4年 平塚市選手権、3年 フットサル(2005.11.20)

3年生試合内容4年生試合内容


1.4年生の試合内容
ときどき 試合時間:13時30分キックオフ(曇ときどき晴)
試合会場:大神
参加人数:4年生14名+コーチ6名+監督・他コーチ多数+父母兄弟多数

平塚市選手権の低学年の部。
1回戦でいきなり優勝候補のジュニオールと対戦。
6月に県西大会選考会の決勝リーグで0:8と大敗していた。(筆者は欠席し直接観戦できませんでした)
9月の市長杯2回戦で対戦することになり、8月から「打倒ジュニオール!」を目標に練習してきた。
しかし、市長杯1回戦で敗退してしまい、ジュニオールと対戦できなかった。
ジュニオールは県西大会、市長杯でも快進撃でトップ。
そんなジュニオールに市選手権の1回戦で対戦することが決まった。
子供たち、お母さん方、コーチ陣も少し弱気が見える。
(子供たちはよく動くので、戦い方次第では大負けしないはず、と筆者は思っていました)

市長杯でのジュニオールの試合を観戦し分析。
@ドリブルが非常にうまく、攻撃では積極的にドリブルで仕掛けてくる
Aこぼれ球に対して積極的に精度の高いロングシュートを打ってくる

この分析結果をもとに、2つを徹底することを子供たちに話して練習してきた。
@ドリブルに対して抜かれてもよいから粘り強く、あきらめないで追いかける
Aペナルティエリア正面のこぼれ球にMFが相手に体を寄せて、相手とゴールの間に体を入れる

前日の練習後にも、試合直前のミーティングでも子供たちに話した。

(1)ウォームアップ
(筆者はメンバ表作成のためたコーチにまかせました)
@ジョギング
Aストレッチ
Bステップワーク
Cドリブル
Dパス&トラップ
Eシュート練習

(2)1回戦vsジュニオール=○1:0
得点:和樹
メンバ
FW:和樹
MF:拓郎、大樹、和稔
MF:翔太、友吾、雄太
DF:太郎、拓海、康友
GK:和希
サブ:湧平、岳大、拓実

GKの和希が風邪で学校を早退し前日の練習も欠席。しかし、養生の甲斐があり無事出場。
朝、お父さんのGコーチと特訓してきたと言っていました。
サイドバックで1対1に強い勇斗が欠場。
左利きの太郎に左バックを、康友に右バックを任せる。
センターバックはボールコントロールの安定しているいつもの拓海。

守備的MFはいつもは2人。
ボールコントロールのしっかりしている友吾と雄太。(岳大はキックが強いが運動量の少ないのでサブ)
対戦相手のジュニオールのFW陣はドリブルがうまく、こぼれ球への意識も強い。
中盤での勝負と読んで守備的MFを3人に増やす。
相手チームの右FWが攻撃の起点のひとつなので、動きの良い祥太を左の守備的MFにし太郎とともにケアする。
トップ下の大樹、右攻撃的MFの和稔に加え、中盤での攻防に備えて拓郎を左MFに。
和樹をワントップにして、左右のサイドのスペースでは和稔と拓郎の上下動を期待する。
運動量が課題の岳大と湧平、サッカーを始めて半年の拓実をサブ。

対ジュニオール戦に向けて3−3−3−1の変則的な特別な布陣で臨む。

試合直前、キャプテンの大樹にトスで勝ったら風上のサイドをとるように指示。
思い通りに風上からスタート。

試合展開は、予想通りに中盤からペナルティエリアまでドリブルで仕掛けてくるジュニオール。
これに対して平塚旭は、中盤からゴール前まで粘り強く必死に喰らいついて相手に決定機を作らせない。
攻撃は中盤からのカウンターとサイドからの突破を狙う。

DF陣が前がかりになるジュニオールに対し、風上からのカウンターでDFラインを突破できるようになる。
またGK和希の風上からのパントキックがバウンドしながらもセンターラインを越えてDF陣と競り合えた。

前半7〜8分、相手の攻撃をしのいで自陣ペナルティエリア外から左サイドで拓郎がカウンターパス。
トップの和樹が相手DFと競り合う。
センターサークル付近では体ひとつ遅れていたがペナルティエリア付近で追いつく。
DFと競り合って和樹が足先を一歩前に出してボールを突く。
飛び出てくる相手GKの脇を抜けてゴール右下に吸い込まれ、先制点!
優勝候補に対してリードを奪うことができた。

