5年練習試合(2000.12.17)

練習時間:8時集合、9:50〜、11:50〜、13:30(晴のち曇)
練習場所:旭小
参加人数:13名+コーチ3名+監督+父母多数
試合内容

平塚の好敵手である岡崎さんに八幡・勝原とともに練習試合に招待されました。
2試合は平塚市選手権に出場できなかった子供達を優先して先発出場させました。
3試合目は翌週の松延フレッシュカップに備えて先発組を主体の編成にしました。

先発することが多いボランチ健太郎とMF拓弥が私用でお休み。
岡崎・勝原・八幡と強豪相手だけに少し不安だったが・・・・


(1)ウォームアップ
@ジョギング(グラウンド3往復)
Aストレッチを中心に準備体操
(2)ボールタッチ
@トウタッピング(20回連続+5回毎に90度回転)
Aサイドステップタッピング(20回連続+5回毎に90度回転)
Bボールリフティング
(3)ドリブル:15m往復
@右足のみ(1本)
A左足のみ(1本)
Bインサイドのみ(1本)
Cアウトサイドのみ(1本)
(4)パス回し:3〜4人1組ボール1個。
@ツータッチパス(右回り・左回り10周ずつ)
Aダイレクトパス(右回り・左回り10周ずつ)
Bヘディング(右回り・左回り10周ずつ):手でトスしヘディングで隣にパス。
(5)ボール回し鬼ごっこ
前日の指導者講習会で教えてもらったボール回しをやりました。
結構ハードですが子供達は楽しんでしました。
@鬼は2名
Aボールを保持していない子供が鬼に狙われ、タッチされたら鬼を交代。
 (今日は4〜5名を狙われるようにしました)
Bボールを保持している子供は、保持していない子供にボールをパスし助けてやる。
 すぐ鬼に狙われる立場になるので逃げる。
*今日は手でボールを投げるようにしましたが、パス&ランの練習になります。
 足を使うともっと良いのでしょうが、別の日に試してみます。
 子供達は夢中になって良いウォームアップになりました。

<休憩>

(6)第1試合vs八幡(20分ハーフ)=○2:1
得点者:晴彦、健。
FW:光一郎・司、
MF:渉(晋平)・健・晴彦、
守備的MF:亮太・大樹、
DF:尚宏・達也・健也、
GK:文理、
サブ:晋平、裕人(出場したがっていたが・・・いつも先発なので我慢して)。

大会が続き先発できなかった子供達を優先して出場させました。
みんな生き生きとして動き回ってくれました。
この試合ではいつものポジションではなく、多くの子供に違うポジションを体験させることができました。
また、新しい子供達の能力を発見できました。

ボールをよけることが多かった光一郎も積極的にボールにチャレンジ。
相手のキックのコースに入りボールをぶつけられることが多かったが、
臆せずにボールに挑みフル出場しました。

健也はFWのサブが多かっただけに久し振りの右DFを満足げにこなしていました。

大樹は右MFかFWのサブが多かったが、初めてボランチをやりました。
ベルマーレのサッカースクールに通って半年が経って、
ボールコントロールと体の使い方、キックがしっかりしてきました。

晴彦は右MFで攻め上がることが多く、守備を忘れないようにサイドコーチするくらい積極的に走り回りました。
FWをやった司が右サイドを突破し、ゴール前にドリブル。
ゴールエリアでシュートするが相手GK・DFと絡み合う。
こぼれ球を積極的にゴール前まで詰めてきた晴彦がゴールに蹴りこみ先制!
(本当は上がり過ぎだったのだけど、積極性とシュートは良かった!)

が久し振りにFW。ボールを持っている時のセンスは良いが、
ボールがない時の動きが今ひとつ。ポストプレーはできそうだが、
スペースを狙う動きが欲しい。

達也のCBも落ち着いていて良かった。しっかりとした個人技があるからだろう。

のCHも良く走り回りボールに絡むのでこぼれ球を優勢に処理できた。
積極的に足の長い高速ドリブルで中盤から中央突破して左足でゴールに流し込んで追加点。

前半は2:0。

ボランチの亮太は守備を無難にこなした。

左DF尚宏、左MFはいつもの慣れたポジションでしっかり役割を果たした。

後半左MFに入った晋平は1対1の守備はしっかりしているが、
サイドハーフとして守備面では中央側ののカバー、攻撃面ではオーバーラップとシュートが課題のようだ。

GK文理は守備陣が相手にほとんど決定機を与えていなかったので無難であったが
MFのカウンターによる中央突破からゴール前に迫られ、
オフサイドぎりぎりで相手右FWにゴールエリア内で詰められ失点し悔しがっていた。

中盤で主導権を握り優勢に進め、結局2:1。

*相手のMF77番(まこと君)は大柄だがボール扱いが大変上手で、
 市内駅伝大会で6年生を差し置いて区間賞を獲った俊足。
 もっと積極的にシュートを狙えるようになれば怖い存在になりそうです。
*何人かの子供がいつもと違うポジションをやって、今までにない面を見ることができた。
 ボールコントロールなどの技術練習を積み重ね個人技がしっかりしてきたので、
 いろいろなポジションをこなせるようになってきたようだ。

<軽食&休憩&観戦>

(7)第2試合vs勝原(20分ハーフ)=○4:0
得点者:文理×4。
FW:裕人・文理、
MF:達也・健(亮太)・光一郎[大樹]
守備的MF:渉・亮太(健)
DF:尚宏・晴彦(健也)・晋平(大樹[晋平])、
GK:司、
サブ:健也、大樹。

