SALTEISCO

Part2の、製作回顧録とサウンドに関してのページで〜す。かなり読み辛い出来の項なので、オマケ程度に…

製作回顧録 《おと/SOUND》 
       
   まず各種コントロールは、

   オリジナルの、
   ● 各PUに各々割り振られたON・OFFのシーソーSW X 3
   ● きっとコンデンサで音質可変させると思しきスライドSW

   自己改造の
   ● 位置をコントロール・パネルからピックガード側に移した
      VOLポッド
   ● 同じくピックガードに増設されたピエゾ用のマスターVOL
   ● コントロール・パネル部の(本来のVOLの場所に移設
     したTONEポッド(コンデンサによるフツーのハイカット)
   ● 同じくコントロール・パネルに(本来TONEのあった位置へ)
     新設されたピエゾ&マグPUの切り替え3点SW。上から
     マグ、中間MIX、下ピエゾ。
   ● エルボーカバー直下に増設したプリアンプ部、VOL&
      TONEの2つのポッドと、OFF・ON・OVER DRIVEを
      選択する3点スライドSW。

   と、このようなアンバイで、書き出すと色々あって複雑そうな
   カンジだけど、様々なタイプのSWが並んでいることや、ソレナリ
   考えて設定・配置したことにより、ワリに理解し易いし使いヨイと
   思います。手前ミソながら。


   さてさて、ほんだら音の寸評、してみまっかね。まずは何といってもその音を
   聴きたかった、テスコPUの感想をば。ん〜、巷の声や噂に違わず、ヨイの〜。
   音が太いっ。それものべつ幕なしにってワケじゃなく、構造はシングルだから
   キレもあるし、ホント、弾いててキモチいい。もうちょっとそう思う理由を考えて
   みると、非ドライブ・モードやゲイン上げない状態でも(ショボいエレキはその
   場合、アルペジオ爪弾くかカッティングでお茶濁しするしかナイけど)、全然
   フツーに弾いていられるのだ。強く引っ叩けば(いや弾けば)しっかりハンド・
   オーバードライブ(?)掛かって、音色も自由に引き出せるし。

   なんだろね〜、P90・ソープバー的なのかな〜。アレって人のとか楽器店で
   チラ弾きしかしたことないんだけど、ハナシではそういう傾向みたいだしね。
   もっともP90の横広単躯と違ってコレ、縦長だからフェンダー系の構造に
   どっちかといえば近いんだろうけど、そうそうコイツ、異様にマグネットの力、
   強力なのよ。それもこの音色を決定付ける要素のひとつなのかな?でも
   そのせいで製作中や配線中に、ビスとかナットとかが転がしてあるトコに
   PUの付いたピックガードASSY近づけると、『ザアァァ〜〜』ってソレらが
   あっと言う間に張り付いて・・・、取り去るのもひと苦労っす。

   まあそれは蛇足として、とはいえ欠点がないワケではなく、ノイズが多い
   ってこと。まあ今回導電塗料なんぞは塗らなかったことも影響あるのかも
   しんないけど(あんまアレ塗るのは好きでないの。音的に)、なかなかに
   賑やかで、先の非ドライブ、ローゲインの設定ではまあ問題ないんだけど、
   そこから威勢よい状態にしていくに従って、ノイズの方も漏れなく沢山
   付いてくる、みたいなね。

   あ、あとそのとき、音量も大きくなるに従いハウり易くなる。まあ元々、あの
   当時は今みたいなハイゲイン・アンプ、あるいはそういう設定の音のこと
   なんて想定してなかったんだろけど。でも色々弱点はあっても好きな音色
   だし弾き心地いいし、評判通りのナイスなPU、それだけでも手に入れた
   甲斐、ありました〜(これも蛇足だけど、金属カバーがひしゃけてたんで
   取り外した残りの1個、その金属カバー取り去って、ポリかエポキシ樹脂で
   固めると同時にソレをカバー部分の代わりとし、今後作ろうとしてるメイン・
   ギターに載せようかどうか、思案中〜)。

   総論としてのテスコPUはそんなカンジなんだけど、更に深く記せば、位置に
   因る音質差もソレなりにあって、弾く前はこんなに3ヶが隣接して並んでるんだし、
   そんなには音の違いないんだろうxって高を括ってたら、コレが大間違い。
   それは塗装前の仮組み仮弾きでのことなんだけど、フロントはワシャ、故
   ナルモさんの影響で、「ちゃんと仮の24F上にボールピースが来てないと
   へっポコ・エレキじゃ〜」と思ってしまうクチなんだけど、しかしコレ、きちんと
   そう設定されたモノに遜色ない、あの如何にものフロントPUの音がするし。

