1・2年 旭6地区(2006.7.9)

曇時々雨 試合時間:8時半集合、9〜11時(曇時々雨)
試合場所:勝原小
参加人数:2年生13名+1年生4名+幼稚園2名+コーチ5名+父母兄弟姉妹多数
1年生の部2年生の部

7人制でしたがコートが広い。
1年生チームに人数が不足しているので2年生から応援してもらいました。
貴哉と熙には1試合目から、大樹は2試合目から1年生を応援してもらいました。


1.1年生の部
以下、Kコーチからの情報を掲載します。

 ・参加チーム(勝原、山下、金田、旭)計4チーム
 ・対戦結果
   @旭 対 金田(1 対 2 で金田)
    シュート数 旭:4本、金田:6本
    シュート&ゴール者:怜汰4本(内1本ゴール)
    ※幻のゴール(怜汰からのクロスを英寿が合わせてゴール...オフサイドの判定)
   A旭 対 山下(3 対 0 で旭)
    シュート数 旭:13本、山下:2本
    シュート&ゴール者:怜汰 7本(内2本ゴール)、俊輔 2本、貴哉 2本(内1本ゴール)、熙 2本
   B旭 対 勝原(0 対 2 で勝原)
    シュート数 旭:6本、勝原:6本
    シュート者:怜汰 3本、俊輔 1本、熙 1本、大樹 1本

    結果1勝2敗で3位となりました。
    今回の大会は2年生の熙君の活躍が目立った大会になりました。


2.2年生の部
筆者は2年生に対応したので2年生の試合結果と内容を報告します。
試合前に、今日のテーマを話しました。
攻めているときに味方の3m以内に近寄りすぎないこと!(先週の試合の反省)
シュートを打とう(7人制だけどゴールは大きい)
ボールを待たない(相手より先にボールに寄る)
先週の試合で頑張っていた勇人と大樹にも個人別のテーマを話しました。
勇人に「先週の試合と同じにしっかりと走ろう!」
大樹に「足首を伸ばしてキックしよう!」

(1)ウォームアップ
@ジョギング
Aストレッチ
Bステップワーク
Cトウタッピング、サイドステップタッピング
Dシザースステップ、ステップオーバー
Eボールを両足で挟み上げて手でキャッチ
Fキック&キャッチ(1回ごと、できれば2〜3回ごとに)
Gシュート練習(ゴロ、前からバウンド、横からバウンド)


(2)予選1回戦vs勝原=○5:0(7人制15分ハーフ)
【前半】
FP:勇人、基、乃輔、陸、大祐、大樹
GK:遼
サブ:楽斗、一樹、智也、祐太
得点者:勇人、乃輔、大祐

立ち上がりから全員が良く動く。
日頃の練習の時のミニゲームでは動きの少ない勇人は一生懸命に走る。なかなか足が速い。

中盤から数人で攻め上がり相手ゴールに正面から迫る。勇人がうまくシュートコースに走り込んでシュート。
強いシュートではないが、しっかりゴール枠をとらえて先制点。

続いて乃輔もドリブルで中央突破してゴール正面からシュートを流し込んで追加点。

さらに、守備を中心に頑張っていた大祐も中盤でボールをカットして強引に中央をドリブル突破。
相手選手を引きずるようにして突破してシュートを押し込む。

前半は3:0。

【後半】
FP:基(乃輔(勇人))、大樹、一樹、智也、大樹(陸)、楽斗、祐太
GK:遼
サブ:乃輔、勇人、陸、大祐
得点者:智也、乃輔

後半は全員出場をさせるためにサブのメンバを全員交代。
相手チームは人数が少なくサブがいない。疲れも見えている。

後半も押し気味に展開。

相手陣に攻め込み、左サイドから抜け出た智也がゴール左前45度からミドルシュート。
智也のシュートはうまくコントロールされ、右下角に決まり追加点。

今度は左コーナーから攻め込み、乃輔がゴールライン際をドリブルで切り込む。
角度のないところから乃輔が思い切りのよいシュート。
乃輔のシュートは少しカーブがかかってきれいにゴール右サイドネットに決まって、5:0。
結局、5:0で快勝。勝ち点3を確保できた。

