従業員データベース | ||
まず、データーベースは、テーブル、フィールド、レコードで構成されています。従業員データベースの例で説明すると、一人の人についての、従業員番号、氏名、性別などの情報の集まりがレコード、レコードを構成する従業員番号、氏名、性別などの項目がフィールドとなり、それらレコードの集まりがテーブルとなります。 FileMakerは、複数のテーブルを持つことができます。 |
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データベースを作成するには、新規データベースをクリックします。 次のようなダイアログが表示されますので、ここではテンプレートを使用しないので、新規ファイルを選択してください。 | ||
新規ファイルを選択し、OKボタンを押すと、新規作成するファイル名入力するダイアログが表示されます。 保存するフォルダを選択し、ファイル名を入力し保存を押してください。 ここでは「従業員情報」とします。 | ||
次に、「従業員情報」のデーターベース定義画面となります。 フィールドとしては、 従業員番号、氏名、性別、生年月日、年齢、郵便番号、住所、電話番号、本籍地、入社年月日、退社年月日、所属、職種などを定義します。 フィールド名の欄に、従業員番号等の項目を入力し、タイプの欄は、リストよりテキスト、数値、日付、計算等から目的とするフィールドタイプを選択し、作成を押してください。 間違えた場合には、変更を押すことで変更ができます。
ここで、年齢は計算で求めることができます。また、住所の一部も郵便番号を入力することで自動的に入力できます。 |
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タイプがテキストの例
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タイプが日付の例 |
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タイプで計算を選択した場合には、すぐに計算式の入力を求められます。 後でも変更できるのでテキスト等選択しておきましょう。 |
フィールド定義が終了したらokを押してください。 すると、ブラウズモードになり、今定義したフィールドが縦一列で表示されます。 レイアウトを変更するには、レイアウトモードに切り替えます。 レイアウトモードに変更するには、メニューの表示からモードを選択する方法と、T定規状のアイコンを押して選択する方法があります。 | ||
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それでは、レイアウトモードに切り替えて | ||
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性別には、男性と女性の二通りしかありませんので、どちらかを選択する方法で入力することとしてみましょう。 それにはまず、値一覧の定義をする必要があります。値一覧を定義するには、ファイルメニューから定義の中の値一覧を選択してください、値一覧の定義ダイアログが表示されます。 ここで新規を押してください。 | ||
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新規を押すと、値一覧の編集ダイアログが表示されます。 値一覧名に「性別」と入力し、カスタム値を使用にチェックが入っていることを確認し、その下の欄に男あるいは男性と女あるいは女性と改行をしながら入力し、okを押してください。 | ||
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その後、レイアウトモードで、性別フィールドを選択し、右クリックしフィールド/コントロールの設定を選択してください。 すると、フィールド/コントロールの設定のダイアログが表示されますので、表示形式のリストの中からラジオボタンセットを選択し、値一覧を表示の欄で、リストより先ほど作成した性別を選択しokを押してください。
ラジオボタンとは、値一覧の中から一つしか選択できません
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レイアウトモードに戻り、次のような表示になっているはずです。 | ||
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