SALTRIVER TELE
  

  ソルトリバー(恥)。
「スターフィールド」の項ではセセラ笑ったクセに、ワガが
  この有り様(汗)。インレタ入れちまった物的証拠が残ってる以上、どーにも
  ゴマカセまへんな。

  ま、それはソレとし、コレは今は亡き(合掌)三鷹楽器のテレ・キット組み
  立てたモノ。よく雑誌広告に載っていたのを覚えておられる方も多いでしょ。
  で、皆さんキットものを買うと、オイル・フィニッシュにされる人って多いの
  よね。WEB上とかで紹介してるの拝見すると。で、オイラも例に違わず
  その方向へ・・・。

  今はそんなに見掛けないけど、コレ作った15年以上前は(ふぅ〜、オッサン
  になるワケやの〜)、シェクターやムーンとかが、コアやウォルナットの特殊
  材使ってオイルで仕上げてるヤツ、割とあったモンね。そんなカンジのヤツ
  欲しくての一本ナリ。

  もっともコイツの材はアルダー。殆どの広告にはバスウッドって記されて
  あって、でも木目的にも音的にもなんか違うよな〜って思ってたんだけど、
  何年かしたのち当時の雑誌見返したら、記事脇しかも白黒ページの広告
  のソコにはアルダーって書いてあったんで、ああやっぱりと思った次第。
  アチキのは間違いなくソッチのマテリアルですな。お店でひと通り見せて
  貰ったなかから、木目よくばっちしセンター2ピースのヤツをゲットさせて
  頂きました。

  とはいえ当然、アルダーがこんな茶褐色であるワケなし。コレには茶系色
  のオイル使ったのに加え、その作業前にスティンでも茶色に染めたせい。
  二度手間掛けただけあって、これはダンナっ、ウォルナットですか?ってな、
  自然で深みある茶木目に仕上がってるっしょ。またネックにはナチュラル・
  カラーのオイルを別途使用、その割にゃあネック裏、斜下に画像あるけど
  ゴッツいいカンジのアメ色でしょ。手垢って?失敬な。

  でもオイルって実はそういうクルミもそうだしコアとか、本来固い木材に
  適したフィニッシュだから、ジョボジョボ浸み込んじゃったらどうしようっ
  てビビりながら作業したんだけど(しかも買ったときは疑いながらもバス
  ウッドだと思ってたし)、実際は特にそんなこともなく、仕上がり出音しても
  おかしな音にはなってないので、キット購入された方は毛色の違うギター
  に仕上げたいとき、オイルはヨイと思います。

  ちなみに使用したオイルはワトコ。当時「ブレード」っていう、結構独特な
  ギター造りするブランドあったんだけど、ソレのカタログにワトコ使って
  あるって書いてあったんで、「おーあのエゲレスはブリテンなトコの
  アブラっでっか」ってなモンで、ちょっと他方面でソイツの存在知ってた
  ワシ、ギター用にも大丈夫なんだと思いチョイスしたワケ。今日び近所の
  ホームセンターにも置いてあるけど、当時はハンズくらいにしかなかった
  のよね(タイトボンドは今でもそうじゃ〜)。

  フィニッシュとしちゃそんなトコで、本体自体もタダのツルシで仕上げちゃ
  ツマランので、ミドルのPUをアドオンしてみました(ストラト系用のPU
  だけど、TEのフロントPUに比べ大きく見えるのカッコ悪いと思ったんで、
  PUカパーなしで装着ナリ)。コレは今でこそカスタム・ショップとかで
  TEの3シングルってあるけど、当時はそんなのなくて(C・ショップ自体
  まだマイナーだったし)、とはいえ自分で思い付いたワケでもなく、やはり
  当時、R・ブキャナンのモデルっていうテレっぽいミテクレのヤツが、
  ドコかのメイカーだかビルダーから出ててその仕様だったんで、ソイツ
  出典にイタダキっと相成ったモノ。

