1・2年 練習試合(2006.7.1)

1年生の部2年生の部

曇 試合時間:8時半集合、10〜13時(曇)
試合場所:大神
参加人数:2年生14名+1年生5名+幼稚園生2名+コーチ5名+父母兄弟姉妹多数

シーホースとアルファとの練習試合になりました。4月からの練習の成果を発揮してほしい。
2年生は7人制で10分ハーフ、1年生と幼稚園は5人制で10分1本の試合を4本ずつ。
試合は2年生チームと1年生・幼稚園チームに分かれて行いました。
幼稚園から2年生まで全員を出場することを目標としました。


1.合同
(1)ウォームアップ
@ジョギング
Aストレッチ
Bステップワーク
Cトウタッピング、サイドステップタッピング
Dドリブル&パス
Eパス&トラップ(グラウンダーボール)
Fパス&トラップ(バウンドボール)
Gワンバウンドリフティング
Hシュート練習


2.1年生の試合結果
(2)vsシーホース=○3:0(5人制10分1本)
 得点:怜汰×2、英寿(シュート:怜汰×4、英寿×1、俊輔×3)
(3)vsアルファ(2年)=●1:4(5人制10分1本)
 得点:怜汰(シュート:怜汰×4、航輝×2)
(4)vsシーホース=○3:0(5人制10分1本)
 得点:怜汰×3(シュート:怜汰×3、航輝×2、英寿×1、俊輔×2、勇輝×2)
(5)vsアルファ(2年)=●0:9(5人制10分1本)
 得点:なし


3.2年生の試合内容
筆者は2年生に対応したので2年生の試合結果を報告します。
試合前に、今日のテーマを話しました。
積極的にシュートを打とう!(今までの試合でのゴールと違って普通の小学生用ゴールで大きい)
守る時には相手とゴールの間に位置取ろう!(横の方や後ろにいてもゴールを守れない)

(2)vsアルファ=●0:4(7人制10分ハーフ)
前半メンバ:
先発:基、智也、大祐、楽斗、勇人、一樹
GK:司誠
得点者:なし

前半は一進一退の攻防だったが、やや大柄なアルファに押される展開。
ゴール前のピンチを体を張って防ぎ無失点。
しかし決定機は少なく無得点で、0:0で折り返す。

後半メンバ:
先発:乃輔、陸、遼、祐太、ヒカル、大樹
GK:司誠
得点者:なし

後半は前半に出場できなかったメンバと総入れ替え。
経験者が少ないメンバになったので押し込まれ、連続失点。
キックやトラップなどの基礎技術をしっかりし、動きの「質」を覚えなる必要がある。
数少ないチャンスだったゴール斜め前のフリーキックを乃輔が狙ったがキックが弱くゴール横にはずれる。
結局、0:4。

7人制であったが、両チームともボールに寄る傾向が強い。
 サイドではフィールドの6分の1しか使っていない状況が多い。
 やや相手チームの方がゴール前に1〜2人詰める形ができていた。
 この点は課題だ。夏の練習ではスペースの意識や試合形式での位置取りについてアドバイスしたい。
 と言っても、この年代はしっかりボールをコントロールしたドリブルとキックを向上する方が先決ですが・・・


(3)vsシーホース=○5:0(7人制10分ハーフ)
前半メンバ:
先発:基、智也、大祐、楽斗、勇人、一樹
GK:乃輔
得点者:一樹、基×2、楽斗

前半のフィールドプレーヤーは、第1試合の前半と同じメンバを先発。
第1試合の前半だけしか出場していなかったので、ようやくエンジンがかかったように攻撃。
相手ボールでも積極的にボールを奪うことにチャレンジできてきました。
3分頃、相手のカウンターにGK乃輔がロングキックで一挙に相手陣に逆カウンター。
一樹が走り込んで中央突破しゴール右下角にゴールし、先制。
5分、右サイドからのこぼれ球を基がセンターサークル付近からドリブル突破。
ペナルティエリア左サイドからシュートを決め追加点。
勢いに乗ったように6分、相手ゴール前で基がボールをカットし、強烈なインステップキックのシュートが決まる。
その後も押し気味に展開。
9分、相手ゴールキックに対してベンチのサブメンバから「カット〜!」と応援の声。
楽斗が声援に応えるように右サイドで相手ゴールキックをカット。
そのまま強烈なインステップキックのシュート。キレイなゴールで追加点。
相手の反撃に対してはGK乃輔が積極的に前に出て無難に処理してくれた。
前半は、4:0。

