキトーイラスト見せ(お解りの
   如く、ネット上の画像拾って加工してのの手抜き〜)、
   オネーちゃんと同い年になったとき作ってあげると、
   こちらも逃げを打つのだっ。

   黒パグ飼ってるんで初めは左のヤツ描くも、何だか
   仕上がり怖かったのでもう一枚…(ちなみに黄色の
   矢印は、目がVol&Toneノブよって記してま〜す)。
   鼻がPU、口はブリッジと、テキトーなワリにはアタマ
   ソコソコ使っているものの、ヘッドのペグ配置、どう
   考えたって弦張るのキビシイわな〜w


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