教育リーグ(2003.7.21)

試合時間:7時半集合、9時〜12時半(曇)
試合場所:大神K2
参加人数:5年生7名+4年生4名
5年生の翔・智瑛・友太が陸上大会で欠席し、航輔・尚輝・直也・真悟・裕幹・時憲・光平の7名だけなので、
4年生の健・隼・洸・健太の4名に応援してもらいました。
足首を傷めていた真悟が復帰しました。

勝敗もありますが試合に出場し、経験を積んでレベルアップを図ります。
相手の真土と港が良く動くので動き負けないようにする目標を指示しました。

1.試合内容

(1)vs港△1:1
得点:光平。

前半は、GKを除き5年生のみ。
FW:航輔(健C)
MF:尚輝・裕幹・時憲
DF:真悟・光平
GK:洸C

動き負けるのではないかと心配していたが、裕幹・真悟の守備を中心に全員が良く動いた。
守備では相手とゴールの間に入る守備の原則を守ろうとしている。
攻撃では積極的にシュートを狙っている。なかなかゴールをとらえることができないが・・・
チャンスとピンチの連続。
攻守の切換えも良くなっている。
少しずつだが前日の目標をできるようになっている。

左サイドから尚輝・光平・航輔が、右サイドから時憲が攻撃を仕掛ける。
特に尚輝は体格で劣ってもしっかりと相手とボールの間に体を入れてブロックできている。
あとは右か左に相手をかわす技術を身につければ上手いドリブルが活きてくる。
(ハーフタイムに、両腕を広げてブロックする方法をアドバイス。
 相手の体にあたる腕と反対側に反転するようにすると、すり抜けることができる)
光平と裕幹が入れ替わり、真悟と裕幹が相手の攻撃を積極的に防ぐ。
GK洸Cも堅実にボールを処理できている。

相手左サイドに攻め込みセンターリングが相手ゴール左に上がる。
丁度良い所に航輔がいた。
しかし顔の近くだったので両手でブロックしてしまいハンドの反則。
相手のFKになる。
そのリスタート直前になぜか航輔にイエローカードが出される。

航輔を健Cと交代。

しばらくしてハーフタイム。
お互いにゴールを奪えず0:0で折り返す。

後半のメンバ:
FW:時憲
MF:隼C・裕幹(光平)・直也
DF:健太C・光平(裕幹)
GK:洸C

前半と同様に攻防が続く。

しかし左サイドコーナー付近からゴールライン際を突破され角度のないところからシュートを打たれる。
GK洸Cの左でキャッチしようとするが、ボールが跳ねてこぼれゴールに入ってしまった。
先制点を許し気落ちするかと思ったが、裕幹・真悟が鼓舞し崩れない。

両チームともよく動き続け、ピンチとチャンスが繰り返す。

体格の良い光平がMF中央にポジションを変え、積極的なドリブルで突破を狙う。
ようやく実を結ぶ。
足元にボールを置く光平の得意なパターンで相手が飛び込めず、中央を突破しシュート。
地面を這うようにボールが進み、スリッピ―なボールを相手GKがキャッチできず体にあたってゴールイン!
同点に追いつく。

結局、1:1で引き分け。
前日に大崩れしたのと比較して真悟と光平の加入で随分と落ち着いた。

航輔になぜイエローカードが出されたか試合後に主審に確認した所、「触ってないよ!」と発言したそうです。
明らかにハンドリングの反則であり、その前にも同様な反則をしていただけに主審に注意された際に発言したようです。
自分の非がハッキリしている反則だっただけに、審判を侮辱するような発言だったと思います。
悪質な表現であったならばレッドカードでもおかしくありませんでした。
技術レベルを向上させてヘッディングか胸ストップをできるようになって欲しいと共に、
犯した反則に対しては率直に認める態度をとることが「フェアプレー」です。
審判を侮辱するような態度を慎み、相手選手を蹴ったり引っ掛けてしまった時には素直に謝るように、
次の試合の前に子供たちを集めて「フェアプレー」の態度を守ることを指導しました。
これからの練習や試合でも引き続き指導していかねばならないと反省しています。

<休憩>

(2)vs真土△3:3
得点:時憲×3

試合前に相手の真土は港よりも良く動くので、動き負けず「相手とゴールの間に入る」ことをアドバイスしました。

前半のメンバ:
FW:時憲
MF:直也・尚輝・健太C
DF:真悟・裕幹
GK:洸C

トップにしようとした光平がキックオフ直前に腹痛で離脱。
健太CをMFにして、トップをやりたがっていた時憲に急遽変更。

立上がりから両チームとも動きが良い。
裕幹・真悟のロングキックで少し平塚旭が大味だが、見応えのある攻防が続く。

相手の攻撃をGK洸Cがキャッチし中央のトップ時憲にロングスロー。
濡れた芝生でボールのバウンドが大きくなるが、丁度良く時憲の前に出る。
時憲がワントラップして思い切りよくロングシュート。
少し前に出ていた相手GKの右でバウンドしボールがうまく伸び、ゴール右下角に決まり先制。
前日に積極的にシュートしようと言う目標意識と第1試合のシュートをミスした反省が気持ちに出ていた。