<早い昼食&休憩>

(3)予選2回戦vs金田=●0:1(7人制15分ハーフ)
【前半】
FP:一樹、智也(楽斗)、遼、基、乃輔、大祐
GK:祐太
サブ:楽斗、勇人、陸
得点者:なし

1位通過を争う接戦。一進一退の攻防、ゴール前のピンチとチャンスを繰り返す。
GK祐太がファインプレーとロングパントで頑張る。
10分ほど熱戦が続く。

自陣ゴール前の攻防での接触プレーで智也がベンチに弱気な表情で歩いてくる。
インプレー中で相手の攻撃を受けている時だったので、皆の集中力も少し切れる。
ベンチに戻ってくる智也に「どうした?」と聞いている間にゴール右前の攻防からゴールを決められてしまう。
(智也を見ていたので失点の詳細な経緯を見ることができていませんでした)
結局、智也が相手選手の頭を前歯に当てて痛かったようで、失点後に楽斗と交代。
インプレー中だっただけに残念な結果になってしまった。プレーが切れるまで我慢して欲しかったのが筆者の本音。
とは言え、負傷はしかたない。とにかく1点を取りに行きたい。

前半に得点できず、0:1で折り返す。

【後半】
FP:一樹(智也)、楽斗、陸、基、乃輔、大祐
GK:祐太
サブ:智也、勇人、遼
得点者:なし

1位通過を狙う接戦なのでチーム力を優先させた。
全員を試合に出場させることが大切だが、勝負所を子供たちに経験させたく全員交代にせず、1点を獲りに行くことにした。

後半は少し押し気味になったが、なかなかゴールを奪えない。
乃輔のシュートがゴールポストをたたいたり、GKに防がれたり、シュートが枠を少しそれたりの連続。
トップの一樹がすぐにボールに寄ってしまう。反面、疲れのためか競り合うボールに寄らないことが出てきた。
何回かのチャンスでボールコントロールが甘く相手にボールを奪われる。

弱気になった智也を復活させたいことと合わせて思い切って一樹を智也に交代させる。
終盤、守備で頑張っていた大祐も前線に上がりゴールを狙う。
残り5分くらい、ほとんど相手陣内で攻め続ける。
しかし、ゴールを奪えず0:1で惜敗。

試合後、目の上を蹴られて踏ん張っていたキャプテン乃輔が悔し涙を見せながら引き上げる。
 勝敗にこだわり過ぎることは必要ないが、勝負を意識することは大切。
 もう少しだっただけに大祐の悔しさは理解できる。
 他の子供たちも「負けたくない」と言う気持ちを持ってプレーすることを身につけた欲しい。

<休憩>

(4)3位決定戦vs金目=○7:0(7人制15分ハーフ)
【前半】
FP:勇人、大祐、楽斗、祐太、基(智也)、乃輔(遼)
GK:一樹
サブ:陸、遼、智也
得点者:大祐

試合前に基と乃輔にディフェンスから入るように指示。2人とも活動量があるのでボールにすぐ寄ってしまう点を修正したい。
試合は立ち上がりから押し気味。
そのために指示した基と乃輔ともディフェンスを忘れてボールを追い掛け回す。

5分頃、乃輔が相手陣の右コーナー付近に攻め上がる。相手に競り勝ってゴールライン際からシュート性のキック。
相手GKまたはDFに当たってコースが変わり、ゴール正面に転がる。
大祐がフリーで蹴り込んで先制。
キックオフ前にアシストした乃輔と基を2人とも交代。
2人ともベンチに座って「出たい、出たい」と主張。
筆者から何故交代したか説明。
「2人ともディフェンスを全然考えていない。ボールに追い掛け回して寄り過ぎる。」
なかなか2人とも理解できないようで、不満をぶつけてくる。
特に、前の2試合で無得点の基は得点したがっている。
試合の様子を見せながら説明。
「フィールドにいる皆がボールを追い掛け回し集まり過ぎているのが分かるだろ。
 基も乃輔も同じ動きをしているんだよ。集まり過ぎないようになるにはどうする?」

前半はなかなか攻め切れず、追加点を奪えない。
何回かのピンチをGK一樹の飛び出しなどで防ぎ無失点。
前半は1:0。

【後半】
FP:基、大樹、一樹、智也、乃輔、陸、祐太
GK:一樹
サブ:遼、勇人、祐太
得点者:基×3、乃輔、楽斗×2

前半に得点した大祐と大祐の2人をDFから入るように指示。
特に、「2人同時に上がらないように、ボールに寄らないように」
2人とも理解できているようで後半の立ち上がりから全体を前向きに見える位置にいて、相手の反撃を早めにつぶしてくれた。

1分、中盤でボールをカットしてから基が一度左サイドにドリブル。相手陣内に入ってから方向をゴールに向かう。
相手選手をドリブルで切り崩し、ゴールやや右側からシュート。ゴール右サイドネットに決まる。
ようやく切れのあるドリブルが復活し、今日の初得点を挙げた。

