5年 平塚市選手権 高学年U部(2003.11.24)

試合時間:9時半集合、12時半〜(曇&強風)
試合場所:大神G
参加人数:5年生7名+4年生5名
5年生は光平・航輔・裕幹・智瑛・尚輝・裕太・直也の7名、4年生は周作・優斗・直人・礼音・和良の5名。
5年生の翔・友太は高学年T部登録、時憲・真悟が欠席。

1.試合内容

(1)ウォームアップ
 ジョギング、トータップ、サイドステップ、シュート練習など。

(2)vsアルファ●0:2
得点:なし

FW:周作C(優斗C)、航輔
MF:裕太、尚輝、和良
ボランチ:裕幹、礼音C
DF:直也、智瑛、直人C
GK:光平
サブ:優斗C

先週の練習試合で中盤のバランスが大崩れして2試合とも大敗しており、何とか守備をしっかりさせたい。
「守備の原則は?」
「相手とゴールの間に入ること。DFだけでなく、MFもFWも同じ。
 特にFWはボールを持った相手DFにプレスをかけパスコースを限定すること。」
とアドバイスした。

予想通り技術・体力にまさる相手に主導権を持たれ一方的な展開。
ほとんど自陣で守備におわれるが、GK光平のロングパントが反撃の糸口。
しかし相手陣にボールが入り、FW航輔・周作Cが相手DFと競るが攻撃の枚数が少なく跳ね返される。

相手の攻撃は中央・左右と多岐にわたる。
しかし、ゴール前でGK光平、CB智瑛、守備的MF裕幹・礼音Cが防ぎ切る。
さらに、MF尚輝が裕幹・礼音Cと連係し中盤でも効果的に守備ができている。
右MFの和良Cも良くカバーに回り、左MF裕太も相手MFをマークできている。
また、こぼれ球を拾う相手MF陣が早めにシュートを打ってくるが何度もゴール枠をはずれる。
ゴールの枠に飛んでもGK光平が何度も防ぎ切る。

一方的な試合ではあるが、「待ちの守備」でなく「積極的な守備」ができ良い試合だ。
(今までの試合では相手に合わせてしまう「待ちの守備」に追われたが、
 ポジショニングを考え相手に早めに寄り、攻撃を遅らせ、ボールを奪う「積極的な守備」だった)

前半残り時間もわずかになるがGK光平・CB智瑛・直也・直人、裕幹・礼音Cを中心に守り切ってきた。
しかし、ゴール前で相手攻撃を防いだこぼれ球を左サイドで拾われシュートをゴール右隅に決められた。
頑張ってきたGK光平も防げなかった。
(ゴール前でのクリアのキックをしっかりできれば防げるようになるが、まだ課題)

前半は0:1。
前半の守備の意識は合格点だろう。

後半もポジションを変えなかったが、裕幹が「上がって攻撃したい」と言うのを制し、
残り5分まで待ち、上がる時には尚輝・礼音Cに声をかけるように指示。

立上がりから前半と同様に一方的に攻められるが、GK・DFとMFが踏ん張りよく守る。
特に裕幹が指示を守り、積極的な守備が光っていた。

相手攻撃陣は中央・右サイド・左サイドから多彩に攻めてくる。
前半に比べてシュートがゴール枠をとらえるようになった。
しかし、枠に飛ぶシュートをことごとくGK光平が神がかり的に防ぐ。
また光平のパントキックから何度か反撃の糸口になるようになる。
さらに尚輝・和良のドリブル、裕幹・礼音Cのカットから前半より相手陣に入れるようになった。
しかし相手の裏に走り込めるようにはならず、相手ゴールに迫ることができない。

寒い中、ベンチで控えてくれていた優斗Cを周作Cに交代し、裕幹を少し上げ気味にする。
反撃を試みるが中盤で跳ね返され、なかなか相手ゴールに近づけない。

裕幹が上がり気味になりDゾーン(ゴール正面のペナルティエリアの外側)付近が礼音C1人になる。
残り時間もわずかになり、何回か裕幹・尚輝を中心に反撃を試み、MF陣も前に出る。
右サイドのスローインを礼音Cが積極的にやるようになったが、Dゾーンにスペースができる。
スローインをカットされそのスペースにパスを出されるようになる。
CB智瑛、直也、裕太がカバーしてきた。
しかし、裕太のカバーの出足が遅れゴール正面に走り込まれフリーでシュートを打たれる。
何度も相手のシュートを防ぎ切っていたGK光平も及ばず失点。
(Dゾーンの「カバーリング」と、ボールの競り合いでの「速い寄り」が課題)
しばらくしてタイムアップ。

結局、0:2で1回戦敗退。

*GK光平がゴール枠に飛んでくるシュートを何度も防ぎ、ゴール寸前で体を張ったセーブが光った。
 試合後のミーティングでその光平が悔しさをにじませていた。
 全員の守備の意識が高かったが 相手ゴールに迫ることができなず悔しかった。
 もう少しキックをしっかりし走れるようになれば攻撃に力を回せるのだが・・・

(3)ミーティング
 @筆者から
先週の八松との練習試合で0:7、0:11と守備が崩れたが、今日はしっかり守った。
集中を切らさずに良く動いたが、失点した時も後一歩で防げるようになる。
反対サイドにボールがある時に、逆サイドのMF・DFが良くカバーしていた。
先週はトップで動きの少なかった周作Cも、今日は前後左右に動くDF陣を崩す動きができてきた。
負けたのは残念だが良い試合だった。
 ATコーチから
4年生が合同しての試合は3日目だが、今日が一番良かった。
負けたのは相手がまだ強いということ。
また4年生と5年生に分かれて練習するが、お互いに頑張ろう。
 BNコーチから
サッカーの試合では何を目標にするか?
相手からゴールを奪うことだ。もっと攻撃をできるようになろう。
*最後に筆者から
低学年の頃に相手ゴールに近いポジションが「攻め」、自分のゴールに近いところが「守り」
と教わったかもしれないが、ポジションにかかわらず
相手がボールを持っている時が「守備」、味方がボールを持っている時が『攻撃」
GK光平が守ってボールを持った時から攻撃が始まっている。
全員で守り、全員で攻めることができるようになろう。

(4)クールダウン
 ストレッチ中心に整理体操。

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