5年第92回旭6地区(2003.6.29)

 →  試合時間:8時〜15時(曇のち快晴)
試合会場:勝原小
参加人数:5年生9名+4年生7名+父母多数
5年生になって初めての旭6地区大会。
強豪の勝原を優勝候補に、松延・山下も練習の成果を確認できる大会。
5年生は負傷欠場2名で11名に満たず、暑い日中に3試合になるので4年生に応援を頼みました。
5年生は、智瑛・真悟が欠場し、翔・友太・光平・裕太・航輔・尚樹・直也・裕幹・時憲の9名。
4年生の応援は、直人・礼音・宏明・和良・哲生・竜聖とGK洸の7名が参加。


試合内容

(1)ウォームアップ
@ジョギング(グラウンド1往復)

(2)トータッピング
@正面(15秒)×1本
Aサイドステップ(15秒)×1本

(3)ボールリフティング
@合計50回以上。

(4)ボールコントロール:2人1組ボール1個
@右足インサイド
A左足インサイド
B右足インステップ
C左足インステップ
D右もも
E左もも
F胸
Gヘディング
Hインサイドキックでショートパス

(5)シュート練習
 コーチにパスを出してリターンパスをシュート。

<休憩>

(6)vs勝原●0:2
得点:なし。
前半のメンバ
FW:航輔、竜聖C
MF:尚輝、翔、礼音C、時憲
DF:直也、友太、裕幹、裕太
GK:光平

CBの智瑛とストッパーの真悟が欠場しているので中軸が厳しい。
手の故障から復帰した裕幹と友太にCBを委ねる。
MFの4人に守備の意識を持たせコースを押さえるようにアドバイスした。

勝原の攻撃は多彩で、中央突破、サイド攻撃で何度もピンチになるが、
GK光平、CBの裕幹・友太を中心に良く守り、無失点に押さえ続ける。
攻撃は光平のロングパントと裕幹のカウンター、翔の中央突破が中心。
相手CB7番に押さえられ決定機にはいたらない。

前半は0:0で折り返す。

後半のメンバ
FW:宏明C、和良C
MF:尚輝、翔、礼音C、時憲
DF:直也、友太、裕幹、裕太(直人C)
GK:光平

後半も相手の攻撃を凌ぎ続けた。
しかし、中盤の左サイドから逆サイドに振られる。折り返しをゴール前でシュートされ失点。
左右に振られた時の位置取り、チェック、カバーリングは難しい。

失点はしたが、子供達の集中は切れず攻撃を凌ぎ反撃を試みる。

自陣ペナルティエリア内で友太がボールをカット。左サイドにドリブルを始める。
しかし相手に詰められボールを奪われる。相手FWがペナルティエリア角からロングシュート。
GK光平の上を通ってゴール上角のサイドネットに決められた。

しばらくしてタイムアップ。
0:2。
実力的にはもっと点差が開くと覚悟していたが、優勝候補を相手に全力で頑張った。
誉めてやりたい。

*試合後、友太にアドバイス。
 「攻撃ゾーン・中盤・守備ゾーン」の3つに分けて、守備ゾーンでは無理なドリブルを控えること。
 各ゾーンでは「50%−70%−100%」の確実性=パスの成功率が要求される。
 守備ゾーンでドリブルに挑戦してボールを奪われてはいけない。安全第一が大切。
 フリーでスペースがあれば守備ゾーンでドリブルしても良い。
 第2試合以降の友太は理解してプレーしていた。

<休憩>

(7)vs松延○4:3
得点:翔×4。
前半のメンバ
FW:宏明C、時憲
MF:尚輝、翔、裕幹、和良C
DF:裕太、友太、光平、直也
GK:洸C

守備の上手い裕幹を守備的MFにした。
中央の守備が落ち着く前に相手FWに崩され先取点を奪われる。

しかし、ドリブルが上手くなった時憲と足の速い宏明Cをトップに、翔・裕幹を加えた攻撃陣が実力発揮。
時憲のドリブル突破、翔の中央突破、宏明Cの縦への突破、裕幹・尚輝からのパスなど多彩。
翔が連続得点して逆転。

