4年 第100回旭6地区(2005.5.8)

 →  試合時間:9時〜16時(晴のち曇)
試合場所:馬入ふれあい公園
参加人数:4年生15名+コーチ10名+父母多数


(1)ウォームアップ

(2)予選1回戦vs山下=●1:3
得点:翔太
メンバ
FW:翔太、和樹[晶太]
MF:拓郎(雄太)、大樹、和稔
MF:友吾、康友
DF:太郎(岳大[湧平])、拓海、勇斗
GK:和希
サブ:岳大、湧平、雄太、晶太

3分、ゴール前の混戦からのこぼれ球をペナルティアークからシュートを決められ失点。
クリアが小さいこともあるが、MF陣がゴール近く守備ラインに集まり過ぎ、こぼれ球への準備がない。

左サイドを突破されペナルティエリア角から鋭くシュートを決められ0:2。

12分、中央から大樹がドリブル突破し、ペナルティエリア正面からシュートを放つ。
相手DFに当たったこぼれ球を祥太が鋭くシュートしゴールイン!
1:2と追いすがる。

互角にボールを争う展開。
同点に追いつきたいが、決定機を物にできない。

14分、相手の左コーナーキックのボールがファーポスト脇に鋭く飛ぶ。
ボールを見てしまい落下点で競ることなく詰められ失点。
浮き球の練習が少なく、ボールを見てしまい落下点に寄らない癖が出てしまった。

前半は、1:3。
拓郎が自陣ゴール前で転倒。ボールの競り合いの際に味方の頭を蹴られたようだったので、
雄太に交代。
左DFに久し振りに参加した岳大に交代。

後半は一進一退。
追加点を許さないが、決定機から得点ができない。

動きに切れのない岳大が自陣ペナルティエリア内での競り合いで足首を蹴られ動きが止まる。
蹴られたというか、お互いにボールを蹴りにいってスパイクが当たったようだった。

岳大を湧平に交代し、トップに晶太を入れた。

後半は、無得点無失点で0:3の敗戦。

×MF陣が、攻撃時には急ぎ過ぎてFWラインに、守備時には慌ててDFラインに入ってしまう。
 そのためにこぼれ球を相手に拾われることが多い。
 運動量では負けていないが、動きの質で無駄が多く押し込まれる。
×前日の5年生での試合でもコーナーキックから失点したが、ボールウォッチャーになってしまう。
 浮き球への対応を練習せねばなりませんが、今日の他の2試合でもコーナーキックから失点。
 崩されての失点が少ないだけにセットプレーからの失点対策が必要だ。


<休憩>

(3)予選2回戦vs金目=●0:1
得点:なし
メンバ
FW:晶太(勇斗)、和樹[湧平]
MF:雄太(友吾)、大樹、和稔
MF:和希、康友(岳大)
DF:太郎、拓海、拓郎
GK:翔太
サブ:岳大、湧平、友吾、勇斗

一進一退の展開が続く。
この試合もMF陣が動き過ぎて中盤に「穴」ができてしまうことが多い。
またサイドに展開しても「フォロー」の動きがない。
「フォローの動きを知らない」と言った方が正しいだろう。教えていないので・・・
ただし、サッカーを観て、サッカーの動きを知っていれば自然とできるチームが多いのだが・・・

11分、右コーナーキックがニアポストに飛び、再びボールウォッチャーとなったところを詰められ失点。

後半も一進一退の攻防。
決定機も多くあったが、焦り過ぎることが多くゴールを奪えない。

結局、0:1で惜敗の連敗で3位。

前日から雄太のランニングフォームが、腕をブラリとして胸を張っていなかったので、
 スピードがなく、視野が狭くなっていました。
 肘を90度くらいに曲げて胸を張って走るようにアドバイスしていました。
 今日は少しずつ良くなってきましたが、時々もとに戻ってしまうので何回かアドバイスしました。
 体格がよく、ボールコントロールがしっかりしているだけに修正させたい。


<昼食&休憩>

(4)3位パートvs勝原=●1:2
得点:大樹
メンバ
FW:拓郎(和樹)、翔太
MF:雄太(拓郎)、大樹、和希[晶太]
MF:友吾、康友(岳大)
DF:太郎、拓海、勇斗
GK:和稔
サブ:岳大、湧平、和樹、晶太

何とか1勝したい。

3分、ゴール正面ペナルティエリアでFKを得る。
少しゴールからの距離があるが、キックが強くコントロールの良い大樹が直接狙う。
うまくコントロールした鋭いシュートがGK頭上に決まり先制!
初めてリードを奪う。

前半は一進一退のままで、1:0。

後半も攻防が続く。

またしても相手の左コーナーキックがファーポストのゴール前に落ちる。
混戦になったところを詰められ失点を許し、1:1の同点。

お互いに決定機でゴールを奪えず終了間近。
14分、左サイド中盤から中央にドリブルを許す。
足先で当たりに行って簡単にかわされ、ペナルティエリア右サイドでフリーのシュートを許す。
きれいにゴール下角に決められリードを奪われた。

