第77回旭6地区大会(1999.9.15)

試合時間:8時30分〜14時30分(雨のち晴れたり曇ったり)
試合会場:勝原小
参加人数:15名+コーチ2名+監督、父母多数。

連続優勝

試合内容

突然の台風の影響でグラウンド作りでは激しい雨。
中止か開催か検討された末に試合時間を短縮して開催が決定された。
予選リーグを20分1本とし、天候が持ちそうなので決勝パートを15分ハーフで行った。

先日のジュニアカップ3回戦のPK戦敗退から気持ちを切り替えて元気良く戦った。

(1)ウォームアップ:ジョギング(グラウンド1周)、準備体操
(2)予選リーグ第1回戦vs山下(20分1本)=○1:0
得点者:洋平。
いろいろなポジションを経験させるために市の大会でのポジションとは変更した。
いつもFWの子供達をDF・MFにしたが、攻守の切替えやポジショニングに戸惑ったり、間違っていたり、試合中や試合後にコーチングすることが多くなった。
左サイドからCF文理のセンタリングがゴール前に、洋平が詰めて先取点。
いつもはDFの洋平が右FWで良く詰めたナイスゴール。
CFをやった文理はチャンスにからんだが、いつものMFとしてパッサー役のためか3回くらいシュートチャンスにパスをしていた。
パスはキラーパスで悪くはないのだが、CFならゴールを狙って欲しかった。
この試合では参加メンバ全員を交代で出場させた。
交代直後、タイムアップ少し前に山下の逆襲で右サイドからのシュート(センタリング?)がポストに当たった時には肝を冷やしたが、無事1:0で勝利をつかんだ。
*結果的には1:0の辛勝だったが、いつもと違うポジションについた子供には勉強になったと思う。

<食事&休憩>
(3)予選リーグ第2回戦vs勝原(20分1本)=○1:0
得点者:文理。
旭6地区の強豪「勝原」が相手。
ジュニアカップでは平塚旭と4回戦で戦おうと話していたが、お互いに3回戦で敗れてしまい今回で対戦が実現。
主導権を握り押し気味にゲームを進めることができたが、なかなか決定機を作れない。
DFはカウンターを確実に守り、相手にも決定機を作らせない。
一進一退が続くが、左コーナーキックのこぼれ球をペナルティエリア内からMF文理が 右足でシュート。
ゴール左下隅のサイドネットに決めて均衡を破った。
追加点を奪えなかったが、CB健、左DF尚宏、ボランチ司を中心とする守備が堅く、MF陣も中盤からのプレスも良く、1:0で辛勝した。
<食事&休憩>
コーチが審判のため、監督にウォームアップなどをさせてもらいました。
インサイドキック&ストッピング&パス、ボレーキックなどをやっていました。
(副審をやりながら練習内容を遠くから見ていましたが、ボレーキックの練習は以前からやりたいメニューでした。
やはりコーチとしての一日の長があります。参考にせねば・・・)

(4)決勝戦vs金目(15分ハーフ)=○2:0
得点者:亮太×2。
ジュニアカップ1回戦で大勝した相手だが、今日はGKが違う。
予選リーグで観ていたがGKが素晴らしい。
特にシュートに対する反応が良く、ダイビングでのセービングを連発していた。
しかし、今日はDF・中盤がしっかりしており主導権を握り押し気味にゲームを進めた。
CBが自陣ゴール前でボールを奪い、少しドリブルしてCF亮太にカウンターのロングパス。
亮太がDFを振り切りゴール前にドリブルしGKと1対1になり、落ち着いて決めた。
その後、MF文理のペナルティエリア内にドリブルで進んで打ったシュートを金目GKのダイビングで防がれたのは惜しかった。
前半は1:0。
ボランチの司が上がり気味になりDFとMFの間が離れてしまい、MF文理と重なることが多かった。
ハーフタイムに、司とMF文理・大樹に声を掛け合ってとポジションの確認をするようにアドバイスした。
後半も押し気味。なかなか追加点が取れない。
バランスの崩れてきた右サイドのDFとMFの交代準備をしている間にようやく得点。
MF文理の浮かせたボールを亮太がバックヘッドでシュート。DFが防げずにゴールイン!(したらしい。交代準備で観れなかった)
その後、文理の放ったグラウンダーのシュートを再び金目GKに防がれ追加点にはならない。
しかし、攻守に渡ってバランスを崩すことなくタイムアップ。
2:0で快勝!
*足の速い亮太はGKと1対1になることが多い。
 ジュニアカップでは強いシュートでGKの正面に行ったり、GKとぶつかったりすることが多かったが、今日は落ち着いて決めることができた。

旭6地区連覇!
おめでとう!

(5)クールダウン:ストレッチ中心に整理体操
(6)反省会
 コーチ・監督からコメント。
主任コーチ:
 「優勝おめでとう!良く頑張った!みんなで力を合わせ自分達のサッカーができた。」
コーチ(筆者):  「良く動き、皆うまくなった。ただ、まだキックやパスが弱い。
  旭6地区では通用するが、市の大会のレベルは高い。秋の選手権に向けて練習しよう。
  クラブの練習は週1回できるかできないかだ。毎日少しずつでよいからボールを使って練習して欲しい。」
 「サッカーん試合に出ているのは11人だけだが、ベンチで交代に備えている選手を含めて全員での勝利だ。
  ベンチにいても味方のプレーヤー、相手のプレーヤー、ボールの動きを見て、考えて欲しい。」
監督:
 「良く頑張りました。一つだけ注文です。
  守備でバックスがサイドにクリアする時に、真横に蹴り出している。
  もう少し前の方、相手の陣地の方に向かってクリアできるように。
  そうすれば自陣ゴールから少しでも離なすことができる。」
 (昔、日本のサッカーもセイフティファースト、安全第一で真横に出すことが多かった。
  今日では簡単にはサイドに出さなくなっている。
  子供達にもできるように指導するレベルになっているのだと感心した)

*健・司・文理・亮太をCBからCFまでのセンターラインは旭6地区では図抜けている。
*また、左のDFからFWの尚宏・渉・達也の「左利きトリオ」も他チームになく強力だ。
*平塚旭の右ラインの子供達は体力・技術が均衡しておりポジション争いになっている。
*悩みのタネはGKだ。CBをやった健が右手の指・手首のケガデで晴彦に最近はやってもらっている。
 晴彦もボールを恐れなくなり、パントキックが飛ぶようになっている。
 晴彦は足が速く、右足インサイドキックがうまいのでMFとしても捨て難い。
 健だけでなく、司、文理などもGKをやらせると上手だが、フィールドプレーヤとして捨て難い。
*他チームの話を聞いても、GKで悩んでいるチームが多いようだ。
 この点、金目は良いGKが育っている。

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