   リアは、オールドやアップデートしたタイプではないテレキャスやストラトを
   『ど』の付くクリーンで弾いたとき、「ああコレは元々、カントリーとかの音楽を
   想定・設定し設計されたギターなんだな〜」って感想漏れるけど、まさに
   そんな風な、それら本家に劣らないあんなカンジで、勿論テケテケ・サウンド
   にもチョー有効な音でした。

   で、普通ならその中間のミドルは、全然悪い音じゃないけど、なんかそれらの
   どっちつかず、みたいな感じがついついして、だから計画ではリアのひしゃげた
   PUをオミットしたあとソコにミドルのオリジナルPUを移設、んでミドルには
   真っ黒カバーの非オリジナルPUをと思ってたの。

   とっころが参った。ミドルがいちばん好み、というか、同じPUのハズなのに
   なんか突出していい音に聴こえ、「コレは絶対に残して置かなければっ!」と
   いう心情に・・・。それでしょうがなく取り外したリアにそのまま真っ黒カバー
   PU、と相成ったワケです。上に記したようにリア・テスコPUの音もホントは、
   大いに捨て難かったんだけどね〜。

   と、以上、聴き焦がれたテスコPUの感想はそんなトコで、お次に戦線離脱の
   リア・テスコPUに代わり送り込まれた補充兵、黒カバーPUなんだけど、
   全く戦力にならず・・・。というのも音が小さ過ぎる・・・。
 
   実は当初からそれを杞憂していて、というのも先に記したようにテスコPU、
   マグネットの磁力がとても強くその分出力も高く、音がデカいのだ。それは
   理解していたので、自作のPUカバー作る時も、その天井にピッタリ、PUの
   トップが張り付くよう設計・作製したし、PUの昇降ネジでのトラベル量(特に
   上昇方向)にも留意したのだけど、それでは賄い切れなかったようだ。

   また搭載したシングル・サイズのツインバー・ハムも、コレはハムバッカーの
   音質をシングル・サイズで、という類いのモノではなく、ノイズを減らすのが
   ハム構造ののが最たる目的、そして音は本来のシングルの音を極力再現、
   という方向のタイプ、よって当然、出力も低いですわな。ミテクレでもその
   コイルのタッパや量で、青ビョウタン野郎だってことが伺えます。

   実は最後の配線途中に載ってようとしてたヤツが断線してたことが解り、
   急きょ搭載変更したんだけど、そのどちらも結局、出力へっポコで、大差
   ありませんでした・・・(前者がヤマハの一見アクティブみたいなノッペラ
   PU、後者フェルの、こちらはちゃんとツインバーと顔に出てるヤツ。でも
   どちらも同構造。フェルの方が多少なりとも出力あるかと思ったんだけど)。

   よってこの補充兵、他の前線、中盤にいる古参兵の力を借りんことには、
   全くひとりで戦えませぬ。まあそれに適した、すべてのパターンのミックスが
   可能なPU・SWが付いているからいいけれど、そうそうハーフ・トーンなんて
   使わないし・・・。また、このリアPUの出力に合わせて、テスコPUの高さを
   合わせ(下げ)、出力を揃える、ってテもなくはないけど、それでは『角を
   矯めて牛を殺す』いや、『フェルを矯めてテス殺す』、やっぱそらダメでしょ。

   まあココは、都合よく『シングルのサイズでハムの音質・出力を再現』した
   タイプのPUが手に入り付け替えるまでは、兵士がいないも同然と思った
   方がよし、ってカンジかな〜。

   さってさて最後にピエゾPUで御座る。ジ、ジツはコレも結論から先に
   記しちゃえば、一人では戦えないハンパ兵士なのよ〜。まあこれに
   使用したピエゾは、ネット検索して探したなかでは相当安価な部類の
   モノだけど、でもそれが悪いワケじゃなく、悪いのはワシャ。なんたって
   ソレのプリアンプ、ピエゾ用のモノなんかじゃ全くなく、単なるミニ・
   アンプの回路を抜き去り、代用しただけの代物なのだから。

   なのでコレでちゃんと音が出ただけでも儲けモノ、贅沢言っちゃいけません、
   なのだけど、その音は簡単に言うと、マグPUのミックス音でも位相の
   アウト・オブ・フェイズの音質に近いモノ。とはいえマグPUのその音は
   単体のときに比べ出力も落ち、チャカチャカ音ながらも分をわきまえ
   奥床しいけど、コイツはチャカチャカ音を発しつつも全く遠慮しない
   音量、しかもマグPUのその音よかよりムダにエッジも効きちゃってて、
   なんか大した実力もないのに言ってることだけはイッチョ前でエラソーな
   タレント(政治家・ミュージシャンなんでもいいけど)みたい・・・。