3分、相手陣内からのボールを相手ゴールを向いてカットした乃輔が右サイドをドリブル突破。
ゴール右45度くらいからファーサイドに低く鋭いシュート。きれいに左サイドネットに決まった。

さらに4分、自陣中盤左サイドでボールを奪った乃輔から中央にスルーパス。
基がうまく走り込んでボールをコントロールし、ゴールに向かってドリブル突破。
ほぼゴール正面から相手DFを振り切って強引に思い切りのよいシュート。GKの脇を抜けて決まり追加点。

大祐と乃輔がボールから離れて少し引き気味に「前」(相手ゴール)を見える位置でプレーしてくれたので密集になることが減った。
そのおかげで基や楽斗の切れのあるドリブルが復活。智也も少し長い距離をドリブルできるようになった。
ドリブルのうまい楽斗が相手ゴールキックを中盤でカット。やや左からゴール正面右寄りにドリブル。
相手DFを振り切って低くコントロールしてシュート。ゴール右角にGKの手をかすめてゴールに転がり込む。

さらに攻撃が続く。相手チームも気落ちしてきたようだ。

再び相手ゴールキックからの中盤のこぼれ球を基がコントロール。ゴールに向かってやや右寄りにドリブル。
基はゴール右45度からトウキック気味にシュート。きれいに鋭くゴール左サイドネットに決めてハットトリック。

とどめは楽斗の2点目。中盤でボールを得た楽斗がゴールやや右に向かってトリッキーなドリブル突破。
相手DFがボールを奪えず、楽斗がゴール右45度付近から落ち着いてシュート。ゴール左下角に決まる。

結局、7:0で大勝。
乃輔と基を前半早い時間帯で交代させた効果があったようだ。

dt>乃輔と基、そして大祐の3人は体での当たり負けがないので強引なプレーが多く、相手選手2〜3人いるとつぶされやすい。
 前を向いてスペースのあるところでのスピードを活かした突破力が混戦では機能しない。
 3人のうち誰かが少し引き気味に前(相手ゴール)を向いてプレーしてくれると「団子状態」になりにくい。
 それに伴って智也や楽斗の細かいドリブル、陸の縦へのドリブル突破が生きてくる。
 まだ低学年なので個人技術・個人戦術を中心としてよいが、視野確保やスペース活用を少しずつ覚えさせたい。


(5)クールダウン
 ストレッチを中心に整理体操。

<休憩>

(6)表彰式
 1・2年生の部ともに3位でした。
 今回から朝日新聞販売所から提供されたチーム別の優秀選手賞に、1年生は俊輔、2年生は大祐を選びました。
 大祐は第1試合・第3試合で1得点ずつで、得点では乃輔の3得点、基の第3試合でのハットトリックに劣りましたが、
 惜敗した第2試合で顔を蹴られても最後までキャプテンとしてチームを牽引してくれました。
 試合後の悔し涙(痛かったのかも・・・)でも気持ちが誰よりも入っていました。

試合前に個人別テーマを示した勇人と大樹とも頑張りました。
 大樹はキックのまだ足首が伸びていませんが、2年生の試合でもしっかり守備を考え位置取りました。
 また、特に勇人は第1試合から良く走り、先制点を決める活躍でした。第3試合も良く走り汗を流していました。
 ワールドカップでもヒデが言っていたように「走る」ことが大切です。


4月からの練習の成果・確認できたことを個人別にまとめてみました。
勇人:よく走った。たくさん汗をかいて一生懸命に走った。その成果が先制点となった。
楽斗:スペースがある時のトリッキーなドリブルが冴えていた。
:サイドのライン際での縦へのドリブルが鋭かった。
智也:中盤からのドリブルからクロスまたはシュートの一連の流れが形になってきた。
祐太:先週に比べてパントキックが随分飛ぶようになった。あたり負けせずに転ばない。
大祐:相変わらず負けん気が良い意味で強く、責任感がある。
:鋭くなったインフロントキックでたびたびピンチを救ってくれる。
:スペースがある時の強引なドリブル突破からシュートはピカいち。負けず嫌いで活動量が非常に多い。
乃輔:ドリブル、キック、活動量、ゴールへの嗅覚、など総合力がある。前を向いたプレー、ライン際のプレーが鋭い。
一樹:GKでの安定感がある。直線的に攻める意識が強い。技術の向上心がある。
大樹:守備での位置取りをよく考えていた。
貴哉:小柄だが責任感と負けん気が強い。
:とにかくよく走った。足も速い。対人動作も早く位置取りが良い。
司誠:今日の試合には欠席しましたが、守備のセンス、バランスを取る動きができる。

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