県大会予選 第3ブロック(2001.1.7)

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試合時間:9時半集合、12:20〜、14:00〜、17時解散(晴のち曇、小雪)
試合会場:厚木市依知小
参加人数:11名+6年8名+コーチ7名、父母多数。
試合内容

受験を控え6年生だけではチーム登録できない人数であり、5年生と合同で参加。
「不足数を5年生から補う」ことも選択肢としてあったが、
5年生コーチ陣の要求である「合同チームとしてベストメンバを選ぶ」編成にさせてもらった。
先発11名は、6年生4名、5年生7名。
筆者の個人的見解であるが選抜の基準は、
@個人の基礎技術がしっかりしている、
A判断のスピード・対応のスピードがある、
Bポジションの役割を理解し体現できる、
が主なポイントであり、チーフコーチと先発メンバは一致していました。
ヒザを故障の大柄な祐矢E、体調不良の守備的MF健太郎Dなど必ずしもベストではありませんでしたが、
子供達は自分達の力を出したと思います。

(1)ウォームアップ
@準備体操
Aトウタッピング
Bドリブル
Cボールコントロール練習(2人1組)
Dシュート練習

(2)第1回戦vsしらとり台(20分ハーフ)=○2:1
得点者:文理D、大輔E。

ポジション。
FW:亮太D(泰明E)、文理D
MF:僚太E、大輔E、悠樹E
ボランチ:達也D、文光靖E(亮太D)
DF:尚宏D、健D、晋平D(文光靖E)
GK:司D

試合前の挨拶を見ると相手には大柄な子供が多く、5年生との体格差を心配したが、
慣れてくるに従いスピードとテクニックで互角に闘えた。
相手の突破に対してGK司と3バック尚宏・健・晋平が踏ん張る。
ボランチ達也・文光靖も早目のチェックでピンチを凌ぐ。
サイドMF僚太・悠樹のポジションを少し中央寄りに修正させ、反撃の起点にさせた。
攻撃は両トップの文理・亮太とMF大輔を中心に両サイドMF僚太・悠樹を加えて挑戦。
文理と亮太のスピードとキープ力を活かせる局面が増えた前半半ば、
中盤左で亮太Dがボールをキープ、フォローしてきた僚太Eにバックパス。
僚太Eが左サイドのオープンスペースにロングキック。
中央から文理が相手DFを振り切ってスペースに走り込みボールをコントロール。
ゴールエリア付近で右足アウトフロントでシュートし、先制点を奪った!

一進一退で進行するが、好守のバランスが良く、GK司も落ち着いて処理。
右サイドの攻撃からゴール前に詰めた大輔Eが落ち着いてシュートを決めて追加点。

相手の背番号9番を中心とする反撃を凌ぎ、前半は2:0。

後半、左トップに泰明Eを投入し、右ボランチ亮太D・右DF文光靖Eとし守備固め。
・・・のつもりだったが、好守のバランスを崩してしまい思わぬ苦戦に。

左右ボランチ亮太・達也の高めのポジションになり、守備が手薄に。
トップに入った泰明の動きが単調で左サイドに固定気味で、相手にプレッシャーをかけられない。
GK司とDF陣で何とか凌ぎ続けたが、残り5分くらいで左サイドを大柄な9番に突破され、
CB健の必死のスライディングも間に合わず強烈なシュートを決められてしまった。
この時、CB健が脚・もも裏を傷め、ポジションが引き気味になってきた。
失点後のポジション修正として右MF悠樹を右ボランチ亮太と変え、
さらにトップの文理を下げて亮太と交代させ中盤のバランスを維持させた。
GK司を中心に相手の必死の反撃を凌ぎ切り、タイムアップ。
2:1で5・6年合同チーム公式戦で初勝利!

*前半と後半で別のチームになってしまった。
 コーチとして子供達の個性・能力を把握できていないと反省せざるを得ない。
*5年生に一貫して指導してきた守備の原則やサイドMFの位置取りを
 6年生に徹底できておらず試合の中で修正するのは難しい。
 この試合では、僚太・悠樹の身体能力、大輔の技術能力の高さでカバーできた。

<休憩>

(3)第2回戦vs東富水(20分ハーフ)=●0:3
得点者:なし。

ポジション。
FW:文理D、亮太D{大輔E}
MF:僚太E(拓弥D[悠樹E{文光靖E}])、大輔E[亮太D]、悠樹E[拓弥D]
ボランチ:達也D、文光靖E{悠樹E}
DF:尚宏D、健D(僚太E)、晋平D
GK:司D

CB健が1回戦で両足のもも裏側を傷め、無理を押して先発。
しかし序盤からDFの裏にパスを狙われ、本調子でないCB健の寄せが甘くゴール前に押し込まれる。
左右MF僚太・悠樹が上がり反撃するが、逆にできた中盤のスペースからオープンスペースに攻め込まれる。
左サイドで前に出た僚太が戻れずできたスペースに相手MFが入り、
さらに左のオープンスペースにスルーパスを出された。
相手FWのスピードを尚宏・健で抑えることができず、
ゴール前に突破され連続して失点。

CB健が本調子でないので、6年生で大柄の僚太をCBにして、MFに動きの良い拓弥を投入した。
これで落ち着きを取り戻した。
GK司と3バック晋平・僚太・尚宏とボランチ達也・文光靖で相手の攻撃を凌げるようになった。
攻撃ではトップの文理・亮太が奮闘するが相手DFの裏へのパスを出せない。
中盤でのこぼれ球に大輔がチャレンジするが、相手MF陣の動きが一歩速く主導権を奪い返せない。

前半は0:2。

後半左右のMF悠樹・拓弥を入れ替え反撃を試みる。
相手のスピードあるカウンター攻撃をDF陣とGK司のファインプレーで凌ぐ。

半ば過ぎに大輔と亮太を入れ替えて中盤でのこぼれ球にからむ動きができるようになった。
残り5分近くに中盤でオフサイドの反則からFKを得る。
達也のロングキックが相手DFの間を抜けて左オープンスペースに飛ぶ。
文理がDFの間を走り抜けバウンドしたボールをコントロールしてループシュート。
GKの頭を越えてゴール右ポスト内側に当ってゴールイン!
しかし、副審のフラッグが上がり、オフサイドの判定。
(思わず「何を見ているんだ!」と叫びたくなったが、判定に従わざるをえない。
 FKをキックした瞬間でオフサイドの位置を判定すべきであり、ボールを受けた位置ではない!)

その後、右サイドのスペースを突破され、ゴールライン際で鋭いセンターリング。
ゴール正面できれいにボレーキックを決められた。

結局、0:3。

*ポジション取りには大きな問題はなかったが体力的な差だけでなく、
 ボールに対する寄り・体の使い方、スピードで差がついてしまった。

(4)クールダウン:整理体操

*残念ながら2回戦敗退ではあったが、チームとして合同練習が十分できていない状況で、
 キーマン健の負傷、不可解なレフェリングのハンディの中で良く闘った。
*6年生は基礎体力が付いてきているので、3月の旭4地区(卒業記念試合)迄に頑張り、
 中学生になるまでレベルアップを図って欲しい。
*5年生は全員の底上げを図りたい。
 特に、「キックの精度」「スペース活用」「壁パス」を中心にレベルアップさせたい。


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