   た・だ・ねっ、先の黒カバーPUと違い、全く戦力にならないかといえば
   そうではなく、マグPU(当然テスコPUとのね)とのミックス、という裏技が
   あり、これがなかなかに有効なのだ。ピックガードに穴開け増設した
   ピエゾ用のマスターVOLをゼロ位置から徐々に上げていけば、ちょうど
   アンプ・エフェクターその他のプレゼンスを上げていくような、しかし
   それらよりもっと明確に分かり易く音のメリハリがプラスされるのだ。
   これは控え目に言ってもちょっと(ホントは『かなり』と言いたいがジマン
   ぽくなるので)使える。

   これに付いてるトーンは普通のハイカット、パッシブ回路だから当然
   ハイを加えることは出来ないけど、そんなときこのピエゾのVOLを
   捻れば、そのハイをプラスする方向に持っていくことが出来るのだ。
   より正確にいえば、アンプのハイとプレゼンスの中間の値のノブを
   捻るような感じで、でもそれよりはもっと生々しく可変するってなトコ。

   よかったよ〜。こんなに手間掛けて搭載した装置がタダのハリボテ、
   無用の長物にならなくて〜。まあコイツもテスコPUと同様ハウりに
   弱いけど(もしかして沢山穴開けてセミホロウもどきにした、ボディの
   方の原因?)、少なくとも遊び道具には全然なるんで、酒飲んで
   アテ代わりにイジるにゃ充分さ〜。

   ただホントはね、ピエゾ取り付け初めてアンプから出音したとき、
   ブリッジ指でなぞっただけで「バルバルバルッ」ってスゴい音拾う
   から(それは今でもそうなんだけど)、これで弦張って鳴らしたら、
   もう巻き弦のビィ〜ンって鳴る感じがまるで目の前に浮かび上がる
   がの如く再現されるんじゃないかってチョー期待して、これならリア
   PUの代わりになって余りあるんじゃないかって思ってオリジナルの
   リアPUを外した部分もあるんだけど、その点では残念ながら夢
   破れましたな・・・。


   その他、上でも少し触れたけど、トーン・ポッド、その回路に付いてた
   コンデンサーはゴキブリの卵のようにキモチ悪かったので、極めて
   テキトーに値もチェックせずテキトーな新品のコンデンサに付け
   替えたのだけど、コレがけっこうアタリ。普段は殆どトーンなんて
   触れないんだけど、それ絞るといい感じにシブい音になるのよ。
   途中位置でも、ゼロのウーマン・トーンでもね。

   が、しかし、同じく新品のコンデンサに替えた筈なのに(シーソー
   SWの脇に付いてる)スライドSWは、それを切り替えても全く
   音色可変せず。もっとも付け替える前からソレ切り替えても
   ウンともスンともだったんで、きっともうSW、腐ってるんでしょ。

   以上、音に関してはそんなカンジなんだけど、弾き心地に付いても
   少し(ダメなとこを)触れとくと、好みもあるけどやっぱりトレモロ・
   ユニットの構造上弦のテンションが弱い。しかもただでさえブリッジ
   から弦がテイルピースに折れていく角度が少なかったのに、エンド・
   ロックス的加工したせいで更にその角度が少なくなり、あとチョイで
   水平、みたいなイキオイ。まあモズライトもけっこうそんなカンジでは
   あるんだけど、そのせいでプレーン弦の位置が、弾く度にずれる
   ことが多々あるのよねん。

   シンクロ系だとテンション強いから、通る弦に合わせた幅の溝が
   サドルに切られてなくフラットな形状でもズレたりすることは殆ど
   ないけど、コイツの場合そのローラー・サドルの代用としたベース
   弦・ボールエンドの溝の幅はそれらよか広いから、その範囲内で
   動いてしまうのよ。

   もう一回、エンドロックス加工、やり直すか?(因みにソレはフェン
   ジャパ出典の機構のことで、弦をペグ側から通しポールエンドを
   ソコに引っ掛け、ブリッジ(orテイルピース)側でクランプし強制的に
   弦を留めてしまう方法。ワシャのなかではすっかり当たり前に
   なってるんで、画像貼り付けるのも忘れてしもた・・・)。

   あるいは応急処置で、ローラー・サドルだけでもブラスのムク
   丸棒から自分で、コサえ直すか?いや〜、もう早く次回作に
   移りたいっ!
   