残り時間、必死に攻め相手ゴールに迫るがゴールを奪えずタイムアップ。

1:2で惜敗。
3連敗で最下位に終わった。

×試合が白熱し、湧平を交代出場させてやることができなかった。


<休憩>

(5)クールダウン

<観戦&休憩&自由時間>

(6)閉会式


コメント
2試合目と3試合目の間のウォームアップで3対1をやりました。
 その際にいろいろとアドバイスをしましたが、試合当日ではなかなか実現できませんでした。
 やはり日常の練習の質の向上が必要です。
・パスを出して終わりではない。動きを止めないで次の良い位置取りをするように。
・味方同士で正三角形の位置関係を取るように
また、
・サッカーは眼と頭でするスポーツ。
 活動量が多いのは良く動き負けていないが、動きの質で負けている。
 良い位置にいること、次の展開を考えること、ボールを保持していない時が大切
・サッカーは360度の自由と選択のスポーツ
 自由なだけにいろんなことを考えよう。
 パスの出し手と受け手の選択が合うように練習しよう

試合の合間に何人かの子供に指摘しました。
友吾:体格が良いだけに踏み込みをしっかりしてキックを強くしたい。
和樹:トップだけに、トラップをしっかりして判断を速くし、相手DFの裏で勝負しよう
雄太:肘を曲げて胸を張って姿勢良く走り、周りを見よう
翔太:トラップしてドリブルだけを考えている。頭を上げて周りを見て判断しよう


これからのテーマ
秋から冬の市長杯、市選手権、県大会に向けてレベルアップを目指したい。
・こぼれ球を予測する位置取り
・浮き球への対応(CK、ロビング)
・ボールの中心をヒットさせるキック
・動きながらのボールコントロール
・スペースへのパス


コーチ陣の意見
以下、コーチ達のメールのやりとりです。

他チームとのチョットした差

@ 子供達全員を平均して見た場合、ボールコントロールが他チームの方がチョット上手い
他チームの子供はボールを触っている時間が長いのかな・・????? 
旭の場合、冷静に試合でボールキープ出来るまだまだ少ない
多くの子供は目の前にボールが来て、敵が近くにいると直ぐにパスを出そうとする
特に近くにいる味方にパスを出すケースが多い・・・結果スペースを上手く使えない
いい意味では、パスを意識している
悪い意味では、ミスを恐れ玉離れが早い
原因は体の使い方も含めたファーストタッチでのボールコントロールと思う、コント
ロールされたボール捌は皆結構うまい・・・

A サッカーに対するイメージを持った子供が少ない
他チームには3〜4名程度、戦術に対するイメージを持った子供がいた
(出し手と受け手の関係が出来ている・・・特に山下は攻撃面で大きな三角が出来ていた
形として教えられた結果ではなく、子供達の創造力であれば素晴らしい・・
サッカーを好きになることが特効薬かな・・・・

B ドリブラー(縦横自在型)が旭には少ない・・・これは良し悪しとは思う
4年生のレベルではディフェンスを1人かわす事で大きなチャンスになるので勝つためには
有効な戦法である(但しかわした後のスピードが必要とはなるが)がやはり周りのカバー
が無いと効果は半減する・・・
旭の場合、誰かがドリブルしてもサポートが無いので、突破が生きていないケースが多く
結果ドリブルよりパス有効と見えてしまう・・・これはAにも繋がる話かな?

C 明確なムードメーカー(正しくは指令塔)がいない・・・
これは技術的な面だけでは無く競り合ったゲームを最後まで引っ張る役の意味で・・・
理想はオフェンス系で1名、ディフェンス系1名必要だけど・・・難しいですね

以上がゲームを見た感想です。
最後に
お母さん方ががっかりした最大の理由は、「今まで1学年上で試合を経験し今年は同学年
だらか絶対行けると思っていた」しかし結果は6地区で最下位となり落胆した。
正直、自分自身も今年の4年生は楽勝でいい線行くと思っていたので、必要な時期に必要
な練習を行う重要さと、やはりサッカーの基本となるボールコントロールトレーニング
の重要性を感じました。
しかし、基本(基礎)を飽きっぽい子供に楽しく教える、そしてサッカーを好きにさせる
ことが小学生をコーチする最大のコーチテーマなんでしょうね・・・・

「今まで1学年上で試合を経験し今年は同学年だらか絶対行ける」ではなく、
残念ながら昨年の成果としてはそのレベルに至っていません。
苦戦続きの試合で、伸び伸びとした成長を妨げる面が多かったと思います。
これは2学年合同化の過渡期であり、一体感を持てなかったことが一因です。

それ以上に、他チームとのチョットしたではなく『大きな差』は
「Aサッカーに対するイメージを持った子供が少ない」
からだと思います。
この点は正直に言って週2回(土日)の練習では修得&レベルアップが難しい。
子供自身がサッカーが好きになり、サッカーに夢中になる時間が多くなって、
レベルの高いサッカーに憧れないと・・・
それだけにサッカーを好きになるようになればと思うのですが、
「基本を飽きっぽい子供に楽しく教える、そしてサッカーを好きにさせる」
ことがまさに最大テーマであり、悩み続けています。
ただし、まだ焦るつもりはありません。
秋から冬の市長杯、市選手権、県大会までに、どこまでレベルアップでき、
サッカーを楽しんでくれるかが課題であり、目標になります。

当面は「ボールコントロール」(特に動きながら)が重要な課題です。
さらに4年生では「オフザボールの動き」と「スペースの意識」も必要になります。
いろいろ悩みながらレベルアップさせたいと思います。
Aの差で、他チームのレベルアップのスピードが高い可能性あり・・・
とは言え、子供たちの成長を信じて、まずは半年頑張りましょう!


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