ゴールキックがセンターラインを超えてはいけないルールだが、ゴールキックが飛び過ぎた。
相手の間接FK。ゴールに直接ボールを入れることはできないが、強いキックがゴールに向かう。
バウンドしたボールがスリップし、尚輝の足に少し触れてゴール左下角に決まって同点。

続いてFKではなく相手の反撃からセンターサークルからロングシュートを打たれる。
同じようにボールのバウンドがスリップして伸び、今度は真悟の足をかすめゴール左下角に決まって逆転。

少し気落ちしたようだが、裕幹たちのガッツある動きで回復。
激しい攻防が続く。

左サイドのコーナーで良く尚輝・光平が粘る。
こぼれ球を直也が拾って浮いたボールを中央ゴール前に大きく蹴り上げる。
落下点に入った時憲がボールをコントロールし、DFをかわしてシュート。
ゴールイン!
同点に追いつく。
中盤で素早く相手に寄る積極的な守備ができていた直也に、
「守備が良くなっているから、次は攻撃参加しよう。センターリングやアーリークロスができると良い」
と話していただけに、直也がセンターリングを狙ったようでまた一つ成長してくれた。

まだまだ攻防が続く。
左サイドの相手ショートコーナー。
直也が対応するが2対1で抜かれる。
真悟がゴール前でボールを待ってしまう。
「前に出ろ!」
しかし相手FWがゴール前に詰めて押し込まれ2:3、再度リードを許す。
試合中に時々見せる真悟の「ボールを見てしまう悪い癖」が出て、間に合わなかった。
「ゴール前で待っていてはダメ。前で守備しよう」とハーフタイムに真悟に話した。

しばらくしてハーフタイム。
前半は2:3で善戦。

後半にGKを除く4年生と交代。
FW:航輔(時憲)
MF:隼C・光平(尚輝)・健C
DF:真悟・裕幹
GK:洸C

中盤の競り合い、ゴール前の攻防と見応えがある一進一退のスリルある展開が続く。
数回あった右CKから真悟が何度も良いボールをゴール前に上げる。
ゴール前中央にボールがこぼれる。
相手GKの目の前で光平が鋭いボレー。
相手GKの腹を直撃するがゴールを奪えない。
GKがお腹を押さえてうずくまる。
2分くらいで何とか立上がり再開。
その後も隼・光平・健たちの惜しいシュートを防がれた。
怖れることなく立ち直った相手GKは大したものだ。

残り5分あまり。
同点に追いつきたい。
航輔も頑張っていたが、ベンチで「出たい!出たい!」と要求する時憲と交代。
「点をとって来い!」と言って交代させたが・・・

ゴール正面少し離れたところでFKを得る。
裕幹と時憲がコソコソ話して何かを狙っている。
裕幹がボールを少し触れ、時憲がドリブルで突破を図るトリックプレーを狙うが防がれる。
直接シュートを狙っても良かったと思うが、2人のアイデアを尊重しよう。

左サイド中盤で隼Cがボールの奪い合いで頑張り、中央の健Cへ。
健Cが右サイドを走る時憲とゴールの間にパス。
時憲が追いついてゴールへ45度の角度から滑り込むようにシュート。
逆ポストのゴール左下角に上手く転がり得点!
同点に追いつくと共に、時憲がハットトリックを達成。

真土も反撃。
終了間際に中央を突破されシュートを打たれる。
GK洸Cが横に跳ぶが届かない。
ボールはポストを直撃し、外に出る。危なかった。

しばらくしてタイムアップ。
結果は、第1試合に続き3:3で引き分け。

(4)クールダウン
 ストレッチを中心に整理体操。

前日は3-2-1のフォーメーションではサイドバックで上下動が少なかった。
 今日は2-3-1のフォーメーションにしMF陣を厚くした。
 7人制では2-3-1の方が向いているようだ。
応援してもらった4年生は前日と違うメンバだったが、よく動き位置取りも良かった。
 前日の4年生はパワフルでキックが大きかったが、今日はドリブルやショートパスでつなごうとしていた。
やはり中央のラインがしっかりすると大崩れしない。
 裕幹-真悟-光平-時憲で中央ラインができていた。
航輔がイエローカードをもらってしまったが、以前より動きの量と速さが出てきている。
 中盤からゴール前まで動きボールにからめるようになった。
 あとはトラップ、キック、ドリブルの基礎をしっかりし、競り合いの対人動作を身につけると良い。
 とは言え、それ以前に審判に対する態度は改めフェアプレーを実践せねばならない。
いつもサイドバックの直也をMFにしたが、上下動を繰り返せるようになった。
 攻撃参加とチームメイトとのコンビネーションを向上させたい。
サイドMFが多い尚輝が前日はサイドにとどまる傾向があった。
 しかし、今日は上下動だけでなく左右の動きや守備でも良い動きが出てきた。
 MF中央をやってみて動きがわかってきたようだ。
 視野を確保し、ボールコントロール前に周囲を見てツータッチパスや壁パスができるようにしたい。

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