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薬・健康

風邪を引いた時には水分を多めに取りましょう

風邪を引て発熱すると言うことは、体が風邪の菌に抵抗しているため上がると言われていますが、上がりすぎると逆に抵抗する力が弱くなります。それを防ぐために体は汗を出すことにより体温を下げようとします。そのために体の水分が減少してしまいます。更に、風邪を引くと食欲も無くなるので、食事からの水分も少なくなり、体全体が乾燥した状態になります。特に、水分が不足すると気道粘膜が乾燥し雑菌の進入を防いだり、体外に出したりする運動が低下してしまうので、風邪を長引かせる原因にもなるのです。以上のようなことから、風邪を引いて熱が出た場合には、湯ざまし等で水分補給をしましょう。また、吐き気や下痢を伴う場合では、電解質の低下も考えられるので、ポカリスエットのようなものを、飲んだ方が腸への刺激も少なく良いでしょう。

アレルギー対策はお早めに

アレルギー症状、特に花粉症でお悩みの場合、花粉をできるだけ近づけないようすることが大切です。花粉対策としては@花粉の多い日を知っておきましょう。テレビや新聞の花粉情報に気を付け雨上りの晴れた日、晴れて湿度の低い日、風の強い日、夜よりも昼間に注意が必要です。A衣類等についた花粉を室内に持ち込まないようにしましょう。帰宅時には、玄関先で衣類や髪についた花粉を払います。外に干した洗濯物やふとんは、花粉をはたき落としてからとりこむようにしましょう。B外出時には、マスクやメガネを用意しましょう。マスクの場合、ガーゼを水に浸し、固く絞ってから内側にはさみます。湿らせたガーゼが花粉の通過を防ぐと共に、のどの乾燥の緩和にも役立ちます。C空気清浄器をお使いのときは、置き場所を確認しましょう。舞い上がった花粉は床に落下することが多いので、空気清浄器は、天井近くより床に置くほうが効果的です。これらの対策をしても、通常では花粉を完全に避けるとは無理ですから、アレルギー症状をできるだけ軽くするために、早めに予防のお薬を服用しておくことをおすすめします。

●子供への薬の飲ませ方 

子供が、薬を飲むのを嫌がることはよくあります。特に1〜3歳くらいの子供に多く見られます。これはなぜ、薬を飲むのか理解できない、味や匂いに対して嫌がるなどがその原因です。一般に薬を飲む時は水で飲むのが良いのですが、薬を嫌がる子に、無理に水で飲ませることはありません。例えば散剤(粉薬)の場合は、子供の好みに応じてジュース、牛乳、ヨーグルト、カルピス、スポーツドリンク、アイスクリーム等に混ぜたり、特に苦味の強いものは、蜂蜜、ジャム等少し味の強いものに混ぜて飲ませると、味や匂いが隠れて飲みやすくなります。またミルク(母乳)に混ぜるとミルク(母乳)自体を嫌いになる事がありますので、なるべく避けるようにしましょう。この様にしても薬が飲めない場合、坐薬や貼り薬等に剤形を代えることもあります。なお、薬の種類によっては牛乳やグレープフルーツジュースやお茶等で、薬の効果に変化が出る場合がありますので薬を飲む時には、医師や薬剤師によく相談したうえで飲ませることが大切です。

●お酒について その1

昔から『酒は百薬の長』と言うように、お酒には血管を拡張して血液の循環をよくし胃の消化液の分泌を促し精神的ストレスをやわらげ、催眠効果でグッスリ眠れ、体を暖める、と言うような効用もいろいろあります。しかし、飲み方によっては、体に害になることもあります。@お酒自体にカロリーが多く肥りやすい。(大体、清酒1合、ビール三分の二本、ウイスキーグラス2杯が、米飯一膳分=約160カロリーに相当します)Aお酒のつまみに塩辛いものが多く、塩分のとり過ぎになりやすい。B酔い過ぎて精神的に興奮したり、はしご酒などで体に無理をかける事が、脳卒中や心臓発作の誘因にもなります。C多量飲酒(1日清酒5合以上)を毎日続けると、将来肝硬変や慢性アルコール中毒をおこす危険があります。このような事をふまえて、上手な飲み方をして下さい。

