練習時間:9時〜12時(晴)
練習場所:吉沢
参加人数:4年生12名+3年生15名+2年生1名+コーチ3名
ステップワーク、1対1を中心に練習。
翌日の市長杯を考慮して練習メニューを軽めにしました。
練習内容
- (1)ウォームアップ
- @ジョギング(グラウンド1周)
- Aストレッチ
- B開閉脚ジャンプ
- (2)ステップワーク&ランニング
大コーン4個1列+脇1個でコースを2つ作りステップワークとランニング。
4年生にはデモンストレーションと動機付け・心構えを以前の練習でやりました。
3年生にとっては退屈な説明だったかもしれませんが、細かく指導しました。
特に、ダッシュする「最初の一歩」を大切にするように言い続けました。
- @コーン列を前向きでステップワーク
*コーンを抜く時の一歩目でスピードを上げること。
競り合う相手よりも一歩前に出るイメージを持ってほしい。
- Aコーン列を前向きで回ってステップワーク
*ポイントは、
- 相手を抜くために左右どちらかに軽くフェイトを入れる
- ダッシュするときに踏み込む一歩目の足の使い方(フェイントした方の足でダッシュする)
- Bコーン列を後向きで回ってステップワーク
*対戦相手に抜かれて追いすがるイメージを持って一歩目にダッシュする。
(コーンの前でスピードダウンしコーンを抜く時に)
- <水分補給>
- (3)抜き去るドリブル
コーン2個1列で作ったコースをドリブル&シュート。
この練習でも抜き去る時の「最初の一歩」を大切にするように言い続けました。
- ステップワークと同様に、抜く前に左右どちらかに軽くフェイトを入れる。
- 抜き去る一歩目にスピードを上げて抜き去るイメージを持つ。
- 抜き去る時のボールコントロール(大きく出し過ぎない、足元にしっかり)
- 抜き去った後にボールを素早くコントロールする(次のドリブル、次のシュートのために)
- <休憩>
- (4)1対1
コーン2個をゴールにして1対1の練習。
コートを4組作り、「勝ち」は上位のコートへ、「負け」は下位のコートへ移動します。
今日の「ステップワーク」や「抜き去るドリブル」で練習したことを実戦的に使ってほしかった・・・
- *競り合いの中での体の使い方、攻守の切り替え、位置取りなどしっかりさせたい。
しっかりするとプレーに余裕ができることを覚えてほしい。
- ×2年生の雅也Aがグラウンドに寝転んで大声で「痛いよ!痛いよ!」と大泣きし始めました。
競り合いの中で足を蹴られた(足で蹴った)ようです。
スネあてを着けており、腫れや内出血はありません。
しかし、尋常な泣き声ではなく、痛みがひどいようなのでスネと足首の境付近を氷で冷やし、
大人用のスネ当てを副え木代わりにし氷嚢とともに包帯で巻いて固定しました。
お母さんが戻り、すぐに病院に行ってもらいました。
- <休憩>
- (5)4対2
攻撃側と守備側に分かれ、4対2(+GK)を練習。
GKは和希Cと涼Bが交代々々。
守備側2名は同じところに同時に行かない(重ならない)、
攻撃側はボール保持者へのフォローを心掛ける練習。
- ×何人かの3年生にとって退屈な練習のようです。
反復練習は単純であきやすい。
しかし、試合直前なので何種類かのパターンを繰り返す必要があります。
もっと自由に楽しいメニューで練習させたいのですが・・・
試合があると、どうしても子供の自由を制限したメニューになりやすく、
人数が30人近く多いのでプレー機会も少なくなりやすい。
とは言え、4対2は攻撃・守備の基本的な練習です。
- <休憩>
- (6)PK戦
3年生チームvs4年生チームでPK戦、GKは和希Cと涼B。
4年生は翌日の市長戦、3年生は翌々日の上郷杯を想定し、1人1回。
失敗したら罰ゲームとしてグラウンドを1往復。
全員がキックした後に、次のゲームに備え全員でグラウンドを1往復。
- (7)フルコートゲーム
3年生チームvs4年生チームでフルコートゲーム15分1本。
0:0で引き分けでした。
退屈な練習メニューだったせいか、ゲームでは声が出てきて活き活きと動き回る子供が多かった。
ただ、激しい競り合いで接触、腕にボールが当たったことなどあったようですが、
審判(筆者)が気付かなかったことに対して時間が経ってもブツブツ不平を言い続ける一部の3年生。
もっと気持ちを切り替えて次のプレーに頑張ってほしい!(気持ちはわからないでもありませんが・・・)
- (8)クールダウン
ストレッチを中心に整理体操。
- ×練習後、お母さんが戻って「骨折していた」と言うことでした。
大変残念です。
競り合っていた俊造Bが雅也Aのお母さんに「ごめんなさい」と言ってきました。
スポーツの練習中の事故であり、故意に怪我をさせたのではありません。
骨折した雅也Aへのケアは当然ですが、気持ちの傷ついた俊造Bにも今後のケアをしたいと思います。
子供たちの練習に責任を持つコーチとして、
メニューのあり方、練習方法、子供たちへの注意などを省みて再発防止に努め、
事故後の救急措置などの実践方法も見直したいと思います。
ホームページに戻る