相手のドリブルに対してMF・DF全員が粘り強く追いすがる。
抜かれても追い、体を相手とゴールの間に入れて粘る。
カウンターで反撃し惜しいシーンもあり、一進一退の緊迫した攻防が続く。

前半を1:0で凌ぐ。

ドリブルに対して粘り強く追い、こぼれ球を直接シュートされないように体を寄せること、
後半は風下になるのでロングシュートを打たせないように相手とゴールの間に体を入れること、
をハーフタイムで再確認。

風下になり、やはり押し込まれる展開。
時折、カウンターでサイドを突破し反撃するが決定機にはならない。

しかし、今日の子供たちは粘り強く、あきらめず、あわてず、全員でカバーし合い、気持ちがひとつになっている。

ピンチが何度も続く。
中央から突破され、サイドから崩されてもDF・MFがあきらめずに追い、GK和希がキャッチし防ぐ。
DFが抜かれ「もうだめか」と思ったシュートにGK和希が前に飛び出して体で防ぐ。
コーナーキックではボールを見てしまうことが以前は多かったが、積極的にボールに向かう。
GK和希も飛び出してパンチング。
こぼれ球に対してもボールウォッチャーにならずに、体を寄せて直接のシュートを打たせない。

20分間、いつもは長く感じる時間を全員が集中力を切らせることなくゲームに集中していた。
何度もピンチを体を張って守り切る。
ドリブルを中心に押し込まれることが多かったが、
決してゴール前に張り付くことなく、
DFラインを下げ過ぎることなく、
中盤で積極的な守備ができた。

主審の長い笛が聞こえる。
タイムアップ。
1:0で初戦突破!
それも優勝候補のチームを下して。

(3)クールダウン
 ストレッチを中心に整理体操。


試合直後、
観戦していた監督・コーチたち、保護者の方々に暖かく迎えられ祝福された。
決勝点をあげた和樹はお母さんに迎えられ、うれし涙を見せていた。
そして今日が誕生日と聞いて、子供たちとお母さんたちで「ハッピーバースデイ!」の歌で祝われていました。
勝ったらゲーム機を買ってもらう約束をしていた子供たちもいたようで大喜び。
他のコーチ陣からも「よく頑張っていた」「感動できた」「しびれる試合だった」とねぎらってもらい、握手することができた
コーチ陣から子供たちへのコメント
筆者:
試合前に目標とした、ドリブルに対して粘り強く、こぼれ球に対して体を相手とゴールの間に入れること。
100点満点!
ただ、2回戦に向けては「シュート」、シュートにつなげるパスを課題に練習しよう!
Sコーチ:
細かいことは今日は言わない。
勝ちたい、負けないという気持ち。
みんなの気持ちがひとつになって成果が出せた。おめでとう!
監督:
優勝候補のジュニオールを破って頑張った。おめでとう!
しかし、相手がどこであれ、まだ1回戦を突破しただけ。
気を緩めることなく、油断することなく、2回戦、3回戦と上を目指して頑張れ!

他コーチ陣からコメント
Hコーチ:
TO:4年生コーチ

ジュニオール戦勝利おめでとうございます。粘り勝ちですね。
技術の差は歴然としていました。
ジュニオールの慢心もあったと思いますが4年生のがんばりには頭が下がります。
優勝候補を破ったことにより優勝の芽が出てきましたね。
トップチームも一つの山をコンディションが悪いながらも越えて来週に繋がりましたのでお互いにがんばりましょう。

ここからはシビアな目で見た感想を述べます。
チームの総合力を上げて、ジュニオールと対等に試合が出来るようにするためには沢山の
課題がありますね。
大きく述べると下記のようになると思います。
(小生は充分まともに戦えるようになると思っています)

クローズドスキルの向上
1.ボールコントロール
2.守備の原則の徹底(意識改革)

ある程度戦う姿勢があり、走れるので個々のスキルをワンランクアップすれば劇的にサッカーが変わると思います。
重要なのはジュニオール戦からコーチが何を感じ取り、今後に繋げるか?になると思います。
ここの分析をきっちっと行い選手たちの改善に勤めることが出来ればすばらしいチームになると思います。
がんばりましょう!