 

 

   
   まずはバラバラボディをお馴染みタイトボンドで接着。
   その際、6弦側ホーンの3D的カットが施された部分を
   (このモデルの特徴的な造形のひとつとは重々承知
   しながらも)個人的には好きなフォルムではなかった
   ので冷徹にもカットし、そしてツノも短くしました。まあ
   そのせいですっかりジャガーやJマスターに近似した
   ボディ・シルエットになっちまったのだが・・・。


   
   このままでは分断面が凸凹なので、フラットにすべく
   平板材を這わす作業を施しやした。裏側にはバッテリー
   BOXなんかも埋め込み、またこのテスコ、やたら重いし
   個人的にはボディ内部に空間多い方がいい音(というか
   好みの音)するように思うので、PUキャビティの部分を
   ガッツリくり抜いてチャンバー加工してしまいましたっ。

   
   ピエゾ用のプリアンプ用基盤が収まる空間も同様に
   ガッツリくり抜き、先のPUキャビティと合わせて、殆ど
   セミホロウ状態。それらを繋ぐ孔も、多数のワイヤーが
   通ることを想定して、かなり大きく空けたしね〜(ソレ
   写した画像がこれ一枚しかなかった。ちょっとヒワイ?)。

   んでその基盤を固定するのはパンチング・メッシュの
   アルミ板。何故に穴開きの板を採用したかといえば、
   そんなホロウ構造ゆえ、ここからセミアコのfホール
   宜しく音がアウトプットされればゴキゲンだのぉ〜
   って思ってね。実際はそう上手いこといかなくとも、
   そういうイメージを演出する為の、ひと手間よ〜ん。

   
   ネックはオリジナルをそのまま使用せず、別途の
   モノにチェンジ。理由はボロボロだったこともある
   んだけど、たとえそうでなくてもフレットが竹ヒゴ
   みたくやたら細く低くて、フレットレスワンダー/
   レスポールカスタムですかぁ?ってツッコミたく
   なるよな代物だったし、あとこのテスコ、ショート・
   スケール位の弦長で、当然フレットもその間合い、
   けどソレがあんま好きではないワシャは、あっさり
   ロング・スケールのものに替えてしまいました〜。

   またネック・ポケットに収まる部分に別途の木材
   貼り合わせてあるのは、このテスコのトレモロ・
   ユニットの構造故に、弦がボディからだいぶ
   離れた高い位置を通ることになるので、その
   設定に対処する為。チーク材使いました〜。
   
   しっかしテス公、何だかアチコチに造りの甘い
   トコが散見されて、ジョイント・スクリューの穴の
   場所なんてネックポケットの端っこギリッギリ。
   位置も均等じゃないし・・・。マネしたくなかった
   けど、既にボディにはそれに合わせた穴空い
   ちゃってるんで、仕方なく(涙)。何度も、穴
   埋めしてやり直そうかと思ひました・・・。

   
   その代用したネックの、ネックヘッドのシルエットは
   どうしようかなぁとは思うも、やはりここはソリッド・
   エレキのパイオニア、F社に敬意を表する意味でも
   このカタチに・・・(だからますますジャガーorJ・
   マスターに似てきてしまうっちゅ〜ねん)。
   
   モチ、テスコ様にも敬意は示しまっせ。ペグの
   4対2配列は順守しまんがな。ってかこの配列
   元々好きだし、ナニより当初はオリジナルの、
   金属製シマシマ・プレートだけは移植するつもり
   だったんで、当然ペグ孔もそれに倣った位置に
   配しましたっ。

  そんなこんなでコッチは流石に元孔埋め直しての
  工作になったんだけど、昔プレべ・コピーのヘッドを
  切り落とした、その切れっ端を裏表逆にあてがって
  みたら、お〜ピッタシ、グッドジョブ!その他にも色々
  木材貼り付け整形したらフランケン状態・・・。こら
  絶対、上から紙でも貼らなあきまへんわっ。

   
   ハナシは再度ボディに戻るが、またもテス公、造りの
   アマイ部分が・・・。ボディ・エッジのRが、各部均等で
   なく、例えば画像の、ネックポケット裏と同じく裏側の
   1弦側の丸いホーン部分は、前者エッジがかなり鋭角、
   方や後者はだいぶラウンドしたRで・・・。

   この当時はNCだCNCだってな旋盤なかったとしても、
   コロ付ルーター・ビットさえなかったのかしら?手作業?

   しょうがない、オノレで修正するかと息巻くも、イメージ
   したRを削り出すビットが手持ちになかったので、ワレも
   手作業に・・・。オマケにそれを形作るには、削るのとは
   逆に、足さなきゃならん部分もあったので、使いたくは
   なかったけどエポキシ・パテのお世話に・・・(画像の
   1弦側ホーンのオモテ側っ)。

   なんだかエライ無駄を食わされてる気がしないでも
   ナイけど、その努力あって、どう?中サイズ画像の
   この凛々しいボディ・エッジ。これを手作業で形作る
   とは、ワレのオテテには神が宿っとるな(ウソウソ)。
   で、このあとトップ側にくっきり残ってるエッジ部分も
   ツブして丸く形成し、最終的にはツルンとしたRに
   なるのだっ。

   
   途中、各パーツをあてがってみる。おっ、なかなか
   い〜カンジになって来たんでないかい?

