6年第一回橋本杯争奪(八松SC・羽鳥SC合同招待)
少年サッカー大会(2001.7.15)

活動時間:7時半集合、9:30&11:10&14:10キックオフ(快晴&猛暑)
試合会場:羽鳥小
参加人数:13名+コーチ5名+父母多数
試合内容

前日に引き続き第一回橋本杯争奪(八松SC・羽鳥SC合同招待)少年サッカー大会の決勝トーナメント。
1回戦(準々決勝)で寒川SC、準決勝で希望ヶ丘ライオンズ(横浜市)と対戦しました。
さらに3位決定戦予選でホームチームの羽鳥SC(藤沢市)と対戦しました。
猛暑の中で3試合もやり、大変でしたが皆よく頑張りました。

<移動>

(1)ウォームアップ
@ジョギング(グラウンド3往復)
Aストレッチ中心に準備体操
Bトータッピング、サイドステップ・タッピング
Cドリブル(右足・左足・インサイド・アウトサイド)

(2)ボールコントロール:2人1組で
@インサイド左右5回ずつ、
Aインステップ左右5回ずつ、
Bももストッピング左右5回ずつ、
C胸でストッピング5回ずつ、
Dヘディング5回ずつ
E2〜3m間隔でツータッチ(右回り、左回り)

(3)ショートパス:2人1組で
@約5m離れ

(4)パス&ゴー:全員で1列
@約5mドリブルし列の次の子供にインサイドキックでパス。
A次の子供からリターンパスをもらいコントロール。
Bリターンパスをコントロールし前方のコーチへパス。

<観戦&打合せ>

(5)シュート練習
センターサークルから左右サイドのコーチにパスし、
コーチからのリターン、センターリングをシュート。

<休憩&観戦>

(6)準々決勝vs寒川SC(20分ハーフ)=△1:1(PK戦=○8:7
得点者:文理。
FW:健也・文理、
MF:渉・亮太・裕人、
守備的MF:達也・健太郎、
DF:尚宏・健・晋平、
GK:拓弥、
サブ:雅人、尚吾。

全日本ブロック予選会場だった寒川との対戦。
ほぼ互角の戦い。
ディフェンスラインが高目になったが、グラウンドが狭く縦パスでDFの頭を越されるケースが多い。
CB健を少し下げて中央は落ち着くが、右サイド晋平の裏を狙われる。
しかし、横幅も狭くタッチラインを割ることが多く難を逃れる。
前半は0:0。

後半、立上がり早々にチャンス。
ペナルティエリアへのボールを亮太がヘッドし、文理が落ち着いてコントロール。
ループ気味のシュートがGKを越えてゴールイン!
(筆者は給水ボトルの補給で得点シーンを見ることができず残念)

その後は押しつ押されつの好ゲーム。
残り時間が少なくなった頃、中盤右サイドを突破されスルーパスを通される。
CB健が対応するが、かわされてGK拓弥と1対1。
低くシュートを流し込まれ同点に。

しばらくしてタイムアップ、PK戦へ。

先蹴:平塚旭 文理 達也 尚宏 亮太  健  裕人 拓弥  渉  晋平
        ○  ×  ○  ○  ○  ○  ○  ○  ○
後蹴:寒川   ○  ○  ○  ○  ×  ○  ○  ○  ×

1人目文理、先頭を切って落ち着いて右下角に低く決める。
2人目達也、ボールは浮いたが強烈にゴール左上に突き刺した。
3人目尚宏、初めてのPKデビュー。ボールが浮きGK左上に決まる。
4人目亮太、やや慎重だったか、GK左に浮き手で弾かれノーゴール。やばい!
5人目健、落ち着いてキック。ボールは浮いたがGKに触れず右上角にゴールイン。
遂に6人目サドンデスに突入。
6人目裕人、落ち着いて角に決める。
7人目拓弥、初めてのPKデビュー。ボールが浮きGK左上に決まる。
8人目渉、初めてのPKデビュー。強烈にGK左に決める。
9人目晋平、初めてのPKデビュー。落ち着いて下角に決める。

PK戦を制し、準決勝に進出。

<休憩&観戦>

(7)ハンドパス
全員で手でパス。投げる前に受け手の名前を呼ぶ。
パスをしたら必ず移動する。
コーチがパスカットに途中から入る。

<観戦&打合せ>

(8)準決勝vs希望ヶ丘ライオンズ(20分ハーフ)=●1:2
得点者:健。
FW:健也・文理、
MF:渉・亮太・裕人、
守備的MF:達也・健太郎、
DF:尚宏・健・晋平、
GK:拓弥、
サブ:雅人、尚吾。

相手の希望ヶ丘は激戦区の横浜のチーム。
大柄な選手が2人いてロングキックにパワーがあり、パスやドリブルもうまい。
6対4くらいの比率で相手に攻め込まれる。
攻撃では、文理が右サイドを突破するが、相手CBのカバーで決定機を作れない。
左サイド健也は相手マークにあい、スペースを使えない。

中盤右サイドから攻め込まれ、ゴール前にハイボールを上げられる。
背の高いMFがボールに合わせヘディング。
GK拓弥の頭上を越えゴールに。CB健がスライディングでクリアを試みるが届かず先制を許す。
失点後、気落ちすることなく反撃を始める。
右サイドへのカウンターパスに文理が突破。前に出てきた相手GKをペナルティエリア右外にかわす
追いすがるGKが文理の背中から押し倒す。レッドカード?と思ったが主審はフリーキックのみ指示。
警告・退場もなく注意すら与えない主審の判定と行動には疑問で、毅然として欲しかった。
FKを達也がキック。大きくゴール前をボールは通過し、ゴール左に出た。
ところが、副審のアピールで位置が誤っていたのか、FKのやり直し。
今度はゴール前に低く飛び、CB健が飛び込んでドンピシャのヘッドを地面にたたきつけ同点ゴール!

