3・2年 U−9試合(2006.10.29)

曇 → 晴 練習時間:7時集合、8:30〜、9:50〜、11:10〜(曇のち晴)
練習場所:大神J2
参加人数:2年生9名+コーチ4名

平塚市のU−9の7人制大会。
3年生が風邪で不参加のため2年生だけで戦いました。

2.2年生の部
筆者は2年生に対応したので2年生の試合結果と内容を報告します。
試合前に、今日の守備のときのテーマを話しました。
相手とゴールの間に位置取る。
あきらめないで追いかける。

(1)ウォームアップ
@ステップワーク
Aトウタッピング、サイドステップタッピング
Bシザースステップ、ステップオーバー
Cバウンド&ヘッド&キャッチ
Dタッチ&キャッチ(両足インステップ、両足インサイド、両足アウトサイド)
Eドリブル
Fパス&トラップ


(2)第1試合vsアルファ=●1:3(7人制15分ハーフ)
FW:一樹
MF:陸(智也)、基、遼(楽斗)
DF:大祐、乃輔
GK:祐太
サブ:智也、楽斗
得点者:基

試合前、GKを決める時に今までの試合でGKを担当していなかった楽斗に頼もうとしましたが、
涙を流して固辞するのでGKをやってくれる子供を募り、祐太がやってくれることになりました。
GKというポジションは「覚悟」と「勇気」が必要なので無理にやらせてもできるものではありません。
キックの良い祐太が引き受けてくれて助かりました。

2年生と3年生では体格差があり、「頑張る気持ち」「負けない気持ち」を持って動くこと、良い位置取りをすることが大切。
3年生を相手にするので押され放しだが、よく動いて相手に追いすがりフリーにさせない。
特に中盤で基を中心に必死にボールを追い、乃輔・大祐がゴール前で体を張り、GK祐太が守る。

10分過ぎ、自陣からのクリアボールを中央やや右で拾われ、パスをゴール前やや左に通される。
左DFにいた陸の裏をとられ、ドリブルからシュートを打たれ失点。
追いつけなくても陸に追いかけて欲しかった。
(後半に交代してベンチに戻った陸と話しました。
 ボールを見ているだけでなく、動いて相手とゴールの間に入ろう。
 陸は理解したようで、次の2試合ではボールウォッチャーにならず動いて良い位置取りができていました。)
前半は0:1で善戦。

後半、陸と遼から智也と楽斗に交代。
陸と遼は守備の意識がしっかりしているが、智也と楽斗は攻撃が好きで守備が少し後回し気味になる。

立て続けに2失点し、0:3に。
GK祐太がライン上でセーブしたと思われたのをゴールインと判定されたり、
押し込まれたボールがライン上と思われたのをゴールインと判定され不運(相手にとっては幸運)だった。
今の2年生には失点を重ねても「あきらめない気持ち」を大切にして欲しくベンチから声を出して応援。
応援に応えるわけではないが、子供たちは試合を捨てずに走り、ボールを追いかけている。

9分、乃輔のゴールキックが中盤やや左のスペースに鋭く飛ぶ。
基がよく動いてボールをコントロールし、相手DFラインの裏をとりドリブル突破。
相手DFを振り切って鋭いシュートを決めた。

後半は1:2で、合計1:3。
体格差で上回る相手に善戦だった。


<休憩>

(3)第2試合vs勝原=●1:5(7人制15分ハーフ)
FW:祐太(一樹)
MF:智也(祐太)、遼(楽斗)
DF:基、乃輔、大祐
GK:陸
サブ:一樹、楽斗
得点者:智也

対戦相手は直前の試合で17点も得点した勝原SC。
10点くらいの失点を覚悟しなければならないが、試合前に再度テーマを確認。
相手とゴールの間に位置取る。
あきらめないで追いかける。
そして、「足先でボールを取りに行かず、しっかり体を入れる」ことを強調しました。