   
   今度はチョイと電装を。このテスコの特徴的なシーソー
   SW、素早いPU切り替えには不向きだけど、全種の
   ミックスが出来るし、ナニよりミタメがステキ・・・、なの
   だが、何だかSW同士が触れ合い干渉し、押してない
   隣りのSWまで付いてくる始末・・・。

   しょうがないので分解してみると、SWを貫くロッドが
   『く』の字に曲がっとる・・・。ケッと思いSWステイの
   片側にタップ切ってネジ穴作り、ヘキサ・ビスをブチ
   込みロッドの代用にしました。このヘビィ・デューティさ
   なら耐久性バツグンだべっ(写真撮り忘れたっ)。

   それよりナニより、分解してみたらばSWがゲロ吐く
   ほどにキタにゃ〜い!今田コージよか潔癖症な
   ワシャ(大ウソ〜)、これにはタマらずゴシゴシ
   耐水ペーパーで汚れ落とし、そしてホワイト・
   サフェーサーで真っ白に。ああ汚らわしかったわっ。

   ほんで折角だからと各SWを各々の色彩に塗り分け
   テスコの上位機種、スペクトラム5のよなイデタチに。
   なかなかイイかんじのミテクレに仕上がったとは
   思うが、昔の信号機のような配色なのは、決して
   ワシャが旧い輩だからではなく、ボディ色を青系に
   予定してる為、そこはグリーンにしといたのだよ。
   間違ってもワシ、ミドリのことをアオとは呼ばんよっ。

    
    立ち姿での真正面から。エルボー・カバーが開いたトコと閉じたトコの見比べね。
    
    今季より導入されたF1の、DRS・可変リアウイングの如く、流麗な早いパッセージの
    フレーズを弾くときには左のようにカバーを閉じ、なるべく抵抗を減らして、そして粘っこく
    聴かせるときは右のようにカバーを立てドラッグ効かせて・・・、って、コッチのモードじゃ
    このカバー、モーレツにジャマで、どんなフレーズもマトモに弾けませんっ(なんたって
    コレは空気抵抗もクソもカンケーない、ただのカバーなのだ。そんなモンになんでこんな
    時間、費やしたのかしら・・・。しつこく何度も書くけど。あのときの自分が、解らん・・・)。



   
   お次は金属加工〜。落札時の画像見て貰えば
   解ると思うけど、このテスっちゃん、ブリッジ欠品
   だったの。まあソレはいいとして、やはりこのテの
   テイルピース可動のトレモロ・ユニットは、ブリッジ
   (のサドル)がローラー式の方がキブンだよね〜。

   Oマチック・タイプにローラー・サドルが乗っている
   モノも市販品にはあって、ソレはドーフィンちゃん
   にも使ったけど、ココではOマチック的なミテクレは
   出来れば避けたかった。

   というのも、テスコの再販が近年前にされたけど
   (ワシャの好きなメイクイーンものぉ)、それらは
   流石にブリッジまでは型起こしせず、凡庸に
   Oマチック・タイプを載せてたの。
   
   ソレらと間違えられてはタマらんぜぇってことで
   (こんだけイジり倒して誰が見間違うかっての)、
   ここは是が非でも市販品ブリッジ使わずにいこうと
   思ったのさ〜(まあ、モズライトのブリッジでも
   出物あれば採用するけど、そう上手く一期一会
   あるワケないしね〜)。

   そんなこってローラーになるモンないかと片っ端
   から掻き集め、しばし思案。画像奥にある一文字の
   ブリッジはテスコにも採用例のあるタイプのモノ
   だけど、ワシャ普段ろくすっぽオクターブ調整も
   しないクセに、こういうときだけはワガママになり、
   よってコイツはNG。

   結局、ウルトラCの発想で、フロイド・ローズの
   サドルの蝶番で留まってる前半部分を使用、
   そしてその蝶番の軸部分にベース弦のボール
   エンドを通し、それをローラーとして使ってしまう
   という、かなり乱暴な手口に落ち着きました。

   ローズ・タイプのブリッジは好みではないんで、
   既に回りにはゴロゴロしてたんだけど、せっかく
   だからと同時に落札したシェクターのヤツを使って
   みました。けど、コレもバッチイんで、まずは汚れ
   落としから(上の画像と見比べると、見違えて
   キレイになったのが解るでしょ!)。

   その他、ブリッジを上下させるパーツも同じく、
   同時に落札したグヤトーンの部品。だもんで他の
   ギターもソレなり、このテスコちゃん再生に協力
   してくれたのよんっ(もっともこのグヤのパーツを
   使うと決めたのはだいぶ後のことで、それまでは
   同様にドーナツ状の円形&周囲にギザギザの
   ある50円玉が実は候補で、その穴にタップを
   カマそうかと・・・。よかった犯罪行為しないでっ!