以上
Kokコーチ:
TO 4年生コーチ
昨日はおめでとうございました。
いやぁーシビレましたね。
この調子でがんばってください。
きっとよいチームになりますよ。
Sonoコーチ:
ジュニオール戦の結果、HP(ホームページ)を拝見させて頂きました。
HPの内容からも昨日の試合の模様が想像出来ました。
しびれさせるような試合展開だったようで、感動をくれる子ども達に感謝です。
HPを見ているだけで、ジンジン来るんですから。。。。

仕事で、見に行けていないのが本当に残念です。

ロッテマリーンズじゃありませんが、勢いは大事です。
勢いがある時は、チームが一つになれます。
チームが一つになると、子ども達の友達の結束が強くなり、
いつまでも続く友達付き合いになるでしょう。

結果が全てではありませんが、
子ども達に良い思いをさせてやりたいものです。
それに、親もコーチも便乗させて頂きたいものです。
まずは、子ども達に楽しく、厳しく調子づかせてやって下さい。
今の彼等が、「負けたくない!勝ちたい。あきらめない。」という
粘り強さを出せば、良い結果が生まれるでしょう。

*これで、放課後、ボールに触れる子が増えれば
もっともっと、上手くなり最高なんですけどね。

2.3年生の試合内容
優勝した3年生  以下、Oコーチからの情報です。
第5回A&S大磯カップ2005 U-10クラス:小学4年生以下

日時:2005年11月20日(日)
場所:大磯プリンスホテルフットサルコート
主催:(有)アート・アンド・スポーツネットワーク
協賛:荒井商事株式会社(アンタルチカ ガラナ)株式会社にしきスポーツ


予選リーグ1試合目  旭SCvsフットサルクラブPIVO・B 2−3(2−1) 5人制7分ハーフ

参加メンバー:GK:涼、幸太朗、透伍、龍、秀也、雄大、駿造、征哉、能活、大輝
       健太郎、晃司、竜哉、悠太、怜  ※交代随時
     
得  点: 怜( 1分:龍のスルーパスを受け右サイド単独突破して待望の先制点)
      龍( 4分:相手ボールをインターセプトして中央から左に流れて打つ)
失  点: 6分(プレッシャーの緩くなったところを突かれて失点)
     11分(キックインからの中央突破されて同点に追いつかれる)
     12分(右サイド個人技で抜かれてゴール前でもフェイントでかわされ失点)

本日は約1ヵ月振りに大磯プリンスでのフットサル大会に参加。前回は雨中での開催の中4位と健闘
したので、朝から快晴の今回は優勝を目標に15名の全員参加で臨む。今回は参加チームが4チーム
で総当りのリーグ戦後に準決勝、3位決定戦を行う大会形式。初戦のPIVO・B戦は怜、龍のゴールで幸
先良いスタートを切りましたが、メンバー交代して運動量が落ちたところを突かれて2−3と惜しく
も逆転負けを喫する。フットサル慣れしている試合巧者な相手にやられてしまいました。


予選リーグ2試合目  旭SCvsフットサルクラブPIVO・A 7−1(3−1) 5人制7分ハーフ

参加メンバー:GK:能活、涼、幸太朗、透伍、龍、怜、秀也、雄大、駿造、征哉、悠太
       晃司、竜哉、健太郎、大輝  ※交代随時   

得  点:  涼( 0分:キックオフから龍の突破したクロスをスライディングシュート)
       龍( 2分:GKのスローを受けた涼のスルーパスを落ち着いてゲット)
     健太郎( 4分:ゴール前のこぼれ球を判断良く詰めたごっつあんゴール)
      透伍( 7分:龍のフリーキックをGKが前に弾いたところを詰めて得点)
      大輝( 9分:龍の背後からのループパスを見事にダイレクトで決める)
      晃司(12分:龍の左からのクロスをいい位置でもらいフリーで流し込む)
      雄大(13分:相手ボールをインターセプトして中央から右足で見事に決める)
失  点:  4分(相手フリーキックをGK能活がファンブルしてしまい失点)

2戦目の相手はPIVO・A。GKに能活を起用して、得点したらベンチの子と交代していくというやり方
で楽しくプレーしようと臨む。これがうまくいき、次から次へと皆が得点して終わってみれば何と7
人が1点ずつ入れて7得点。試合中、フィールドやベンチも良く声が出ていて、得点場面や好プレー
には皆で盛り上がり、凡ミスや気の抜いたプレーには容赦ないヤジも飛んだりして、非常にに楽しく
明るい雰囲気でゲームができました。


予選リーグ3試合目  旭SCvsエスポルチ大磯 3−0(3−0) 5人制7分ハーフ

参加メンバー:GK:健太郎、涼、幸太朗、透伍、龍、怜、秀也、雄大、駿造、征哉、能活
       晃司、大輝、竜哉、悠太 ※交代随時
          
得  点: 龍( 3分:相手GKのスローを正面でカットして右足で隅に決める)
     晃司( 4分:ゴール前の混戦からトーキックでGKの意表をついた得点)
      怜( 7分:相手のトラップミスを見逃さず左サイドから切れ込んでシュート)
失  点:なし