先週の市選手権大会決勝で対戦し1:0で辛勝した勝原が相手。
この試合のポジションは子供達自身で決めた。
達也・亮太・健が第1試合で中央で縦に並んだが、
この試合ではボランチになった渉を含め三角形(トライアングル)を形成しながら中盤を支配し主導権を握った。
こぼれ球を拾い、積極的にドリブルでスペースに挑んでゲームを組み立てた。

また、第1試合でGKをやったFW文理が大爆発。
左中盤から左サイドに裕人が突破。フォローしていた達也にバックパス。
達也が中央にクロスを上げ、文理がトラップしゴール前で横にドリブル。
DFを振り切ってシュートコースが空いた所で、90度横に右足でシュート。
ゴール左下角に決まり先制。

前半は1:0。

後半CBを晴彦から健也に交代。
CBは前後半とも不慣れであったが、両サイドバックとボランチのカバーで
大きなピンチにはならない。
MFのポジションをキープしながら頑張っていた光一郎が2試合連続で疲労の色が顔に出てきたので大樹と交代。

達也の右コーナーキックのハイボールを相手DFが頭をかすめ、
逆サイドにいた裕人がヘッド。
先週の市選手権の決勝ゴールの再現かと思わせたが、
ゴール左ポストに当たりゴール正面にはね返る。
文理が詰めて押し込み追加点。

これで楽になったのか、緊張の糸が切れたのか、波に乗る。
相手陣内の中盤左サイドから左MF達也がゴール前にクロス。
ゴール前の相手DFの裏に文理が走り込む。
強打せず右足のアウトサイドでボールに軽くタッチしコースを変えて流し込む。
GKの右を通り3点目。文理はハットトリックを達成。

さらに、再び右コーナーキックで達也がニアポストに鋭くキック。
文理が走り込んでボレーシュートを見事に決めて4点目。

結果は4:0で思わぬ大勝。

*達也・健・亮太の3人のMFがボールに良くからみ、
 多彩なパスとドリブルで中盤を制した。
 CBをやることが多い健が中盤に入ると、こぼれ球を奪う確率が高くなり、
 攻撃的なフォーメーションになりそうだ。
*渉のボランチも面白い。中盤の3人にボールをうまくつないだ。

<昼食>

(8)第3試合vs岡崎(20分ハーフ)=○4:0
得点者:裕人×2、文理×2。
FW:裕人・文理、
MF:達也・健・大樹(晴彦)、
守備的MF:渉・亮太、
DF:尚宏・健也・晋平
GK:司、
サブ:晴彦、光一郎(疲れているようだったので交代しませんでした)。

今日は全員調子が良かった。
いつもはボランチ達也、左MF渉だが、前の試合での成果を見て再び交換した。
またCBが多い健をCHに置き、攻撃的なフォーメーションを試した。

狙い通りに中盤で主導権を握り、攻勢。
左トップの裕人が中央によったままで横の動きがなくないので、
左サイドに一旦開くようにアドバイス。
その直後、中盤右サイドから大樹・文理で攻めあがる。
文理がゴールライン際に突破し、センターリング。
相手GKとDFが交錯しぶつかりあって、間を抜けボールはゴール前に。
左に少し開いた裕人の前にボールが転がる。
裕人が走り込んでボールにタッチし、GKとDFが詰めるより一瞬早くシュート。
ゴール真中に「ごっつあんゴール」で先制。

前半は1:0。

中盤を制し続けセンターサークル手前中央から亮太が右トップ文理にスルーパス。
文理の俊足でDFを振り切り、GKと1対1。
落ち着いてGKの足元を抜くコントロールしたシュートで追加点。

後半も中盤を制し、両サイドのオープン攻撃、ドリブル突破と攻撃多彩。
右サイドを文理がドリブル突破。ゴールラインから中央にゴロでセンターリング。
ゴール正面で裕人がフリーになり、落ち着いてゴール左下隅に3点目。

続いて左右トップがポジションチェンジしている状態で、
カウンターパスがセンターサークル左の文理に。
ドリブルでペナルティアーク付近に持ち込み、裕人にパス。
裕人が文理にインサイドでリターンパス。
文理がうまくトラップしコントロ−ルしたボールをシュート。
低くゴールに吸い込まれ4点目。

再び4:0で快勝。

(9)クールダウン:整理体操

*今日は少しでき過ぎたくらい、全員調子が良かった。
 相手も練習試合と言うことでメンバ、ポジションをいろいろ試していたようだ。
 我がチームも様々なポジションを試したが、
 今までに見ることができなかった子供達の才能を見出すことができた。
 体力が付いてきたことと、技術的に向上してきた成果だ。
*GK司の安定した守備とロングパントとは効果が大きい。
 トップ文理につながれば一発突破ができる。
*第1試合に出場しなかった裕人が2試合で活躍。第3試合では2得点。
 真中で止まらず一旦開く動きを入れて、スペースを作り・使う意識を維持して欲しい。
*相手の3チームとも大きなカウンターパス、DFの裏を狙うパスがほとんどなかった。
 今日は健を中盤で使ったが、スピードがあり、裏を狙うチームへの対応が課題だ。
 いつもは亮太が孤軍奮闘する多いだけに、達也を攻撃的MFにし健を中盤に入ることで厚みがでる。

 次週の松延フレッシュカップでどんなポジションにしようか、迷ってしまう・・・

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