●お酒について その2

お酒の上手な飲み方とは、@1日の適量を決める。人によって違いますが、大体清酒なら2合、焼酎やウイスキーなら1合弱、ビール(大瓶)なら2本位が目安です。Aすきっ腹で飲まず、食べながら飲むことが大切です。Bおつまみとしては蛋白質を多く取るのが良く、蛋白質が多いほどアルコールの分解がはやくなり、肝臓への負担が少なくなります。(チーズ・レバー等のもつ類・生揚げ等が良いでしょう)C焼酎やウイスキーなどの強いお酒は、できるだけ水で割って飲む。D毎日お酒を飲んでいる人は週に2日は禁酒日をつくりましょう。E肝臓障害を以前に指摘された人はなるべくお酒を飲まないようにしましょう。他にも色々とありますが、最低でもこのような事を守りながら、明るく楽しくお酒とつきあいましょう。

●手足口病

手足の水疱と口内炎ができる夏風邪の一種で、5〜8月ぐらいに流行します。3〜7日の潜伏期間の後手と足と口に水疱ができるのですが、最初の1〜2日の間、熱が出ることもあります。水疱は3〜5日ぐらいで消失し、あとは残りません。発疹は手足口が主に出る部分ですが、場合によってはお尻〜大腿にも出ることがあります。ごくまれに髄膜炎になることがあるので注意は必要です。また、小さな子供で口の中の発疹がひどいと、食事がとれなくて脱水傾向になることがあるので注意が必要です。水疱はつぶれると感染を起こすことがあるので、水疱がなくなるまで、学校での鉄棒や登り棒はやめましょう。プールも、発疹がふやけてつぶれたりすると細菌感染が起こるので、やめた方がよいでしょう。まれに髄膜炎になることがあるので、頭痛・吐き気・けいれん・高熱などに、注意だけはしておきましょう。なお、中耳炎を併発することもときどきあるようです。大人にも感染することはあります。大人は、発疹の痛みを感じることが多いようです。

●とびひについて その@

『とびひ』とは、主に黄色ブドウ球菌という細菌による幼少児の伝染性の皮膚病です。患部からにじみ出た汁により、皮膚のほかの部位につぎつぎと広がっていくことから『とびひ』と呼ばれます。ほかの子に『とびひ』することもあります。『とびひ』は虫刺されや湿疹の引っ掻き傷、すりきずなどに細菌が、感染することがきっかけとなります。『とびひ』の始まりは水ぶくれ(水疱)です。水疱は簡単に破れて、赤むけ(糜爛)となり、そのふちからさらに拡大したり、周囲に新しい病変ができたり、他の部位に『とびひ』したりします。

●とびひについて そのA

治療は抗生物質の内服で行うのが基本です。数日で乾燥し容易に治りますが、あまり早く治療を中止すると再発する恐れがあります。生活上の注意点としては@水ぶくれ(水疱)をつぶしたり、赤むけ(糜爛)を手でいじってはいけません。適切な軟膏を塗布し包帯などで保護して、他の部位や他人に、にじみ出た液がつかないようにしましょう。A患部が乾燥するまで入浴を避け、石鹸を泡立ててそっと洗い、シャワーやかけ湯でよく流して清潔に保ちましょう。シャワーの後は軟膏をつけ包帯などで保護しましょう。B『とびひ』にはかゆみがあります。ひっかくとほかの場所に『とびひ』する原因にもなります。強いかゆみがあるときは医師に相談しましょう。C『とびひ』の人が使ったタオルは熱湯で消毒しましょう。D虫や蚊に刺されたらすぐに治療しましょう。等があります。何にせよ早めの治療を心がけましょう。