   

    ↑ エルボー・カバーネタをもう2点ばかり。2つ上の画像、他の画像では
    あまりよく解らないかも知れないけど、実はこのカバー部、しっかりコンター
    加工してる、というかコンター形状になっているのだ。それがこの画像ならば
    よくお解かり頂けるかと。
  
    またすぐ上の画像はカバーの側面にうっすら窪みあるけど、コレはカバーが
    せり上がった際、ボディにぶつからないようにする為の逃げ加工。外観を
    カッコ悪くせず、しかし作動はそれなりの範囲を伴って動くよう、このように
    涙々の細かい細工が施されているのだ。

    あと、音《SOUND》の最後のトコで書いたけど、ホラ、ブリッジからテイル
    ピースに向かう弦の角度がもう、180度に近いでしょ!

   
   同じく金属加工。この先エラい苦しめられることになる
   箇所にバネ仕掛けのパーツを組み込むのだけれど、
   その方法を研究する為ラジコン用のダンパーなんて
   買っちって(もっとも500円の安モノだけど)、あわよくば
   そのそのまま使えないかな〜、なんて思っちゃったり
   して(そげに人生アマくないことを、40数年生きてきても
   まだ解らんか・・・)。

   
   ナニゆえ、ギターにこのような面倒臭い細工を施さなけ
   ればならんのか・・・。ということでまったくの余計な思い
   つきを具現化せんとする為に、このような工作に突入。
   今回の工程に置ける最大の難敵、ボスキャラっす。

   が、タカミー・エレキのように外観で魅せる類いなら、
   難易度の高い工作にも気合いが入るってモンだけど、
   コレ、精度要求されるのは日の当らない裏方部分・・・。

   とはいえココで手を抜けば、まともには作動しなく
   なってしまうので、地味に作業進めるのだ。可動の
   中心点となるヘキサ・ボルトの通る孔には金属性の
   スリーブ埋め込み、いくら動かしても木材部分が
   擦り減らぬよう細工しました〜。

   同じく、可動パーツの芯というか幹となる部分も金属
   でなければ心許ないと思い画像にあるようなステイを
   使用。ホント、一体ナニやってんだってカンジでしょ?

  

   

   再び、立ち姿。さすがにもう、コメントもなく
   なってきた・・・。

   以下には残りの画像、テキトーに貼って
   いきま〜す。
   
   外皮にはプラ板を使用。先の鉄板ステイは単に
   貼り付けるのではなく、凹型の窪みをプラ板に
   彫り込みソコに埋め込み、エポキシ接着材で
   ぺタッ。これで剛性上がるってもんだ。

   また、ボディ後端に着地する部分なんて、まるで
   ナイフかなんかの刃先のよう。実際の工程も、
   砥ぎ出し作業やってんじゃない?ってな錯覚を
   覚えるよな工作でした・・・。ワシャ砥ぎ師か?
   再び、一体ナニやってんだってカンジでしょ?


    
    もっともアタマを悩ませたのが、この勾玉形状の
    プリアンプ部カバーを、ボディに留め金で固定
    する際、留め金での『押さえ付けだけ』ではガタが
    出たり、また必要以上の圧力で固着させることに
    なってしまったりしてはアンバイ悪いので、他の
    箇所にスプリングを配し、そのアシストをと考えた。

    初めはコイル・スプリングでと色々考え、幾通りも
    アイデアは浮かんだんだけど、留め金部分には
    いくつものパーツが配さなくちゃならないんで
    スペース乏しいし、これ以上複雑にもしたくないし、
    また、いくら前半部分に鉄板ステイをカマしても、
    後半にはナニも配さなければ外皮のプラ板に
    応力掛かってしまう・・・。即ち、ソコには力が
    掛かる構造にはしたくないのだ。

    そんなワガママな条件を兼ね備えた、八方美人的
    構造なんてあるもんかいっ、とは思うもハッと閃いたっ。
    それがご覧のような仕掛け。鉄板ステイ部分から
    アルミ板をニョキッと延ばし、その後端に留め金が
    掛かる部分にすればいいのだと。そしてそのアルミ
    板は『板バネ』としての効果も兼ね備えさせ、ボディに
    勾玉状パーツを押し付ける役目もさせると。