後半メンバ:
先発:乃輔、陸、遼、祐太、司誠、大樹
GK:ヒカル
得点者:乃輔

後半はGKが入れ替わったが、第1試合の後半と同じメンバで先発。
ヒカルが初めてのGKに挑戦。キャッチはしっかりしている。
あとはキックをしっかりし、サッカーを覚え試合に集中したい。
後半のメンバも第1試合に比べて動きが良くなった。
攻撃では乃輔・陸、中盤では司誠・祐太、守備では遼・大樹を中心に頑張る。
5分、自陣右サイドに攻め込まれたが、こぼれ球を乃輔が奪って右サイドを突破しゴールに向かう。
乃輔は落ち着いて低く鋭いシュートを決めて追加点。
その後も相手ゴールに迫り、左サイドから陸がシュート。惜しくもゴール右ポストに当たる。
さらに、祐太が中盤でボールを奪って打ったシュートもゴール左ポストを直撃し、初ゴールにならなかった。
何度かピンチもあった。
相手が寄ってくる状況でも縦パスのボールを前に出てGKヒカルがキャッチしてくれた。
後半の得点は1点にとどまったが、5:0で快勝。

2試合までは参加者全員を平等に出場させることができました。


(4)vsアルファ=●1:3(7人制10分ハーフ)
前半メンバ:
先発:基、大祐、楽斗、乃輔、陸、一樹
GK:祐太
得点者:乃輔

第1試合で大敗しているので、前半は2試合でのベストメンバーを先発し、得点を狙う。
狙い通り立ち上がりはほぼ互角の展開。
陸・一樹が前線で攻撃中心に、基・乃輔は中盤から両ゴールの間を、大祐・楽斗は中盤から自陣を中心に動く。
相手陣内に攻め込みコーナーキックを続けた後の相手ゴールキック。
中盤で楽斗がカットし、ボールがやや左寄りの乃輔に。
乃輔はドリブルで突破し左足でゴール下角にシュートを決めて先制。
ここまでは狙い通り。
しかし、左サイドにロングボールで攻め込まれ、バウンドボールが楽斗の腕に当たり相手フリーキック。
壁を作り、ゴールもGK祐太ともう一人で固めたが、相手の強烈なキックがゴール左ポスト際に突き刺さる。
同点とされても一進一退の展開が続く。
得点を狙いに出て前掛りになる。相手陣内から逆襲の縦パス。
相手選手と競り合うが突破されシュートをゴール右に打たれ、GK祐太も届かずリードを許す。
旭の子供たちはボールに寄り過ぎる傾向が強く、味方が保持しているボールでも取りに行ってしまうくらいだ。
周りを見て判断することがまだできていない。
それに比べて相手のアルファには周りを見えている子供が2〜3人いるようだ。
前半は奮闘も及ばず、1:2でリードを奪われた。

後半メンバ:
先発:司誠、智也、遼、ヒカル、大樹、勇人
GK:祐太
得点者:なし

後半にメンバを入れ替えずに戦う選択もあったが、練習試合であり全員を出場させることを優先。
GKを除き全員を交代。
メンバを入れ替え相手に押され気味になったが、司誠・遼・大樹を中心に守る。
攻撃は智也が時折ドリブル突破を試みるが、相手の動きが良く決定機を作れない。
後半は課題の出た子供を交代。
勇人の課題。ボールが自分の足元に来るとボールを扱うが、ボールに寄ってプレーすることが少ない。
何回目かボールに寄らず相手と競り合わない局面で交代。
ベンチに戻った時に「ボールを待たずに動いてボールに寄ろう」とアドバイス。
ヒカルの課題。まだサッカーを始めたばかりなので動き方(位置の取り方、ポジショニング)を知らない。
運動能力があるので、縦に走っての競り合い、ボールに寄るスピード、体の接触(ぶつかり合い)などが良い。
しかし、相手ボールのときに相手とゴールの間に位置取る原則を知らない。
何回目か位置取りが悪くコーナー近くにいた時に交代。
ベンチに戻った時に「相手がボールを持っている時には相手とゴールの間にいるように」とアドバイス。
大樹の課題。やはりサッカーを始めたばかりなのでしっかりキックすることを意識できていないことが多い。
周りを良く見て良い位置取りを意識できているのでボールコントロールをしっかりさせたい。
何度かキックが雑になっている時に交代。
ベンチに戻った時に「キックするときには足首をブラブラさせず、足首をしっかり伸ばそう」とアドバイス。