宏明Cも中盤左サイドから縦に突破しゴールに向かいペナルティエリアに入ってシュート。
わずかにゴールバーを越えたが、積極的にスピードを活かしていた。

中盤右サイドから左コーナーに向かってカウンターパスが出る。
翔がフィールドを斜めにダッシュ。ゴールライン際でボールをコントロール。
相手DFをかわして浮かしたボールを左足でボレーキック。
アウトフロントにかかったボールがゴールに向かい相手GKの手をかすめてゴールイン!
前半で早くもハットトリックを達成。

前半は3:1。

後半のメンバ
FW:竜聖C、時憲
MF:尚輝、光平、翔、友太、航輔
DF:直也、裕幹、直人C(哲生C)
GK:洸C

足が疲れて痛くなった裕太を交代。航輔をMFで使ってみる。

後半は五分五分の展開。

中盤左サイドの攻防からこぼれ球を翔が奪いゴールに向かう。
相手GKが前に出てきているのを見極めて大きくループシュートを放つ。
GKを越えたボールがゴールに吸い込まれ4点目。

松延も反撃を続ける。翔・光平たちが戻りきれない状態で失点。
終了間際にも失点し1点差に詰められるが逃げ切る。

4:3で勝利。勝ち点3を得る。

<休憩>

(8)vs山下●1:3
得点:竜聖C。
前半のメンバ
FW:宏明C、時憲
MF:尚輝、裕幹、翔、光平、礼音C
DF:直也、友太、裕太
GK:洸C

山下の子供達はボールコントロールがしっかりしてきた。
特にドリブルとショートパスがしっかりし、ボカボカとバカ蹴りしない。
立ち上がりにドリブルとショートパスで中央を突破され失点。

1点を追い攻防を繰り返すが得点できない。
第2試合でドリブル突破で活躍した時憲もマークがついて突破できない。

前半は0:1で折り返す。

後半のメンバ
FW:竜聖C、時憲
MF:尚輝(航輔)、裕幹、翔、礼音C(和良C)
DF:直也(直人C)、友太、光平、哲生C
GK:洸C

慣れないCBの友太・光平がファーストタッチのコントロールが甘く相手にボールを奪われる。
後半の立上がりにもドリブルとショートパスで中央を突破される。
光平・友太がカットするがボールを奪われゴール正面からシュートされ失点し0:2。

相手ゴールに向かって反撃するがなかなかゴールを奪えない。
この試合は守備が安定しない。またしても中央突破されゴール正面からシュートを決められる。

3点差では追いつけない。あきらめず何とか1点を取って欲しい。

終了間際、カウンターから中央を翔が突破。ペナルティエリア付近で相手DFの裏にループを上げる。
竜聖Cがうまく走り込んでGKと1対1。思い切り良くシュートし、ゴールイン!
一矢を報いることができたが、すぐにタイムアップ。
得点上は1:3だが、良く頑張った。

*交代した裕太が試合後に「後半も出たかった」と言っていた。
 第2試合のハーフタイムに足が痛いと言っていたので交代したのだが、
 この積極性を持ち続けて欲しい。

(8)閉会式
1位:勝原 3勝
2位:山下 2勝1敗
3位:旭  1勝2敗
4位:松延 3敗

(9)クールダウン
 ストレッチを中心に整理運動。


*GK-CB-守備的MF-トップ下の中軸がしっかりしていないと攻守が安定しない。
光平-智瑛-真悟-裕幹-翔のうち守備の中心の智瑛と真悟が欠けるとやはり苦しい。
サイドでのプレーが得意な友太といつもはGKの光平がCBで頑張ってくれたが、
守備ゾーンでの「間合いとチャレンジ(タックル)」、「カバーリング」が不十分だった。