    板バネたぁ、トラックのリア・サスくらいしか今日び
    お目に掛かれない代物で、そんな方法を使用する
    のは若干の抵抗がなかったワケでもないけど、まあ
    仕方ない。そんなワケでこの勾玉パーツ、単に形
    作っただけじゃなく、そのなかは中空になっていて、
    中身はそげな構造になっているのよ〜。

    こんだけ苦労したんだから、完成の暁には試奏の
    際、「アレ?アンプのリパーブもエフェクトも掛けて
    ないのに、なんかエコー掛かってる・・・。おっ、
    オマエさんが振動してスプリング・リパーブの役目
    果たしてんのか〜!」っていう、サプライズな
    プレゼントも期待、というか夢想してたけど、
    現実はそんなにアマくはありませんでした・・・。

   
   そんなカンジでようやく総ての仕様設定が決まり、
   全面を貼り付けられる運びとなった勾玉型パーツ。
   とはいえナンだかこの画像、まるで宮崎ハヤオ
   監督のアニメに出てくるようなブキミな生き物の
   ようで、ちょい恐い・・・。

    
    とまあそんなこってようやく完成し、あとは塗装を残す
    のみとなった難敵のボスキャラ、勾玉型パーツ君。
    ボディ裏の画像では、腹に当たる部分のコンター
    部分のラインが、ちゃんとボディから勾玉パーツに
    渡って繋がっているのが、お解かり頂けるであろうか?

   
   やっとこさどうにか下塗り段階に辿り着く・・・。との粉
   練り込みシーラー塗ってね。ワシャけっこうシーラーは
   手塗りが多い。どーせ殆ど削っちまうもんだし手っとり
   早く厚塗りしちまうのさっ。塗料と違って乾燥も早いしね
   (艶あり茶色の画像がその段階)。

   そのあとアンダー・コートに白を吹く。コッチは流石に
   ガン使用。なんで白かってとコレに使った友禅和紙、
   ソコソコ厚みはあるもののトップコートのクリア吹い
   たら下地透けちゃった・・・、ってなことになったら
   シャレにならんからの〜。たとえそうならなくとも
   和紙の発色よくする為にはマストな作業っしょっ。

   中サイズの画像はボディに白吹いてる途中の段階
   (ヘッドの方は終了で見事まっ白け、故鈴木ソノコ
   状態〜)。白とか赤・黄って色ノリ難いから、焦らず
   ゆっくりノセてくことが肝要で御座い(まあ赤・黄
   とかはベース・コートで白を先に塗っとくのが
   お約束っぽいけどね)。
 
   そんなこって焦らず作業してたら日没サスペンデット、
   こげな中途ハンパな状態にてこの日終了と相成った
   のだけど、見て見てっ、フツーのソリッドの白吹いた
   だけなのに、見事に木地が透けたブロンド・カラーに
   なっておるっ。ブロンドってワシャ、白のスティンで
   やるのかな?と思ってたんだけど、これならコッチの
   手法でもイケそう・・・。実は今後、そのオーダーが
   来るかもなのよねんウフフフ・・・。

  
   
   ちゅうワケで、ベース・コート吹いたソルテっちゃんを
   組んでみる。無彩色/ホワイトの姿も悪かないんだ
   けどねぇ。このままクリア上吹き、あるいはそのトップ
   コートなしでチョクに白塗料に磨き掛けてペイント作業
   終了してたらば、自由な時間が2、3ヵ月分、手元に
   残った筈なのだが・・・。

    
    同様、ベースにホワイト吹いた勾玉型パーツちゃん、
    コッチは和紙ではなく、その上にパールホワイトを
    乗せる。ボディは2トーンカラーでキメるのだ。

    ただパール塗装、キャンディよか難易度低いとは
    いえ、噴霧を均等にという点では同様の手捌きが
    必要・・・と、重々承知してた筈も、途中ゴミだったか
    シミだったかが付き、その部分を隠そうと意固地に
    なって塗るも消えず、そのうちソコが周囲から浮き
    始め(均一に作業は進めてた積もりだったんだけど)、
    突出したギンギラの輝きを放ち出す・・・。

    マズイっ! バックだぁ〜と、今度は逆に耐水
    ペーパーで(乾燥ののち)、厚塗りしてしまった
    部分を削り取ろうとするも、なかなか問題の
    箇所まで到達せず取り払えず、気付いたとき
    にはニッチもサッチもという次第・・・。