カウンター、ショートパスなどから押され気味だったが、前半は1:1で乗り切る。

後半は相手のキックオフ。
大柄なMFがキックオフから直接ゴールを狙ってシュート。
GK拓弥の頭上を越えてゴールに入った。
(グラウンドが狭いのでキック力があれば狙える距離ではあった。
 筆者は飲料補給で席を外していたので、またしても見ることができなかった。
 キッカーの様子を見てアドバイスできねばいけないと痛感した。)
味気ない失点だったが、気落ちすることなく互角に渡り合う。
低学年の頃に比べてたくましくなった。

相手のスルーパスやカウンターに対して突破されるが、GK拓弥が奮闘。
勇気ある飛び出しを含めて再三のピンチを防いでくれた。
攻撃は右サイドの文理・裕人の突破から切り崩しを試みるが、シュートにつながらない。
左サイドは相手DFの裏をとることができず、有効な攻撃につながらない。
トップ下の亮太もボールにからむが、相手の早いチェックで有効なパスを出せない。
ツータッチパス、ダイレクトパスのファーストタッチの精度とスピードを上げることが亮太のテーマだ。

結局、後半キックオフの1点に泣き、1:2。決勝進出はならなかった。

*6年生になって2敗目。強豪との戦い方に工夫が必要だ。
*横浜のチームらしく当たりが早いだけでなく、ボールコントロール、キックともしっかりしていた。
 しかし、不要な汚いファウルも多く、この点は残念だった。
*主審のレフェリングが未熟で曖昧で残念だった。
 もっと毅然として自信を持って欲しい。

<昼食&休憩&観戦>

(9)3位決定戦予選vs羽鳥SC(20分ハーフ)=●1:2
得点者:文理。
FW:雅人(裕人)・文理、
MF:渉・達也[亮太]・裕人(尚吾)、
守備的MF:亮太[達也]・健太郎、
DF:尚宏・健・健也、
GK:拓弥、
サブ:尚吾、
見学:晋平。

1回戦・準決勝で破れた4チームで変則的な3位決定戦トーナメント。

足首をひねった晋平を見学させ、右DFを健也とし、サブで出番が少ない雅人・尚吾を使うことにした。
前半は左トップに左利きの雅人とした。
相手の羽鳥は大柄なCB(MF?)を中心に良く動き、カバーし合う良いチームだ。
前半は少し押し気味だが、ほぼ互角。
左サイドの雅人が積極的に相手DFに素早くプレスをかける。直線を走るスピードが早いのに驚いた。
あとはトラップ、キックを余裕を持ってできるようにすれば面白い存在になりそうだ。

中盤の中央の2人、トップ下に達也、ボランチに亮太とポジションを変えたので達也を起点にパスが出る。
左の雅人・渉、右の文理・裕人から突破するが、達也の押し上げが不足し、決定機を物にできない。
亮太・健太郎の早目のチェック、健・健也・尚宏のスリーバックとGK拓弥がしっかり守り、決定機を凌ぐ。
得点機を物にできず、亮太と達也のポジションを変えて元に戻す。
亮太のポジション取りが上がったままにならず良くなった。
しかし、得点機を物にできず、前半は0:0。

後半、尚吾を右MFに入れ、左トップを裕人に変えた。
尚吾も直線を走るスピードが速い。ボールコントロール、キックとともに、サッカー特有な
ポジショニングができるレベルに引き上げてやりたい。

後半序盤は押し気味に進め、右サイドを文理がドリブル突破。DFをかわして中央の裕人にショートパス。
裕人がDFと競って文理にリターンパス。壁パスのようになり、文理がGKと1対1。
文理は落ち着いてゴールにボールを流し込み先制。

その後、だんだん暑さと疲れで動きが悪くなり、一進一退の攻防になる。
ゴール前に攻め込まれるが、右DF健也がかろうじてゴール前でクリアする場面が続く。
残り時間5分くらいで少なくなった頃、逆襲から左サイドを突破される。
ペナルティエリアに入ったところで低いシュートを打たれる。
GK拓弥が横飛びになり、キャッチかと思われたが胸に当たってこぼれる。
逆サイドから詰められてゴールに蹴り込まれ、同点。

何とか得点を狙うが、疲れの色が出てきた終了間際、左サイドから中央に突破され、
ペナルティエリア外で相手FWをトリッピングしフリーキックを与える。
6人で壁を作って備えるが、GK拓弥からボールが見えない壁になっていた。
強烈に壁の上を越えてゴール右上に飛ぶ。GK拓弥もジャンプするが直接ゴールイン。
すぐにタイムアップとなり、敗退。

*雅人・尚吾に試合を経験させることができ、走力を見極めることができた。
 足が2人とも速いので、ボールを使った基礎技術練習を積ませて伸ばしてやりたい。

(10)クールダウン
ストレッチを中心に整理体操。
<休憩&観戦>


*猛暑の中で3試合はとても厳しかった。
 3位決定戦では必ずしもベストではなかったが、新人2人、中盤の亮太・達也の交換など試せた。
*健也は右DFで、生き生きとしていた。トップより守備が良いかもしれない。
 右MFを晋平にしてみるのも良いかもしれない。
*得点力が上がらない。技術のしっかりした文理・達也・亮太を核にもう一度攻撃陣を見直す必要がある。

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