相手の攻撃を何とかGK祐太の良い位置取りと飛び出しなどで守り切っていた。
しかし、ゴール正面でクリアしたボールがセンターサークル近くで競り合う。
バウンドしたこぼれ球に対し、相手選手に思い切りの良いロングキックを打たれる。
ボールはゴールに向かって高く飛び、GK祐太のジャンプも及ばない。
ゴールに向かって戻りながら果敢に乃輔がジャンプヘッドを試みるが、かすっただけでゴールイン。
結局、後半は奮闘したが1失点で、合計1:3の惜敗。

運動量では決して負けていない。動きの質を良くすることが課題。
 そして、ボールばかりを見てボールに寄ってしまうが、周りを見て次の展開を意識した位置取りが課題。


(5)vsシーホース=○3:0(7人制10分ハーフ)
前半メンバ:
先発:楽斗、遼、一樹、大樹、祐太、勇人
交代:基、乃輔、陸 GK:大祐
得点者:なし

前半は第3試合で出場時間の短かった子供を中心に先発。
勇人・ヒカル・大樹とも第3試合での課題は少しだけど改善が見える。
この試合は前半から課題が見つかったら交代してアドバイスするようにしました。
右サイドで一樹がフリーでボールを得る。プレッシャーのない状態でゴールに向かってシュート。
のはずが、シュートがゴールの左に大きく外れる。
すぐに乃輔と交代。
一樹には「しっかりゴール枠にシュートを打とう!」とアドバイス。
しばらくして乃輔もフリーでのシュートをゴールから大きく外してしまう。
すぐに一樹を交代で戻す。
4試合目になると疲れとぶつかり合いの影響で打撲などで痛いところや疲れが出てくる。
祐太が右手の打撲で痛そうなので交代。
動きの量が増えていた勇人に疲れが見えたので交代。
前半は決定機から得点できず、守備ではGK大祐が前に出て頑張り無失点で、0:0で折り返す。

後半メンバ:
先発:乃輔、智也、勇人、司誠、祐太、ヒカル
交代:基、陸、一樹
GK:大祐
得点者:智也×2、乃輔

後半は前半途中交代のメンバを復帰させて先発。
前半に交代で出場した子供たちを中心に「出たい、出たい」とアピールの連続。
5分ほどして状態を見て数人を順番に交代させました。
3試合でなかなかドリブル突破ができていなかった智也が頑張る。
自陣右サイドでの守備からのこぼれ球をカットした智也がライン際をドリブル突破し相手陣内に入る。
前掛りになっていた相手GKがゴールに戻る状態で、智也が積極的にミドルシュート。
智也はプレッシャーの少ない状態ではボールコントロールが良くキックが上手い。
智也のミドルシュートはきれいにゴール左下角に決まって先制。
その後も積極的に攻める。
相手陣内右コーナーに攻め込み、ボールの競り合いでボールを持った乃輔がゴールライン際で素晴らしいドリブル突破。
フェイントやマルセーユターンなどで相手選手を3人抜き去る。
角度のないところから積極的にシュートして追加点。
乃輔の攻撃面での良いところがでたクリエイティブなプレーだった。
さらに、攻め続け左コーナーのボールの攻防から一樹(または陸)がゴール前にセンターリング。
ゴール正面に智也が詰めており、相手DFと競り勝ってシュートを決め、3:0。
そのままタイムアップ。


(6)クールダウン
 ストレッチを中心に整理体操。

4試合で2勝2敗、9得点7失点。
 勝敗とは別にいろいろなチームとしての課題、子供たち一人一人の課題が見えてきました。
 整理しながら練習メニューに組込み、旭6地区大会での改善を図りたいと思います。
 とは言え、まずは基礎であるボールコントロール(キック、トラップ、ドリブル)の向上、1対1の強さが課題です。

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