予選リーグ最終戦の相手はホームチームのエスポルチ大磯。前回大会準決勝での対戦では、相手のテ
クニックに翻弄され完敗しましたが、平塚選手権等で主力の4年生が居ないみたいなので、是非とも
きっちり勝っておきたいところ。試合はお互いに蹴らずにドリブル勝負の場面が多く、面白い内容。
前半のうちに龍、晃司、怜が得点して3−0として、後半はピンチもありましたが、GK健太郎の判
断良い飛び出しや、DFが身体を張ってゴールをカバーして完封勝利。


準決勝     旭SCvsフットサルクラブPIVO・A 4−0(3−0) 5人制7分ハーフ

参加メンバー:GK:龍、健太郎、涼、幸太朗、透伍、悠太、秀也、雄大、駿造、征哉、大輝
       晃司、怜、竜哉、能活  ※交代随時

得  点:能活( 3分:GK龍が左サイドをドリブル突破したパスを落ち着いて流し込む)
     大輝( 6分:相手GKの飛び出しに対しての怜のスルーパスを確実に決める)
      龍( 7分:往年ののチラベルトなみのGKによる豪快な左足FKを決める)
     悠太(11分:竜哉のパスを受けGKの飛び出しを冷静に見てシュート)
失  点:なし 

準決勝の組み合わせは予選1位vs4位、2位vs3位、2勝1敗で2位の旭は1勝2敗で3位のPIVO・A
と対戦。2戦目で大勝しているが、気を抜かずにプレーして決勝に進出しようと送り出す。
試合は2試合目程の大差はつかなかったものの、危なげない試合展開でGK龍の安定した守備で無失
点に抑えて、全員がまんべんなく出場しながら勝ち、ここ最近の鬼門でもある決勝戦に進出できまし
た。


決勝戦     旭SCvsフットサルクラブPIVO・B 6−4(4−2) 5人制7分ハーフ

参加メンバー:GK:龍、涼、幸太朗、透伍、怜、健太郎、大輝、雄大、駿造、能活、晃司
       秀也、竜哉、悠太、征哉 ※交代随時

得  点: 大輝( 2分:龍のパスを受けて相手DFを振りきり隅にきっちり決める)
      大輝( 5分:GKのスローを直接受け中央からドリブル突破して打つ)
      能活( 6分:左サイドで相手からボールを奪い左足で流し込む)
     健太郎( 7分:ゴール前のこぼれによく反応して確実にサイドキックで流す)
      能活(11分:健太郎のパスから落ち着いてGKの股を抜いてダメ押し)
      大輝(12分:右からの健太郎のクロスを振り抜いて優勝を確定させる)
得  点: 1分(GK龍が前に出てきたところを狙われて先制される)
      3分(右サイドスピードでドリブル突破されて簡単に失点)
     13分(ゴール前の混戦のこぼれ球を詰められて失点)
     14分(個人技で中央を割られてミドルシュートを打たれる)

ファイナルの相手は初戦で惜敗しているPIVO・B。ここ最近は6地区大会や招待杯でも決勝までいって
も準優勝に終わり、優勝からはかなり遠ざかっているので、何としても優勝したいところで、メンバ
ー選考も「勝ち」にこだわって臨む。試合は先制されては追いつき離され逆転するという激しい展開
で、GK龍の身体を張った守備やフィードそして攻め上がり、持ち前のスピードを生かしてハットト
トリックした大輝や、健太郎、能活のゴール前への詰めで6得点。試合が決まった段階でのメンバー
交代後に連続失点するも、6−4で逃げ切り見事に優勝!


大会結果  優 勝:平塚旭少年SC
      準優勝:フットサルクラブPIVO・B
      3 位:フットサルクラブPIVO・A
      4 位:エスポルチ大磯

<全般>
決勝戦主審の試合終了のホイッスルと共にガッツポーズ、抱き合う子供達、そして表彰式。以前はよ
くあった光景でしたが、本当にここ最近は優勝という文字からは遠ざかっていて、およそ10ヶ月振
りくらいだったと思います。今回は参加4チームの大会でしたが、4年生が主力でしかも初戦に負け
てる相手に決勝でリベンジして、また得点も以前の様に特定の子に集中しないでまんべんなく皆が得
点できたのは、少しずつですが全体の底上げができてるからだと思います。最近チーム内ではいろい
ろありましたが、このメンバーで優勝できた事が本当にうれしいですし、子供達もすごく楽しんでプ
レーしていて良かったです。この結果を今後11人制にも生かしていきたいです。


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