試合開始と同時に押され放し。ゴール前のピンチが続く。
基、乃輔、大祐を中心に体を張ってゴールに近づけない。
中盤でも祐太、遼、智也も相手をフリーにしない。

5分ほど辛抱強く守りきって少しずつ反撃。
祐太が相手陣でボールを奪って2回ほどシュートを打った。
相手のチェックもきつくゴールを奪うことはできない。

7分、相手陣内の右サイドに攻め上がる。
DFの大祐が右サイドでボールを奪い突破。
ゴール寄りにいた智也にパス。
相手GKがゴールから飛び出しており、智也が角度の少ないところからシュートを放つ。
ボールはGKのいないゴールに向かって転がり込んで先制点を奪う。
正直に言って大量失点を覚悟していたが、信じられない展開になった。

前半のピンチを何度もしのぎ、1:0で折り返す。
試合前のテーマをしっかりと守ってくれた。

後半は3分と5分の失点、14分の角度のないところから鋭いシュートなど地力に勝る相手チームに5失点。
しかし、コーナーキックで直接ボールがゴールに入ったり、コーナーキックのボールがライン上で押し込まれたり、
守備陣を崩されてから失点ではないところはこれからの課題だ。

結局、得失点上は1:5の大敗。
とは言え、3年生のチーム、前に試合で2桁得点しているチームに、前半1:0とよく善戦した。
それ以上に、試合前のテーマをしっかりと実践できた点で大きな成長をできた試合だった。


<休憩>

(4)第3試合vs港=○8:1(7人制15分ハーフ)
FW:大祐[一樹]
MF:基(一樹[楽斗])、祐太
DF:陸、乃輔、楽斗(遼)
GK:智也
サブ:一樹、遼
得点者:基×3、大祐×2、乃輔、一樹×2

第3試合が始まるインターバルに基と話をしました。
基の突破力を活かすためにはゴールに真っ直ぐ行くだけでは相手とぶつかる。
相手の裏、相手の横にボールを出せば突破できるとアドバイスしました。

相手チームは、ボールに集まる傾向が強い。
試合前に子供たちと観戦している時に、攻撃の方法では「人のいないところを使おう」と子供たちと話し合いました。

立ち上がりから中盤で積極的に相手ボールを奪う。
攻撃ではスペースや相手の裏への突破を繰り返す。

3分、基が中盤でボールを奪い、一旦左サイドに斜めにドリブルして相手選手を振り切り、ゴールに向かって切り返す。
鋭くシュートを決めて先制。

5分、トップの大祐が中盤からの縦パスで飛びぬけて中央をドリブル突破し、ボールをゴールに流し込んで追加点。

11分、右サイドでボールを奪った乃輔がゴールライン際を切り込む。
ゴールライン際からマイナス気味のクロスをゴール前に。
相手に当たるが基がうまく走り込んで密集の間にシュートを決める。

13分、相手陣内右サイドで相手選手が持っているボールに基が詰めてボールを奪う。
ゴールに向かってドリブルし、角度のないところから積極的にシュートし、3得点のハットトリックで4:0。

14分、大祐のキックしたゴールキックを乃輔がうまくコントロールして相手DFラインを突破。
乃輔は中央をドリブル突破してシュートをうまくゴールに流し込む。

前半は5:0で折り返す。

1分、自陣右サイドでボールを奪った乃輔が右サイドライン際をドリブル突破。
相手選手を振り切ってゴール前に鋭いクロスを通す。
ゴール前に詰めていた大祐がダイレクト・ボレーできれいに決めた。
乃輔のナイスアシストと大祐のナイスシュートと、ダブル・ダイスケが決めた。

その後、何度か大祐がシュートを打つがなかなか得点できない。動きも少し少なくなった。
大祐を交代し、一樹をトップにして、遼を中盤に置く。

8分、一樹が中盤からゴールに中央突破して追加点。

12分頃、右サイドから鋭いロングシュートを決められ無失点にはできなかった。

14分、一樹が再び追加点を上げた。

後半は3:1で、3年生チーム相手に8:1の大勝。
第2試合での頑張り、経験が活きていました。


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