    パール吹き3回目で、ソレ終わったらクリア乗せて
    塗装終了〜、というトコだったんだけど、結局下地の、
    タダのホワイトから再度、塗り直し・・・(涙)。

    そんな試練を乗り越え、どうにか塗り上げました〜。
    写真だと単なる白色にしか見えないかもしんない
    けど、左の画像のように日の光を当てるとご覧の
    ようにギラつくのよ(ホントは名にパールと付くように
    光の干渉で虹のように輝くのだが、それを画像に
    収めるのは至難のワザ・・・)。

   
   遂に和紙を貼る。ま、コレはそんな難しい作業でも
   ないのだが、その周囲を縁取る青のサンバースト、
   っていうかグラデーション、当初はもっと幅広くその
   層を取る予定で、その為、色の薄い部分はクリアー
   ブルーから始め、段々と ソリッドの青を混ぜていく、
   という計画だったのだが・・・。

   しかしそんな悠長なグラデーションをカマしてしまうと、
   ピックガードの周囲、特に下側というか1弦側ボディの
   ヘリ部分が塗り潰しカラーになってしまい、ナンの
   こたぁないタダの青じゃん、ということに・・・。

   それではこの部分までせっかく和紙貼ったイミが
   雲散霧消もハナハダしいので、しょうがないここは
   イッパツオトコらしく、単色だけで青サンバースト、
   キメてみせようぞっ!

   と息巻くも、唯一の一色を作る青の調合をなかなか
   決められず、全然、オトコらしくない・・・。作ったもの
   のその色が気に入らず、かといって捨てるのも勿体
   ないので、その塗料でPUキャビティ内に『球』を書き
   出す始末・・・(エアブラシでコレがキレイに描ければ
   リッパ、とアネスト岩田のパンフに載っとったもん
   でね・・・)。

   とはいえイロ決めちゃえば、ボディの両面合わせて
   半日仕事で終えることが出来ました〜(思ってた
   よかラクショーだったナリ〜)。

   
   てなこってボディのグラデーションも無事終了(この
   時点ではまだクリア吹きしてないけど)、ポッド部の
   ピックガード(というかコレはコントロール・パネルに
   なるのか)も他の箇所同様やはりバッチかったので、
   セミグロス(半艶)のブラックで塗装しちまった。金属
   パーツだけどミッチャクロンっていう(プライマー的な)
   ヤツ塗布しとけばバッチシ塗料も結合するのさっ。

   またプラ板で自作のPUカバーも同じくブラックに
   塗るも、こちらは半艶でなく艶っ艶のグロスでね。
   こっこら辺の芸コマが、完成のアカツキの見栄え
   加減に効いて来るのさっ(そうあって欲しい・・・)。

   これで殆どヤマは乗り切った・・・、かと思いきや、
   和紙を貼り付けた段階で、ヘッド部はオリジナル
   パーツのシマシマ・プレート取り付けない方が
   カッコいいんじゃないか、と思い始めその判断に
   従ったのだけど、そうなって来るとヘッドにも
   サンバーストをカマさないことには、やはり変・・・。

   
   というのも、先にボディのグラデーション塗装のトコ
   でも触れたけど、サンバースト施工しちゃうと、ココも
   同じくプレートの脇の部分(特にペグ付近ね)が単
   なる青色の塗り潰しになっちゃうから、それがイヤで
   ココは無着色の積もりだったのだ。

   実際にあてがって見るとホラっ、そうなっちゃうでしょ。
   けど結局プレート不採用により、コチラもメンドイが
   エアブラシ吹くハメになったのだ(それにどうよ?、この
   画像のプレート有りのサマは。私見ではかなりNG、
   よってプレートなしを選択したっちゅ〜ワケで〜す)。

   
   さてさて色々あったけど、上の画像ではクリア塗装も
   終わり、それに磨きも掛け、ピエゾPUなんかも取り
   付けていよいよ完成間近といった風情だけど、ここら
   辺前後の工程からはヤフーブログに切り替えた
   『ソルテスコ』の項目の方に詳しく(シツコク?)記して
   いるし(それ以前の制作記もソコソコはブログもどきの
   方に綴ってあるしね)、よってこのページでの製作
   回顧録はそろそろお開きに。

   ここまでお付き合い、ホンにサンキューでした〜!


最後にデカ画像を3枚ほど。文中でも何度か触れてるけど、友禅和紙の表面にちりばめられた
金粉もどき、こんだけ拡大しても写りはいまひとつだなぁ。肉眼じゃフツーにキラキラッ、
キレイなのに…(最後の画像の、組み立て前のヤツはまあまあだけど)。また今回、画像を
クリックするとデカくなるサムネイル、とかいうのにもチェレンジしたけど、無念敗残…。


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