  更にそのミドルのシングルにはフェイズ用のミニSWを搭載と。コレは
  独自案よ(アチラはストラト的な5点レバーSW)。このワイアリングは
  なかなかに使い易くて、テレの基本操作からはナニも変わることない
  ので、戸惑うことなく使える。一方ミドルは単体では出音出来ない
  代わりに、そのテレの基本音にフェイズ音足したいときミニSWオン
  すれば、瞬時にその音になるって寸法。しかもイン・フェイズ、アウト・
  オブ・フェイズ、どちらも一瞬でね。

  そのミニSWは三点式で、センターがミドルキャンセル、どちらかに
  倒せばインかアウトでオンになるって仕掛け。またテレのミックス・
  ポジション、2PU使用時にもミドル足して3つすべてのPUから音拾う
  ことが可なワケで、コレは3シングルの本元、ストラトにもないワイア
  リングよん。勝ったねっ(いや勝ち負けじゃなかろうて・・・)。

  使い方も簡単だしテレの基本から外れることもないし、ついでに配線も
  容易だし、テレ使ってる人って割とガンコな人多いけど(っても最近は
  カワイイ女のコとかもフツーに使ってるネ)、そういう方にも受け入れて
  頂けるサーキットではないでしょうか。ムリ?でもテレってブキャナン
  みたく強烈なリード弾く人もいたけど、やっぱオラとしてはカッテングの
  手練が愛用しているイメージ強いから、そんなNEOクロッパー&NEO
  ウィルコさん達には、ハーフトーンでクールに決めてもらうのもアリかと
  思いまっせっ。

  その他、テレは渋いってイメージあるんで、本来はロトマチック付属
  してたし、オラもソッチのが動きガッシリしてるんで好みなんだけど、
  敢えてわざわざペグ穴埋め直し、華奢で古風なクルーソンタイプに
  換装。黒なのは、当時のワテの(メインギターの)お約束で、他の
  金属パーツはシルバーもペグだけはその色っていう、つまらない
  コダワリ(ってもその仕様は3本のみですな)。同じくシブさ増す為に
  ピックガードも木材切り出して装着、う〜んコレで大人のギターだぜ
  ってんで、更にそこにエロビデオの「成人指定」のシール貼って、
  さあ〜完成と(アホ丸出し)。

  で、その音っていうと、先にもチラと記したけど決してヘンな音には
  なっておらず、むしろ充分に使える音だと思います。ピッキングの
  タッチもしっかり現れるし、音もしつこくない程度に暴れるし、そういう
  意味では化学硬化ポリでガッチリ固められた無機質な音のエレキ
  とは正反対の音でんな。それを思うとやっぱ塗料の塗膜で覆って
  ないからだべかと、そんな推測も自ずと浮かびまんな(ま、そんな
  ボテったポリのなかにもオイラ好みの音するヤツ、例外的にある
  けどね)。

  じゃナンで、もっとはしゃいだノリのコメントになってないんだって
  のは、まず物品的にトレモロ(アーム)が付いてないトコ。他項でも
  お馴染みオイラの大好物ですから、コレがないと赤ちゃんおしゃぶり
  ナシみたいなカンジ。そしてそれにも関連するのですが、純粋に音
  のみの好みでもオラは、よく云うトレモロスプリングのエコー作用、
  あるいはその部分やその他も含めたストラト系の、ザグリの多さ故の
  チャンバー効果みたいなのがないと、どうも音的に寂しくなってしまう
  ようです。コレだとどうにも音が、個人的にはソリッド過ぎなカンジでね。

  なので、聴く人、弾く人が違えばコイツは、多くの場合いい音するねって
  言って貰えるハズ。事実何人かにはそうホメられたし(そして計3人に
  オイル・フィニッシュを施すハメ・・・、いや栄誉を授かった)。それでも
  コイツには更にシブくなってもらおうと頑張って弾いて、指板も手垢で
  汚れたカンジにまで持っていったんだけどね(バッチィな〜もう)。

  そんなワケで、幾つになってもお子ちゃまマル出しなボクちんは、どう
  にもこのギターに似つかわしくなることが出来ず、弾きこなすことも
  不可能なようです(哀)。



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