*5年生の成長状況と課題
航輔:いつもは走ることが少ないと思っていたが、MFにしてみて良く走ってスピードも出てきた。
   キックも強く蹴れるようになってきた。パワーアップと守備の意識を向上させたい。
   1年前はただボールを蹴っていたが、ショートパスをつなげようとする意志が出てきた。
   あとは意志を確実に実現できるように練習して欲しい。
裕太:サイドバックをやってもらったが、集中を保っていた。
   積極的に前に出てボールに挑むが、周囲とのコンビネーションを考えた位置取りをさせたい。
   右足のキックも良くなっているので、ダッシュ力をつけさせ中盤で伸ばしたい。
   抜かれても喰らいつく負けん気を持って練習して欲しい。
直也:守備の位置取りと相手への体の寄せと競り合いができている。
   インサイドキックがしっかりしてきたので、スピードアップでレベルアップさせたい。
   あとはカバーリングの意識を持ち、クロスなどの攻撃参加ができると面白い。
友太:本来はMF向きだが3試合ともCBで頑張った。
   慣れないCBで戸惑いがあったが、しっかりとボールに絡みよく動ける。
   第1試合でペナルティエリア内から外へドリブルし、カットされ失点したが、
   守備ゾーン・中盤・攻撃ゾーンでのドリブルかパスかの切り分けをするようにアドバイスし、
   第2試合以降は切り分けをうまく実行していた。しつこくコースを消して欲しい。
 :技術・スピードとも確実にどんどん伸びている。
   守備的MFの時には指示を出してバランス取り(舵取り)ができる良い。
   第2試合の4得点はバリエーションがあり得点力がアップしている。
   ゴールライン際からの左足でのシュートには驚かされた。
   スペースを活かすことと味方との連携プレーをレベルアップして欲しい。
尚輝:3試合ともメンバの構成上、左MFをやってもらった。
   本人もFWを希望したが、うまくなったドリブルを活かせるFWに使いたかった。
   MFとしては攻守の切り替え(トランジション)とカバーリングを意識させたい。
   ボールコントロールがしっかりしてきたので翔や時憲たちのと連携プレーを向上させたい。
光平:第1試合はGKとして再三ピンチを防ぎ貫禄が出てきた。
   残り2試合はメンバの構成上、CHとCBをやってもらった。
   MFとしてはよく走り回りパワフルに動きバテた。
   CBとしてはトラップかクリアかの切り分けと相手への寄せが課題。
   CBをやった友太と光平の2人とも慣れないのでコンビネーションも今ひとつだった。
   山下戦では前半立上がりと後半立上がりで同じような中央突破で2失点。
   全般的に守備の位置取りや連携の練習をやっていないので仕方ない。
時憲:最近スピードが出てきたドリブル突破を期待してFWに。
   松延戦では通用し活躍したが、マークがきつくなった時の突破が欲しい。
   「接近戦の足元でのドリブル」と「スペースを活かすラン・ウィズ・ザ・ボール」を使い分けさせたい。
   あとはサイドを突破できるのでセンターリング/クロスを大きくさせたい。
裕幹:智瑛と真悟が欠場した代役として第1試合ではCBでよく守ってくれた。
   ボランチとしても活動量が多くボールに絡む。ボールコントロール、スピードも良い。
   欠点としてはボールサイドに寄り過ぎるので、バランスを考えた位置取りを心掛けて欲しい。
   ボールに対する感覚が良くユーティリティ・プレーヤーとして伸びて欲しい。
   さらにプレーの幅が広げるためにも強く正確なインサイドキックを練習して欲しい。

*4年生の感想
 :GKとしてゴール前のポジショニングも良く、プレースキックも良く飛ぶ。
   パントキックともよく飛ぶが、助走して蹴るともっと飛距離を伸ばせる。
直人:サイドバックとして位置取りが良い。
   ボールコントロールのレベルアップとスピードアップを期待する。
哲生:サイドバックの位置取りが良い。カバーリングの意識があると良い。
   ボールコントロールのレベルアップとスピードアップを期待する。
礼音:中盤でよく動きボールにも絡んでいる。かかとに靴擦れができたので第2試合は休憩。
   スピードとボールコントロールともしっかりしているので周囲を使えるとさらに伸びる。
宏明:足が速く縦への突破ができる。松延戦では縦の突破から惜しいシュートがあった。
   キックとトラップやドリブルのボールコントロールのレベルアップを期待する。
竜聖:位置取りがしっかりした積極的なFW。第3試合では良く走り込んで得点した。
   小柄な翔のようにスピードとボールコントロールのレベルアップを期待する。
和良:試合中にサイドコーチ「下がれ」と言って混乱させてしまった。
   試合後に会話し理解したようで、第3試合では良い位置取りができていた。
   キックとトラップのボールコントロールのレベルアップとパワーアップを期待する。

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